出産のお見舞いで困ったことに関する記事

出産のお見舞いマナー 先輩ママの体験談に学ぶ時期や手土産の選び方

出産のお見舞いマナー 先輩ママの体験談に学ぶ時期や手土産の選び方

産後当日は避けてほしい、食事の時間は困る、生菓子より軽くて実用的なものが助かる。出産のお見舞いで先輩ママが本音で感じたことを体験談そのままに掲載し、共通点から見える喜ばれるマナーと、受け取る側ができる事前の工夫まで具体的にまとめました。

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出産のお見舞い体験談!守ってほしいお見舞いのマナーとは?

出産直後の新米ママの大切な仕事といえば、もちろん赤ちゃんのお世話です。しかし、それ以外にも気をつかう場面が待っています。それが、お見舞いに来てくれた方々への対応です。

もちろん、皆さん赤ちゃんの誕生を祝うために訪れてくれるのですが、産後のママは想像以上に体力を消耗していて、来てくれる時期やタイミングによっては、その対応がかえって負担になってしまうこともあるようです。

生まれたての赤ちゃん

そこで先輩ママたちに、これだけは守ってほしいと感じたお見舞いのマナーについて聞いてみました。最も多かったのは、出産直後のゆっくり休みたい時期の訪問は負担になるという声です。そして、入院中の数少ない楽しみである食事の時間に来られると食べそびれてしまうという意見も目立ちました。

子ども連れで訪れる場合の配慮を挙げる人も多くいました。体調が万全でないお子さんや、外遊びのあとで汚れたままのお子さんを連れてくると、産後のママはどうしても気をつかってしまう、という声です。

手土産では、ケーキやプリンなどの生菓子に戸惑ったという意見が複数ありました。日持ちせず、病室に専用の冷蔵庫がないことも多いうえ、慣れない赤ちゃんのお世話に追われて食べる余裕がないまま、消費期限が切れてしまうためです。

出産や慣れない赤ちゃんのお世話で疲れているママを、さらに疲れさせてしまわないような気配りが、出産のお見舞いには求められます。この記事ではまず、先輩ママ12人のリアルな体験談をそのまま紹介し、そのうえで「喜ばれるお見舞い」の共通点を、訪問する側がそのまま実践できる形に整理しました。

