幼稚園の転園の体験談15に関する記事

『幼稚園を転園して良かったこと・大変だったことの体験談15』

幼稚園の転園を迷っているというママは、ここで紹介する先輩ママの体験談の転園のメリット・デメリットを参考にしてみませんか?

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幼稚園の転園メリット・デメリットの体験談15選:先輩ママの声と成功の秘訣

幼稚園の転園は、お子さんが新しい環境に馴染めるかといった不安が多く、また、「手続きが面倒」「費用がかかる」といった大変な点ばかりが目に留まりがちです。

しかし、転園には多くのメリットもあります。ここでは、転園を経験した先輩ママたちによる、転園のきっかけ、大変だったこと、そして転園して良かったことについての体験談を15例ご紹介します。

これから引っ越しや転園を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

「そんなことが…?」転園のきっかけと大変だったこと、成功談

 
   

ささら
30代後半

 
 

別の市への転居で手続きと費用が大変に

 

転園のきっかけは、住んでいたアパートの取り壊しと、近所付き合いのトラブルから、新しい生活を始めるために引っ越しを決めたことです。

 

子どもは3年保育の2年目でしたが、新しい家に引っ越すこと、幼稚園が遠くなるため転園することを伝えると、比較的すんなりと納得してくれました。

 

転園で大変だったのは、市が変わるため手続きが多かったことや、制服やカバンなどを新たに探して手配する手間と出費でした。

 

1年間しか使わないものも全て新品で揃えることになったため、かなりの出費になりました。

 

転園後は、新しい幼稚園が毎年クラス替えがある園だったためか、子どもはすぐに新しいお友達に溶け込むことができ、とても助かっています。

 

以前の幼稚園よりママさん同士の付き合いがさっぱりしているため、すぐに帰っても何も聞かれない、約束を断っても理由を聞かれないなど、私自身も気が楽になり良かったと感じています。

 
   

マグネット
30代後半

 
 

三男の入園を機に、兄弟揃って「のびのび系幼稚園」へ転園

 

3人の男の子のママです。長男は保育園を卒園し、次男は「お勉強系幼稚園」に通い、お友達もできて楽しく過ごしていました。

 

次男が年中の時、三男も同じ幼稚園に入れようと考えましたが、三男の性格がじっと座っているのが苦手なタイプで、次男の通う幼稚園には合わないように感じました。

 

3人いて手がかかるため、次男と三男を別の幼稚園に通わせる選択肢はなかったので、三男に合いそうな「のびのび系幼稚園」に、思い切って次男も転園させることにしました。

 

子どもたちはバス通園を気に入ったため、転園はすんなり受け入れられたようです。

 

結果として、おとなしめだった次男も「のびのび系幼稚園」が合っていたようで、大好きな虫を捕まえたり、サッカーをしたりと生き生きと遊ぶようになりました。

 

途中入園でお友達ができるか不安でしたが、子どもはすぐに慣れることを実感できました。

 
   

ぺこりん
40代前半

 
 

発達障害の子供に合った園が見つかって成功

 

私が住む市は公立幼稚園がほとんどなく、私立幼稚園に通わせるのが一般的です。

 

子どもの将来を考え、カリキュラムのしっかりした、いわゆる「お受験型幼稚園」に入園させました。

 

ところが、入園後すぐに幼稚園で「みんなと同じように行動できない」と言われました。じっとしていられず、みんなが座っていても一人で教室を飛び出してしまうため、市の発達センターで診てもらったところ、発達障害だとわかりました。

 

当然、毎日決められたカリキュラムをこなすお受験型幼稚園には馴染めるはずもなく、転園することになりました。幸い、発達障害のお子さんも積極的に受け入れてくれる園が見つかり、転園しました。

 

子どもはもともと前の園に馴染んでいなかったので、幼稚園が変わってもあまり気にしていないようでした。

 

一番大変だったのは、購入した制服やユニフォームが無駄になり、また新たに買わなければいけなかったことです。かなりの出費になりました。

 

子どもは転園後も、当初は教室を飛び出したりしていましたが、本人が納得いくまで外で付き合ってくださる先生との出会いもあり、発達障害の子供の扱いに慣れた先生方に囲まれ、落ち着いて毎日を過ごせるようになりました。転園して本当によかったと思っています。

 
   

ジムニー
30代後半

 
 

転園後に激しい行き渋りを経験。乗り越えて友達が増加

 

長女は年少から幼稚園に通っていましたが、他市に家を新築中だったので、引っ越しで幼稚園が変わることは伝えていました。

 

