出産祝いのお返し金額の相場は?内祝いのマナーと先輩ママ・パパの体験談15
出産祝いのお返し(内祝い)は、「何を・いくらで返せばいいのか」「地域の慣習も気になる」と、多くの家庭が悩みやすいテーマです。気持ちがこもっていれば形は自由とはいえ、やはり失礼のないように整えたいところですよね。
この記事では、まず出産内祝いの相場・贈る時期・のしの基本マナーを早見表で整理し、そのうえで先輩ママ・パパ15人が実際にどうお返ししたのかを体験談で紹介します。相手や金額に合わせて品を選んだ声が多く、品選びのヒントが見つかりますよ。
まず押さえたい!出産内祝いの相場とマナー
体験談を読む前に、内祝いの基本を確認しておきましょう。ここを押さえておくと、金額や品物で迷いにくくなります。
金額の目安は「半返し」または「三分の一返し」
出産内祝いの金額は、いただいた品や現金の2分の1(半返し)から3分の1程度が一般的な目安とされています。高額をいただいた相手ほど、きっちり半返しにこだわらず三分の一程度でも失礼にはあたらない、と考えられることが多いようです。地域や家によって慣習が異なるため、迷ったら両親や年長の家族に相談すると安心です。
| 贈る相手 | 金額の目安 | 選ばれやすい品 |
|---|---|---|
| 親・きょうだい・親族(高額の場合) | 3分の1〜半返し | カタログギフト、商品券、上質な食品 |
| 友人・同僚 | 半返し | お菓子、タオル、日用品 |
| 上司・年配の方 | 半返し | 日持ちする菓子折り、カタログギフト |
| 同額程度を複数からいただいた場合 | 一律でもOK | 個数や種類で調整できる品 |
贈る時期は「生後1か月ごろ」が目安
内祝いは、お宮参りの時期にあたる生後1か月ごろまでに贈るのが目安とされています。出産後はあわただしいので、いただいたら記録を取り、産前に候補を決めておくと慌てずに済みます。遅れてしまった場合は、お礼を添えて早めに贈れば問題ないでしょう。
のしの表書きと、避けたい失礼
のし(掛け紙)は紅白蝶結びの水引を選び、表書きは「内祝」または「出産内祝」。名前は苗字ではなく赤ちゃんの名前(読みにくい場合はふりがな)を入れるのが一般的です。誰から何をいただき、何を返したかを一覧で管理しておくと、後々の付き合いでも役立ちます。
出産祝いお返しの金額!先輩ママ・パパの経験談15
ここからは、実際にお返しを経験した15人の声を紹介します。金額の決め方や、相手ごとの品選びの工夫が参考になりますよ。
半返しをしました
出産祝いのお返しは大体20人前後だったと思います。私の住んでいる地域では、お祝い金の半額を返すのが風習になっていますので半返しをしました。
なので、頂いた金額によって品物などは変えています。ベビー用品店の内祝いカタログにたくさんリストがありましたので、そこで一括でお願いしました。
相手によって返したものは違いますが、子供の名前入りのお菓子やバスタオルなどが多かったように思います。家族連れのところはお菓子を贈ったほうが喜ばれると思ったからです。
反対に独身の方などは、お菓子をもらっても食べきれないかもしれないと思い、バスタオルなどの日用品を贈りました。最近は、お米や子供の身長に合わせたバームクーヘンなど、本当にたくさんレパートリーがあるので、見ているだけで楽しいです。
年代によって選ぶものを変えました
出産祝いのお返しは、全員で15人くらいにしました。値段はインターネットで調べたところ、半返しくらいが相場と書いてあったので全員半返しにしました。三分の一返しでもいいみたいなのですが、失礼のないように半返しにしました。
お返しは、友人には有名なお店の洋菓子にしました。親族にはホテルのスープセットにしました。友人には、自分がもらったら嬉しいものにしようと思いました。
量より高級感があるようなものをと思い、選びました。親戚にはお菓子よりスープのほうが、年配の方にも喜ばれると思い選びました。誰もが知っている高級ホテルのスープにしました。
一応味見のために、自分用にも購入しました。味が分からないと不安なので、人に送るときはなるべく食品は味見するようにしています。
半返しから三分の一返し