ありがた迷惑ってこのこと?出産のお見舞いでママが困った体験談

かのん
20代前半

母の見舞いが助かりました

お見舞いに来る母親

出産の時間が短く、それほど難産ではなかったため、一般的な出産よりは楽な印象でしたが、それでも出産の翌日にお見舞いに来られるのは少し抵抗がありました。

まだ出産したばかりで、慣れない赤ちゃんの世話も始まり、精神的に余裕がなく、正直なところ、お見舞いに来てくださった方に対応するのはとても無理な状態でした。

でも、母がちょくちょく様子を見に来てくれたのは本当に助かりました。とにかく汗をかくので、パジャマを洗濯して持ってきてくれたりして助かりました。

暇だろうと本をもらったことがありましたが、読む余裕はまったくなかったため、正直いってありがた迷惑でした。

母が母乳育児におすすめだと言って、団子を持ってきてくれたことがありました。母乳を与えるようになると栄養が不足しがちになるので、これはとてもありがたかったです。

つむりん

20代前半

できれば短時間で済ませてほしい

入院していた病院では、午前中やお昼ぐらいの時間帯は、産後の健診や赤ちゃんについての説明などがあったので、お見舞いの時間帯は、基本的には夕方ぐらいが助かります。

とにかく、お祝いに来てくれた人に「頑張ったね」「お疲れ様」と言ってもらえると、あぁー赤ちゃんを産んだんだな、お母さんになったんだなと実感して、安心できした。

少し困ったのは、何をするわけでもなく、暇つぶしのようにダラダラと長い時間いたうえ、食べた物のゴミまで置いていった友人には少し困りました。

お見舞いでいただいて1番嬉しかったのは、子供のものではなく私の大好物のお菓子です。頑張ってよかったと、少し癒されました。

ゆっき

30代後半

食事の時間のお見舞いはやめてほしい

寝ている新生児

出産のお見舞いは、できれば2日目以降に来て欲しいです。当日は、正直体がまだ痛かったり、疲れがどっと出てくるからです。

また、夕飯の時間帯なども避けて欲しいです。赤ちゃんが寝てる間に、さっとご飯を食べたしまいたいのに、お見舞いくると食べるタイミング逃したりするからです。

出産のお見舞いです嬉しかったのは、県外に住んでいる兄弟が出産するのを待って、有給休暇を使って赤ちゃんを見に来てくれたことです。

逆に、嫌だなと思ったのは、赤ちゃんの性別について言われたこと。

赤ちゃんは男の子だったのですが、せっかく出産したのに、「女の子じゃなくて残念だったね」と勝手なことを言われて、とても嫌な気分になりました。

出産のお祝いに、子どもの名前のスタンプをいただいたのはとても嬉しかったです。将来、幼稚園や学校で役立てようと思います。

なみ

32歳

風邪ひきの子供をつれてお見舞い

風邪で洟をかんでいる子供

出産のお見舞いはもちろん嬉しいのですが、産後の入院2日間はとても体が疲れているので、避けて欲しいのが本音です。

産後の入院中といっても午前中は沐浴指導や授乳指導が入っていたりとするので、午前中は避けて欲しいなど、欲を言えば色々とでてきます。

お見舞いに来るとみんなが「本当にお疲れ様」と言ってくれます。この一言が出産後は本当に嬉しく思います。

みんな色んなものをお見舞いで持ってきてくれました。オムツ、肌着、服など、何でも私は嬉しく思いますが、食べきれないほどのケーキには少し戸惑いました。

また、お見舞いで一つ残念な出来事がありました。

子供を連れてきた友達がいたのですが、その子は風邪をひいていたのか、咳がひどいうえ、鼻水をたらしていたのです。

まだ小さい子なので、産まれたての赤ちゃん向かって、容赦なく咳をしていました。子供に悪気はないとは思いつつも、内心はやめてほしいといった気持ちでした。

友達を責める気もありませんが、自分はこういう事がないようにしようと、いい勉強になった出来事でした。

ここママ

40代前半

大きなお見舞いの品は困ります

出産直後は心身ともにかなり疲れ果てています。出産後のお見舞いはいつがいいのかは、出産した時間帯によると思います。

夜に出産を終えているなら、出産後に睡眠を取ることができるので、翌日からはお見舞いは可能ですが、深夜や明け方に出産をした場合は、出産当日は避けたほうがいいですよね。

帝王切開の場合は、傷口の痛みが引き始める頃がいいので、2~3日開けてからでもお見舞いは遅くないと思います。

妊婦さんは朝方からしか睡眠を確保することが出来ないので、今から眠ろうとしていたところにお見舞いの方がくるのは正直キツと感じます。

私の場合は、忙しい親友がわざわざ仕事と子育ての合間に見舞ってくれて嬉しかったです。また、母乳が出るようにと、姉が温かいハーブティを届けてくれて本当に有難かったです。

せっかくお見舞いに来て頂いたのですが、長居して日常会話を続けられた人には正直困りました。普段の体調と全然違うので、長くても1時間程度でお引き取り願いたいところです。

出産祝いなどの心尽くしやご足労いただくのは大変感謝ですが、オムツをケースごと手渡されたときは困りました。

退院するときに赤ちゃんを抱っこし、着替えや荷物もある中で、オムツがとても重かったです。ですので、入院中のお見舞いには退院するとき荷物にならないものがいいですね。

ラスママ

30代半ば

子供連れの見舞いには要注意!

自作CD

私が入院したのは、食事がおいしいと有名な産婦人科だったので、出産後の一番の楽しみが病院の食事でした。

事実おいしいお料理がでてきたので、夕食の時間帯には、できれば面会に来てほしくなかったなと思っていました。

とはいえ、仕事帰りの友人が時間を割いて会いに来てくれ、話し相手になってくれたことはとてもうれしかったです。

そんな中、仕事帰りの友人がお見舞いに来てくれたのですが、小学生の子供が学童帰りで着替える時間がなかったとかで、あまりきれいな状態でなかったのは正直迷惑でした。

気にはしてくれていたのですが、その子は生まれたばかりの赤ちゃんに興味津々。病室に入ってきたと同時に赤ちゃんに触れ、更には靴を脱いで私のベッドに上がっていました。

二人目だったので、寛大にできましたが、一人目だったらどうしていたかと考えてしまうような、つらい状況でした。

入院のお見舞いで一番うれしかったのは、音楽好きな友人が赤ちゃんと聞いてほしいと持ってきてくれた自作CD。退院後、赤ちゃんとゆったりした時間を与えてくれるものでした。

