産後の義母の手伝い体験談に関する記事

産後の義母の手伝いはストレス!?お願いしたママ達の体験談

産後の義母の手伝いはストレス!?お願いしたママ達の体験談

妊娠中「産後は手伝いに行くね」と義母が言ってくれることがありますが、「ストレスになるから嫌」というママも少なくありません。けれど実際お願いしたママの間では意見が分かれます。上手な断り方やお礼、体験談などをご紹介します。

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産後の義母の手伝いってストレスフル!?頼んだ先輩ママの体験談

電話する奥さんと義母

一人目妊娠中は「産後は大丈夫?誰か手伝ってくれる?」と義母に聞かれる人が多いのですが、まだお互いによくわからない相手ということもあり、長く一緒にいることでストレスを感じたり関係を悪くしたりする気がして、お断りしたい人も少なくありません。でも義母の手伝いってそんなにストレスが溜まるものなのでしょうか?

今回は産後の義母の手伝いについて、断り方や実際に手伝ってもらったママ達の感想などを体験談と共に見ていきましょう。二人目以降の出産になると義母はかなり頼れる存在!適切な距離をとって助けてもらいましょう。

手伝いが助かるか否かは義母次第!?

産後は誰かの手伝いが必要。無理をして肥立ちが悪くなっては大変。といったことは妊娠中のプレママもよくわかっていますが、それでもお断りしたいと思う一因は義母の性格にもあります。

mami
40代前半

私もこうなりたい

ベランダから外を眺めるお母さんと赤ちゃん

一人娘が生まれた時、義両親が生まれた次の日に何の連絡もなしに産院に現れてびっくりしました。義実家は車で4時間位かかるのです。途中にでも連絡くれたら身支度の一つでもできたのに。と私も少し嫌な気分でいました。

初めての出産で大変なのに、主人もいない病院で義両親の相手なんて辛すぎると思っていたのですが、実際には違いました。義両親はまず私に「私らのかわいい孫ちゃんを産んでくれてありがとうね。」とねぎらいの言葉をくれ、孫を抱いてあやして、写真を撮ったりして30分もしないで帰っていったのです。

4時間もかけてきたのですから「せめて主人の仕事が終わるまで。」と引き止めたのですが、「○○ちゃんも大仕事終わったばかりで疲れるでしょ。その辺観光しながら帰るから。顔見ただけでいいの。他の親戚には1番に私達が見てきたって証拠(写真)をみせておくからね。こっちの親戚の事はみんなやっておくから落ち着いたら遊びに来てね。」と言ってくれました。

その言葉の通り、産後は急な来客とかもなく、自分のペースで赤ちゃんのお世話をすることができて楽でした。私にとっては一番煩わしいと思っていた親戚づきあいを義母が一手にブロックしてくれたことが1番助かりました。そして義母本人も干渉することなく私達が遊びに来てくれることを待っていてくれたので、逆に早く孫に会わせたい。という気持ちになれました。

この体験談のように、義母が嫁の状況を配慮してくれる性格であればいいのですが、日頃から接する中でストレスが溜まる義母だと、とても手伝いなんて頼めません

  • 嫁の気持ちや考え方を尊重できない
  • 口出し、ダメ出ししてくる
  • 一緒にいるだけで食事の支度や洗濯等をしない
  • お喋りでゆっくり休ませてくれない
  • 赤ちゃんばかりで嫁を大切にしない など

水も触らない方がいいと言われる産後。自分の洗濯物もお願いしなければならず、ホルモンバランスの乱れなどもあり精神的にもイライラしがち。ですから姑に当たってしまうこともあり「ファミリーサポートや家事代行サービスに頼んだ方が気楽で産後の回復も早い気がするし、互いの関係を良好に保てると思う」というママも少なくありません。

産後はママの体調回復が最優先!

ママが心身共に健やかな環境で過ごすことが、体調回復と赤ちゃんの健全な成長には最も大切です。義母と共に家族一丸となってそうした目標を達成できると思えればお手伝いをお願いした方が楽でしょうが、無理だと思う場合は必ずしも手伝いがよいとは言えないことを、嫁側も姑側も心得ておきたいところです。

義母の気分を害さない手伝いの断り方

とはいえ、やる気になっている義母に産後の手伝いを断るのは、嫁としてけっこう伝えづらいでしょう。そこで押さえておきたいのが、失礼のない上手な断り方です。

  • 「困った時は遠慮なくお願いさせていただきますね」
  • 「ありがとうございます。お願いしたいところですが『まずは2人でやってみよう』と〇〇さん(夫)も言っているので…。でも親戚の方々への連絡を義母さんにお願いできると、とても助かります。」
  • 「当面は家事代行を手配しましたので大丈夫だと思いますが、お宮参りの際はぜひ一緒に祝ってくださいね」

