ゴミを減らすにはどうすれば良いかに関する記事

家族で楽しくゴミを減らす!3Rや3キリの実践アイデアと減量作戦4つ

家族で楽しくゴミを減らす!3Rや3キリの実践アイデアと減量作戦4つ

生ゴミのニオイやゴミ袋代の出費が気になるママ必見!買わない・使い切る・リサイクルする仕組み作りで、家計の節約と心地よいおうち空間を両立するアイデアをご紹介。先輩ママの体験談やパパへの声かけのコツも満載です。

マーミーTOP  >  ライフスタイル  >  家族で楽しくゴミを減らす!3Rや3キリの実践アイデアと減量作戦4つ

毎日のゴミを減らすには?家族で楽しく取り組むための第一歩

新聞を持つ女性

毎日の生活の中で必ず出てくる家庭ゴミ。「またこんなにゴミが出た…」「オムツや生ゴミですぐにゴミ箱がいっぱいになる」と、ゴミ出しのたびにため息をついているママも多いのではないでしょうか。ゴミを減らすには、ちょっとした工夫や家族の協力が不可欠です。

家計の節約にも繋がるため、ママだけが一生懸命に分別や再利用を行い、子供やパパは「何でもポイポイ捨てるだけ」という家庭も少なくありません。ところが、社会はゴミを貴重な資源として繰り返し利用する「循環型社会」へと変わりつつあります。ゴミ袋も有料化が進む中、ゴミを減らすことは直接的な家計の助けになります。

こちらでは、一日に出る家庭ゴミの量の実態や、ゴミを減らす必要がある理由、「3R運動」などについて分かりやすく解説しながら、家庭ですぐに実践できる具体的な「ゴミの減量作戦」をご紹介していきます。ママ一人で頑張るのではなく、家族みんなでゲーム感覚で取り組める工夫をたっぷり詰め込みました。

私たちが一日に出すゴミはどれぐらい?

ゴミを仕分けてる姉妹

そもそも「ゴミ」とは、不要な物の総称です。スーパーでもらったビニール袋、サイズアウトした子供服、壊れてしまったおもちゃ、読み終わった雑誌など、人によっては「まだ使えるかもしれない物」も含まれますし、掃除で出たホコリなども排出されます。

環境省の発表(平成27年度実績)によると、日本全国で出されたゴミの総排出量は約4,398万トン。これはなんと東京ドーム約118杯分にあたる膨大な量です。

1人1日当たりの家庭ゴミの量は?

個人差はありますが、平均すると1日あたり約939gのゴミを出していることになります。1000ml入りの牛乳パック1個がおよそ1kgですので、イメージしにくい場合は牛乳パック1本分の重さを想像してみてください。

【先輩ママのあるある失敗談からの学び】
「私がこまめに捨てればいいや」と一人でゴミ捨てを抱え込んでいると、家族はどれだけのゴミが出ているのか全く気づきません。「パパ、これ持ってみて。今日1日で出たゴミだよ」と、実際に重さを体感してもらうことが、意識改革の第一歩になります。

【次へのアクション】
5人家族なら毎日牛乳パック5本分です。今夜、ゴミ出しのためにまとめた袋を、一度パパや子供たちに「どれくらい重いか持ち上げてみて!」とクイズ形式で持たせてみましょう。

なぜ?ゴミを減らす理由を子供に伝えよう

ゴミを捨てる女の人

生活する中で出たゴミを、いつまでも家の中にためておくことはできません。ゴミが増えれば子供が遊ぶスペースが少なくなるだけでなく、生ゴミから発生するニオイやコバエなどが原因で、せっかくのおうち時間が心地よく過ごせなくなってしまいます。

家庭ごみを減らす本当の理由は?

