離乳食のきなこの効能&レシピに関する記事

離乳食のきなこはいつから?効能は?段階別おすすめレシピ

離乳食のきなこはいつから?効能は?段階別おすすめレシピ

離乳食をきなこで簡単に栄養価UPさせましょう!こちらでは離乳食できなこはいつからか、栄養素や赤ちゃんへの効能、選び方、量、段階別きなこレシピについてご紹介していきます。あまり考えずに与えると、思わぬトラブルを引き起こすこともあるので要注意!

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離乳食にきなこをプラスする効能とは?段階別のおすすめレシピ

離乳食作りをしていると、「栄養はバランスよく摂取できていの?」と心配になってくるというママに、おすすめの離乳食の食材が「きなこ」。

下ごしらえ不要なのに離乳食にプラスするだけで栄養価を高めることができるため、きなこは先輩ママ達もおすすめする離乳食のお助け食材なんです。

きなこは食事にもデザートにもおやつにも活用することができますので、「大豆アレルギーが心配で」と何となくきなこを敬遠してきたママは、大豆アレルギーや選び方などについて正しく知り、きなこの離乳食に挑戦してみましょう。

離乳食にきなこはいつから?食物アレルギーが心配なら中期から

離乳食を食べている赤ちゃん

離乳食できなこを与えることができるのは、離乳食初期の後半からになります。加工食品より大豆アレルギーが出やすいため、豆腐や白身魚を食べさせ終えた初期の後半(離乳食開始2ヶ月目)から与えるとよいでしょう。

きなこは大豆アレルギーが心配な食品ですが、厚生労働相の離乳食ガイドラインによると、同じ大豆製品でも大豆アレルギーが出にくい豆腐を初期に食べさせるママは32%、中期になると84.6%となっています。ですから、きな粉の大豆アレルギーが心配なママは、中期からスタートするとよいでしょう。

離乳食のきなこによる大豆アレルギーは、豆腐OKでも起こるので注意

きなこの原料である大豆には、たんぱく質が豊富に含まれますが、このたんぱく質が原因となりアレルギーを引き起こすことがあります。

きなこによる大豆アレルギーの症状としては、湿疹、皮膚のかゆみ、嘔吐、吐き気、下痢などの反応が起こり、「一種類の大豆製品にアレルギーがでていないから、全ての大豆製品にアレルギーが出ない」とはいえないため、豆腐は食べられてもきなこはNGということもあります。

同じ大豆製品でも、手をかけて加工している納豆や味噌などの大豆製品ほど、製造工程でアレルゲンが除去されて少なくなるため食物アレルギーを起こしにくくなるんです。

逆に加工の工程が少ない豆乳やきなこは、アレルゲンが多く残っているためアレルギーを起こしやすいのです。

また、大豆に含まれる多種類のアレルゲンの全てにアレルギーがあるわけではなく、どのアレルゲンにアレルギーがあるかによって、赤ちゃんが食べられる大豆製品に違いがでます。同じきなこでも、調理の過程でアレルゲンが除去されることもあります。

なんとなくあやふやで、「大丈夫なの?離乳食ではきなこを避けた方がいいの?」と不安になるきなこですが…。

食べてから1時間以内に食物アレルギーを発症して病院受診した患者の割合は、全体のおよそ1.5%。昔は3大アレルゲンとして「鶏卵・乳製品・大豆」が警戒されていましたが、今は大豆よりも小麦や落花生、いくら、エビ、ソバの方が注意したい食品なのです。

大豆ときな粉

もちろん、大豆アレルギーの割合が低くなった背景には、食の変化により小麦製品や肉が多く食べられるようになり、調理に時間がかかる大豆の摂取量が減ったこともあるでしょう。けれど、パパやママに大豆アレルギーがあるなど、特別に心配な要因がなければ、きなこを警戒して避ける必要はありません。

現在のアレルギー対応では、一時期のように医療機関でも完全除去を勧めるケースは限られていて、むしろ親が自己判断で完全除去することによる栄養不足などのデメリットが心配されています。

