家計ピンチを節約食材で乗り切る!おすすめ15品活用/保存のコツ
毎日主婦を悩ます夏休みや冬休みなどの長期休みの食事作りは何かと出費も重なるため、どうにか節約食材を利用して食費を浮かせたいところ。その反面、夏バテや風邪など家族の健康も心配で滋養の高いものを食べさせたい!
そんな主婦の皆さんの願いを叶えるべく、こちらでは栄養価は高いけれど食費の節約に役立つ15種類の食材、活用や保存術をご紹介しますので、安売りを見逃さずにまとめ買いをして上手に保存し、賢く活用して家計のピンチを乗り切りましょう。
食費節約に役立つおすすめ食材厳選10
安いからと栄養がないものや同じものばかりでは、体調を崩したり、食べてもらえなかったりと、あまり意味のない節約になってしまいます。そこで、日常的に使うものでも安くて栄養価の高い代用品を使ったり、美味しくないものを美味しくする裏ワザを使うなど、工夫することで節約できる生鮮食材10品と活用/保存術をご紹介します。
1おから
大豆から豆乳を搾った際に残ったものがおからですが、元は大豆ですので残り物と言っても栄養満点!お豆腐を購入するとタダでもらえることもありますし、スーパーでも大量に安く売られています。良質のタンパク質だけでなく、カルシウムや食物繊維も豊富で、お子さんからお年寄りまで毎日食べたい安くて栄養価の高いスーパー食品です。
普通に煮て食べても良いですが、パン粉の代わりにハンバーグに入れて量増ししたり、クッキー生地などお菓子作りに使ったりと活用できます。余った場合もそのまま冷凍保存できるので安心。小分けにしてラップで包み、ジッパー付き冷凍保存袋に入れて保存すると良いでしょう。
2鶏むね肉
肉類の中ではNO.1のコストパフォーマンス!ただ残念ながら、パサパサした食感が苦手で、同じ鶏肉でもモモ肉の方が好きという人は多いですよね。そこで、使いたい鶏むね肉を柔らかくする裏ワザが重層と塩水!しばらく浸けておくと、柔らかく食べやすい食感になります。
水200ccに対して重曹と塩を小さじ0.5杯ずつ入れて溶かし、そこに鶏肉を入れ冷蔵庫で半日~2日間漬け込むだけです。大量に買いだめした時は、漬け込んだものを水から出して、キッチンペーパーで水分を拭き取り、ラップに包んで、冷凍保存袋に入れて冷凍保存しましょう。
柔らかくなると唐揚げにしたり、チーズと一緒にオーブン焼きにしたりと美味しく食べられるので、安い肉でも贅沢気分を味わえますよ。
3食パンの耳
節約できる食材というか、頻繁に安売りしている食パン。耳はパン屋さんなどで安く売っていますよね。パンの耳を買ったり、安売りしている食パンをまとめ買いしたりするのも、節約の一つの手です。
パンの耳を一口大に切ってトースターで焼き、砂糖をまぶせば子供のおやつ完成!冷凍させてすりおろせば、ふんわりハンバーグが作れるパン粉に早変わり!豚肉を巻いてフライにすれば、食べ盛りのお子さんのいるご家庭でも、量増しできて満足感たっぷりです。
一袋100円以下で安売りしている食パンも、魅力的ですね♪アルミホイルで包んで冷凍しておけば、食べたいときにトースターで焼くだけで良いので、お手軽ですね。
4じゃがいも
常温保存で長持ちし、どこの家にも必ず常備しているじゃがいもは、節約食材としてはかなり優秀。炒めるとコリコリした歯ごたえなので、青椒肉絲のたけのこの代わりにもなります。また、煮ても揚げてもスープにしても良いので、おかずのかさ増しに使いやすく便利な食材です。