このような全拒否しない断り方をするのが目上の人への礼儀と心得ておくと、義母もスムーズに受け入れやすいです。これは社会で働く男性も同じ。義両親と互いによい関係を保った付き合い方をするためには、こうした思いやりを大切にしましょう。

また素直に甘えようとする姿勢は義母からするとかわいらしいのですが、「ベビー用品の買い物だけお願いします」なんていうお財布目当ての甘え方は、義母が利用されているようで不愉快に感じることもあるため配慮を忘れずに。

手伝いをお願いした際の義母へのお礼

実家への里帰りでも、別の世帯を持ったのですからお礼をするのがマナー。夫の立場もありますので、お礼をしている人は多いです。

「嫁に入って孫まで産んであげたのだから、お礼なんてしなくていい」と甘え切ってしまうのは、あまりおすすめできることではありません。

とはいえ義母から「お礼なんてしなくていい!」と真顔で言われることもありますので、そのような場合は無理強いすることで関係がこじれることもあります。実家への里帰り同様に渡し方やタイミングには注意しましょう。

お金だけがお礼の形ではありません!

遠方に暮らす多くの義母にとって、何より嬉しいのが孫の写真や動画を見て様子を知ること。お金に頼らず日々写真や動画を送るといった、少し手間はかかるものの心のこもったお礼の方法があるということも心に留めておきましょう。

「家族アルバム みてね」

写真アプリ紹介のイメージ

子供の記録をつけるだけで、手間をかけずに産後の手伝いのお礼までできるアプリです。

義母のスマホにダウンロードすることで、わざわざ写真を送らなくても家族で子供の写真や動画を共有できます。写真への感想コメントも入れることができるので、離れていてもコニュニケーションが楽々。

Q産後の義母の手伝いでストレスは溜まりましたか?

実際に産後に義母に手伝いをしてもらったママ10人に、ストレスが溜まったか、上手な断り方、お礼について聞いてみました。一人目か二人目かによっても感じ方に違いがあることが分かります。

ストレスを感じました

んたさやん
30代後半

頼られ好きの義母に助けられましたが…

車を運転するシニア女性

32歳で出産、初めてのことだったのでとても不安でした。お互いの両親にとっても初めての孫ということでみんな不安でした。里帰り出産はやめて、自宅近くで出産して自宅で育児をしようと決めました。

病院も義母が良いところを紹介してくれ「健診も車で連れていくよ」と自ら話してくれました。もともと実の娘のように可愛がってくれていて、義母も頼られると喜ぶ、頼られるのが生き甲斐というタイプだったのでとても助かりました。

出産してすぐは実の母親が泊まりで来てくれていましたが、車の免許はもっておらず、義母が病院に連れていってくれたりしました。自宅と義母の家は車で5分ほどなので、実の母親が帰った後はごはんを食べに行ったり、ごはんを持ってきてもらったり、何かとお世話をしてくれました。

ですが勝手に決められたり、よかれと思ってやってもらったりすることが少しストレスでした。善意の暴走していました。お礼は特にしていません。「孫を見られただけで幸せだ」といってくれています。お手伝いを断りたい方は、とにかく実家に帰ることです。

ゆゆ
20代前半

義母に手伝っていただいてよく眠れました。

菜箸を持つシニア女性の手

自分が20歳で初めての子供を産んだ時に、一切連絡などなかったのですが義母が急に家に来て手伝ってくれました。

料理なども作ってくださったのですが、自分の母とは違うのでまかせっきりにはできないですし、キッチンに置いてある調味料などが別な場所に移動されるのが本当に嫌で、疲れている自分は本当にストレスでした。

でも神経質にもなっていたと思います。確かに私は本当にもう家事をする気力もないくらい眠かったですし、心身共に疲れていたので旦那の身の回りのことや洗濯もなどをやっていただいただけでも助かりました。

お礼に少し高価な料亭に行きたい」と旦那に伝え、義母と共に行きました。義母が手伝いに来てくれるということは少しでも仲がいいと思うんです。嫌いであれば手伝いですらしないでしょうし。なので、甘えてもいいと思います。

ただ子供を産んだばかりで疲れていて相当ストレスに感じることもあると思うので、旦那からうまく断ってもらえるのであればお願いすればいいと思います。

みおん
30代後半

二人目の産後を義母にお手伝いしてもらいました

キャベツを切るシニア女性

産後義母に手伝ってもらったのは35歳で2人目のお産の時です。同居する義母から「1ヶ月健診までの間、仕事を休んで手伝うから」と声をかけてもらいました。義母は普段フルタイムの仕事がありますが、1ヶ月健診まで毎日家にいることになりました。