きなこによる大豆アレルギーを心配する要因がある場合は、早めに医療機関を受診して相談してみましょう。

離乳食にプラスワン!きなこから摂れる4つの主な栄養素と効能

きなこは、少量でも赤ちゃんへの健康効果が高い、赤ちゃんにとって嬉しい食材のひとつです。きな粉に含まれる栄養素と赤ちゃんへの効能をさっそく見ていきましょう。

食物繊維量がUP!離乳食へのきなこプラスで赤ちゃんの便秘が解消

笑顔で離乳食を食べる赤ちゃん

きなこには、野菜嫌いの赤ちゃんが不足しがちな食物繊維が豊富に含まれています。

野菜嫌いの赤ちゃんや便秘がちの赤ちゃんのママは、食物繊維を頑張って摂らせようとしますが、種類や与え方によっては頑張って食べさせても便秘が解消しなかったり、下痢になったりすることがあります。

食物繊維には2種類あり、それぞれ働きが異なるため腸を健康に保つベストバランスは「水溶性1:不溶性2」と言われています

野菜の代わりに果物をたっぷり食べさせると、くだものの種類によっては水溶性食物繊維が豊富なため食物繊維のバランスが悪くなり、便秘と下痢を繰り返してしまうことがあります。

きなこに豊富に含まれる食物繊維は不要性で、水を吸って便の量を増やすことで腸を刺激して蠕動運動を活発にし、便を外に排出しやすくする働きがあります。

不溶性食物繊維は野菜に多い食物繊維ですので、野菜嫌いの赤ちゃんの離乳食には果物だけでなく、きなこと水分をプラスしてあげましょう。

きなこで離乳食の鉄分がUP!赤ちゃんの鉄欠乏性貧血予防に役立つ

茹でたホウレン草

きなこには、鉄分が豊富に含まれています。茹でたホウレン草100gには9mgの鉄分が含まれていますが、きなこにも100gに6~8mgの鉄分が含まれていますので、離乳食の鉄分不足が心配なママにとっては心強い食品です。

母乳育児の赤ちゃんや、生後9ヶ月以降で一日の栄養の多くを離乳食からとるようになった乳幼児は、鉄分不足による鉄欠乏性貧血になり易いことが分かっています。

鉄分が不足し始めると、何となく赤ちゃんの元気がなくなったり、顔色が悪くなったりといった体調不良が見られるようになりますので、心配なママは離乳食にきなこを活用してみましょう。

きな粉には体内で作り出せない血や肉となる良質なたんぱく質が豊富

離乳食の中期や後期では、まだ食べることができるたんぱく質が限られているため、「今日の離乳食にはどのたんぱく質を使おうかな?」と悩んでいるママも多いでしょう。きなこは、大豆製品の中でもたんぱく質含有量が多い食材の一つ。きなこの100g当たりのたんぱく質含有量は、絹ごし豆腐のなんと約7倍

たんぱく質は、成長著しい赤ちゃんの筋肉や血を作ってくれる重要な栄養素ですので、常備しやすいきなこも上手にとり入れて、赤ちゃんがたんぱく質不足にならないような離乳食を作ってあげましょう。

きなこでも離乳食のビタミンは摂れる!抵抗力や健康増進がUP

離乳食を食べる男の子

きなこは乾燥した大豆製品でビタミン類が含まれていなさそうですが、実はビタミンE・ビタミンD・ビタミンB6・ビタミンB1・葉酸など色々な種類のビタミンが豊富に含まれています。

ビタミンEには、赤ちゃんの体の細胞が酸化して病気にかかり易くなるのを防ぐ働きなどがあります。また、ビタミンDには免疫力をアップして病気にかかりにくくする働きや、カルシウムやリンの吸着をサポートして骨を丈夫にする働きもあります。

他にも、ビタミンB1は糖質からエネルギーを作り出し、B6はたんぱく質の分解や合成を助けるなど、どのビタミンも体に不可欠。ですから、きなこを使った離乳食で効率的に摂取させてあげましょう。

離乳食のきなこの選びでは、添加物やコンタミネーションに要注意

離乳食用のきなこを購入する際は、袋の原材料の欄をきちんとチェックしましょう。スーパーなどで販売されているお手頃価格のきなこには、界面活性剤のひとつである湿潤剤などの添加物が含まれている商品もあります。

また、表示義務のある7大アレルゲン(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・カニ)が製造工程で意図せずに含まれてしまう、コンタミネーションの可能性がある商品も販売されています。

そのため離乳食用のきなこは選び方に注意し、赤ちゃんがアレルギー起こしにくくなる配慮をすることが大切です。

離乳食期のきなこ選びはパッケージをしっかりチェック!