私たちが使える地球の資源には限りがあり、子供たちの未来に豊かで美しい環境を残していくためです。

不燃ゴミを埋め立てる土地には限りがありますし、燃やせるゴミを処理するための燃料にも限りがあります。また、私たちがゴミとして捨てる紙は自然の木から作られており、ジュースの缶は限られた金属から、プラスチックの原料となる石油もいずれは枯渇してしまいます。

【子どもの発達・心理の深掘りからの解説】
幼児期〜小学生の子供に「環境問題」と言ってもピンときませんが、「ゴミを減らさないと、大好きな公園にゴミが溢れちゃうんだよ」「おもちゃを作る材料がなくなっちゃうんだよ」と、子供の身近な生活に直結させて話すと、スッと心に届きやすくなります。

【次へのアクション】
絵本を読む時間に、「地球を大切にする」テーマの絵本(例えばゴミ問題や森の動物のお話)を取り入れ、親子で「我が家でできること」を話し合ってみてください。

ゴミを減らす基本!知っておきたい「3R運動」

3R運動

誰もが何も考えずにゴミを出し続けてしまえば、あっという間に資源がなくなり、ゴミを埋め立てる場所もなくなってしまいます。美しい地球を守るために世界中で取り組まれているのが「3R(スリーアール)運動」です。

3R運動とは?

  • リデュースReduce:発生抑制)
    無駄をなくし、ゴミの量そのものを少なくする
  • リユースReuse:再使用)
    使い終わった物をすぐにゴミにせず、繰り返して使う
  • リサイクルRecycle:再利用)
    使い終わったゴミを資源に戻して、新しい製品に再生させる

【独自視点からの解説】
3Rの中でも、一番優先すべきで効果が高いのが「リデュース(ゴミを出さないこと)」です。そもそも家にゴミの元を持ち込まなければ、捨てる手間も分別する手間もゼロになります。「マイバッグを持参する」という小さな行動が、実は一番パワフルなエコ活動なのです。

【次へのアクション】
冷蔵庫やゴミ箱の目につくところに、「3R(減らす・繰り返し使う・リサイクル)」の合言葉をメモして貼り、家族の意識づけを行ってみましょう。

ゴミを減らすには?家庭内4つの減量作戦

ここからは、家庭のゴミの大部分を占める「紙ゴミ・生ゴミ・プラスチックゴミ」を無理なく減らしていくための、具体的な4つの減量作戦をご紹介します。

作戦1:余計な物は買わない・もらわない

エコバッグを持った女性

「パパ、コンビニでお弁当を買う時は、プラスチックのスプーンやフォークは断ってね。家にあるから」
家庭のゴミは、購入したりもらってきたりした物から生み出されます。ゴミを減らすには、入口である「余分な物を持ち込まない」ことが最大の防御です。

例えば、過剰な包装を断る、シャンプーなどの日用品は詰め替え用を選ぶ、マイカップやマイ箸、エコバッグを使うなど、ちょっとしたワンアクションが大きな差を生みます。安いからと無計画に買いだめするのも、結局使いきれずに食品ロス(生ゴミ)を増やす原因になります。

【先輩ママの失敗談からの学び】
「特売日で安かったからと野菜を大量に買い込み、結局冷蔵庫の奥で腐らせて捨ててしまった時の罪悪感は計り知れません。買い物前にスマホで冷蔵庫の中身を写真に撮っておく習慣をつけるだけで、ダブり買いのゴミは劇的に減ります。」

【次へのアクション】
買い物の際は、必ずお出かけ前に「今日必要なものリスト」を書き出し、リストにない特売品は「本当に今日使い切れるか?」と一度立ち止まって考える癖をつけましょう。

作戦2:ゴミはしっかり分別する(資源に変える)

資源ごみにするために紙パックを切る様子

肉や魚のプラスチックトレー、牛乳パック、ペットボトルなど、どうしても生活に必要なパッケージは存在します。これらはそのまま「燃えるゴミ」に入れるのではなく、資源として分別することが大切です。

「ねえ〇〇ちゃん、この牛乳パックをハサミでチョキチョキ開いてくれる?これでまた新しいトイレットペーパーに変身するんだよ」と、子供を巻き込んで分別の作業をイベント化してしまいましょう。

リサイクルゴミに分別処理して出す物

  • ガラス瓶
  • スチール缶・アルミ缶
  • ペットボトル
  • プラスチックトレー(きれいに洗って乾かす)
  • プラスチック製品
  • 新聞紙・雑誌・段ボールなど
スーパーに設置されたリサイクルボックスに資源を入れる姉妹

【逆説的な視点からの解説】
「分別は面倒くさい」と思われがちですが、実は分別を徹底すればするほど「有料の燃えるゴミ袋」の消費スピードが格段に遅くなり、家計の負担が目に見えて減ります。スーパーに設置された無料の回収ボックスを利用すれば、お買い物のついでに処分できて一石二鳥です。