義母の手伝いでは食事が特に助かりましたが、普段あまり家にいない義母が毎日家にいることでストレスを感じました。同じ部屋で義母と過ごすことが辛く感じてしまい、わがままな自分にもストレスの原因があったのだと思います。

お礼は1ヶ月健診後に家族で外食に誘いご馳走しました。義母の手伝いがあれば自分が楽なことは間違いないので、断りたいママは短時間だけ手伝ってもらう等すれば良いと思います。

嫁は義母の口出しに特にストレスを感じるので、控え目にお手伝いしてもらえると助かります。

スマイル
30代後半

子育て方針が違うとはいえ、義母の手も借りたい産後

38歳での4人目の出産を目前にし、実家が遠方の私は義母の手を借りずに産後の生活をするのは難しいと思っていました。そんな中で義母からも声かけがあり、出産の頃から手伝いをお願いすることになりました。
義母の家には子供が時間をつぶせるような遊び道具もないですし、着替えなども置いていないため、我が家に来てもらって手伝ってもらいました。

子供の扱い方については「違うのになぁ~」と、義母とは子育ての方針が違いストレスを感じたこともありました。でも、自分が思うようには動けないので、掃除、洗濯、子供のお風呂、食事の世話をしてもらえたことは、本当に助かりました。

何かお礼をしたいと思いましたが「気持ちだけで十分」と言っていただけたので、その言葉に甘えて感謝の気持ちを伝えるのみとなってしまいました。いつか恩返ししたいと思います。

義母のお手伝いが必要ないと思ったときは、断りづらいもの。そんなときは、「お手伝いが必要になったときに、是非声かけさせてください。その時は連絡しますね。」と前向きな姿勢で言えば、今は必要ないけど必要になれば頼ってもらえるのかなと義母も感じると思うので、嫌な気はしないと思います。

みんみん
20代前半

二人目の出産で義母の手伝い

私が21歳の時に二人目を出産しました。旦那さんの仕事が忙しいから中々休めないので二人も面倒を見られるか不安だったけど、義母から言われたらお願いしようと決めていました。そして義母から手伝いが必要か聞かれてお願いしました。

私の家に来て泊まって手伝いをしてもらいました。ストレスは毎日感じました。一人目の息子を甘やかしたり、育て方に口を出してきたりと毎日イライラしました。私もすぐイラッとしてしまうのもありますが、さすがに育て方とかを言われるのはおかしいと思いました。

でも下の子が熱を出して小児科に連れていくときに、上の子を預けられたから助かりました。結局下の子は入院になり私が付き添わなくてわならず、上の子の面倒をお願いしました。

「家族だからお礼はいらない」と断られてしまいましたが、お礼に外食に行く予定でした。

ストレスは全く感じませんでした

まるこ
30代後半

一人目の産後に義母に手伝ってもらいました

昼寝する女性

一人目の産後に義母に手伝ってもらいました。当時私は29歳で一人目の出産の時でした。産後の手伝いに関しては私の方からお願いしました。
里帰りから自宅に帰ってきえから主人の帰りも遅く、一人で子育てをするのがすごく大変に感じたので、当時義実家の近くに住んで義母の家に泊まりに行かせてもらって手伝ってもらいました。

義母の手伝いに全くストレスは感じませんでした。すごく穏やかな優しい方で、いつも寄り添って育児を手伝ってくれました。義母の手伝いでとても助かったことは、夜眠れない私のために昼間は率先して赤ちゃんのお世話をしてくれたことです。その間に昼寝が出来るようにいつも取り計らってくれました

義母の産後のお手伝いのお礼は、その後何度も毎週のように子供を連れて行ってあげました。初孫が頻繁に来てくれることを義母は心から喜んでくれました。義母は当時の育児の常識を押し付けるようなことはなく、私たちの世代のやり方を尊重してくれました。そういったかたちだとお嫁さんもお手伝いをお願いしやすいと思います。

りさ
40歳

本当に助かりました

携帯電話を操作するシニア女性

私が30歳と35歳の時に、一人目でも二人目でも手伝ってもらいました。ちょうど仕事を定年退職した義母が、頼まなくても自然な流れで手伝いに来てくれるようになりました。私の家に最初の頃は泊まり込んでくれて、その後も日帰りで来てくれました。

産後は赤ちゃんと自分のことで精いっぱいでした。義母の家事の仕方などをストレスに思う余裕もなかったです。二人目の手伝いが心に残っています。

一人目の子供の運動会が迫っていた時期の出産でした。退院はしていて自宅にいましたが、お弁当の用意はできなかったので義母が作って送り出してくれたのです。お手伝いのお礼は、特にしていません。でも毎年子供たちの誕生日には、おかげ様で〇歳になりましたとラインなどで伝えています。

