離乳食の青のり段階別レシピに関する記事

離乳食は青のりで栄養補助!あおさ粉との違いや段階レシピ

離乳食は青のりで栄養補助!あおさ粉との違いや段階レシピ

離乳食の青のりは風味付けに使え、保存がきいて手軽な食材。高価ですがよく似ているあおさ粉とは違います。青のりで補える栄養素、青のりの冷凍保存方法や離乳食段階別の赤ちゃんが喜ぶ美味しいレシピなどを紹介。

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離乳食に青のりをINすれば不足しがちな栄養を手軽に補える!

青のりの写真

離乳食に取り入れて欲しい青のりは、香りや風味がよいだけでなく栄養面でも優れた食材。

赤ちゃんの成長と共に意識して摂らせたい鉄分などのミネラルやビタミン、食物繊維などの栄養補給を、青のりを少量プラスするだけで手軽に補助できます。

ここでは、青のりはいつから離乳食に使えるのか、離乳食で青のりを与える際の注意点、離乳食1回の目安量、青のりで赤ちゃんが摂れる栄養素、あおさとの違い、離乳食段階別の青のりレシピについて紹介します。

青のりはいつから離乳食に使えるの?おすすめは初期後半か中期

赤ちゃん

海苔などの海藻類が健康にいいことはよく知られていますが、物によっては離乳食で与えると赤ちゃんの喉に張り付いて窒息する恐れがあります。

例えば離乳食完了期のおにぎりによく使われる板海苔は、早い段階から与えると危険なためひと手間が必要ですが、青のりはあれば細かく刻んであるため離乳食に手軽に使えて安心です♪

離乳食で青のりは初期から与えられ、前東大医学部小児科教授の柳正義さんが監修した『のびのび赤ちゃん百科』(主婦の友社)にも、細かく粉砕してお粥に混ぜるくらいならば初期からでもOKと記されています。

ただ初期の1ヶ月目は食べやすく調理もしやすく栄養もとりやすい食材を優先して食べられるか確かめたいので、初期2ヶ月目にあたる後半か、生後7~8ヶ月の離乳食中期からがおすすめです。

子育て4コマ漫画:離乳食に青のり!色んな意味でオススメです

離乳食の青のりについての永岡さくら(saku)さんの子育て4コマ漫画

離乳食の青のりは手づかみ食べをする時期に不足しがちな鉄分が補えますが、気になるのは食べこぼしによる汚れでしょう。

離乳食用のお好み焼きに大人用のように振りかけると永岡さくら(saku)さんの子育て4コマ漫画のようになり、これはこれで可愛いのですが、後が大変で嫌な場合は焼く前の生地に混ぜるのがおすすめです。

お好み焼き以外にも、離乳食のおやきや大根餅レシピなどに青のりを幅広く手軽にプラスできるので、鉄分が気になっている場合は青のりを積極的に加えましょう。

離乳食で青のりを与える際の3つの注意点

青のりは風味がよいため味付けをしない離乳食を美味しくし、体によく、手軽に味のバリエーションを広げられるお助けアイテムではありますが、与え方には3つの注意が必要です。

11回に使う量は少量とする

離乳食で与える青のりは量が多過ぎると風味が強すぎて、赤ちゃんが食べなくなることがあります。

何より離乳食での青のりの与えすぎはヨウ素などの過剰摂取に繋がり、体調を崩すことがあるため適量を心がけましょう!

2離乳食のおかゆやおかずなどによく混ぜて使う

また離乳食を食べている最中に青のりが赤ちゃんの喉に張り付くと、むせてしまう可能性があります。離乳食ではお粥や軟飯、おかずなどによく混ぜて使うようにしましょう。

3加熱殺菌されていない青のりは加熱して使う

加熱殺菌処理を施していない青のりも販売されていますので、非加熱の物や不確かな物は加熱してから使いましょう。

青のりは赤ちゃんに不足しがちな4つの栄養素をとるのに便利!

