イライラを溜めずに子育てと仕事を両立した体験談
子育てと仕事の両立でいちばん大切なのは、頑張ることより「イライラを限界までためない」ことです。疲れや余裕のなさが積み重なると、つい夫や子どもに強い言い方をしてしまい、あとで自己嫌悪…という悪循環に陥りやすいからです。子育ての現場では、うまくいっている家庭ほど「自分の機嫌を先に整える仕組み」を持っています。
この記事では、共働きで奮闘してきた先輩ママ14人のリアルな体験談を、そのままの声で紹介します。外食やコンビニコーヒーで気持ちを切り替える人、一人時間や美容院でリフレッシュする人、家電の機械化や夫・子どもの家事参加で負担そのものを減らす人まで、切り口はさまざまです。読み進めるうちに「これならうちでもできそう」という続け方がきっと見つかります。
後半では、14人の工夫を6つのパターンに整理し、どんな家庭・状況に向くかを一覧にしました。夫を家事の戦力にする声かけ例や、頼れる外部サービス・公的な支援制度もあわせて紹介します。イライラが爆発する前に、気になったものから一つずつ取り入れてみてください。
そもそも、なぜ両立中はこんなにイライラがたまりやすいのか
結論から言うと、共働きの毎日は「気を張り続ける時間」が長く、心が休まる余白がほとんどないからです。仕事では同僚や取引先に気を配り、帰宅すれば子どもの世話と家事が待っています。切れ目なく誰かのために動き続ける状態は、頭も気持ちも消耗します。発達の観点から見ると、子どもは親の表情や声のトーンをよく見ています。親に余裕がないと子どもも落ち着かず、ぐずりや反発が増えて、さらに親がイライラする、という連鎖が起きやすいのです。
もう一つの見えにくい原因が「名前のつかない家事」の偏りです。献立を考える、保育園の持ち物を把握する、体調の変化に気づく。こうした段取り役を一人で抱えると、実際の作業時間以上に脳が疲れます。「私ばかり」という不公平感が、イライラの火種になりがちです。よくあるのが、夕方の台所での一場面です。「なんで手伝ってくれないの」と強い口調が出てしまい、子どもが泣き、さらに時間が押す。ここでつまずかないコツは、イライラのピークで解決しようとしないこと。イラッとしたら一度その場を離れ、水を一杯飲む、洗い物の手を止めて深呼吸する、それだけでも次の一言がやわらかくなります。
大切なのは「イライラする自分はダメな親」だと責めないことです。余裕がないのは能力の問題ではなく、単に一人にかかる負荷が大きすぎるサインです。だからこそ、気合いではなく「仕組み」で余白を作る発想に切り替えていきましょう。
イライラが爆発する前に効く「事前の仕組み化」という考え方
ストレス対策には大きく二つの方向があります。一つは、たまった疲れを解消する「発散型」。もう一つは、そもそも疲れがたまりにくくする「予防型」です。この記事の体験談にも両方が登場しますが、長い子育てを乗り切るうえで効果が続きやすいのは、予防型を土台にして発散型を上乗せするやり方です。
予防型の柱は、家事を減らす仕組み化と、負担を分け合う分担です。たとえば「食器は各自が下げる」「乾いた洗濯物は自分の分は自分でしまう」とルールを決めるだけで、毎日の作業と指示出しの手間が両方減ります。声かけも工夫できます。「片付けて」と言うより、「おもちゃを箱に3つ入れたら勝ちね、よーいドン」と遊びにすると、小さな子でも動きやすくなります。うまくいかない日があっても当然なので、できたら一緒に喜ぶくらいの気楽さで続けるのがコツです。
そのうえで、発散型の「自分のご褒美」を短くてもいいので予定に組み込みます。ポイントは、疲れ切ってから探すのではなく、あらかじめ「金曜の帰りはコンビニで好きなコーヒーを買う」などと決めておくこと。楽しみが先にあると、忙しい一週間の支えになります。ここから紹介する14人の声は、まさにこの「予防」と「発散」を自分なりに組み合わせた実例集です。
Q子育てと仕事の両立の秘訣は?
