離乳食のひじきの食べ方に関する記事

離乳食のひじきはいつから?ミルクや母乳の栄養不足を補うレシピ

離乳食のひじきはいつから?ミルクや母乳の栄養不足を補うレシピ

離乳食にひじきを摂り入れて、母乳やミルクに不足しがちな栄養素を補ってあげましょう!優良食品ひじきの栄養も解説します。

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離乳食のひじきはいつから?母乳やミルクの栄養不足を補うレシピ

離乳食が進むと不足しがちな鉄分やカルシウムを豊富に摂る工夫が必要になります。そのため「鉄分が豊富」と昔から言われてきたひじきを、赤ちゃんの離乳食に利用したいと考えるママもいるのですが、実はそのまま料理に使っても期待するほど赤ちゃんに鉄分を摂らせることができません。

こちらでは、離乳食でひじきはいつからOKか?ひじきの栄養や効能ヒ素を減らす下ごしらえ鉄分を増やす調理の工夫、簡単に作れるレシピなどをご紹介していきます。赤ちゃんだけでなくママにとっても、美肌効果などのうれしい効果がたくさんあります。ぜひ、ひじきパワーで親子共に元気な体を作っていきましょう。

離乳食でひじきを食べられるのはいつから?

赤ちゃんの口にスプーンを運ぶ母親

離乳食でひじきが食べられるのは、中期の後半からと言われていますが、実は離乳食後期や完了期でも、お腹の調子が悪い時にはあまり食べさせない方がよい食材です。ひじきなどの海藻類は消化があまり良くないため、消化器官がまだまだ未熟な赤ちゃんには負担になってしまうのです。

その反面、赤ちゃんに必要とされる栄養素が摂れる優良食材でもありますので、心配なママは離乳食中期の終わり頃から始めるとよいでしょう。

また赤ちゃんが大きくなっても、下痢の時はひじきやのりなどの海藻は避けましょう。

離乳食に摂り入れたい!ひじきの栄養と効能

ひじきにはヒ素が含まれているため、イギリスでは「ひじきを食べないように」という勧告を出していますが、厚生労働省は必須ミネラルや食物繊維が豊富なこともあり、「過剰摂取を控えてバランスの良い摂取を心掛ければ、健康リスクが高まることはない」としています。(注1)

正しい下ごしらえによってヒ素はかなり減らすことができますので、調理の工夫の仕方を知って栄養をしっかりと摂れるようにしましょう。

カルシウム!骨が丈夫になる

カルシウムにはご存知のママが多いように、骨や歯を丈夫にしてくれる作用があります。ですから赤ちゃんの健やかな成長のためには欠かせない栄養素です。カルシウムには他にも精神安定や血液を固める作用などがあります。

そのため赤ちゃんに牛乳を与えてカルシウムを摂らせようとするママが多いのですが、茹でたひじきにも牛乳と同じくらいのカルシウムが含まれています。

しかもカルシウムと合わせて摂りたいマグネシウムが牛乳よりも豊富に含まれていて、カルシウムとマグネシウムをバランスよく摂ることができる優秀な食材。一度にまとめて栄養が摂れるので、離乳食を作るママにとっては嬉しい食材です。

せっかく摂ったカルシウムは、充分なマグネシウムがないと骨に定着しません!カルシウムとマグネシウムは2:1の比率で摂取できるとバランスが良く、効率的に吸収できます

鉄分!貧血予防

哺乳瓶でミルクを飲む赤ちゃん

赤ちゃんは生後9ヶ月以降に鉄分が不足しがちになるため、離乳食での鉄分補給は重要です。

特に「離乳食が嫌い」「母乳やミルクが大好き」という赤ちゃんの場合、離乳食をあまり食べないと心配になり、フォローアップミルクをいつから始めればいいか、悩んでいるママもいるでしょう。

鉄分はフォローアップミルクでも補えますが、ひじきでも摂ることができます。

離乳食期の乳幼児が一日に必要な鉄分(注2)

  • 5ヶ月        0.5mg(目安量)
  • 6~11ヶ月女の子  4.5mg(推奨量)
  • 6~11ヶ月男の子  5.0mg(推奨量)
  • 1~2歳        4.5mg(推奨量)

鉄は人間の体で作り出すことができない栄養素。食事で補給しなければなりませんが、ひじきは茹でてしまうと鉄分がかなり減りますし、一度に食べられる量も多くないため、離乳食のひじきのみで鉄分を十分に摂ることはできません。

ただし鉄分が豊富なレバーは過剰摂取による健康被害への注意が必要な食材でもありますので、離乳食期は赤ちゃんが色々な食材から鉄分を摂取できるように工夫することが大切。ですからひじきは不足しがちな鉄分やカルシウムなどを栄養補給するのにぜひ取り入れたい食材なのです。