出産祝いをくださったのは、親戚、友人、夫の会社の上司など、だいたい合計で15名程度だったと思います。
ほとんどの方が、ほしいものがあるかどうか聞いてくださったので、遠慮なくこういったものがほしい(たとえば、おもちゃがないので、おもちゃ、授乳クッションなど)と伝えた気がします。
お返しの値段はネットで調べて、半返しから三分の一返しだったので、そのくらいにしました。頂いた品物も、自分からほしいと言ったものだったり、ネットを見ればすぐに金額がわかるので、お返しの値段に困ることはありませんでした。
両親、義両親は今後のこともあるので、心ばかり、お返しの品物を奮発した覚えがあります。友人や上司の方へのお返しとしては、お菓子を送ることが多かったです。
仲の良い友人には、お菓子とそうではないものどちらがよいか、尋ねてみたりもしました。両親、義両親には、使ってもらえるような品物を選んで送りました。
後に残らず、喜んでもらえるものというと、手っ取り早いのがブランドのお菓子だと思い、アイスの詰め合わせなどを選んだりしました。
お返しはほとんどお菓子
出産祝いのお返しをしたのは、全部で50人近くです。私と夫それぞれの友人、親戚などなど、かなりの人数になりました。
もらう時期もさまざまだったので、その都度お返しを用意するのは正直ちょっと大変ではありました(もちろん、いただけるのはとても嬉しかったです)。
お返しの値段は、親や姉にだいたいの相場を聞いてから決めました。また、お返しの値段はいただいた金額によって変えました。やはり一律にしてしまうと、たくさんいただいた方に申し訳ないので…。
出産祝いのお返しに贈ったのは、ほとんどお菓子です。ただ、相手の年齢や好みなどを考えて人によって少し変えたりしました。
メインにしたのは和風のパイ菓子とラスクの二種類です。どちらも私自身が以前食べてとても美味しかったので、きっと喜んでもらえると思って決めました。
日本茶、洋菓子、羊羹など
出産祝いをいただき、お返しをしたのはだいたい20人くらいでした。母から、お祝いを頂いた場合のお返しは半返しと言われていたので、いただいたものや現金の半分をお返ししました。
いただいたものの金額が人によって異なるので、お返しした金額も人によって異なります。お返しは、相手の負担にならないものを選ぶようにしました。
趣味に合わない食器などをもらって、捨てるに捨てられない…ということになっては申し訳ないと思ったので、なるべく消えもの(食べたり使ったりして残らないもの)にするようにしました。
相手の好みがわかっている場合には、好みのものを選びました。日本茶、洋菓子、羊羹などを送りました。そのほか、商品券やカタログギフトを送った方もいます。
半返しでお菓子が無難
友人や親戚など15人ほどから出産祝いをいただきましたが、基本的にはいただいた物の金額の半分ほどでお返しをしました。私の住む地域ではお祝い事のお返しは「半返し」が常識なので、金額は特に迷うことなく決まりました。なのでお返しの金額はそれぞれで異なります。
お返しの品物はいろいろ考えましたが、物にすると好みもあって喜んでいただけない場合もあるので、無難にお菓子にしました。もちろんスーパーで手軽に買えるものではなく、インターネットで取り寄せました。
自分の知っている範囲でですが、和菓子が好きな方には和菓子を、洋菓子が好きな方には洋菓子を送りました。金額が違っても個数や品物を変えればよいだけなので楽でした。
ただ一つ気をつけたのは、日持ちが長いものを選ぶようにしたことです。お菓子なら万が一ご自身が食べられなくても人にあげられますし、食べてしまえば場所も取らないので決めました。
3,000円のハム
私たちの住んでいるところは地方で、入院中も多くの人が出産祝いを持ってきてくれました。親族だけでなく、義父母の職場の人や、祖母の家の近所の方まで、子どもの誕生を楽しみにしてくれており、30人くらいの方からお祝いをもらいました。
あまりにも数が多く、1か月以内に半返しとなると経済的に厳しかったので、夫の会社のお歳暮の時期に合わせて3,000円程度のハムをお返ししました。