商品包装の注意喚起表示をしっかり確認し、できるだけ添加物の少ないものを選んで食物アレルギーのリスクを減らしましょう

自然食品のお店やスーパーの自然食品コーナーには、国産で添加物を含まない赤ちゃん向けのきなこが販売されています。

ダニを混入させないで!離乳食に使用するきなこの上手な保存方法

密封されたガラス瓶

きなこは開封前でしたら長期保存ができる食材ですが、一度開封したものは出来るだけ早く使いきりましょう。一度袋を開けたきなこを常温で保存しておくとダニが混入してしまうことがあり、死骸であっても食べることで赤ちゃんがダニアレルギーを発症する恐れがあります。

ダニ発生防止のためにも、開封したきなこは密封容器に入れてしっかりと密閉し、冷蔵庫で保存しましょう。また、密閉しないとダニの混入だけでなく風味も損なわれますので、賞味期限内に使い切ってください。

今は少量ずつ小分けになった便利なきなこも販売されていますので、そちらのきなこを利用すれば離乳食作りでダニを気にせず使えて使い勝手が良いです。

離乳食の月齢別のきなこの量&過剰摂取で心配される病気

きなこは5gでおよそ21.8kcalの高カロリー食品ですので「良質のたんぱく質が摂れるから」「体にいいから」と何にでもドバドバきなこをプラスするのは誤った与え方です。

ただし、3回食になる後期に1食で食べさせる離乳食のカロリーは210~230kcal程度。全粥1食分90gでおよそ32kcalですので、その他の野菜や果物、肉や魚でカロリーを摂り過ぎずに適量を与えていれば、過剰によるカロリーオーバーを心配する必要もありません。

離乳食期の赤ちゃんが一日に必要なカロリー

  • 6~8ヶ月男の子650kcal、女の子600kcal
  • 9~11ヶ月男の子700kcal、女の子650kcal
  • 1~2歳950kcal、女の子900kcal
ミルクを飲む赤ちゃん

母乳やミルクでほとんどの栄養をとる初期~中期は、離乳食から多くのカロリーをとることで肥満を引き起こす恐れがありますので、摂り過ぎには特に注意しましょう。

また、きなこにはカリウムが豊富に含まれていて10gで200mgと大量ですので、例えば体にいいからとおやつにも離乳食にも毎食10gのきなこを入れると過剰摂取になります。

離乳食期の赤ちゃんの一日のカリウム目安量

  • 6~11ヶ月    700mg
  • 1~2歳の男の子 900mg
  • 1~2歳の女の子 800mg

カリウムを過剰摂取すると赤ちゃんの高カリウム血症を引き起こす恐れもありますので、離乳食やおやつのきなこの量や頻度には十分に注意してください。

離乳食やおやつできなこを立て続けに食べさせないようにしましょう!また、離乳期での量は1食10~15gまでにしておくとよいでしょう

【離乳食のきなこ】段階別おすすめレシピ

毎日離乳食を作っていると、「栄養が不足しているかな?」「あと1品追加したいな」などと思うことがありますありますが、そんなときはきなこを使うのがおすすめ。きなこをそのまま加えるだけでOKなので、調理時間が長くなることなく、栄養価がアップした離乳食を作ることができます。

【離乳食中期】きなこ調理への工夫やおすすめレシピ

まだすり潰しやみじん切りのものを食べている離乳食中期ではあまり手をかけず、きなこをお粥やパン粥、ヨーグルトやスープなどに少量混ぜて食べさせてみると良いでしょう。

ただし苦手な子もいますので、慣れるまでは必ず食べ慣れた食材と一緒に食べさせるようにします。

りんごとバナナ

こちらでは、甘みがあって美味しいきなことかぼちゃのパン粥のレシピをご紹介します。パンや牛乳に食べ慣れたら、きなこをプラスして作ってみましょう。

かぼちゃにはきなこだけでは不足するビタミンCやβ-カロテンが豊富に含まれていますので、相性抜群です。

きなこは、リンゴ、バナナ、サツマイモ、かぼちゃなどの甘みのある食材との相性がとても良いので、組み合わせて使ってみましょう。

不足する栄養が補える!きなことかぼちゃのパン粥のレシピ

きなことかぼちゃのパン粥

材料: きなこ、かぼちゃ、食パン、牛乳

  1. かぼちゃはレンジでチンして柔らかくし、皮をむいてみじん切りにする(潰してもOK)
  2. 食パンは、耳の部分を取り除き、みじん切りにする
  3. お鍋に牛乳を入れて火をかけて、牛乳が温まったらかぼちゃと食パンを入れる
  4. 食パンがしんなりしてきたら、最後にきなこを振りかける