【次へのアクション】
キッチンの隅に、スーパーに持っていく用の「リサイクル品専用エコバッグ」を一つ吊るしておき、洗ったトレーやペットボトルが出たらそこに入れる動線を作りましょう。

作戦3:生ゴミを作らない「3キリ運動」

大根の葉っぱも食べる

毎日の食事で出る生ゴミは、心がけ次第で劇的に減らすことができます。生ゴミのイヤなニオイや重さを軽減するためにも、以下の「3キリ運動」を意識してみましょう。

3キリ運動とは?

  • 使いキリ
    購入した食材は、傷む前に余すことなく使いきる
  • 食べキリ
    料理を作りすぎず、お皿に盛った分は食べ残しを作らない
  • 水キリ
    生ゴミを捨てる前に、ギュッと絞って水分を飛ばす

生ゴミの約80%は水分です。水分を含んだままゴミ袋に入れると、重くなるだけでなく、焼却炉の温度を下げてしまい、余分なエネルギーを消費してしまいます。捨てる前に一晩ネットに入れたまま乾かしたり、ギュッと絞るだけでも大きなエコになります。

【家族全体の視点からの解説】
大根の葉っぱをふりかけにしたり、ブロッコリーの芯をきんぴらにしたりする「使いキリ」の工夫は、食材の甘みや食感のバリエーションを増やし、毎日の食卓をより豊かで楽しいものにしてくれます。パパのお酒のおつまみとしても最適です。

【次へのアクション】
三角コーナーの生ゴミは、捨てる前に「お玉の背」などを使って上からギュッと押し込み、余分な水分をしっかり切ってからゴミ袋に入れる習慣をつけてみてください。

作戦4:物を大切に使う「もったいない」の心

フリマの様子

修理できないほど壊れてしまったものは捨てるしかありませんが、大事に使えば製品としての寿命を延ばし、ゴミになるタイミングを遅らせることができます。

「このおもちゃ、もう遊ばないなら、次にあそんでくれる小さいお友達に譲ろうか?」と、不要になった物をすぐにゴミ袋に入れるのではなく、誰かに使ってもらう(リユース)意識を持つことが大切です。

【子どもの発達・心理の深掘りからの解説】
年齢が上がって使わなくなった衣類やおもちゃを、子供自身に選ばせてリサイクルショップやフリマアプリに出品する体験は、「物の価値」や「お金の仕組み」を学ぶ素晴らしい経済教育(金銭教育)になります。

【次へのアクション】
週末に「我が家のリサイクル探し大会」を開き、サイズアウトした服や読まなくなった絵本を家族で段ボールにまとめ、リサイクルショップへ持ち込んでみましょう。

ゴミ削減でやりがちなNG行動と望ましい対応

家族でエコ活動に取り組む際、ママが一人で空回りしてしまうと長続きしません。よくあるNG対応と、家族が協力しやすくなる望ましい対応をまとめました。

よくやりがちなNGな対応 家族が協力したくなる望ましい対応
「ちゃんと分別して!」とパパに怒る ゴミ箱のフタに「ペットボトルはここ」と図解を貼る
安いからと特売品をまとめ買いして腐らせる 献立を決めてから買い物に行き、使い切れる量だけ買う
子供の食べ残しを「もったいない」とママが無理して食べる 最初から少なめに盛り付け、食べきれたらおかわりさせる
「これはエコだから」と家族に我慢を強いる 「ゴミが減ったらお小遣いにして美味しいものを食べよう」と提案

【先輩ママの失敗談からの学び】
「夫が空き缶を燃えるゴミに捨てたのを見て、いつも私が分別し直しては不機嫌になっていました。でも、夫に悪気はなく『どれをどこに捨てるかよくわからなかった』だけでした。ゴミ箱自体を物理的に3つに分け、一目でわかるラベルを貼ってからは、自分からきちんと分けてくれるようになりました。」

【次へのアクション】
100均でインデックスシールや大きめのラベルを買い、子供でもパパでも迷わずに捨てられる「分かりやすいゴミ箱ステーション」を作ってみましょう。