もともと保存しやすいじゃがいもですが、さらに長持ちさせるためには、風通しの良い冷暗所で保存しましょう。日に当たると芽に含まれる毒素が生成されやすいので要注意です。リンゴといっしょに保存すると、リンゴから出る成分が芽の成長を抑える効果があるので長持ちしますよ。
5もやし
量の割に低価格!「節約」といえばもやしが思い浮かぶ人も多いのでは?1袋10~30円程度なので3袋買っても100円以内!ついついまとめて買ってしまいますよね。いつもの野菜炒めに加えることでかさ増しにもなるし、ナムルやサラダにも使えるなど活用法もさまざま。
どうしても使いきれないときは、冷凍保存がおすすめ。茹でてから冷水に浸し、充分に水分を拭き取った後に冷凍しましょう。冷凍保存の方が、シャキシャキ感が倍増するので、最初から冷凍保存しておけば、調理するときに時短にもなって良いかも。
また、冷凍以外で長持ちさせて保存したい場合は、水に浸して冷蔵庫で保存しましょう。スーパーで売っているときも、もやしは冷蔵のコーナーにありますよね。野菜室では温度が高すぎるので、冷蔵庫の方が良いのです。また、水は毎日取り替えましょう。
6こんにゃく
「胃のほうき」と呼ばれるこんにゃく。常に安定価格を維持しているため、1年中お手頃価格で入手できますね。よく噛まないと食べられないため、満腹感がアップしやすいのも魅力的!濃い目の味付けで、おかずとしての存在感がアップします。健康のためにも、節約のためにも肉の量を減らし、こんにゃくを料理に加えてみましょう。
大食いパパの晩酌におすすめなのが、こんにゃくステーキ!板こんにゃくの表面に切り込みを入れて焼き、醤油と唐辛子か七味で味付けします。上から浅葱を散らせば、飲み屋気分を楽しめますね。ピリ辛で歯ごたえもあり、肉好きのパパにも喜ばれますよ。ある程度お腹を満たしたところで、他のおかずを出せばパパのダイエットにもなり、一石二鳥ですね。
7卵
価格は一時期よりも上昇傾向にありますが、それでもタンパク質としては、肉や魚よりも断然安い!オムライス、親子丼、天津飯などご飯もののメニューに使えるので節約能力は優れています。もちろんまとめ買いがお得ですが、幅広いメニューに使える食材なので、使いきれないことはなかなかないですよね。
それでも賞味期限近くになっても冷蔵庫の中に数個…なんてときは、半熟のゆでたまごにして、ビニール袋の中に調味料といっしょに入れて煮玉子を作りましょう。賞味期限をプラス3日くらいにはできますよ。また、薄焼き卵にすれば冷凍保存も可能なので、試してみてはどうでしょう?
8ちくわ、はんぺん
魚を子供に食べさせたいけど、コストが…。というママ、すり身になっている竹輪やはんぺんなら、手軽に購入できますよ。そのままサラダに入れてもよし、炒め物や煮物に入れてもよし、グラタンなどチーズとの相性もよしなので、魚よりも使い勝手が良いです。はんぺんは、お好み焼きをふんわりさせる効果もあり、ちくわの磯辺揚げは子供に大人気のメニューですよね。味噌汁に入れればいいダシが出ます。
冷凍保存してもおいしく食べられますが、あらかじめカットしておくと調理しやすいです。冷凍保存での賞味期限は1~2ヶ月くらいなので、冷凍庫に入れたまま忘れないように注意しましょう。
9キャベツ
旬の安い時期には大量に食べたいキャベツ!和食風、中華風、フレンチ風の料理にも使えるし、生でも炒めても煮ても食べられますね。ビタミンCも豊富で免疫力アップの効果があります。丸ごと一個買う方がお得なことが多いので、正しい保存法で長持ちさせたいですね。
キャベツはカットせずに外側から一枚ずつはがして使いましょう。保存するときは、芯をくりぬいて、そこに湿らせたキッチンペーパーを詰め込んでおきましょう。その状態でビニール袋に入れて野菜室で保存すると長持ちしますよ。