A仕事の後に子供と一緒に楽しんで帰る
仕事がつかれてもうどうしてもイライラがたまってしまったときは子供をお迎えに行ったあとそのまま外食してしまいます。家でご飯を食べるともし惣菜などを購入して食べる場合でも後片付けはしないといけないし、子供がぐちゃぐちゃに食べることにイライラしてしまいます。外食なら片づけや配膳も不要で各自好きなメニューをたべることができます。
高いお店でなければ負担に感じることも少ないし、子供の栄養の偏りを心配する人もいるかもしれませんが、日々の家事でイライラしているママを見るよりも楽しく外食してニコニコしているママを見るほうが子供にとってはいいことだと自分に言い聞かせています。そして、早く子供を寝かせて自分の時間を作ったり自分も睡眠時間を多めにとったりしながらうまく毎日をやりくりするようにしています。
| 投稿者 | リンゴ(30代前半) |
|---|---|
| 外食の理由 | 家事のストレス軽減とイライラ防止のため |
| 外食のメリット | 片付け不要・子供が好きな物を食べられる |
| 心がけていること | ママが笑顔でいることが子供にとって大切だと意識 |
| 家庭での工夫 | 子供の早寝や自分の睡眠・自由時間を確保 |
Aお茶の香りで癒されています
仕事をしながら子育てをしていると、なかなか自分の時間がありません。毎日毎日忙しくて、季節の感覚すら忘れてしまうこともありました。見かねた友人が勧めてくれたのが、茶香炉です。もともと、コーヒーや紅茶などのお茶を飲むことが好きで、お茶の香りに癒されることもありました。さっそくお茶屋さんに香炉を買いに行きました。
店員さんに話を聞いたら、香炉専用のお茶じゃなく古いお茶でも良いとのことだったので、経済的にもありがたいなと思いました。ただ、蝋燭を使うので、香炉を使うのは子供が眠ってからです。茶香炉に火を入れると、日本茶の良い香りが部屋に充満して落ち着きます。茶香炉で香りを楽しみながら、ちょっと甘いものを食べると、気持ちが軽くなり疲れが軽減されます。たまに、紅茶やコーヒーを香炉に乗せて、違う香りを楽しんでいます。
| 投稿者 | 篠(30代前半) |
|---|---|
| 癒しの方法 | 茶香炉を使ってお茶の香りを楽しむ |
| きっかけ | 忙しさで季節を感じられず、友人の勧めで始めた |
| 使用タイミング | 子供が寝た後に蝋燭を使って香炉を焚く |
| 楽しみ方 | 日本茶・紅茶・コーヒーなど香りを変えて気分転換 |
| 効果 | 香りと甘いものの組み合わせで疲れが軽減 |
Aコンビニのコーヒーが止められません!