お見舞いにいろいろな物をいただきましたが、CDは赤ちゃんと私が共有できる時間を作ってくれるプレゼントだったので、とても印象に残っています。

しゅんた

20代後半

お見舞いの時間は30分以内に

産後は想像以上に体力を消耗しているので、お見舞い時期はせめて産後2日目以降にしてほしいと思います。

また、あまり滞在時間が長いと疲れてしまうので、少し迷惑だと感じてしまいます。30分程度で切り上げてもらえると丁度良いかと思います。

しかし、遠方からわざわざ義父母が来てくれるのは、孫の誕生を心待ちにしていたという気持ちが伝わるので本当にうれしかったです。

お見舞いに来ていただく際には、みなさん何かしら手土産を持ってきてくださるのですが、ケーキなどの甘い洋菓子を持ってきてくださる方が割と多く感じました。

乳腺のよくないと助産師さんから注意されてしまうので、洋菓子などは避けてほしいと思います。反対にフルーツをいただいた時はとても嬉しかったです。

ひよっこ

20代後半

友人の細かい気遣いに感謝

封筒、ペンと手紙用紙

出産のお見舞いに来ないでほしいのは、出産直後です。

産後間もない時期は赤ちゃんのリズムもまだよく分からないし、授乳の感覚が短いので、お見舞いの方が来ると、授乳できなくなるので嫌だなと感じていました。

親戚が出産した当日にお見舞いに来たのですが、私は大仕事を終えたばかりで、とてもじゃないけれど対応することができませんでした。

逆にうれしかったのは、小さい頃からの友人が来てくれたこと。わざわざ遠くから来てくれたのに、私たちのことを考えて長居せずに、早々に帰った気遣いがうれしかったです。

出産のお見舞いにもらってうれしかったのは、お祝いのお金の入っていた封筒の中に一緒に添えられていた手紙です。

嬉しくなかったものは、ケーキです。食べたい気持ちはあるのですが、おっぱいが詰まってしまうので食べられず、困りました。

ますなー

26歳

産後は身も心もピリピリ

出産のお見舞いに来ないで欲しい時期は、やはり産後間もない頃です。

産後3日間ほどは体もボロボロで、慣れない授乳やお世話に苦戦する頃ですので、とてもお見舞いの相手をする余裕はありませんでした。

そして、やはり朝早い時間や授乳の時間は避けて欲しかったです。

出産のお見舞いでうれしかった事は、実の妹が毎日お見舞いに来て、身の回りのお世話や赤ちゃんのお世話を進んでしてくれた事です

妹は出産を経験しているので、産後のつらさや心境も理解してくれています。そして、姉妹なので、気兼ねなく色々とお願いできるのでとても心強かったです。

逆に迷惑だなと感じたのは、それほど仲良くない友人が、出産を終えた途端お見舞いに来たいと連絡を毎日してきた事です。

何年も会っていないし、連絡先も知らないような仲なのにもかかわらず、誰かから連絡先を聞いて連絡をしたようです。産後はピリピリしていたので、迷惑に感じてしまいました。

お見舞いにもらってうれしかった物は、花束です。寂しくて心細い病室の中にお花を飾るとそれだけで幸せな気持ちになって癒されました。

逆にもらってうれしくなかったものは、日持ちしないプリンなどの生菓子です。

食べたい気持ちは山々なのですが、毎日慣れない新生児のお世話に追われてそれどころじゃないので、結局消費期限が切れてしまい、とても勿体無いことをしました。

azusa

27歳

自分の友達や家族は全然OKなんですけどね…

赤ちゃん用オムツ

出産後の2日目から退院までの間は、自分の家族や仲の良い友人にお見舞いに来てもらっても、抵抗はありませんでした。

入院中の方が、助産師さんたちがいる安心感があるし、ゆとりを持っておしゃべりができます。また、母子同室でなければ化粧をする時間も取れますしね。

退院してからしばらくは、自分たちのペースを掴むのに必死で、見舞いに来られても…と思うことがありました。

仲の良い友達や自分の親戚は愚痴も言えるし、家事も手伝ってもらえたりとうれしいこともあります。

逆に旦那側の親族は本当に勘弁してほしいです。疲れてイライラしている上、来客者に気を遣うなんて精神的に負担が大きすぎるので、はむしろ3,4か月は遠慮してほしいです。

出産祝いには、離乳食を作るためのブレンダーがうれしかったです。ベビー服などの好みが分かれるものは避けてもらいたいかな・・・。オムツも実用的でうれしいです!