会社のお歳暮の機会を利用でき、保存がきいて無難なものを選べました。お歳暮と内祝いを一緒にできて、経済的にも一安心で、一石二鳥にも三鳥にもなった気分です。
男性には音楽ギフト券
20人くらいに出産祝いのお返しをしました。お返しの値段の決め方は、母や祖母に聞きました。ネットは便利ですが、地域差がありすぎて参考になりにくかったです。お返しの値段は、いくらいただいたかによって人それぞれ変えました。
タオルセットやお菓子セットが多かったです。自分がもらっても困らない物を探しました。夫の友人には音楽ギフト券にしたところ、喜ばれました。
お返しは、ほぼネットで注文しました。まとめて頼むと送料が無料になるので便利でした。遠方の人には宅配便で送り、近場の人には後から直接渡しに行きました。
祖母にはたくさん頂いたので、デジタルフォトフレームにしました。生まれた赤ちゃんの写真データを入れて送ったら喜ばれました。
動物モチーフのドーナツ
出産祝いのお返しをしたのは6人ほどでした。他の方は「お返しはいらない」とのことだったので、お言葉に甘えてお返しは控えさせていただきました。
お返しの値段は実母に聞き、だいたいの相場を教えてもらいました。お返しの値段はもらった額によって決めることにしたので、人によって変えました。
それぞれに喜んでもらえそうなものを考えて贈りたかったので、相手によって違うものを選びました。
特に喜ばれたのは、動物モチーフのカラフルなドーナツです。小さな子供がいる友人たちに贈りました。冷凍で日持ちもしますし、見た目もかわいく、子供も大喜びだったと言ってもらえました。
義母の友人や夫の会社の上司のような年配の方には、お茶の詰め合わせを贈りました。お茶なら皆さん飲まれるかなと思い、このギフトに決めました。
返しは半返しの習慣
出産祝いのお返しは、それぞれの両親を除き全員にお返ししたので20人ほどになりました。夫の実家の地域も私の実家の地域もお返しは半返しの習慣だったため、頂いた出産祝いの半額をお返ししました。
きょうだいや親戚からのお祝いには半額の商品券と菓子折りを、夫の会社関係で子供服などの物をいただいた方には、ネットで金額を調べてその半額程度のカステラなどのお菓子をお返ししました。
特にきょうだいや親戚は頂いた額も大きく、物だけで選ぶのは難しそうでしたが、幸い両方の実家とも商品券の習慣だったので迷わずにできました。
内祝いは贈る期間も決まっていて、出産後のあわただしい中で品を考えて手配しなければいけないため、あらかじめ「これを返す」という習慣があることで助かりました。
1,500円の醤油のセット
出産祝いをいただいたのは主に親族で、全部で5〜6人の方へお返しをしました。年上の方が多く、あまりたくさん返すとかえって気を遣わせると思ったので、送料込みで1,500円以内に収めました。
お祝いの額はほとんど同じくらいだったので、全員に同じ値段のもので一律にしました。
お返しは、ミニサイズの醤油が4個入りになったセットを選びました。田舎で一人暮らしの親族にはお菓子はあまり喜ばれないと思ったからです。
調味料ならどんな人でも毎日使うので喜ばれるかなと思って決めました。決めるときは実家の母や義母にも相談し、「醤油ならうちでも使うよ」と言ってくれたのでスムーズに決められました。
頂いた金額の半額分で商品券
我が家では出産後のお祝いを、親戚を含め友人・ご近所さん合わせて20人くらいからいただきました。お返しは皆平等にするため、頂いた金額の半額分の商品券を購入してお返ししました。
お店でしっかり包装してもらい、のし紙には子供の名前を印刷しました。こちらの好みで選んでも全ての人が喜ぶわけではないですし、使わない物だと相手も困ってしまうと思ったからです。
その点、商品券ならどんな人でも使えてあっても困りません。我が家は子供が3人なので、3回ともこのスタイルでした。
3人目のときには、のし紙の名前で「今回は名前何にしたの?」と、親戚の方から笑顔で確認していただけるようになりました。
紅茶のセットやタオル、寝具
出産祝いのお返しをしたのは全部で20人くらいです。お返しの値段は、ネットで相場を調べて決めました。具体的には、いただいたものの値段の二分の一〜三分の一とあったので、まず金額を調べ、そこから贈るものの予算を決めてカタログから選びました。