仕事が終わってからコンビニの挽き立てコーヒーを買うことが至福の一時です。コンビニのレジで店員さんがコーヒーを入れてくれるだけで、「今日も頑張った!明日もまた頑張ろう!」という気持ちになります。何か大きな仕事をした時には、自分へのご褒美としてコーヒーと一緒にスイーツも買って帰ることが多いです。
スイーツもコンビニ限定のものがあったりするので、見つけるととても幸せな気分になります。コンビニのコーヒー1杯でとてもリッチな気分になれるので、これだけは止められません。コンビニでついつい子供へのお土産も買ってしまったりするので、お小遣いがどんどん消えてしまうのが悩みです。これからもコンビニにお世話になりながら、仕事も頑張っていこうと思います。
| 投稿者 | みゆみ(30代後半) |
|---|---|
| 習慣 | 仕事終わりにコンビニで挽き立てコーヒーを買う |
| 気分の変化 | コーヒーで「今日も頑張った」と前向きになれる |
| ご褒美 | 特別な日はスイーツも購入してリッチ気分 |
| 楽しみ | 限定スイーツを見つけると幸せな気持ちになる |
| 悩み | 子供へのお土産などでお小遣いが減ってしまう |
A月1回の美容院
女性が多い職場で働いています。なので、身だしなみには気を使います。実は、私は白髪がけっこう多くて、白髪染めをしても3週間ほどすると、生え際が白くなってきてしまうんです。そんなこともあり、月に1回は、夫に子供を預けて、美容院に行くことにしています。
これが結構、毎日の疲れを乗りこえるポイントになっていまして、美容院でカラーをしている間、出してもらったコーヒーとジンジャークッキーを食べ、雑誌を読んで、美容師さんとの会話も楽しみ、リフレッシュして家に帰ります。帰り道には、留守番してくれている子供と夫におみやげを買って帰ろうと思うほど、やさしい気持ちになっています。毎日、夕方から夜にかけて子供にきりきりしているのに。
| 投稿者 | みみたん(40代前半) |
|---|---|
| 習慣 | 月に1回、美容院に通う |
| 理由 | 白髪が目立つため&職場での身だしなみを意識 |
| リフレッシュ方法 | 美容院でコーヒーとお菓子を楽しみ、雑誌を読む |
| 効果 | 美容師との会話や時間で気持ちがやさしくなる |
| 家庭への気持ち | 帰りにおみやげを買いたくなるほど心に余裕が生まれる |
A一人で過ごす時間を取る様にしています。
仕事中もたくさんの人と接して気をつかいますし、家に帰れば子どもたちとの関わりでやはりいろいろと気を揉むことも多いです。ずっと誰かと一緒にいると、気持ちがいっぱいいっぱいになって、ストレスが溜まってきてしまいます。私は一人になる時間をもらうようにしています。夫とも、子どもとも離れ、一人きりで過ごすのです。具体的には、週に一度くらい、夫に子どもを見てもらい、自分だけの時間をもらうのです。
この時間は、ショッピングをしたり、お菓子作りをしたり、ウォーキングなどの運動をしたりと、その日の気分によってすることも違っていますが、一人きりで過ごしていると、心と頭が休息できるような気がするのです。その代わり、夫も自分だけの時間がほしいと思いますので、別の時には私が子どもたちを見て、夫にお一人さまタイムを楽しんでもらうようにしています。
| 投稿者 | ゆるり(30代後半) |
|---|---|
| 悩み | 人との関わりでストレスがたまりやすい |
| 解決策 | 週1回ほど一人きりの時間を確保 |
| 過ごし方 | ショッピング・お菓子作り・ウォーキングなど気分次第 |
| 効果 | 心と頭の休息になりリフレッシュできる |
| 夫とのバランス | 互いに一人時間を持てるように協力している |
A年に一回の家族旅行