のんのの

30代後半

普段ほとんど会わない人はご遠慮いただきたい

ケーキ

今から7年半前に長女を出産しましたが、旦那がよほどうれしかったのか、さまざまな人に連絡。そのせいで、たくさんの人がお見舞いに来ました。

産後は赤ちゃんのお世話などでほとんど眠れない状態なので、できれば親族以外には来て欲しくなかったです。

中には、私が1度しか会ったことのない、旦那の古くからの友人もやってきました。そんなに面識のない人に、産後間もないうちから来てもらっても、対応に困ると思いました。

あまりにもいろんな人が来たのでほとんど眠ることができず、お見舞いに関して嬉しかったことは1つもありませんでした。

また、お見舞いでさまざまなものをいただきましたが、複数の人がケーキを買ってきたのは大変でした。

病室が定員オーバーで、ホールのようなところで過ごしていたので、専用の冷蔵庫もなく、もらっても保管できずに困ってしまいました。

また、私自身が産後間もなくて世話もできない状態なのに、大きなお花の鉢植えを持ってきたのには、どうすることもできずに困ってしまいました。

子ども服や現金など、普段は嬉しく感じるものもいただきましたが、あまりにもの多くの訪問者に疲れてしまい、当時は全く嬉しくも思えない状況でした。

ゆかなかの

30歳

お見舞いはタイミングが大事

出産のお見舞いはとても嬉しいものですが、出産当日やその翌日は来てほしくありません。また、面会時間終了ギリギリの遅い時間も避けてほしいです。

出産は女性にとって人生の大仕事です。自然分娩の人も帝王切開の人も、出産のすぐ後は痛みを感じますので当日、翌日は身体を休める時間にさせて欲しいです。

面会終了時間近くでは夜寝る支度をし始める時なので、友達であればその時間は避けたほうがいいと思います。

お見舞いで嬉しかったのは、仕事の都合で年に1度くらいしか集まれない仲良しメンバーがみんな都合をつけて会いに来てくれたことです。みんなの優しさがとても嬉しかったです。

逆に困ったのは、義両親が面会の開始時間から終了時間まで、ずっといたことです。孫が可愛くて仕方ないのでしょうが、長時間の滞在は正直疲れてしまいました。

お見舞いでもらって嬉しかったのはプリンやクッキーです。病院食のデザート代わりにしたり、ちょっと小腹が空いた時に美味しく食べました。

体験談からわかる お見舞いに行くベストな時期

12人の声をならべてみると、訪問のタイミングについては驚くほど共通しています。結論から言えば、産後当日と翌日は避け、2日目以降を目安にするのが、もっとも喜ばれる行き方です。「当日は体が痛い」「翌日はまだ無理だった」「せめて2日目以降に」という声が繰り返し出てきました。

理由は、出産直後のママにとって最優先なのが体の回復と睡眠だからです。お産は時間帯が選べません。夜に出産を終えた人はその夜に少し眠れますが、深夜や明け方に出産した人は、当日はほとんど休めないまま朝を迎えます。ここママさんが「出産した時間帯による」と語っているのは、まさにこの事情です。だからこそ、いきなり訪ねるのではなく、行く前に本人か家族へ「いつなら大丈夫そう?」と一言確認するのが、いちばん確実な気配りになります。

出産の方法によっても、ちょうどよい時期は変わります。体験談では、帝王切開だった場合は数日空けてからのほうが落ち着いて会える、という声がありました。回復のペースには個人差があるため、「何日目ならOK」と一律に決めず、本人の体調と病院の面会ルールに合わせるのが安心です。下の表に、体験談から見えたタイミングの目安をまとめました。

