家計をスリムに!楽しく節約したい人の食費ダイエット♪
最近の物価高騰は、家族の家計を預かる者にとっては頭の痛い問題ですね。
「少しでも節約をしたい!」とは思うものの。食の安全を考えると、金額の安さばかりを選ぶわけにはいきません。
家族の健康にダイレクトに影響するものだからこそ、食費の節約で大切なのは全体のバランス。
節約、節約!!と考えて、金額だけを削ることをしていると、必要な栄養バランスを崩して健康を害しますし、余裕のない生活は精神衛生上よろしくありません。
必要なものと無駄な物をしっかり区別して、無駄を省くこと。これが食費節約で一番大切なことなのではないでしょうか。
食費の節約は、無駄な贅肉を落とすダイエットに似ています。
適度な運動を心掛けて余分なカロリー摂取を減らして健康的にダイエットをするように、適度な手間をかけて余分な出費を抑えて、健康的に食費節約ダイエット!
みなさんも始めてみませんか?
無駄を知ることが節約の基本!楽をして簡単☆家計簿のススメ
体重計にのって自分の重さに愕然とするように、食費節約ダイエットを始めるのは、まず現在の食費の状況を的確に把握すること。
そのためには、家計簿をつけることをおススメします。
家計簿をつけることによって一カ月間に使ったお金の金額がわかり、無駄な出費となっている問題を洗い出して、改善することができるようになります。
レシートをファイリングするだけでOK!
「毎日毎日レシートをめくって記録をするのは面倒で・・・」。そう思う人は多いですね。
家計簿をつける目的は、あくまでも支出の内容を把握すること。家計簿は、完璧につけなくてもいいのです。レシートをファイリングするだけでもOKでしょう。
レシートの中に頻繁に出てくる食材があったら、それが本当に必要な物なのかを考えて食費の無駄を削るのがおすすめ。
家計簿をつけて支出金額の減少が目に見えると、「次も頑張ろう!」というやる気もアップします!
モチベーションを上げて節約状態を維持しましょう。
楽して簡単に家計簿をつけるポイントは・・・
・記入する項目を絞って10以下にする
・10円単位は切り捨てて、計算のしやすい100円単位で記録する
・項目ごとにレシートを集めて、ファイリング家計簿にする
・無料の家計簿アプリを活用する
家計の無駄をグッと減らす!食費節約ダイエットを成功させる5つのコツ
節約で一番初めに行う作業は必要な物を削ることではなく無駄を省くこと。食事の目的は健康でいるために必要な栄養摂取ですので、食費の節約では食べすぎている食品を控えることが家計も体もダイエット出来るコツです。
1 一週間の献立をたてて、一週間にかかる食費の予算をたてましょう
食費の節約をするとき大切なのは、必要な栄養をきちんと摂り、無駄な食材を購入しないこと。
行き当たりばったりで食事を作っていると、どうしても食材を買い込みすぎて、食材を腐らせるなど、無駄が増えてしまいがちです。
無駄をなくすためには、効率のよい献立作りをすることが効果的です。
一週間単位の献立作りから始めましょう。健康のことを考えて、栄養のバランスの良い献立を考えて下さい。
予算オーバーは献立を立てていないことが原因かも…
献立ができると、おおむねの一週間の食費の予算が立てられますね。
食費は家族一人当たりいくらで考えるのではなく、家族全員で考えた方が、予算は立てやすいはずです。
育ちざかりの子供がいる家庭では、良質なたんぱく質をたっぷりと!そのかわり、お菓子やジュースなどのし好品は食費の無駄になりますので、極力減らす努力をしましょう。
一週間の献立作りのポイントは・・・
・メインおかずを中心に、汁物と副菜を組み合わせる
・一食のメインと副菜では別の調味料を使って、味を変える
・食材の調理方法を変えて変化をつける
・無料で使える献立アプリを活用する など
2 買い物に行く回数を減らしましょう
買い物は楽しいものですが、毎日買い物に行くと、つい必要のないものまで買い込んでしまいがちです。
とりあえず買って冷蔵庫に入れておいたものの、忘れていて腐らせてしまったり…。と、食費がかさむ原因の一つに、買い物に行く回数が多いことがあげられます。
買い物に行くのを減らすだけで、食費はダイレクトに減らせます!