子育てと仕事の両立は本当に大変です。疲れが溜まり、辛い時には、もう仕事を辞めてしまおうかとくじけてしまいます。親がくじけている時は、子どもも大抵、忙しさにくじけています。そんなとき、我が家は、みんなで共通の楽しみ、家族旅行のことを話します。
ディズニーリゾートに遊びに行くことを決めると、日にちの相談。ホテルの予約など話をするだけで、みんなが笑顔になります。大人も、子どもも、頑張るご褒美や、楽しみは必要だなあと思います。共働きをしているからこそ、こういった、旅行にかけるお金もできます。我が家の、普段は、質素です。外食もしないし、安売りチェック、節約生活も頑張ります。こうして、せっかく共働きを頑張っているのだから、教育費の貯金をし、年一回の家族旅行も楽しむようにしています。
| 投稿者 | みなみこ(42歳) |
|---|---|
| 習慣 | 年に1回の家族旅行を計画 |
| 背景 | 子育てと仕事の両立に疲れを感じることがある |
| 旅行の効果 | 話し合うদけで家族みんなが笑顔になれる |
| 価値観 | 共働きだからこそご褒美が必要と考えている |
| 日常の工夫 | 節約しながら教育費と旅行資金をしっかり確保 |
Aお悩み相談のアプリなどを見ています。
仕事をしながらの子育てって体力的にも精神的にもとても疲れます。そんな日々を乗り越える私なりの秘訣は、就寝前にお悩み相談のアプリを見ることです。子供たちを寝かしつけた後だけが唯一の自分の時間なので、布団へ入り、お悩み相談のアプリを見ます。
そして、私と同じようなことで悩んでいるひとの質問や回答をみてそんな方法もあるんだと勉強になります。また、いろんな方の悩みや質問や回答をみたりして、いーなとおもったり、うちのほうがまだマシだなどと思って楽しんでいます。勝手に1人でアプリと井戸端会議をしています。いろんな人の悩みを見ることで、うちだけじゃないんだと勇気と安心感がもらえます。旦那は呆れていますが、私にとっては至福の時です。
| 投稿者 | タンポポ(20代後半) |
|---|---|
| 悩み | 子育てと仕事の両立による精神的・体力的疲労 |
| 対処法 | 就寝前にお悩み相談アプリを見る |
| 効果 | 共感・学び・比較による安心感と前向きな気持ち |
| 感想 | アプリでの閲覧が癒しの時間になっている |
| 家族の反応 | 夫は呆れ気味だが本人にとっては至福の時間 |
A機械化とこどもの家事戦力化
現在小学1年と3年の男の子2人いるワーキングマザーです。長男が5か月になってから職場復帰しました。たまの高級アイスや岩盤浴、仲の良いママ友とのおしゃべりは、確かに気晴らしにはなります。でも、子育ては長期戦なので、私がおすすめするのは、可能な限りの機械化と子供の家事戦力化です。次男出産後の職場復帰時に、まず食器洗乾燥機を購入。食器洗いから解放されました。
次男がはいはいする時期の前に、ルンバ購入。毎日の掃除機掛けから解放されました。その後、洗濯機も大容量のドラム式洗濯乾燥機に買い替えて、雨の日も洗濯物がしっかり乾くようになりました。ルンバのお蔭で、外出前に床に転がっているおもちゃはそのままだと全部ルンバが食べてしまうので、こどもたちが片付けるようになりました。乾いた洗濯物の片づけは自分の物は自分で、食器は各自下げる、お風呂掃除や玄関の掃除も子どもたちに教え込みました。途中は大変でしたが、今、子どもたちができない普段の家事は料理くらいなので、だいぶ楽になりました。
| 投稿者 | りぼん(40代前半) |
|---|---|
| 家族構成 | 小1と小3の男の子2人、共働き家庭 |
| 基本方針 | 子育ては長期戦と捉え、機械化と子供の家事参加を重視 |
| 導入した家電 | 食器洗乾燥機・ルンバ・ドラム式洗濯乾燥機 |
| 子どもの役割 | おもちゃの片付け・洗濯物の収納・食器片付け・風呂掃除など |
| 効果 | 家事の負担が減り、子どもも自然と戦力に |
A割り切ってママ友と協力体制を作る!