青のりの栄養

青のりは海藻類なので、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。ビタミンやミネラルは健全な成長や健康維持に欠かせない栄養素なので、手軽に摂れる青のりを離乳食に上手く活用しましょう。

1鉄|小さじ1杯で一日に必要な量の約1/7がとれる

生後6ヶ月から特に母乳育児の赤ちゃんは鉄分不足が増え始め、生後10ヶ月前後の後期にはかなりの赤ちゃんが不足する栄養素なので、離乳食に青のりを活用して補ってあげましょう。

青のりには100gに77mg、1gに0.77mgの鉄が含まれています。(注1)

生後6~11ヶ月の赤ちゃんに一日に必要な鉄の推奨量は男の子5.0mg、女の子4.5mg、1~2歳の幼児は男女ともに4.5mgです。

青のり大さじ1杯で2.5g、小さじ1杯で0.8gなので、小さじ1杯をプラスするだけで鉄およそ0.62mg、一日に必要な量の約1/7が摂取できます。(注2)

ちなみに和光堂の生後9ヶ月からの鉄入りおやつは、小袋1袋に0.1mgの鉄が含まれています。

また鉄を効率よくとれる食材といえばレバーですが、離乳食でよく使われる鶏レバーの鉄分は10gで0.9mg。(注3)

ただし植物性の鉄「非ヘム鉄」は動物性の鉄「ヘム鉄」より吸収率がかなり悪いので、青のりは吸収率を高めるビタミンCやたんぱく質と一緒に与えるようにし、離乳食の鉄はマグロの赤身のような魚のレシピやレバーなどの肉からもバランスよくとることが大切です。

2ヨウ素|海藻や魚介類に多い

ヨウ素は海藻類や魚介類に多く含まれる無機質の一種です。体の新陳代謝を盛んにするなどの働きがある甲状腺ホルモンの構成に関係していて、欠乏すると赤ちゃんの甲状腺肥大や成長不良、疲れやすいといった異変が現れます。ただし海産物を多く食べる日本では、基本的にヨウ素不足の心配ないとも言われています。

ヨウ素は取り過ぎにも要注意!

多少は尿から排出されますが、過剰摂取が長期間続くと逆に甲状腺腫や体重減少、筋力低下などに繋がるため、離乳食では青のりを一度にたくさん与えすぎないように注意することも必要です(注4)

離乳期の一日のヨウ素の耐容上限量は250μg。6~11ヶ月の目安量は130μg、1~2歳の推奨量は50μgです。青のり100gに2700μgのヨウ素が含まれていますので、単純に青のりのみで換算すると一日9g以上青のりを食べ続ければ過剰摂取となりますが、実際は青のり以外の食材からもヨウ素を摂取していることをお忘れなく!(注1,注2)

3ビタミンB12|肉や魚が嫌いな赤ちゃんに食べさせて

青のりにはビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12は肉や魚介に多く含まれる栄養素で、離乳食ではそれほど沢山必要でありませんが、肉や魚が嫌いな乳幼児には不足しないように青のりで補ってあげましょう。

ちなみに見た目が青のりと似ている「あおさ」には、ビタミンB12がそれほど含まれていません

4水溶性食物繊維|バランスを整えるのに役立つ

青のりに含まれる水溶性食物繊維は不溶性に比べて豊富に含まれる食材の種類が少なく、離乳食で身近な食材には海藻類以外にいちごなどの果物があります

食物繊維は「水溶性1:不溶性2」の黄金バランスでとるのがベストなので、水溶性食物繊維が豊富な果物が手に入りにくい時は青のりをプラスするとよいでしょう。

ただし赤ちゃんに与える際はしっかりと「水分」をとらせ、適量を心掛けてください。

離乳食1回で与える青のりの目安量は?ひとつまみ~小さじ1/2

青のりはミネラルや食物繊維の栄養補給源として最適ですが、摂り過ぎると逆に赤ちゃんがお腹を壊すことがあります。

1回の離乳食に使う分量の目安は、一回にひとつまみ~多くても小さじ1/2程度。青のりは食材というよりも風味付けの感覚で使用するようにしましょう。

また少し多めに与えて便がゆるくなったら、次回からは分量や回数を減らして様子を見てください。

お腹の調子が悪い時の離乳食では青のりを与えないで!

