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通信費を節約する7ステップ!子育て世帯の家計見直し術

通信費を節約する7ステップ!子育て世帯の家計見直し術

通信費を節約して家計をスマートに!数千~1,2万円安くすることも可能かも!?今すぐできる簡単な節約をまとめています。家族のスマホやタブレットの使い方を見直すチャンス。最近よく耳にする、格安スマホやSIMフリーについてもわかりやすく解説しますよ。

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通信費節約!スマホ、ネット通信、電話代…7つの見直し方法

通信費は、家計に大きな影響を与えますので節約が重要です。多くの人がスマートフォンやインターネットを利用する現代。通信料が家計の大きな負担になっている。というご家庭も多いのではないでしょうか?

実際、家庭における電話通信料は年々増加傾向にあり、総務省の調査では、平成25年の電話通信料の額は、1世帯平均112,453円(年間)。世帯消費支出の3.72%を占めており、現在も増加傾向にあることは確実です。2003年には、104,904円(年間)で3.28%だったことを考えると、ジワリジワリと上昇していることが伺われます。

携帯電話やスマートフォンは1人に1台のこの時代。電気代や食費を節約するように、通信費もしっかり節約しませんか?通信費は、ケースによっては、一度の見直しで数千円~1,2万円の値下がりも可能です!
今すぐ始められる、通信費の節約方法をご紹介します。通信費を節約して家計を見直しましょう!

ステップ1:携帯・スマホプランの見直し

スマホ

まずは基本です。スマホ、携帯電話の毎月の請求書はしっかりチェックしていますか?加入しているプランやデータ通信料を確認することで、無駄なものに気づくことができます。契約時に数カ月間無料だからと付けた有料サービスが、そのままになっているなんてことも。使用していない有料サービスはすぐに解約しましょう。

料金プランは今の使い方に合っていますか?生活環境やアプリの使用で、携帯電話の使い方も変わるもの。「最近メールやLINEばかりで電話をしなくなった」「専業主婦になったら携帯電話をほとんど使わない」など、携帯の使い方が以前と変わった…と思った時には、プランを見直してみましょう
加入してから全くプランの変更をしていないという人は、大きな損をしていたことに気づくかもしれません。

また、ドコモやau、Softbankなど、どのキャリアでも同じような割引プランがあります。家族割、学割やセット割りなど、今の家族に合う割引プランに見直すことも重要です。子供に携帯電話を持たせる時は、家族みんなで料金プランを見直すチャンスです!

ステップ2:電話代は通話アプリを利用。

電話をしている女性

基本その2。通話料は、LINEやスカイプなどの通話アプリを使って節約しましょう。LINEやスカイプを使えば、同じアプリを使用している人との音声電話やメッセージのやり取りが無料に!さらに、固定電話やアプリを使っていない携帯電話への通話料も割引になります。

そこで注意したいのが、通話料の代わりにデータ通信料が使われているということ。いつもデータ容量ギリギリまで使っているという人が、電話の代わりにアプリで頻繁に通話をするには、データ通信のプランを見直す必要があります。

一度、自分が契約しているデータ容量を確認してみましょう。逆に、ほとんどデータ容量を使いきれていないかもしれません。契約しているデータ容量と、使用するデータ容量を合わせることも節約につながります。

ステップ3:プロバイダの変更

ノートパソコン

スマホ代に気をとられて、意外に見落としがちなのが、パソコンなどの固定回線の料金。節約したいなら、インターネットの接続業者「プロバイダ」の変更がおすすめです。プロバイダを乗り換えると、“一定期間プロバイダ料金が無料”になったり、“お得になる”などのキャンペーン特典を受けることができます。それにより、年間のインターネット通信費を下げることができるのです。

すでに回線契約をしている場合は、工事不要のため、1週間ほどでプロバイダを乗り換えることができます。現在契約しているプロバイダの、解約による違約金の発生期間や、新しく契約するプロバイダのキャンペーン内容をしっかり確認し、契約状態のない空白期間ができないように注意しましょう。

ステップ4:格安SIM、SIMフリーへの乗り換え

現在では、スマホ代を節約したいなら、格安SIMやSIMフリーを選ぶのは、たいへんメジャーな方法になりつつあります。格安SIMへの乗り換えで、月々の携帯料金を大幅に下げることができます。SIMフリーとは何か、メリット・デメリットを解説します。

SIMフリーとは…

auのSIMカード

2015年5月より、総務省の通達でSIMカードのロック解除が義務化されました。それがSIMフリーです。SIMカードは、固有IDや電話番号が記録されている小さなICカードで、スマートフォンや携帯電話で通信するためには無くてはならないものです。今までは、通信会社(キャリア)ごとに独自のSIMカードを提供し、そのキャリアでしか使えないようにロックをかけていました。例えば、ドコモの携帯端末からSIMカードを抜いて、auの端末に差し込んでも、SIMカードは認識されず、使用することはできません。そんなの当然じゃない!と思うかもしれませんが、SIMフリーになったことにより、それが当然ではなくなっているのです。