幼稚園に入園した時もすんなり登園できていたので問題ないと思っていましたが、新しい幼稚園に数日通ったくらいから雲行きが怪しくなってきました。子ども自身も「ここは違う」と感じたのでしょう。朝になると決まって「行きたくない」と大泣きです。

 

車で送迎していたため、自宅の玄関から引っ張り出し車に乗せるまでも大泣きで、近所の人も出てくるほどの騒ぎになりました。

 

園に着いても車から出てこないので、担いで門をくぐり園長先生にバトンタッチ。こんな日々が数か月も続きました。

 

私も「ここまでして通わせる理由ってなんだろう」と悩みましたが、日中の園での様子は元気で楽しそうということだったので、イライラしつつも根気強く送り続けました。

 

恒例の朝の騒ぎは、同じクラスのママたちにも伝わり、同情からか結果的に距離が縮まることに繋がりました。

 

毎日だった行き渋りが、次第に週明けや休み明けだけになっていき、回数が減っていきました。今は小学生ですが、当時のことは覚えていないようです。

 

今でも引っ越し前のお友達とはたまに会うので、「二つの幼稚園に行ったから友達が沢山いて嬉しい」と言っています。

 
   

たまちゃん
39歳

 
 

次男の発達に合わせた転園で、多様な教育方針を経験

 

長男が幼稚園を転園したきっかけは、次男の幼稚園への入園です。

 

兄弟で同じ幼稚園に通わせるつもりでしたが、次男の発達に遅れがあり、長男が当時通っていた幼稚園では対応してもらえませんでした。

 

別々の幼稚園も考えましたが、長男が次男と一緒がいいと言ってくれたので転園しました。

 

ちょうどそのタイミングで家を建てることになったので、長男には発達のことは言わず、「引っ越しをするから、先に引っ越し先の幼稚園に変わる」と伝えました。

 

一番大変だったことは、転園前のお友達との別れだったと思います。「いつでも遊べる」と約束して安心させました。

 

転園後はすぐに新しい幼稚園に馴染み、新しい友だちもできて楽しんでいました。

 

転園して良かったことは、幼稚園によって教育方針や雰囲気が違うところがいろいろあって、一つの幼稚園だけで過ごすより、良い面を多く吸収できて勉強になったことです。

 

また、別れもありましたが、その分良い出会いもあり、出会いが多いのもメリットだと感じました。

 
   

すのーまん
32歳

 
 

4年保育から2年保育の園へ転園し、一からの友達作りで成功

 

夫の転勤で長崎県に3年間住んでいました。そこで上の子どもは幼稚園に通っていましたが、転勤が決まり、地元への転園をすることになりました。

 

子どもには「おばあちゃんたちのところに引っ越すよー」と伝えていました。幼稚園も変わることを伝えましたが、終わりに近づくにつれて、引っ越したくないと言うようになりました。

 

転勤が3月中旬だったので、転園先の幼稚園に行って、書類提出や健康診断などがバタバタで大変でした。

 

前の幼稚園は4年保育で2歳から通っていたのですが、転園先は2年保育で、周りの子どもたちは初めての幼稚園でした。そのため、みんなドキドキで、一からの友達作りとなり、馴染みやすかったです。

 

社宅に住んでいるので、社宅の子ども同士も仲良くなり、毎日楽しく通っています。

 
   

うにゃこ
30代後半

 
 

予想外にかかった転園費用と、園バスのある園への転園

 

夫の仕事の関係で引っ越すことになり、引っ越し先が同じ区内ではありましたが、転園を決めました。

 

それまでは近くの認定こども園に徒歩で通っていたのですが、園バスがなく毎日登園させるのが難しくなり、園バスのある私立幼稚園に転園することにしました。

 

子どもには分かりやすく「お引越しをして幼稚園が遠くなるから、違う幼稚園に行くことになったよ」と、何でもないことだと言う雰囲気で伝えました。

 

年中になりたてで少し寂しさはあったようですが、あまり嫌がることはなかったです。

 

転園で一番大変だったのは、幼稚園グッズを揃える費用でした。新しい幼稚園がお寺関係だったので数珠などの初期費用がかかりました。

 

また、それまでの園は私服で、揃えていたものはスモッグと文房具が少しだったのですが、新しい幼稚園は制服だったので、制服に体操服に登園リュック、お道具箱、上靴入れなど園指定で揃えるものが結構あり、費用がかさみました。

 

それまでがのんびりとした園だったので、しっかりとしたカリキュラムのある私立幼稚園に変わってやっていけるのか不安でしたが、子どもは嫌がることもなくあっという間に順応して楽しそうに毎日登園しました。

 

先生方も転入生ということで目をかけてくれていたので、お友達の輪にもすんなり入れたようです。

 