下の子が幼稚園に入園してから週3でパートを始め、お迎えに合わせた時間を設定していたので、フルタイムと比べれば仕事と育児、家事の両立はし易かったと思います。それでも仕事以外は年中無休の状態なので、勿論ストレスや疲労が溜まってイライラがつのる事もあります。そこで平日は割り切って仲の良いママ友と子供を預け合う様にしました。
主に自分の仕事がある日は子供を預かってもらい、その間に買い物や夕飯の支度も済ませて夕方のお迎えまでゆっくりコーヒーを飲んだり、うたた寝をして気分転換や体を休めるようにしていました。預かる日の事も考えて、仕事の無い平日か休日の一日を使って作り置きのおかずや下ごしらえをある程度しておく事で家事の効率が上がり、負担も減らせました。週末は夫の予定を確認して月1~2日位は自分一人で出かける時間を持っていました。その時に美容院に行ったり友達と会って話題のお店でランチしたり気持ちにゆとりを持てる様に工夫していました。
| 投稿者 | ナナコ(40代後半) |
|---|---|
| 仕事と育児 | 下の子幼稚園入園後、週3パートで両立しやすい環境 |
| 協力体制 | ママ友と子供を預け合い、仕事日に家事や休息時間を確保 |
| 家事の工夫 | 作り置きや下ごしらえで平日の負担軽減 |
| 週末の過ごし方 | 夫の予定を確認し、月1~2回一人時間を楽しむ |
| リフレッシュ方法 | 美容院や友人とのランチで気持ちにゆとりを作る |
A旦那の休みの日は、ゆっくりと自分の時間を満喫しています。
仕事と育児で体が疲れてきたなと思った時には、旦那の休みの日は旦那に任せてゆっくりと自分の時間を取らせて貰っています。疲れがピークに達した時は、仕事が終わってからマッサージに行ったりしています。私の行くマッサージ店では、15分コースで頼むと25分くらいおまけでしてくれます。ちょっとした事ですが、一気に体の疲れが取れます。
体がそこまで疲れていない時には、本屋さんで立ち読みをしたりしています。家で雑誌を買ってもなかなか読む時間がないですし、邪魔をされる事が多いです。そうした事もあり、ここぞとばかりに1時間程度読んだりします。こうして精神的にも、肉体的にもリフレッシュをさせ、育児や仕事を乗り切っています。旦那の協力があって出来る事なので、感謝しています。
| 投稿者 | くるみ(20代後半) |
|---|---|
| リフレッシュ方法 | 旦那の休みの日に自分の時間を確保 |
| 疲労対処 | 疲れがピークの時はマッサージ(15分コースでおまけ付き) |
| 軽い疲労時の過ごし方 | 本屋で立ち読みし1時間程度読書 |
| 効果 | 精神的・肉体的にリフレッシュできる |
| 感謝 | 旦那の協力があって成り立っている |
A週に一度のお楽しみ
産休から復帰して、2時間の時間短縮勤務で働いています。家は田舎なのですが、会社は名古屋なので会社の帰りに少しだけ寄り道ができるのでそれが楽しみでお仕事を頑張って続けることができます。寄り道できても30分くらいですが。。
家事と仕事で1日中働きっぱなしで毎日ヘトヘトですが、そんな自分にご褒美の意味で、毎週金曜日にデパートに寄ってスイーツを家族分買って帰ることにしています。週の最後に甘いものを食べて一週間がんばったなー、私と甘やかしています。また、ストレスがマックスになった時はホールケーキをひとつ買ってきて、切らずにひとりでそのまま食べます。満たされない感情を一番好きな食べ物を好きなだけ食べることで解消しています。
| 投稿者 | fu(38歳) |
|---|---|
| 勤務形態 | 産休明け、2時間短縮勤務で名古屋の会社へ通勤 |
| 楽しみ | 帰りに寄り道して30分ほどデパートで過ごすこと |
| ご褒美 | 毎週金曜に家族分のスイーツを買う |
| ストレス解消法 | ストレスが高い時はホールケーキを一人で食べる |
| 効果 | 甘いもので自分を甘やかして満たされる |
A「時短」で心と時間にゆとりを
