産後の外出はいつから?に関する記事

産後の外出はいつから?時期の目安と安心して出かけるための注意点

産後の外出はいつから?時期の目安と安心して出かけるための注意点

「買い物に行きたいけど、産後すぐの外出は大丈夫?」そんな不安に寄り添い、体調に合わせた外出再開の考え方と持ち物・工夫を紹介。無理せず産後1ヶ月を過ごすヒントが見つかります。

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産後の外出はいつから?時期の目安と安心して出かけるための注意点

産後は、出産でがんばった体を回復させる大切な時期です。昔から「産褥期」「産後の肥立ち」「床上げ」といった言葉があり、しばらくは無理をせず家で休むことがすすめられてきました。とはいえ核家族で過ごすご家庭も多い今、「買い物に行かないと」「ずっと家にいると気が滅入りそう」と感じるママも少なくありませんよね。

そこでこの記事では、産後の外出を再開する時期の目安と、出かけるときの注意点を、ママと赤ちゃんそれぞれの視点でまとめました。体調や回復のペースには大きな個人差があるので、最終的には1ヶ月健診などで医師・助産師に相談しながら、無理のない範囲で進めていきましょう。

産後に外出してもいい時期の目安

退院してから次に医療機関を受診するのは、一般的に産後1ヶ月ごろの健診です。まずは、外出再開の目安をママと赤ちゃんに分けて整理してみましょう。

対象 外出再開の目安 意識したいこと
ママ 産後すぐは休養が最優先。体調が戻ってきたと感じられる時期から、短時間の外出を少しずつ。1ヶ月健診で相談すると安心 産褥期(産後6〜8週間ごろ)は体が回復していく期間。無理は禁物
赤ちゃん 1ヶ月健診で経過に問題がなければ、短時間の外気浴やお散歩から始める 体温調節が発達の途中。気温差や紫外線に配慮する

産後のママの外出はいつから?

生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしてる

産後の体は、自分で思っている以上に回復の途中にあります。回復のスピードには個人差がありますが、「疲れやふらつきを感じにくくなってきた」と実感できるようになってから、近所への短時間の外出を試すのが安心です。目安として産後3〜4週間ごろから少しずつ、という声もよく聞かれます。

出産という大仕事のあとは、動きはじめると思ったより疲れやすいものです。外出先で体調がつらくなってしまうと大変なので、産後しばらくはしっかり休み、体力が戻ってきたことを確かめてから出かけましょう。判断に迷うときは、1ヶ月健診で医師・助産師に「そろそろ外出しても大丈夫か」を相談するのがおすすめです。

赤ちゃんとの外出はいつから?

赤ちゃんとの本格的な外出は、1ヶ月健診で経過に問題がないと確認できてからが一つの目安です。

生まれて間もない時期の赤ちゃんは、体の機能がまだ発達の途中で、体温調節も上手ではありません。環境の変化による体への負担が大きいので、家での生活に慣れるまでは室内で過ごし、外出は少しずつ慣らしていくのが安心です。1ヶ月健診で発育の様子を確認してもらい、順調であれば、まずは短時間の外気浴やお散歩から始めて、少しずつ時間を伸ばしていきましょう。

産後のママの身体の状態を知っておこう

産後しばらくは、ママの体が妊娠前の状態に戻っていく大切な時期で、産褥期と呼ばれます。外出時期を見極めるうえでも役立つので、この時期に起こりやすい体の変化を知っておきましょう。

横になっているお母さんの上で寝ている赤ちゃん

産後の変化として代表的なのが悪露(おろ)です。産後しばらくは分泌物が続き、時間の経過とともに量や色が変わっていくのが一般的です。気になる症状があるときは、健診を待たずに医療機関へ相談しましょう。

また、ホルモンバランスの変化によって気分が沈みやすくなるマタニティーブルーを感じる人もいます。帝王切開だった場合は傷の回復にも時間がかかりますし、体力が戻るまでは疲れやすさやふらつきを感じることもあります。

こうした体の変化に加え、休む間もない新生児期のお世話も重なるので、産後のママの心と体はとても大きな負担を抱えています。産褥期に無理をすると回復が長引くこともあるため、外出は体調が戻ってきたと感じられる時期から、少しずつ始めるのが安心です。

つらいときは一人で抱えこまないで

産後の体調や気持ちがつらいときは、自治体の産後ケア事業や相談窓口、家族のサポートを頼りましょう。こども家庭庁や各自治体が、産後の心身をサポートする仕組みを整えています。無理をしないことが、いちばんの回復の近道です

産後の外出で気をつけたい5つのこと

体調が戻ってきての久しぶりの外出はうれしいものですが、産後ならではの気配りがあると安心です。出かけるときは次の5点を意識してみましょう。

服装やメイク

産後の外出では、動きやすい服装と、紫外線ケアを心がけましょう

産後はホルモンの影響で、紫外線によるシミ・そばかすが気になりやすい時期といわれます。UVカット効果のある化粧品や帽子、日傘などを活用すると安心です。また、久しぶりの外出では疲れやふらつきを感じることもあるので、歩きやすい靴を選び、体を締めつけないゆったりした服にするだけでもぐっと楽になりますよ。

母乳パッドも忘れずに

母乳育児中のママは、外出中に母乳がにじむこともあるため、母乳パッドを付けておくと安心です。母乳の量が多い場合は、吸収量の多いタイプを選ぶとよいでしょう

車の運転

車に乗っている女性

運転の再開は体調と睡眠がある程度戻ってからにし、調子の良い日に短時間から始めましょう。

車の運転は、周りの状況を見て瞬時に判断する必要があり、思った以上に集中力を使います。産後で疲れやすい時期に、育児による寝不足が重なると、集中力を保ちにくくなりがちです。安全のためにも「もう大丈夫」と過信せず、まずは体調を最優先に考えましょう。1ヶ月健診を過ぎて体力が回復し、睡眠時間も確保できるようになってきたら、最初はパパや家族に付き添ってもらい、近所のスーパーまで運転する程度から慣らしていくと安心です。