産後は自分で思っている以上に体力がなくなるママもいると思います。断りたいなと思っても、この手伝いなら義母にしてもらっても差し支えないな、という家事を探しておくといいと思います。

おばあちゃんになる方は、出産前からきちんとお嫁さんとコミュニケーションをとることがいいと思います。勝手に手伝おうとせず、何を手伝うかをざっくり決めておいて、産まれてきてから臨機応変にしていくと良好な関係が続くと思います。

るん
34歳

何から何まですばらしい義母

微笑む女性

私が27歳の二人目出産の時に、私からお願いをして手伝ってもらいました。家は歩いて2分程の所に住んでいるので、お互い泊まらず義母が行き来してくれていました。

義母は決してズカズカ来ない性格なので私はストレスを感じた事がありませんでした。むしろ自分の母親よりも相談にのってもらっていました。ミルク飲まない、うんちが毎日出ないと二人目なのに神経質になると、義母はお腹空いたらミルク飲むしミルク飲んだらうんちもするからと楽観的に話してくれとても気持ちが楽になりました。少し落ち着いてからお礼にご飯を一緒に食べに行きました

私は手伝ってもらって体力的にも精神的にもすごく助かったのですが、もしお断りしたい場合は「困った時に手助けしてもらえたら助かります!」と遠回しに言ったり、ガンガン来る義母には少し目をつぶり我慢し聞き流したりする方法を覚えたら少しは楽かなと思います。と言っても義母は子育ての先輩ですから、参考になる部分もあるかと思います。

ゆうママ
38才

義母には感謝しています

義母へのお礼を考えている女性

私が38才のときに三人目を出産しました。二人目までは里帰りしていたのですが、今回は長男が小学生ということもあり里帰りせずに出産することにしました。実家も義実家も新幹線で二時間かかるところに住んでいます。実母は仕事があるので頼ることはできませんでした。

里帰りをしないということを伝えたら義母が手伝ってくれると声をかけてくれて、私の入院中に義母にきてもらって上の子たちのお世話をしてもらうことになりました。期間は一週間でした。義母が家にいるとき私は産院にいたのでストレスは全くありませんでした。

私は赤ちゃんのことと自分のことだけ考えればよかったので助かりました。子供たちもこんなに義母と長く一緒にいることがないので嬉しかったようです。お礼はお金では受け取ってもらえないので、孫たちの写真をたくさん撮ってもらいたいということでデジカメをプレゼントしました。

私は義母のお手伝いは助かりましたが、手伝いを断りたい場合には「今は大丈夫でもし何かあったらお願いします」と言っておくことがよいのではないかと思います。

あおママ
30代前半

産後は義母の手伝いで母子ともに順調

飛行機と新幹線の合成写真

実母は自分の子育てすらまともにせず、口ばかり達者で人をこき使い自分は何もしない人なので、産後はとても頼れませんでした。
そして一人目の出産の時、主人の実家も飛行機や新幹線などで7時間もかかるのと、気を遣うのとでかえってストレスになると思い、義母の手伝いも断りました。

ところが産後、主人はろくに家事をしてくれず退院後すぐに水仕事をしたり、コンビニ弁当が多くなったりと私の負担は尋常ではなく、倒れて入院するなど肥立ちが悪く、床上げに半年もかかる始末。二人目のときはこちらから義母に手伝いをお願いて1ヵ月来てもらいました。

義母は優しく細やかで人に押し付けがましくない性格のため、とても穏やかに楽しく過ごせました。栄養への知識もあり、私の食事も母乳が詰まりにくい豆や野菜中心の和食にして配慮してくれた素敵な義母のおかげで、一人目の時のように乳腺炎になることもありませんでした。

上の子も毎日たっぷり遊んでもらい大喜び。一人目の産後にあんなに苦労したのは何だったのか、義母はなんと頼りになるのかとこの経験により義母への絆が強まり、帰る際には二人で涙しました。

交通費もかかっているのでお礼は10万円を旅行券で渡しました。丁度還暦のお祝いもあったので。

こうした経験の積み重ねで家族となり、老後のお世話なども前向きに行えるようになると思います。甘えられるときに甘えるのも姑との良いお付き合いのコツ。ただし姑の性格によりけりですので「うちは無理」と思う場合は夫に断ってもらうか、「困った時はお願いします」とやんわり断るといいですよ。

義母の手伝いで上の子は救われる!?

二人目・三人目以降の出産の場合、 上の子が外で遊べず体力を持て余してしまうことが多く、義母が遊んでくれることで子供は救われますし、ママも気持ちが楽になります。

産後は上の子の赤ちゃん返りが多い時期ですので、こうした観点からも産後の義母のお手伝いについて検討していくとよいでしょう。