【離乳食後期】きなこ調理への工夫やおすすめレシピ

離乳食後期になると赤ちゃんの食材をすり潰す力も強くなります。1日3回食になり、同じようなメニューばかりだと赤ちゃんも飽きてきますので、新しい離乳食に挑戦してみたいというママは、是非きなこを活用して味のバリエーションを広げてみてください。

まずは、甘さタップリのバナナと組み合わせたバナナのきなこヨーグルトがけをご紹介します。きなこにも、バナナにも水分を吸収する不溶性食物繊維がタップリ含まれていますので、野菜嫌いの赤ちゃんには特におすすめ。水分も一緒にとらせてあげると、便秘解消に役立ちます。

赤ちゃんが喜ぶ!バナナのきなこヨーグルトがけの離乳食レシピ

バナナのきなこヨーグルトがけ

材料: きなこ、バナナ、ヨーグルト

  1. きなこをヨーグルトに加えてよく混ぜる
  2. バナナの皮を剥き、食べやすい大きさに切る
  3. 器にバナナを並べ、その上からヨーグルトをかける

つぎにご紹介するのは、離乳食用に冷凍してストックするママも多いサツマイモを使って手軽に作れる、きなことサツマイモの茶巾のレシピです。

サツマイモは準完全栄養食とも言われる、栄養価に富んだ優秀食材。しかも甘くて美味しいので、きなこをプラスすることで栄養プラス香ばしさも楽しめる離乳食になります。

自然の甘味が美味しい!きなことサツマイモの茶巾の離乳食レシピ

きなことサツマイモの茶巾

材料: きなこ、サツマイモ

  1. サツマイモをレンジでチンして柔らかくし、皮をむいて潰す(冷凍ストックを利用してもOK)
  2. サツマイモにきなこを混ぜ、ラップでくるんで茶巾にする

【離乳食完了期】きなこ調理への工夫やおすすめレシピ

離乳食後期~完了期になると、赤ちゃんが自分の手を使って離乳食を食べようとする姿が見られるようになります。そうなったら離乳食の献立の中に、赤ちゃんが手づかみ食べ出来るメニューをドンドン増やしていきましょう。

まずは、手づかみ食べができるきなこディップトーストをご紹介します。

きなこディップの作り方を覚えておけば、トーストに塗るだけでなく野菜スティックなどを用意して自分でディップさせることで、赤ちゃんが次第に楽しんでディップできるようになり、積極的に離乳食を食べてくれるようになります。

手づかみ食べができる!きなこディップトーストの離乳食レシピ

きなこディップトースト

材料: きなこ10g、食パン、水、砂糖2g

  1. 食パンは耳を切り落とし、押し型を使って好みの形にカット(スティック状でもOK)
  2. きなこと砂糖を混ぜ、水を少しずつ加えて硬さを調節しきなこディップを作る
  3. 軽くトーストした食パンに2を塗る

ラストはきなこ蒸しパンの離乳食レシピです。先程のきなこディップトーストと同様に、おやつにも活用できる便利なレシピですので、多めに作って冷凍しておくと便利です。

フワフワで食べやすい!きなこ蒸しパンの離乳食レシピ

きなこ蒸しパン

材料:きなこ10g、小麦粉70g、ベーキングパウダー3g、砂糖大さじ1/2、牛乳100cc

  1. ボウルにきなこ、小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖を加えてよく混ぜる
  2. 1に牛乳を加えて更に混ぜ合わせる
  3. 型に2を流し入れる
  4. フライパンに型を並べ、1/3の高さまでお湯を注ぎ、蓋をして中火で約10分蒸す(竹串をさしてくっつかない程度まで)

※蒸し器がある方は、蒸し器で。また電子レンジ用の蒸し器で加熱してもOKです。

蒸しパンは完了期の離乳食や幼児のおやつにおすすめの料理ですが、蒸しパン作りに欠かせないベーキングパウダーは焼きミョウバン入りのものだとアルミニウムが含まれていて赤ちゃんに害がありますので、「アルミフリー」「ミョウバン不使用」などと書かれたものを使いましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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