青のりをはじめ海藻類は消化しにくい食材。そのためお腹の調子が悪い時は負担を与えないように控えましょう。

ただし普通便の時にそのまま便にでてくる場合は、特に変わった様子がなければよくあることなので心配ありません。

「青のり」と「あおさ粉」は同じようで違う!値段も味も栄養も

海藻の種類解説図

スーパーに行くと青のりと同じ棚にあおさ粉も売っていることが多く、見た目はほとんど同じなので青のりと思って買うママも多いのですが、実は青のりとあおさ粉は別物です。

青のりはアオサ科のアオノリ属とヒトエグサ属、アオサはアオサ科のアオサ属の海藻ですので、どちらも同じアオサ科ですがそれぞれ属性が違います。
また、形も青のりは筋状なのに対し、あおさは平べったい葉っぱ状の形になります。

粉砕加工した青のりとあおさの見た目はあまり変わりませんが、違いは圧倒的な風味と味。青のりの方が香りや口当たりがよいです。また希少な青のりは値段も高価。そのためあおさが青のりの代替え品として使われることがよくあります。

青のりとどこが違う?あおさの特徴

  • 青のりと比べると硬くてパサパサ
  • 少し苦味がある
  • 値段が安いので手に取りやすい
  • 青のりと比べて風味がない

栄養面も青のりと違い、あおさは鉄分が100g中に5.3mg、1gでは0.053mgと離乳食の鉄分補給にはそれほど期待できません。ただしマグネシウムやマンガン、水溶性食物繊維は豊富です。

またあおさ100gに含まれるヨウ素は2200μgと豊富なため、青のりと同様に一日に少量しか与えられません。(注5)

あおさ粉を離乳食に使用すると青のりに比べて少し硬さやパサつき、苦みが気になるため、おにぎりに絡めるふりかけのような使い方よりも、料理に混ぜたり水分となじませて使うとよいでしょう。

離乳食の青のりの保存方法|開封後は保存袋に入れて冷凍

離乳食1回に使う青のりの量はごく少量なので、保存状態が悪いとあっという間に鮮度が落ちて茶色く変色します。

あおさ粉に比べて青のりは高価で栄養かが高いので、「冷凍保存」してできるだけ長持ちさせましょう。

青のりを開封したら、ジッパー付の冷凍保存用袋に入れて冷凍庫で保存。乾物なので凍らず解凍の手間もいりません。

冷凍青のりを使用する際は必要な量を取り出し、袋の空気を抜いてまた冷凍庫へ。これで青のりの変色や風味が落ちるのを防げ、離乳食用に長持ちさせやすくなります。

離乳食中期の青のりのおすすめレシピ

定番で手軽な青のりをふりかけとして離乳食に使うレシピです。お粥やスープなどの熱い離乳食に良く混ぜて熱を通し、赤ちゃんには冷ましてから与えましょう。

また離乳食中期に入るとうどんやそうめんが食べられる赤ちゃんも増えるので、振りかけて風味をアップしてあげると赤ちゃんの食が進みやすいです。

青のり粥のレシピ

離乳食中期の青のり粥の完成品

材料:7分粥、青のり小さじ1

  1. 7分粥に青のりを加えて混ぜる
  2. レンジで軽くチンすれば出来上がり

青のり入り納豆腐のレシピ

離乳食中期レシピ「青のり入り納豆腐」の完成品

材料:納豆5g、豆腐30g、青のり少々

  1. 納豆に熱湯をかけて粘り気をとり、みじん切りにする
  2. 豆腐はスプーンで粗く崩す
  3. 1、2をよく混ぜ、器に盛ってから青のりをかける

青のり入りかぼちゃのポタージュのレシピ

離乳食中期レシピ「青のり入りかぼちゃのポタージュ」の完成品

材料:かぼちゃ15g、玉ねぎ5g、ミルク20ml、青のり少々

  1. かぼちゃと玉ねぎは皮をむいて、みじん切りにする
  2. 小鍋にミルクと1を入れ、弱火で材料が柔らかくなるまで加熱する
  3. 2の荒熱を取り、ミキサーにかける
  4. 3を器に盛り付け、青のりを振る

離乳食後期の青のりのおすすめレシピ

後期の青のりレシピはすりおろした大根を使った離乳食の大根餅です。今回はみじん切りのキャベツも加えた野菜メニュー。

大根は焼いたり煮たりして加熱すると甘みがでる離乳食の中でも人気の食材なので調味料での味付けは不要です。

青のりの大根餅はゴマ油で焼くのがおすすめ。風味がアップしてさらに美味しくなりますが、大根餅はモチモチしているので、写真のように大きく焼いた場合は食べやすくサイコロ状に切って与えましょう。