SIMカードのロックが解除されたSIMフリーの端末(=スマホ)があれば、キャリアの制限なしに、さまざまなSIMカードを差し込んで、使うことができます。

SIMフリーのメリット

SIMフリー端末を使う最大のメリットは、キャリアに比べて月額料金が圧倒的に安いということ。毎月のスマートフォン・携帯電話使用料を大幅に下げることができます。
SIMの通信プランはとてもシンプルで、通話なしのプランであれば、月々1,000円以下に抑えることも可能。今持っているスマートフォン端末が格安SIMに対応していれば、キャリアでMNP予約番号を取得し、格安SIM (MVNO)と契約すれば、初期費用だけで月額料金がぐっと安くなるのです。

SIMフリーのデメリット

ここまで読んでいると、SIMフリー端末はいいことずくめじゃない!と思うかもしれませんが、もちろんデメリットもありますので、合わせてチェックしておきましょう。

SIMフリーのデメリット

  • SIMフリー端末代金が高く、使用できる端末が限られる
  • キャリア公式のメールアドレスが使えない(@docomo.ne.jpなど)
  • サポートは基本的にメールや電話のみ
  • キャリアと比べると通信速度が遅い
  • 公衆Wi-Fiが使用できない場合がある
  • 通信制限が厳しい(100MB/3日など、短期間での制限もある)

格安SIMはとっても魅力的ですが、端末の購入費などの初期費用がかかったり、キャリアよりも機能面での制限があるので、できないこともあります。デメリットも確認しながら、乗り換えを検討したいですね。

子供のみ格安SIMもお得

スマホを使っている子供

電話をあまり使わない子供には、格安SIMがおすすめです。LINEなどのアプリで無料通話やメッセージのやりとりをする程度であれば、通話なし・データ通信のみの格安SIMにしてみてはいかがでしょうか?さらに、親が使っていた端末をお下がりで使わせてあげれば、本体代は無料!
格安SIMの月額使用料と初期手数料だけで、子供にスマートフォンを持たせることができますよ。

ステップ5:新規契約はキャンペーン、キャッシュバックを比較検討する

今までに紹介したプロバイダや格安SIM業者(MVNO)は、定期的に新規契約のキャンぺーンを行っています。中には、高額キャッシュバックや数カ月間通信料無料など、かなりお得になるキャンペーンもあるので頻繁にチェックすると良いでしょう。

ただし、キャッシュバックの金額のみで選ぶと、手続きが難しく、うっかり特典を受け損ねる可能性もあります。内容をよく検討して選びましょう。支払いは、ポイントが付くクレジットカード払いがおすすめです。

ステップ6:スマホ・タブレットは基本的にWi-Fi利用にする

タブレット

自宅にWi-Fi環境があれば、スマホのデータ使用量を削減することができます
専業主婦など、自宅にいることが多い人は、スマートフォンやタブレットを自宅のWi-Fiに接続し、外出先ではWi-Fiスポットを活用。通話もLINEなどのアプリを使用すれば、通話料・データ通信料を節約できます。スマホをWi-Fi専用設定にすれば、キャリアのデータ通信を使うことなく、インターネットが楽しめますよ。

インターネットはタブレットで楽しんで、通話はガラケーを利用するという方法もあります。

ステップ7:固定電話を解約

固定電話を解約するのも一つの方法です。総務省の調査では、平成27年末の固定電話の保有率は75.6%。年々減少傾向にあります。独身時代は、固定電話を引いていなかったというママやパパもいることでしょう。

学校の連絡網に携帯番号を載せるのは世間体が悪いからと、子供がいる世帯は固定電話にこだわる方が多いようですが、最近では、自分の前後の連絡先だけ知らせたり、一斉メール送信で連絡するという学校も増えているようです。

以前は、固定電話番号がないと信用度が落ちて、クレジットカードやローンの審査が不利になるということもいわれていましたが、これだけ携帯電話が普及している現在では、あまり影響しないという意見もあります。

こんな時代だからこそ、賢く通信費節約を!

スマホで写真を撮る家族

今やスマホは、中学生でも、時には小学生でも持っている時代です。音声通話やメール以外にも、動画やSNS、料理レシピの活用など、生活の中での役割も大きくなっていますが、家族が多いほど、通信費は家計にダイレクトに影響を与えます。
ですが、現在、スマホには、格安SIMをはじめ、様々な新サービスが誕生し、熾烈な価格競争が起こっています。インターネット通信に関しても、まだまだ変化が起こるでしょう。そして、なにかを安く済ませる方法、お得な方法というのは、ネットで簡単に検索できるようにもなりました。知らないより、知っている、調べた人間が得をすることも多いのが今という時代です。定期的に、新サービスや新たな節約方法がないか、見直した方が良いでしょう。

子供にスマホやタブレットを持たせるタイミングもよく見極め、家族での相談も必要ですね。子供の「欲しい」気持ちは、好奇心の現れでもありますし、友人関係の問題もあるのかもしれません。
ですが、通信費がこれだけかかっていることを明確な数字で伝え、マネー教育の機会を逃さないでください。もちろん、課金ゲームやSNSのトラブルについても教えておきましょう。

通信費節約のためには、家族で話し合うのも大切。各家庭に合った方法で、賢く節約していきましょう。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

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