最初は転園を悩みましたが、実際子どもの高い順応性を見ることができましたし、子どもにも合っていたようなので、転園して良かったと思っています。

 
   

あさりん
37歳

 
 

転勤族の息子、新しい環境で精一杯頑張る姿に感動

 

転勤族のため引っ越しが決まり、息子は年中の時に転園することになりました。

 

「遠くに引っ越しするよ」「仲良しのお友達ともバイバイだよ」と伝えながら、新しい土地でも楽しい遊び場があることを伝えました。息子は寂しいとか嫌だとか一切言わないまま引っ越しをしました。

 

新しい幼稚園は、前の幼稚園と似た雰囲気のところを選びました。そのおかげか、すぐに幼稚園に慣れて、友達とも仲良く遊ぶことができました。

 

ただ、物事をはっきりと言ってくる強い男の子との遊びは時に嫌な思いをするらしく、前の幼稚園では喧嘩になっていたようなことでも、新しい幼稚園では笑ってごまかすような仕草をしていました。

 

新しい環境での自分の立場を理解して、息子なりに上手にやろうと考えていたのかと、少し切ない気持ちにもなりました。

 
   

しおしお
34歳

 
 

想像以上に馴染めず不安でしたが、時間が解決

 

主人の転勤により、真ん中の娘は幼稚園の転園をしなくてはいけなくなりました。距離のある引っ越しだったので、今の地域に来てから幼稚園を探すのが大変でした。

 

ある程度ネットで目星はつけていたのですが、面接に行けないと決められなかったので、少しでも早く幼稚園に通えるよう、引っ越して荷物が少し落ち着いたらすぐに電話をかけてみました。

 

そうしたら、たまたま一人空きができたという今の幼稚園に出会い、2日間で幼稚園が決まりました

 

年少から年中に上がる境目での転園だったので、娘には年中さんに大きくなる時に「お引越しをするから幼稚園も変わるよ」と、そのまま伝えました。

 

伝えた時は兄妹もみな一緒だから大丈夫と元気でしたが、いざ転園してからは、しばらく教室で静かに泣いている時があったようです。私は全然気づいていませんでした。

 

転園した幼稚園は、前の幼稚園と違いバス通園・制服があるところでした。制服を着てバスに乗ってと、はしゃいでいた娘が、人知れず泣いているなんてと、ショックでした。

 

でも、今は習い事を始めたのもきっかけとなり、お友達も増え、帰ってくる際にいろんなものを付けて帰ってくるようになりました。ある時はプリキュアごっこらしく、カラフルなビニールテープを三つ編みにしたりとか。

 

そんな遊びもできるようになり、楽しい掛け声で整列やお返事が笑顔でできるようになって、今は転園できてよかったと思っています。

 
   

パンド
40代前半

 
 

小学校入学前の転園でスムーズなスタート

 

幼稚園の年長の時、社宅から一戸建てに引っ越しをしました。

 

私も卒園までは同じ幼稚園で過ごすと思っていましたが、急遽住宅メーカーの都合で時期が早まり、小学校入学前に引っ越した方が良いだろうということになりました。

 

子どもには「まだお家建てていることは黙っててね」と言っていたのに、結局先生やお友達に「お家が出来てきた!」と話してしまい、バレてしまいました。

 

小さな幼稚園から人数が多い幼稚園に変わったので、最初は戸惑い気味で、教室の後ろに座って様子を見ている感じでした。

 

なかなか自分から遊ぼうと声をかけられず、輪に入っていけない様子でしたが、気の合う友達ができてやっと「幼稚園楽しい」と言ってくれました。

 

転園して良かったことは、同じ小学校に行くお友達が出来たこと、私も先輩ママさんに小学校準備のことを聞くことが出来たことです。

 
   

高齢ママ
30代後半

 
 

内弁慶な子の転園。馴染むのに時間がかかるも社交性を獲得

 

転勤による転園でした。3歳の子供だったので、まだなんとなくしか理解できてなかったようですが、「パパの仕事で皆で新しい家に行くから、新しい幼稚園になるよ」と伝えました。

 

理解はできないものの何となく嫌なことだと認識したようで、「新しい園は嫌だ」とか「お友達にもう会えなくなるのは嫌」だと半ベソをかいていました。(注:この方は幼稚園ではなく保育園に転園した可能性がありますが、文脈から幼稚園の転園として話を伺っています。)

 

毎日ではありませんでしたが、1ヶ月くらいの間にちょこちょこと「新しい園に行くんだよ」「楽しみだね」と言い聞かせると、新しい園に早く行きたいと言い出すこともありました。

 