自分の体力がないからなのか、頼れる身内が身近にいないからなのか、育休復帰後の最初の数日で「育休前と同じ働き方をしていたら自分が体を壊す」と危機感に襲われました。悩んだ結果、1時間早く帰る「時短」を選択しました。上司も同僚も快く承諾してくれたので大変ありがたかったです。時短のおかげで焦らずに安全に運転して帰ることができ、それだけでもストレスが軽減されました。
また、仕事を効率よく実行するようになり、妊娠前より短い時間でも成果を上げられるようになりました。逆に仕事が上手く回るようになったので、子供にも余裕を持って接することができるようになりました。定時のときより早く保育園の駐車場に着けるようになったこともあり、自分の好きなファッションの携帯電話のアプリをさっと眺める時間ができました。ちょっとした気分転換になり、子供を笑顔でお迎えに行くことができます。好きな物をちょっと目にするだけでも、心持ちは全然違うように感じます。
| 投稿者 | June(30代後半) |
|---|---|
| 課題 | 育休復帰後、体力の不安と頼れる身内がいないこと |
| 対策 | 1時間早く帰る「時短勤務」を選択 |
| 効果1 | 焦らず安全に帰宅でき、ストレス軽減 |
| 効果2 | 効率的な仕事で短時間でも成果を出せるように |
| 効果3 | 子供に余裕を持って接し、自分の時間も確保できる |
| 気分転換 | 保育園駐車場で好きなアプリを眺めてリフレッシュ |
A夫を主体にさせちゃおう
子供が幼稚園に行き始めてから再就職をしました。それまでは、家事や育児をほとんど自分がこなしていました。しかし、正社員として働くようになると、帰宅時間が19時を過ぎることが多くなりました。最初の頃は、できるだけ前日に夕ご飯を作るように頑張っていました。
でも、仕事をしているとミスをして、落ち込むこともあります。精神的や肉体的な疲れからご飯を作れなくなってしまいました。帰宅時間が遅いこともあり、夫がかなりの頻度でご飯を作ってくれるようになりました。心も体も休まりました。今では大半の家事・育児を夫がやってくれます。家族に大事にされているからこそ外で頑張ろうと共働きを続けられています。ぜひ、夫を家事の戦力として頼ってみましょう。きっと頑張ってくれますよ。
| 投稿者 | ひわみ(30代前半) |
|---|---|
| 状況 | 幼稚園入園後に再就職、帰宅は19時過ぎが多い |
| 初期対応 | 前日に夕食を準備する努力をしていた |
| 問題点 | 仕事の疲れで夕食作りが困難になる |
| 解決策 | 夫が頻繁に夕食を作るようになり家事の大部分を担当 |
| 効果 | 心身の休息が得られ、共働きを続けられている |
| 提案 | 夫を家事の戦力として頼ることをすすめる |
Aできるだけ機械に頼ること!
4歳と1歳の子育てをしながら会社員をしています。子育てと仕事を両立できているのは、ずばり機械に頼っているから。うちの場合は乾燥機付き洗濯機と食洗機です。2人目の育児休暇が終わるまでは、洗濯物を干すのも食器洗いも全て手作業でやっていました。主人と分担してやっていたのですが、子供が1人と2人とでは大変さが大違い! 恥ずかしながら、家事の押し付け合いで夫婦の間にも険悪なムードが…。これではいけないと、前述の2台の購入に踏み切りました。
結果は大正解。洗濯物も洗い物も、機械に入れておけば寝ている間に勝手に綺麗になっているし、乾燥まで済ませてくれます。仕事で疲れて帰ってきて、がちゃがちゃしながらご飯を食べて、お風呂に入れて、寝かしつけて…その後での洗濯物を干す作業は全てなくなりましたし、食器もほとんど食洗機に入れてしまうことで手で洗わなければいけない量が格段に減り、洗わなきゃなあという腰の重さもなくなりました。ちょっと高い買い物でしたが、我が家では払ったお金だけの価値はありました。もう必需品です。
| 投稿者 | やまこ(30歳) |
|---|---|
| 家族構成 | 4歳と1歳の子育て中、共働き会社員 |
| 課題 | 育児と家事の負担が増え、夫婦間に険悪なムードも |
| 対策 | 乾燥機付き洗濯機と食器洗い機を導入 |
| 効果 | 洗濯物・食器の手間が大幅に減り、家事負担軽減 |
| 感想 | 高額だが、投資として価値があり必需品になった |