相手に合わせて喜ばれそうなものを選び、親戚筋は両親にも相談して決めました。結局、紅茶のセットやタオル、寝具などにしました。
冠婚葬祭は何かと細やかな気配りが必要なので、誰からいつ何をいただき、何をお返ししたかはエクセルで管理し、必要なときに振り返れるようにしています。出産祝いのお返しでも特に役立ったので、おすすめです。
タオルセット、食品、カタログギフト
出産祝いのお返しは40人くらいにしました。お返しの値段は、基本的に頂いた金額の三分の一〜半額くらいを目安にしました。現金はすぐ金額がわかりますが、物の場合はネットで相場を確認しました。
なのでお返しの値段は統一ではなく、人によって違いました。お返しした物も人によって変えました。
大半はタオルセットですが、お子さんのいる家庭にはお子さん向けのタオルにするなど、家族構成によって種類を変えました。
そのほか食品のセットやカタログギフトもお返ししました。タオルはどの家庭でも使い、値段の幅も広いので選びました。高額をいただいた方にはタオルでは見合わないので、食品やカタログギフトを選びました。
一度にたくさんお返しするのは大変でしたが、周りの方がこんなにお祝いしてくれたんだと改めて実感できました。
カタログを見て相場で決めました
22歳で出産し、子供が1人います。出産祝いは複数人からいただきましたが、おむつなどの実用品が多かったため、お返しをしたのは5人くらいです。
物をいただいた方には、その人が出産したときに返せばいいと思いました。むしろ現金より物のほうが気が楽ですし、おむつやおしり拭きは実用性があり、子供の肌に合うか試せてありがたかったです。
お返しの値段は、出産祝いのお返しカタログを見て相場で決めました。だいたいみんな同じくらいのものです。
お返しは何にするか迷いましたが、名入れや写真つきは相手に気を遣わせるかなと思い、無難にお菓子にしました。親族や多めにいただいた方には、カタログギフトや欲しいものを聞いてお返ししました。
体験談から見える!喜ばれるお返し選びのポイント
15人の声を振り返ると、品選びには共通するコツがありました。迷ったときの参考にしてみてください。
- 「消えもの」が選ばれやすい:お菓子・お茶・調味料など、使えばなくなる物は相手に負担をかけにくく人気です。
- 相手に合わせて変える:家族構成・年代・好みに合わせて品を変えると、より喜ばれます。
- 日持ち・保存性を重視:食品は賞味期限が長いものだと、相手も無理なく消費できます。
- 高額には商品券やカタログギフト:金額の調整がしやすく、相手が好きに選べます。
- 記録を残す:誰から何をもらい、何を返したかを一覧管理すると、次の付き合いでも役立ちます。
出産内祝いのよくある疑問(FAQ)
Q. お返しはいつまでに贈ればいい?
生後1か月ごろ(お宮参りの時期)までが目安です。遅れた場合も、お礼のひとことを添えて早めに贈れば失礼にはなりません。
Q. 半返しと三分の一返し、どちらが正しい?
どちらも一般的な考え方で、地域や関係性によります。迷ったら半返しを基準にしつつ、高額をいただいた相手には三分の一程度でも問題ないとされています。
Q. のしの表書きと名前はどう書く?
表書きは「内祝」または「出産内祝」、名入れは赤ちゃんの名前が一般的です。読みにくい名前はふりがなを添えると親切です。
Q.「お返しはいらない」と言われたら?
相手の気持ちを尊重しつつ、お礼状や赤ちゃんの写真、ちょっとしたお菓子などで感謝を伝えると角が立ちません。
相場とマナーを押さえれば、内祝い選びはぐっと楽になる
出産内祝いは「半返し(または三分の一返し)」「生後1か月ごろまで」「表書きは内祝+赤ちゃんの名前」という基本を押さえておけば、迷う場面がぐっと減ります。あとは相手の家族構成や好みに合わせて、消えものや実用品、高額にはカタログギフトなどを選べば安心です。
先輩ママ・パパの体験談のように、記録を残しながら一つずつ準備すれば、あわただしい産後でも落ち着いて対応できます。お祝いしてくれた方への感謝の気持ちを込めて、あなたらしいお返しを選んでくださいね。