毎日買い物に行っていたのなら、まずは一日おきの買い物に変えてみましょう。
理想的なのは、一週間に一回まとめて買い出しをすること。買い出しに行く時間も減って心に余裕が生まれますよ。
足りないものが出たら、その都度必要なものだけを買いに行くようにすれば、無駄な出費も抑えられます。
買い物へ行く回数を減らすことのメリットは・・・
・まとめ買いの大量購入によって食材を安くゲットできる
・余計な食材の買い込みを抑えられる
・冷蔵庫の整理や食材の使い切りができる など
3 特売セールのワナに気を付けましょう
「特売セール」、「閉店間際の半額セール」などは、いろいろなものがお得に買える、魅力的な言葉ですね。
ですが、これも無駄遣いの落とし穴。ついつい安さに負けて手を出してしまいますが、それって本当に必要な食材ですか?
特売だからと無駄な食材を買い込むのはNG!
閉店間際の半額セールで、必要な食材が安くなっているかは運次第。安くなっている物を中心に毎日の食事を作っていると、献立も栄養もかたよってしまいがちです。
特売セールに飛びつくよりも、食材はまとめ買いで経済的に購入しましょう。
まとめ買いで購入した食材は・・・
・ひき肉は使う分に小分けして、すぐに使わない分は冷凍庫へ
・肉類は使う分ごとにカットして、半調理をして保存
・傷みやすい魚は味噌や酒粕、麹につけて保存
・豆腐はタッパーにいれて、毎日水を取り変える
・野菜はまとめて茹ででおく など
4 お財布に余計なお金はいれない
人間、懐が温かいと、つい大きな気分になって散財をしてしまうもの。
無駄な出費を防ぐために、使える金額以外のお金をお財布に入れないようにしましょう。
食材の購入だけに使う財布を作っておくと便利☆
食材購入用のお財布は、家で保管し、買い出しの時だけ使うことにして持ち歩かないようにしましょう。
仕事帰りに買い物に行くと、行き当たりばったりでつい無駄遣いしやすいです。一旦家にかえって、食材用のお財布をもって買い物に行けば、頭の整理もついて無駄遣いが防止できます。
お財布分けを成功させるコツは・・・
・概ね一週間に使える金額を入れる
・食材の買い出し途中に洗剤などの日用品を買ったら、その分を補充する
・一週間に使い切るお金と考え、余らせようとしない など
5 二つのメモを活用しましょう
子育てで忙しいと考えることが面倒になり、ついつい気になった物を買い物カゴに入れてしまいがち。そこで無駄な買い物を減らして食費を節約するために、頭を使わず買い物時間も家計も節約できるメモの活用をおすすめします。
①家にある食材をメモしておく
無駄な食材を買い込まないためには、家にある食材をきちんと把握しておくことが大切です。自宅にどんな食材が残っているのか、わかりやすくメモを書いておくと便利ですね。
冷蔵庫、冷凍庫、食品庫など、保管方法や保管期限がわかるようにメモを作るのがポイント。冷蔵庫から冷凍庫に移したら、蛍光マーカーで色を付けていくのがおススメです。
食材を使い切ったら横棒を引いて消していくと、「無駄にせず使い切った!」という達成感が得られてモチベーションが上がります。
②買う必要なものをメモしておく
もう一つ、買い出し用のメモを作って活用しましょう。
本当に必要な物だけを書いたメモをもって買い物にいくことで、買うものが絞られて、食材のムダ買いを防ぐことができます。こちらは必要な物がでた都度に書き足していって、買い出しの時に使いましょう。
メモ活用の利点とは・・・
・食材の管理がしやすい
・無駄な買い物を防ぐことができる
・買い物忘れを防ぎ、買い出しの回数を減らすことができる など
リバウンドを防ぐために、レパートリーを広げて節約食材を使いこなす!
食費節約ダイエットでも、心配なのはリバウンドです。
一円でも安くすることだけを考えていると食卓はマンネリ化し、飽きはいつか噴き出して、さらなる出費の増大、リバウンドを招く可能性がありますので、注意が必要です。
節約食材のレパートリーを増やそう!
リバウンドを防ぎ、飽きない食卓を作るためには、レパートリーを増やすことも大切です。
特にレパートリーを増やしたいのは、鶏むね肉やもやしなどの、比較的安価で栄養価の高い節約食材。
特にもやしはかさましにも使えるので、食卓をボリュームアップさせてくれます。
調理方法を変える、味付けを変えるだけで、レパートリーは無限に広がっていきます。
栄養豊かな、美味しい食事を楽しみながら、健康的に食費を節約!
皆さんも食費節約ダイエットで、スリムできれいな家計を目指してみましょう。