14人の声からわかった「6つの両立パターン」と自分に合う選び方
ここまでの体験談を整理すると、共働きのイライラ対策は大きく6つのパターンに分けられます。大切なのは「どれが正解か」ではなく、今の自分の状況にどれが合うかです。時間が足りないのか、負担が偏っているのか、気持ちの回復が追いつかないのか。原因によって効く手が変わります。まずは下の表で、自分に近いものを見つけてみてください。
| パターン | 体験談に出てきた具体例 | 向いている家庭・状況 |
|---|---|---|
| ごほうびで気持ちを回復 | コンビニコーヒー、金曜のスイーツ、高級アイス | 短時間で手軽に気分を切り替えたい人 |
| 一人時間で頭を休める | 週1の一人時間、美容院、本屋、マッサージ、茶香炉の香り | いつも誰かといて気が休まらない人 |
| 仕組み化と機械化で家事を減らす | 食洗機、ロボット掃除機、ドラム式洗濯乾燥機、作り置き | 家事の絶対量に追われている人 |
| 夫や子どもを戦力にする | 夫が夕食を担当、子どもが片付け・風呂掃除を分担 | 負担が自分一人に集中している人 |
| 仲間や外部に頼る | ママ友と子どもを預け合う | 近くに頼れる人やサービスがある人 |
| 働き方を見直す | 時短勤務、帰り道の寄り道時間 | 時間的な余裕そのものが足りない人 |
選ぶときのコツは、まず予防型(仕組み化・分担・働き方)で土台の負担を軽くし、そのうえで発散型(ごほうび・一人時間)を上乗せすることです。たとえば「食洗機で洗い物をなくす(仕組み化)」と「浮いた15分で好きな飲み物を飲む(ごほうび)」を組み合わせると、少ない労力で効果が長続きします。逆に発散だけに頼ると、根本の忙しさは変わらないため、また同じ場面でイライラが戻ってきやすい点には注意しましょう。
夫や子どもを「家事の戦力」にする具体的な声かけ
「夫を頼りましょう」と言われても、実際は頼み方でうまくいくかどうかが大きく変わります。体験談のひわみさんややまこさんのように、夫が主体的に動く家庭は、最初から完璧だったわけではありません。ポイントは、あいまいに「手伝って」と言うのではなく、担当そのものを渡してしまうことです。「お風呂掃除はあなたの担当ね」と役割を固定すると、その都度お願いする手間も、指示しなかったことへのモヤモヤも減ります。
声かけの例を挙げます。やってほしいときは「ゴミ出しお願いできる? あなたが出してくれると朝すごく助かる」と、依頼と感謝をセットにします。やってくれたあとは「ありがとう、おかげで座って休めた」と具体的に伝えると、次も動いてもらいやすくなります。逆効果になりやすいのが「なんで言わないとやらないの」という責め方です。言われた側は否定されたと感じ、家事から距離を置いてしまいます。うまくいかないときは、いきなり全部を任せず「まずは食器を下げるところから」と小さく始めるのがコツです。
子どもも立派な戦力です。発達の観点から見ると、子どもは「頼られること」「役に立てること」に喜びを感じます。「ママ、これ運ぶの手伝ってくれる人いないかなあ」と声をかけると、得意げに動いてくれることがよくあります。3歳前後ならおもちゃを箱に入れる、就学前後なら自分の洗濯物をたたむ、小学生なら食器を下げる。年齢に応じて少しずつ任せ、できたら大げさに喜ぶと、家事は「やらされるもの」から「家族の役割」に変わっていきます。
頼れる外部サービスと公的な支援制度
「自分たちだけでなんとかしよう」と抱え込むほど、余裕はなくなります。体験談のナナコさんはママ友と子どもを預け合っていましたが、身近に頼れる人がいない場合は、地域のサービスや制度を知っておくと選択肢が広がります。ここでは、公的機関が案内している代表的な仕組みを、正確な範囲で紹介します。制度の詳細や金額は自治体や勤務先によって異なるため、最終的にはお住まいの市区町村や職場での確認が必要です。