ひじきの鉄分は「非ヘム鉄」といって体内に吸収されにくのですが、ビタミンCや動物性たんぱく質と一緒に摂ると吸収率がアップします!お肉と一緒に調理をしたり、食事の時にいちごなどの果物と一緒に食べたりするなど、意識して組み合わせて食べるようにしましょう

食物繊維!便秘に効く

「離乳食を始めた赤ちゃんは便秘ぎみになる」と言われていますし、実際に苦労しているママもいるでしょう。腸内環境は食事の変化によって激変しますので、便秘気味の赤ちゃんを育てているママは注意が必要です。

茹でたひじきに含まれる食物繊維総量は、料理方法によって異なりますが100gで2.7~3.7gあります(注3、4)

「離乳食前の赤ちゃんの腸内環境はおよそ95%がビフィズス菌」と言われ、腸内菌のほとんどは善玉菌!お腹にとってとても良い菌でいっぱいです。ところが、離乳食を開始すると善玉菌の量は減り、逆にお腹の中で悪さをする悪玉菌などが増えるため、便秘になりやすくなるのです。

食物繊維には腸内で善玉菌を増やす働きがあります。またお腹の中で水分を吸収して膨らみ、便の量を増やし、腸を刺激して蠕動運動を促す効果もあります。

そのため離乳食にひじきを摂り入れることで、便秘対策がしっかりできます。食物繊維には便秘だけでなく、血液中のコレステロール値を下げる働きもあります。

ヨウ素が豊富!子供の心身の発達を促す

ひじきにはヨウ素が豊富に含まれています。ヨウ素は海藻や魚介類に多く含まれ、「海に囲まれた日本人にはあまり不足することがない」と考えられていますが、赤ちゃんの場合は話が別!好き嫌いでヨウ素不足になると、「無気力になる」「知能指数(IQ)や読解力が低下する」という研究結果もありますので、しっかりと摂らせてあげましょう。

ただしヨウ素は摂り過ぎることで甲状腺に異常が起こる恐れもありますので、摂り過ぎには注意が必要です。「体に良い食品だから」と、ばっかり食べをさせないようにしましょう。

食べさせない方がいいのでは?

ひじきにはヒ素も含まれていますので、「赤ちゃんに食べさせる食材なのに、大丈夫?!」と心配になるママもいるでしょうが、様々な食材にヒ素は含まれていますので、過剰に心配する必要はありません。

日本ではひじきは昔から食べられてきていますし、赤ちゃんへの健康被害の報告もありません。下ごしらえをしっかり行い、過剰摂取をしなければ問題がないとされていますので、あまり神経質にならず、色々な食材をバランスよく食べさせましょう(注1)

離乳食のひじきの種類と下ごしらえ

ひじきの煮物

店頭に並んでいるひじきの種類には、生ひじきと、乾燥ひじき、缶詰め、パウチがあります。離乳食におすすめなのは乾物の乾燥ひじき。日持ちもするので、ストックしておくとすぐに使えますし、水で戻すことでヒ素が溶けだすので、30分で4割弱、1時間でおよそ7割弱も減らすことができます。

ひじきの種類と離乳食向きの選び方

ひじきの種類には、「芽ひじき」「長ひじき」「寒ひじき」があります。芽ひじきはひじきの葉先、長ひじきは茎の部分、寒ひじきは冬の寒い時期に摂れる新芽の若いひじきです。

離乳食用には柔らかい葉の部分を使った芽ひじきが食べやすさの点ではおすすめです。ただし長ひじきはヒ素の含有量が芽ひじきに比べて少ないため、気になる方は長ひじきを選び、細かく切って食べさせるとよいでしょう。

生ひじき、缶詰めやパウチの下ごしらえ

生ひじきの下ごしらえは、殺菌するために熱湯に通す必要があります。缶詰やパウチのひじきはしっかりと水洗いすればそのまま使えます。

ただし離乳食ではヒ素の含有量を減らすために、下ごしらえの時に茹でてから調理に使いましょう。ゆで汁はヒ素が溶けだしているため捨てましょう。5分間茹でるとヒ素の含有量が15%ほどに減るという計測結果が、東京都江東区の保健所の調査により明らかになっています。(注5)

乾燥ひじきの下ごしらえ

乾燥ひじきは、次の手順で下ごしらえすることで、ヒ素の含有量を6~8%程度に減らすことができます。(注5)

  1. たっぷりの水に30分~1時間浸してもどす
  2. 一度水を切り、ボールで2~3回洗う
  3. しっかり水切りする
  4. 水から5分間茹でる

ひじきは冷凍可能です。下ごしらえして離乳食の時期に合わせた形のひじきを、小分けパックや製氷皿に入れて冷凍すると、おかゆやご飯に混ぜるだけで栄養たっぷりの一品を作ることができるので、使いやすくて便利です。