状況避けたい時期落ち着いて会いやすい目安
日中や夜に出産出産当日翌日以降で、本人に確認がとれたとき
深夜や明け方に出産出産当日体を休められた2日目以降
帝王切開当日から数日痛みが落ち着く2〜3日目以降
退院後の自宅生活リズムが整う前本人から「来て」と声がかかってから

時間帯と滞在時間 心地よい距離感の保ち方

時期と同じくらい大切なのが、一日の中の「いつ行くか」と「どれくらいいるか」です。体験談で繰り返し挙がったのは、避けてほしい時間帯がはっきりしているという点でした。

まず午前中は、沐浴指導や授乳指導、産後の健診や赤ちゃんの説明などが入っていることが多く、ママは動けません。次に食事の時間。入院中の食事は数少ない楽しみで、しかも赤ちゃんが寝ている短い隙に食べたいもの。ここに来客が重なると、食べそびれてしまいます。さらに、授乳の間隔が短い時期は授乳とぶつかりやすく、面会終了間際は就寝準備の時間と重なります。これらを避けると、夕方の落ち着いた時間帯が無難という声に落ち着きます。

滞在時間は、短いほど喜ばれます。体験談では「30分程度」「長くても1時間」という具体的な数字が複数挙がりました。何をするでもなくダラダラ長居したり、食べたゴミを置いて帰ったりするのは、はっきり「困った」と書かれています。会えたら「お疲れさま」「頑張ったね」とねぎらいの言葉をかけ、赤ちゃんの顔を見せてもらったら早めに切り上げる。早々に帰った友人の気遣いが何より嬉しかった、という声が、この距離感の正解を物語っています。

子ども連れでお見舞いに行くときの配慮

子どもを連れての訪問は、体験談でとくに「困った」が集まったテーマです。生まれたばかりの赤ちゃんと、産後で気を張っているママのいる場所だからこそ、いくつかの配慮を意識したいところです。

  • 子どもの体調が万全でないときは、訪問の日をずらす。連れて行くかどうか迷うなら、その日は控えるのが無難です。
  • 外遊びや学童帰りで汚れたままにせず、身ぎれいにしてから伺う。「あまりきれいな状態でなかった」という声がありました。
  • 赤ちゃんに勝手に触れない、近づきすぎない。靴のままママのベッドに上がるのは厳禁です。
  • 子どもから目を離さず、滞在は短めに。落ち着いて会いたいなら、可能であれば子どもは預けて来るのもひとつの方法です。

子どもに悪気はなく、責められないのも事実です。だからこそ「自分のときはこうしよう」と、連れて行く側があらかじめ段取りを決めておくことが、いちばんの予防になります。

もらって嬉しい お見舞い品の選び方

手土産は「気持ちがいちばん」とはいえ、品物によって受け取る側の負担が変わるのも本音のところ。体験談で「嬉しかった」「困った」がはっきり分かれたものを整理しました。

喜ばれたもの困ったもの
花束(病室が華やぎ、気持ちが癒える)大きな鉢植え(世話が必要で持ち帰りも大変)
現金や祝い金に添えられた手紙日持ちしない生菓子(保管できず食べそびれる)
フルーツ、本人の好物のお菓子食べきれない量のケーキ(保管場所に困る)
軽くて実用的なもの、退院後に役立つ物重くてかさばる物(箱ごとのオムツなど)
名前スタンプ、子どもと楽しめるもの好みの分かれるベビー服

選ぶときの軸は2つです。ひとつは退院時に荷物にならない軽さ。赤ちゃんを抱え、着替えや荷物も持って帰る退院日に、重い品はそのまま負担になります。もうひとつはすぐ消費できるか、長く使えるか。生菓子は気持ちが嬉しくても、冷蔵庫がなく食べる時間もない入院中には向きません。同じ甘いものでも、クッキーのように日持ちするものは「小腹がすいたときに食べられた」と喜ばれていました。フルーツや花束、手紙が安定して喜ばれているのも、この2つの軸を満たしているからです。本人の好物がわかるなら、赤ちゃん向けの品よりも「あなたへのご褒美」を選ぶと、頑張ったママの心にまっすぐ届きます。