働く時間を調整する制度としては、育児・介護休業法にもとづく短時間勤務制度があります。厚生労働省の案内によると、3歳に満たない子どもを養育する労働者が希望した場合、事業主は原則として1日6時間を基本とする短時間勤務ができる措置を設けることが義務づけられています。体験談のJuneさんやfuさんのように時短を選ぶことで、帰宅時間に余裕が生まれ、気持ちのゆとりにつながったという声は少なくありません。まずは勤務先の制度を確認してみましょう。
地域の助け合いの仕組みとしては、ファミリー・サポート・センター事業があります。これは、子どもの送迎や短時間の預かりを、地域の会員同士が有償で支え合う公的な事業で、多くの市区町村が実施しています。急な残業や、自分の用事のための数時間だけ預かってほしいといった場面で活用できます。利用には事前登録が必要なので、必要になる前に自治体の窓口で調べておくと安心です。
家計の支えになる制度としては、児童手当があります。こども家庭庁の案内によると、2024年10月から制度が拡充され、所得制限が撤廃されて対象が高校生年代まで延長されました。金額は3歳未満が月15,000円、3歳から高校生年代までが月10,000円で、第3子以降は月30,000円です。支給は偶数月の年6回に変わりました。旅行や自分へのごほうびの原資として、こうした制度を計画的に使うのも一つの考え方です。
そして、疲れや気持ちの落ち込みがなかなか抜けないと感じるときは、一人で抱え込まず、お住まいの自治体の子育て相談窓口や地域子育て支援センターに話してみるのもおすすめです。話を聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなることがあります。
子育てと仕事の両立に関するよくある質問
イライラして子どもに強く当たってしまいそうなときは?
まずはその場から物理的に少し離れるのが効果的です。別の部屋に行って深呼吸する、家事の手を止めて水を一杯飲む、それだけでも次の一言がやわらぎます。「今ちょっとイライラしてるから、少し待ってね」と子どもに正直に伝えるのも、悪いことではありません。感情がおさまってから向き合えば十分です。完璧な対応を目指すより、爆発する前に距離を置く習慣を持つほうが現実的です。
夫が家事に協力的でなく、分担が進みません。
あいまいな「手伝って」ではなく、担当を丸ごと渡すのがコツです。「お風呂掃除はお願いね」と役割を固定し、やってくれたら「助かった、ありがとう」と具体的に伝えます。最初から完璧を求めず、やり方が違っても口を出しすぎないことも続けるポイントです。小さな担当から始めて、少しずつ範囲を広げていきましょう。
一人時間なんて、とても作れません。
まとまった時間でなくて大丈夫です。通勤電車の10分、送迎の待ち時間、寝かしつけのあとの15分でも、好きな飲み物を飲む、好きな写真を眺めるだけで気持ちは切り替わります。まずは家電や仕組み化で作業時間を削り、そこで浮いた時間を意識的に自分に使うのがおすすめです。「週に一度だけ夫に子どもを任せる日」を先に予定として押さえてしまうのも有効です。
家電にお金をかける余裕がありません。
いきなり全部そろえる必要はありません。体験談でも、まず食洗機を1台、次に掃除の家電、と段階的に導入した例が多く見られます。負担が大きい家事から一つだけ選ぶのが失敗しないコツです。購入が難しい場合は、子どもに家事を任せる、作り置きで調理回数を減らすなど、お金をかけない仕組み化から始めても効果があります。
今日から一つだけ、自分をラクにする工夫を
共働きの毎日は、頑張りだけで乗り切ろうとすると必ずどこかで息切れします。14人の声に共通していたのは、「自分を追い込まず、頼れるものにはしっかり頼る」という姿勢でした。家電に任せる、夫や子どもを戦力にする、制度やサービスを使う、そして小さなごほうびで自分の機嫌を取る。どれも特別なことではなく、少しの工夫で今日から始められます。
まずは、この記事で気になったものを一つだけ選んでみてください。「金曜は好きなコーヒーを買う」でも、「お風呂掃除は夫の担当にする」でも構いません。一つ変えて余白が生まれると、次の工夫にも手が伸びます。ママの笑顔は、家族みんなが安心して過ごせる何よりの土台です。無理なく続けられる自分なりのやり方を、少しずつ育てていきましょう。