家族を巻き込む!「ゴミ貯金」で楽しくモチベーションアップ

子供がゴミを分別する様子

家庭のゴミの処理には、収集車の運行や焼却施設の維持など、自治体の税金(つまり私たちが払っているお金)が使われています。また、指定ゴミ袋を購入している地域であれば、ゴミを減らすことは直接的な出費の削減に繋がります。

「今月はゴミ袋(大)が1枚余ったから、その浮いたお金をチャリン!って貯金箱に入れようか」

ゴミを減らす活動は、親から子供へと受け継がなくてはいけないとても大事な習慣です。しかし「環境のために」という堅苦しい理由だけでは、子供やパパはなかなか動いてくれません。そこで有効なのが、目に見えるご褒美を設定することです。

【パパ・家族の関わり方の視点からの解説】
ゴミ袋代の節約分や、リサイクルショップで不用品を売って得たお金を透明なビンに入れる「ゴミ貯金(エコ貯金)」は、家族の一体感を高めます。「これが貯まったら、みんなで遊園地に行こうね!」「週末にアイスを買おうね」という共通の目標があるだけで、分別や無駄遣い防止へのモチベーションが劇的に変わります。

【次へのアクション】
リビングの目につくところに中身が見える透明な貯金箱(またはビン)を用意し、「エコで浮いたお金貯金」を今日からスタートさせてみてください。

ゴミ減量・3Rに関するよくある質問(FAQ)

ゴミを減らす活動を始めるにあたって、ママたちからよく寄せられる疑問にお答えします。

Q. 生ゴミのニオイが気になります。良い対策は?

生ゴミの嫌なニオイの原因は「水分」と「雑菌」です。捨てる前にギュッと絞って水気を切るだけでも効果的ですが、コーヒーの出し殻や重曹を上から振りかけると消臭効果があります。また、魚のアラや肉のドリップが出るゴミは、小さなポリ袋に入れて口を固く縛るか、新聞紙でくるむとニオイ漏れを防げます。

Q. リサイクルマークの種類が多すぎて分かりません。

最初は「紙(紙パック含む)」「プラ(プラスチック製容器包装)」「ペットボトル」「スチール・アルミ缶」の4つだけ覚えれば十分です。見分けがつかないものは、商品パッケージの裏側に必ずマークと素材名が印刷されているので、子供と一緒に「宝探し」のようにマークを探す習慣をつけると覚えやすくなります。

Q. パパがなんでもかんでも「とりあえず」買ってくるのを防ぎたいです。

「安いから買ってきたよ」という善意からの行動であることが多いため、頭ごなしに否定すると喧嘩になります。「買ってきてくれてありがとう。でも、冷蔵庫のスペースがなくてダメになっちゃうと悲しいから、今度から買う前にLINEで相談してくれたら嬉しいな」と、ポジティブな言葉でお願いするようにしましょう。

Q. おもちゃが捨てられず、家の中が溢れかえっています。

「これ捨てるよ!」と親が勝手に判断すると、子供は執着して余計に手放さなくなります。まずは「今使っている一軍のおもちゃ」と「しばらく遊んでいないおもちゃ」を箱で分け、遊んでいない箱は押し入れに数ヶ月保管します。その間一度も出番がなければ、「これは赤ちゃんに譲ろうね」と納得させて手放すステップを踏むのが効果的です。

まとめ:ゴミを減らす工夫で、すっきり心地よい毎日を

毎日の生活で出るゴミを減らすことは、一朝一夕にできることではありません。しかし、ママが一人で「分別しなきゃ!」「ゴミ袋を節約しなきゃ!」と眉間にシワを寄せて頑張るのではなく、「3R運動」や「3キリ運動」の仕組みを生活の中に楽しく取り入れることで、家族全員のエコ意識は少しずつ育っていきます。

スーパーにリサイクル品を持っていくお手伝いを子供に任せたり、生ゴミの水切りをゲーム感覚で行ったり、浮いたお金で家族のレジャーを楽しんだり。ゴミを減らすことは、単に地球環境を守るだけでなく、おうちの中の余計な物が減り、家計が浮き、家族が心地よく暮らすための大きなメリットがあります。

「もったいない」の心を大切にしながら、今日からできる「ワンアクション」を家族みんなで探して、笑顔で取り組んでみてくださいね。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

おすすめの記事