また、冷凍保存の場合は、炒めもの用サイズにカットして保存します。解凍せずにそのまま調理に使用できるので、時短にもなりますね。
10カブ
かぶは、生で漬物にしてもよし、煮て食べてもよし、汁物に入れてもよしの万能食材。旬の冬場は一本100円程度でかなりのコストパフォーマンス。しかも緑黄色野菜である葉っぱ付き!葉っぱも刻んで炒めたり味噌汁に入れたりといろいろ活用できるので、一束で根菜と緑黄色野菜が摂れ、旬の時期は低価格なおすすめ節約食材です。
保存するときは、葉っぱに栄養が摂られないように、根の部分と葉の部分をカットして別々に保存しましょう。冷凍保存するときは、スライスか串切りにしたものをバットに入れて冷凍し、凍ったら保存袋に入れ、煮物や汁ものに使います。
長期保存可能な食費節約食材
何でもまとめ買いがお得だったりしますよね。缶詰や乾物は長期保存できるので、節約のためにはまとめて買っておいて上手に活用したいものです。そこで、おすすめの缶詰・乾物食材をみていきましょう。
1トマト缶
トマトって普通にスーパーなどで買ったら一個100円以上しますよね。でも、トマト缶なら一缶100円以下で、トマトが二個分入っています。トマトスープやミートソースを作るときにも、生のトマトよりも調理しやすいし、長期保存できるので、常にストックしておくと良いですね。
2ツナ缶
ツナ缶も調理にいろいろ使えます。沖縄ではどの家庭でも箱買いし、毎日のように食べているそうですよ。ツナが漬かっているオイルには記憶力を向上させる働きのあるDHAや、血液をサラサラにするEPAがたっぷり含まれていますので、捨てずにみそ汁に入れたり、炒めものに使ったりと上手に摂り入れましょう。
安売りのときに買っておくと良いですね。賞味期限も3年以上のものがほとんど。ただ、未開封に限ります。サラダに、大根や白菜の煮物に、炊き込みご飯に、お肉を使わなくても一味足したいときに便利です。
3切干大根
生の大根も食費節約食材として優秀ですが、その大根を干した切干大根もおすすめです。干してあるので栄養価も高く、長期保存できて食べたいときに食べたい分だけ使えるし、煮物だけでなくアレンジも豊富です。炒めたり酢の物にしたり餃子の中身に使ったり。戻し汁もしっかり使って賢く節約しましょう。
また、水洗いした切り干し大根を甘酢に一晩浸けると、ハリハリ漬けのようになり、噛みごたえもあるためお酒のつまみやダイエット食としてもおススメです。
4麩
麩は、タンパク質が豊富なのに低カロリーで、おかずのかさ増しには最適です。味噌汁の具以外にもいろいろ使えますよ。パン粉の代わりにハンバーグに使ったり、麩そのものを揚げて砂糖をまぶしてスイーツにしたり。何か物足りないときに使える食材なので、常備しておくと良いですね。
特に車麩は煮物だけでなく、カツにしたり、竜田揚げにしたりと肉の代用品としても人気が高く、高たんぱくな食品なので節約食材としては大変優秀です!
5ホットケーキミックス
節約お得意ママが必ずと言っていいほど利用しているホットケーキーミックス!子供のおやつを安く作るのにもってこいの食品です!パン屋さんの香りに誘われて、焼き立てパンをつい買ってしまいそうになっても、これさえあればお家で色々作れます!
ヨーグルトと卵を混ぜてオーブンで焼けば、ヨーグルトケーキの完成!人参ジュースの搾りかすを混ぜて人参ケーキ、残ったバナナを入れてバナナケーキ。たこ焼きメーカーで中にチョコやベーコン、ウインナーを入れて焼くと、夏休み中の子供達も縁日気分で大喜びです!