夫がもっと家事を手伝ってくれるようになるフレーズ集!
共働き家庭がますます増える中、夫婦間の家事分担の割合が課題となっている家庭も少なくありません。「私だって仕事をしているのに、どうして私ばかり家事も負担しなければいけないのだろう?」という不満を抱える方もいるでしょう。
夫が自発的に家事を分担してくれない場合は、妻側から上手に働きかけて、積極的に家事を手伝ってもらえるように促してみましょう。
夫が積極的に家事を手伝ってくれるようになるために、この3つのフレーズ(考え方)を使ってみてください。
1前向きな言葉+疑問形で頼む
何か頼まれる時に、「〇〇してよ!」と命令のような強い口調で言われると、誰だって良い気はしませんよね。家事を手伝ってくれない夫にストレスが溜まって、ついイライラしてしまうかもしれませんが、本来の目的は夫を責めることではなく「家事を分担してもらう」ことです。
不満をグッとこらえて、「前向きな言葉+疑問形」でお願いしてみましょう。
悪い例
妻 「ちょっと!自分で散らかした物くらい片付けてよ!」
夫 「あ~分かったよ…。(チッ、面倒くさいなぁ)」
たとえあなたの主張が正論であっても、このような言い方はNGです。不満や命令口調で言われると、夫の思考もネガティブな方向に向いてしまいます。
また、あまりに文句を言うと「どうせ俺は片付けなんてできない」と、夫に自分への悪いイメージを植え付けてしまいます。そうなると負の連鎖が始まり、夫はやる気を失い、そのうち注意してもやってくれなくなったり、不機嫌になったりすることもあります。
良い例
あなた「ねぇ、そこを片付けてくれると嬉しいんだけど、お願いしてもいい?」
夫 「お、そうか。分かった。」
男性は女性を喜ばせたり助けたりして、評価されることを好む傾向があります。また、お願いを快く了承したり、相手を助けたりする経験が増えれば増えるほど、自分の中に「俺は妻を助けるよい夫だ!」という自分への良いイメージが膨らみ、そのイメージを壊さないように行動するようになります。
○○してくれたら嬉しい・助かる、などの前向きな言葉を盛り込んでお願いしましょう!
2夫の得意分野を具体的に褒める
誰にでも得意不得意はありますよね。水仕事が苦手な夫に洗い物を頼んでも、おそらく苦手意識から手が進まないかもしれません。それよりも、もっと夫が得意なことや、できそうなことを褒めつつ、その得意分野に結びつく家事をお願いしましょう!
夫が力持ちなら
妻 「あなたって本当に力持ちよね!前にお布団干してくれたのすごく助かったわ!今日もお願いしていい?」
夫 「よし!まかせとけ!」
布団干しの他にも、新聞や段ボール箱の整理やゴミ出し、重いものの買い出しなどを担当してもらうのもいいですね。
夫が几帳面なら
妻 「あなたが畳んだ洗濯物ってキレイよね!どうしてこんなに上手なの?おかげで気持ちよく使えるわ。今日もお願いしていい?」
夫 「まあ、俺の方が上手いんだから、俺がやるしかないよな」
几帳面な夫の場合、お風呂場の掃除などの限られたスペースを担当してもらい「すっご~い!ピカピカ。あなたって何でもキチンとできてすごいね」などと言うと、けっこう喜んでカビ取りや水垢とりをしてくれます。
また、夫が家事に気づきやこだわりを示した時はチャンスです!
「そうだよね。あなたの方が断然上手にできるよね。私にはとてもムリ。良かったらこれからも助けてもらえるかなぁ?」などと言って、家事の分担をお願いしている主婦もいるそうですよ。
まずは夫の得意分野を見極めましょう!
3ささいな家事でも過大評価する
あの手この手で夫に少しでも家事を手伝ってもらう事ができたら、忘れてはいけないのが「過大評価」です!
内心(私がまとめたゴミをただついでに持って行っただけじゃない…)と思っているかもしれませんが、ここで次に繋げる大事なアクション、それが過大評価なのです!
夫が食べ終わった食器を下げてくれたら
妻 「あなたはいつも食器を下げてくれて助かるわ!本当に気が利くのね。」
夫 「これくらい誰だってやるだろ!(こんなことで褒めてもらえるなら、もっとやってみようかな)」
褒められる⇒自信が付く⇒また評価されたい⇒やる気が出る
このような流れを増やしてあげることが、夫に家事を積極的にしてもらうには必要です。
小さなことを褒めると、それが次への大きなやる気に繋がることがあります。
夫が家事を手伝うようになるまで根気よく実践!
夫に同じ言葉をかけたつもりでも、夫も人間ですから気分の浮き沈みによって素直に聞いてくれない時もあるかもしれません。
そんな時はそれ以上言い返さずに、また機会をうかがって再度声を掛けてみてください。
また男性に家事を頼む場合、TVを見たり漫画を読んだりゲームをしたりと、自分の趣味に熱中しているときは避けたほうが良いでしょう。
男性は、一度に一つのタスクに集中することを好む傾向があります。そのため何かに没頭しているときに声をかけられると、集中を途切れさせられて不快に感じる人が多いのです。
声をかけるタイミングで、失敗するか成功するかが変わります。グッドタイミングを見極めましょう。