鉄鍋で鉄分が増える!調理する際の工夫

期待するほど鉄分が含まれていないひじきですが、調理の際に鉄鍋を使うと鉄分の量がググッと増えます。

ひじき100gに含まれる鉄分量(注3、4)

  • ステンレスで茹でたひじき  0.3mg
  • 鉄鍋で茹でたひじき     2.7mg

鉄鍋で茹でたひじきは、ステンレス鍋で茹でたひじきと比べて9倍もの鉄が含まれています。

ですから離乳食では下ごしらえの段階で鉄鍋や鉄のフライパンを使って茹で、冷凍保存しておきこまめに離乳食に加えるのがおすすめです。

離乳食のひじきを美味しく食べられるレシピ

離乳食でひじきを食べる時の、後期、完了期の赤ちゃんが美味しく食べられる調理法とレシピをご紹介していきます♪ひじきを使ったメニューは、見た目よりも簡単なので、どんどん活用していきましょう!

離乳食後期(生後9ヶ月~11ヵ月)

離乳食にひじきを使うときは、舌や歯茎で潰せるくらいの固さに加熱することが大切です。出来たものを指で潰して確認すると安心です。だしで味をつけて煎り煮したひじきは、水分をしっかり飛ばして冷凍しておくと便利です。ひじきは消化がよくないので、細かく刻んで使いましょう。また、風味が苦手そうな赤ちゃんには、ハンバーグに混ぜたり、おやきにしたりして食べさせるのもおすすめです。

ひじきの白和えのレシピ

ひじきの白和え

用意するもの:ひじき、人参、絹豆腐、かつおだし(又はベビーフードの和風だし)

  1. 下ごしらえしたひじきを細かく刻む
  2. 人参を薄くスライスして、8mm程度に切る
  3. 1と2をかつおだしで炒り煮する
  4. 豆腐はレンジで約30秒加熱する
  5. 3と4を和える

離乳食完了期(生後1歳~1歳6ヶ月)

そろそろ、離乳食も終わりに近づいてきました。離乳食完了期には、徐々に大人と同じものが食べられるようになってきていますが、あくまで薄味が基本です。上手に手を使って食べること増えてきますので、多少の食べ散らかしは気にせず、手づかみで食べられるメニューを用意して、楽しく食事ができるようにしましょう♪

ひじきのおにぎりのレシピ

ひじきのおにぎり

用意するもの:ひじき、にんじん、すりごま、ご飯(柔らかめ)

  1. 下ごしらえしたひじきと人参を細かく切る
  2. 1をレンジで加熱して柔らかくする
  3. 2とすりごまをご飯に混ぜ、食べやすい大きさに握る

離乳食のひじきを食べられない!先輩ママのアドバイス

「離乳食のひじきを食べて鉄分やカルシウムを摂って欲しいのに、どうして食べてくれないの?」と悩むママは少なくありません。ひじきなどの海藻の匂いが苦手な赤ちゃんもいます。そこで、離乳食でひじきが苦手だった赤ちゃんを持つ、先輩ママがどのようにひじきを食べさせたかのアドバイスをご紹介します。

ニャンコ
20代後半

A後期から始めましたが・・・

ひじきが体に良いと聞き、自分もよく食べていたので、離乳食でひじき煮を作って食べさせてみたところ、口からペッと出されてしまいました。どうやら、今までになかった食感だったようで、思わず出してしまったようでした。

数日して、もう一度食べさせてみましたが、やはりペッ。味が苦手なのか、食感なのか、わかりませんでしたが、単品で食べさせるのではなく、野菜と一緒にとろみをつけておかゆに、あんかけのようにして食べさせてみたところ、完食してくれました。
やはりボソボソとした食感が苦手だったのかなと思います。

Kaco
36歳

Aひじきは他の食材と混ぜるべし

和食っぽいものが好きなので、ひじきも食べるだろうと思い、食べさせてみたところ好みではなかったようで、少ししか食べてくれませんでした。
そこで、細かく切ってわからないようにしてみたら、意外と食べました。今までにはない真っ黒ですし、見た目の色が悪かったのかもしれません。

ご飯に混ぜておにぎりにしたり、ハンバーグに混ぜるとよく食べてくれるので、少しずつ量を増やしつつ慣らしていって、大人の煮物から取り分けられるまでになりました。ひじきの味は好きみたいで、3歳になった今でも、小鉢に出すとぺろりと食べています。赤ちゃんながら、見た目の色やかわいさなども大切なのかと勉強になりました!

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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