受け取る側のママができる事前の工夫

お見舞いのマナーは、訪問する側だけの問題ではありません。体験談を読むと、ママ自身がほんの少し準備しておくだけで防げたトラブルが、いくつもあったことに気づきます。受け取る側ができる自衛策を整理しておきましょう。

まず効くのが、夫や家族との事前のすり合わせです。「旦那がよほどうれしくて、さまざまな人に連絡してしまい、面識のない人まで来て眠れなかった」という体験は、出産前に「連絡する範囲はここまでにしてね」と一言決めておくだけで、かなり防げます。あわせて、「来てほしい時期・時間・人」を家族経由でやんわり共有しておくと、相手も気をつかわずに済みます。

断りにくい相手には、病院のルールを味方につけるのが角を立てない方法です。「面会は何時から何時まで」「一度に入れる人数」「子どもの同伴可否」といった決まりは、病院ごとに設けられています。自分の都合として伝えると角が立つことも、「病院がそう決めているので」と言えば、相手もすんなり受け入れやすくなります。疎遠な相手から毎日連絡が来て困った、というケースも、「落ち着いたらこちらから連絡するね」といったん区切る一文があれば、やりとりがラクになります。

そして何より、退院後しばらくは自分たちのペースを最優先にしてかまいません。生活リズムをつかむのに精一杯の時期に無理をして人に会う必要はなく、「落ち着いてから声をかける」で十分です。気兼ねなく頼める家族やきょうだいの存在が心強かった、という声が多かったことも、遠慮せず周りを頼っていいという裏づけになります。

お見舞いに行く前のマナーチェックリスト

訪問する側が出かける前に、ひと通り確認しておきたいポイントをまとめました。

  • 産後当日や翌日になっていないか。本人か家族に行ってよい日を確認したか。
  • 午前中、食事の時間、面会終了間際を避けた時間帯か。
  • 滞在は30分から長くても1時間で切り上げる心づもりがあるか。
  • 子どもを連れて行く場合、体調と身だしなみは整っているか。
  • 手土産は軽くて、保管しやすく、退院時に荷物にならないものか。
  • 大人数で押しかけていないか。声をかける範囲を絞ったか。
  • 出たゴミは持ち帰り、長話を続けすぎない準備ができているか。

出産のお見舞いでよくある疑問

Q.お見舞いはいつ行くのがいいですか?
産後当日と翌日は避け、2日目以降を目安にします。出産の時間帯や方法によって体調は大きく変わるので、行く前に本人か家族へ「いつなら大丈夫そう?」と確認するのが最も確実です。

Q.手ぶらで行くのは失礼ですか?
気持ちが伝われば手ぶらでも問題ありませんが、渡すなら花束や本人の好物、軽くて実用的なものが喜ばれます。重い物や日持ちしない生菓子は、かえって負担になることがあります。

Q.どれくらいの時間いていいですか?
30分、長くても1時間が目安です。赤ちゃんの顔を見せてもらい、ねぎらいの言葉をかけたら早めに切り上げると、相手の体を休ませることができます。

Q.子どもを連れて行ってもいいですか?
子どもの体調が万全で、身ぎれいにしていれば連れて行けますが、赤ちゃんやベッドに勝手に触れないよう目を配り、短時間で帰るのがマナーです。落ち着いて会いたいなら預けて来るのも選択肢です。

Q.お見舞いに行く前の連絡はどうすればいい?
突然訪ねず、必ず事前に都合を聞きます。返事がない、または「落ち着いてから」と言われたら、急かさずに待ちましょう。連絡を取り合うのは家族の窓口役を通すと、ママの負担が減ります。

いちばんのプレゼントは「無理をさせない気遣い」

体験談を通して見えてくるのは、品物そのものよりも、産後のママの状態を思いやる気持ちこそが喜ばれる、ということです。行く時期を確認し、時間帯を選び、短く切り上げ、荷物にならないものを選ぶ。どれも特別なことではなく、相手の立場をほんの少し想像すれば自然とできる配慮ばかりです。「お疲れさま」のひとことと、早々に帰っていく後ろ姿の気遣いが、いちばん心に残ったという声が、それを何よりよく表しています。お祝いに駆けつけたい気持ちはそのままに、会うタイミングと帰るタイミングだけ少し意識すれば、その訪問はきっと忘れられない贈り物になります。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