転園で一番大変だったのは、転園先を探すことと入園準備でした。

 

元々神経質で内弁慶な子なので、時々泣いたり、嫌だと言って逃げようとしたり、なかなか友達の輪に入れず馴染めてないようです。良かったことは以前よりは社交的になったような気がすることです。

 
   

新米ママ
30代前半

 
 

案ずるなかれ、子どもの高い順応性で転園に成功

 

新居へ引っ越しをすることになり、年少から年中になる時を見計らい、冬休みに引っ越しをすることにしました。

 

子どもには、新しいお家を作ったからそこに住もうね!と正直に話しました。

 

その前から、何度も新居へ足を運び、新しい生活は楽しいよと期待を持たせるようにしました。

 

せっかく仲良くなった友達と離れるのが寂しいだろうと心配していましたが、まだ小さいせいか本人は平気でいました。

 

新しい幼稚園では雰囲気に慣れるまで、やはり楽しそうでなかったです。でも、1週間もすれば徐々に友達とも話し、遊ぶようになりました。親が思うよりも子どもは順応性が高いようです。

 

遠いですが送り迎えをすれば前の幼稚園に通えたのですが、やはり家から近く同じ小学校に通う友達ができた今の幼稚園に転園して良かったと思います。

 

そして、2つの幼稚園の方針や教育方法を知れて、親にとっても子どもにとっても良い経験になりました。

 
   

たくまま
30代後半

 
 

先生の体罰が原因。新しい園でのびのび過ごせるように

 

幼稚園を転園したきっかけは、子どもが幼稚園に行きたがらなくなったことです。

 

理由を聞くと、先生の言うことを聞けなかったときに強く叩かれたとのことでした。先生にも話を聞くと、「言ってわからなければ体で教える」という、とんでもないしつけの方針でした。

 

この幼稚園に行かせていたら、かわいそうという思いから、本人には「もっと楽しい幼稚園があるから、別の幼稚園に行こう」と伝えました。

 

転園で大変だったことは、新しい幼稚園を探すことです。どのような教育方針で、どんな雰囲気の先生たちがいるかを調べたり、実際にたくさんの園に見学に行ったりするのは大変でした。

 

転園後は子どものびのびと遊んでいます。転園してよかったのは、登園しぶりがなく、毎日楽しんで行っていることです。

 
   

しゅま
40代前半

 
 

転勤による転園。偶然見つかった空きで入園成功

 

夫が転勤族のため、上の子どもは2回、下の子供は1回の転園を経験しましたが、これは下の子供の時のエピソードです。

 

子どもにはパパの仕事で引っ越すとストレートに伝えました。

 

幼稚園は大好きだったので、転園を伝えたらショックを受けるかな?と思ったのですが、本人は「次の幼稚園はどんな所?」と前向きだったので、安心しました。

 

転園で大変だったのは、次の幼稚園がなかなか決まらないことでした。転勤先が教育熱心な土地柄だったので、人気のあるところは定員が一杯で困りました。

 

偶然、引っ越し先の一番近くの幼稚園に空きができたので入ることができましたが、もし空かなかったら、幼稚園に入れたかわかりません。

 

転園後は、子どもの性格が人見知りしないこともあり、すぐに慣れました。遊び中心ののびのび保育が売りの幼稚園だったので、自分の子どもには合っていたようです。

 

転勤の場合だとある程度仕方がないですが、幼稚園はそれぞれに個性があるので、転園する前に一度子どもと一緒に幼稚園に行って合っているか様子を見るといいでしょう。

 

合っていれば、幼稚園児は比較的すぐに慣れます。

 
   

MAKO
30代前半

 
 

幼稚園への不信感がきっかけ。個性を尊重する園へ転園

 

前の幼稚園の園長先生が変わり、保育方針も変わってしまいました。

 

私の子供は元気が有り余っているタイプなのですが、この園長先生に「注意欠陥の検査をしてみたら」と言われ、検査をしましたが異常はありませんでした。(注:注意欠陥とは、恐らくADHDなどの注意欠如・多動症を指していると考えられます。)

 

また、子ども同士のいさかいで起きたケガなどを親に一切連絡してくれないなど、幼稚園や園長先生への不信感が募り、転園を決意しました。

 

子どももこういった要因で次第に幼稚園に行きたがらなくなっていたので、転園について伝えると喜んでいましたし、気持ちの切り替えもスムーズでした。

 

転園はやはり手続きなどが面倒で大変でしたが、いざ転園すると子どもも以前より明るく毎日を楽しめるようになりました。

 

今の園は環境もよく、先生方もそれぞれの子どもの個性を尊重して、のびのびと過ごさせてくれるので助かっています。