電車やバスでの移動

電車やバスを使うなら、比較的空いていて座席を確保しやすい時間帯を選ぶと安心です。自分で運転しなくてよい分ラクですが、混雑時に立ちっぱなしが続くと疲れやすくなります。時間に余裕があれば、空いている時間帯を選んで出かけましょう。

徒歩で出かける場合

歩いて出かけるなら、短時間にとどめ、疲れを感じたら座って休憩するようにしましょう。産後の早い時期に無理をして長く歩くと、腰や足に負担がかかり、痛みや疲れを感じやすくなります。

産後ダイエットのために早くウォーキングを始めたい人もいるかもしれませんが、まずは近所へのお散歩程度にとどめ、体調を見ながら少しずつ距離を伸ばしていきましょう。

買い物するとき

スーパーの中

買い物に出かけるときは、重い荷物を持たないようにしましょう。ただでさえ赤ちゃんの抱っこで体に負担がかかっている時期なので、重い荷物はさらに大きな負担になります。

買い物にはパパや家族に付き添ってもらい、荷物を持ってもらうと安心です。ネットスーパーや宅配を上手に活用して、外出の負担を減らすのもおすすめです。

赤ちゃん連れで出かけるときの注意点

産後1ヶ月を過ぎ、赤ちゃんと一緒に出かけられるようになると、いい気分転換になりますよね。赤ちゃんとのお出かけを楽しむために、気をつけたいポイントをまとめました。

気温に合わせた服装にする

車の中にいる赤ちゃん

赤ちゃんと出かけるときは、気温に合わせて衣服をこまめに調節してあげましょう。家の中はちょうどよくても、外に出ると意外と暑かったり寒かったりします。赤ちゃんは体温調節が発達の途中で、自分で服を脱ぎ着することもできません。大人が様子をよく見て、体を冷やしすぎたり汗をかいたままにしたりしないよう、脱ぎ着しやすい服装で調整してあげることが大切です。

お店の室温にも注意しよう

スーパーなどは冷房がよく効いていることが多く、夏の薄着のままだと赤ちゃんの体が冷えてしまうことも。上着を一枚持っていったり、バスタオルやおくるみを用意したりしておくと安心ですよ

紫外線対策を行う

外出のときは赤ちゃんの紫外線対策もしっかり行いましょう。赤ちゃんの肌は大人よりも薄くデリケートで、紫外線の影響を受けやすいといわれます。環境省の紫外線環境保健マニュアルでも、乳幼児は日差しの強い時間帯を避け、帽子や衣服、日陰を上手に使って紫外線を防ぐことがすすめられています。ベビー用の日焼け止めを補助的に使うのもよいでしょう。

特に夏場は、できるだけ日差しの弱い時間帯を選び、地面やアスファルトからの照り返しにも配慮してあげてくださいね。

帰宅後はゆっくり休ませる

お出かけから帰ってきたら、静かな場所で赤ちゃんをゆっくり休ませてあげましょう。赤ちゃんは外出でたくさんの刺激を受けるので、大人が思う以上に疲れているものです。楽しいお出かけのあとにぐったりしてしまわないよう、帰宅後はリラックスできる環境を整えてあげましょう。

帰宅後は水分補給もしっかりと

外出中は体の水分が失われやすいものです。帰宅後は母乳やミルク、白湯などで、赤ちゃんの様子を見ながら水分を補ってあげましょうね

産後の外出であると便利な持ち物

ママの体をいたわりつつ、赤ちゃんとのお出かけをスムーズにするために、次のようなものを用意しておくと安心です。

  • ママ用:動きやすい服・靴、帽子や日傘、UVケア用品、母乳パッド、飲み物
  • 赤ちゃん用:着替え、脱ぎ着しやすい上着やおくるみ、おむつセット、授乳・ミルク用品、飲み物
  • 共通:母子健康手帳・健康保険証・乳幼児医療証、ウェットティッシュ、ビニール袋

まとめ:産後1ヶ月はのんびり過ごしましょう

産後は体調がゆらぎやすく、育児で寝不足にもなりがちで、なかなか元のペースに戻れずもどかしく感じることもあるかもしれません。回復のスピードには個人差があるので、周りと比べず、まずは自分と赤ちゃんのペースを大切にしてください。産後1ヶ月ごろの健診で経過を確認しながら、外出は「頑張って出産した自分へのご褒美期間」を過ごすくらいの気持ちで、無理をせず、周りの手を借りながら少しずつ再開していきましょう。不安なときは、医師・助産師や自治体の産後ケアを気軽に頼ってくださいね。

産後の外出に関するよくある質問

質問 回答
産後、ママの外出は何日目から? 回復には個人差があります。産褥期(産後6〜8週間ごろ)は休養が優先で、体調が戻ってきてからの短時間の外出が安心です。目安に迷うときは1ヶ月健診で相談しましょう。
赤ちゃんはいつから外出できる? 1ヶ月健診で経過に問題がなければ、短時間の外気浴やお散歩から始めるのが一つの目安です。少しずつ時間を伸ばしていきましょう。
産後の車の運転はいつから? 体調と睡眠がある程度戻ってからにしましょう。1ヶ月健診を過ぎたころから、調子の良い日に短時間から。最初は家族に付き添ってもらうと安心です。
外出がつらい・不安なときは? 無理をせず、自治体の産後ケア事業や相談窓口、家族のサポートを活用しましょう。買い物は宅配やネットスーパーに頼るのもおすすめです。
この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