青のり入り大根餅のレシピ

離乳食後期の青のり入り大根餅の完成品

材料:大根50g、キャベツ20g、片栗粉大さじ1、青のり小さじ1/3、油少量

  1. 大根はすりおろして軽く水気を切る
  2. キャベツはみじんぎりにする
  3. ボウルに1と2を入れ、片栗粉と青のりを混ぜてフライパンで焼く

かぼちゃと青のりのおやきのレシピ

離乳食後期レシピ「かぼちゃと青のりのおやき」の完成品

材料:豆腐10g、かぼちゃ20g、じゃがいも20g、ツナ小さじ1、青のり小さじ1/2

  1. 豆腐はクッキングペーパーに包み、電子レンジで加熱して軽く水抜きをする
  2. かぼちゃとじゃがいもは皮をむき、サイコロ状に切って電子レンジで柔らかくなるまで加熱
  3. ツナは熱湯を回しかける
  4. 2を粗くマッシュにしながら、1を混ぜてペースト状にする
  5. 4に3と青のりを入れて軽く混ぜ、薄く油を引いたフライパンでカリッとするまで焼く

離乳食完了期の青のりのおすすめレシピ

離乳食完了期になると色々な調味料を味付けに使いたくなりますが、青のりを風味づけに使うと薄味で美味しく仕上げられます。

今回はささっと作れるチャーハンをご紹介します。今回は無添加ベーコンを使いましたが、代わりにシラスを刻んでいれてもおいしいです。2回食分ほどあるので、余った分は冷凍保存しておくと便利です。

青のりとレタスのチャーハンのレシピ

離乳食完了期のレタスと青のりのチャーハン完成品

材料:ご飯200g、レタス1枚、無添加ベーコン1枚、卵1個、オリーブオイル小1、醤油小2/3、青のり小1

  1. フライパンにオリーブオイルを入れて、細かくカットしたベーコンを炒める
  2. 溶きほぐした卵を入れスクランブルエッグになるように炒める
  3. 卵に完全に火が通る前にご飯と粗めのみじん切りにしたレタスを加えて混ぜる
  4. 青のりを振りかけて、仕上げに醤油を鍋肌から回し入れ、もう一度よく混ぜて出来上がり

青のり入りハンバーグのレシピ

離乳食完了期レシピ「青のり入りハンバーグ」の完成品

材料:豚ひき肉10g、豆腐40g、玉ねぎ10g、青のり小さじ1/2杯、片栗粉大さじ1杯、ケチャップとヨーグルト各少量

  1. 玉ねぎはすりおろす
  2. ボウルに豚ひき肉と豆腐、2と青のり、片栗粉を入れて粘り気がでるまでよく混ぜる
  3. 2の形を丸く整えて、テフロン加工のフライパンで焼き、中まで火を通す
  4. 器に盛って、ケチャップとヨーグルトを同量ずつ混ぜたソースを添えて完成です。

青のりときなこの2色団子のレシピ

離乳食完了期レシピ「青のりときなこの2色団子」の完成品

材料:じゃがいも40g、青のり少々、きなこ少々、牛乳少々

  1. じゃがいもは皮をむき、サイコロ状に刻んでから電子レンジで柔らかくなるまで加熱する
  2. 1をつぶして様子を見ながら牛乳少量を加え、硬めのマッシュポテトにする
  3. 3を2つに分けて丸め、青のりときなこをまぶしつける

青のり入りだし巻きのレシピ

離乳食完了期レシピ「青のり入りだし巻き」の完成品

材料:全卵1/2個、ツナ小さじ1、青のり小さじ1/2、だし汁大さじ1

  1. ツナは熱湯を回しかけ、大きければ小さくほぐす
  2. 卵をボウルに割り入れ、だし汁を入れて混ぜる
  3. 2に1と青のりをいれて混ぜ合わせる
  4. 薄く油をひいたフライパンに3を流し入れ、巻くように折りたたんで焼く

離乳食で青のりの風味を教えてあげよう!

いかがでしたか?青のりは手軽に使えていろんな料理に合わせやすいので、離乳食の補助アイテムとして冷凍庫に常備しておきたい食材のひとつ。いろいろな離乳食に取り入れて、赤ちゃんのお気に入りの青のり料理を見つけてみるのも楽しいでしょう。

また青のりとあおさ粉の違いで述べたように、普段私たちが食べているお好み焼きやたこ焼きにかかっているものは実はあおさ粉であることが多く、風味も楽しむにはやっぱり青のりなのです。値段は少々お高いですが、青のりならではの風味のよさをぜひ離乳食で赤ちゃんにも楽しませてあげましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