幼稚園の春休みの過ごし方に関する記事

『幼稚園の春休みはいつからいつまで?充実させる過ごし方10』

幼稚園の春休みはいつから始まる?公立・私立や地域によっても違う幼稚園の春休み期間を解説。「幼稚園行きたい!」とエネルギーを持て余す子供を満足させる春休みの過ごし方のアイデアもご紹介します。卒園したばかりのご家庭は入学準備の最終確認も!

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幼稚園の春休みはいつからいつまで?充実させる過ごし方のアイデア10

春休みは、子供たちが進級・進学への期待や不安を抱えて過ごす特別な時間です。ですが、共働きのご家庭は春休み時期にまとまったお休みがあることは少ないですし、なかなか家族でレジャーとも行きませんよね。

また、子供が家にいることで、「今日はなにをして過ごそう」とプレッシャーを感じるママもいるでしょう。春休みは夏休みに比べると短いですが、夏と違い天候が不安定だったり、地域によってはまだまだ残る雪のせいで、お外遊びが難しいこともあります。

幼稚園の春休み期間は、実は園によって差があります。お子さんの園の春休みは、長いでしょうか?短いでしょうか?春休みを充実させる過ごし方のアイデアをまとめてみました。

幼稚園の春休みはいつからいつまで?小学校より長い?

幼稚園は、公立園か私立園かによって、春休み期間が異なります。公立の幼稚園なら、だいたい2週間程度で、小学校と同じか、1~3日程度長い程度のお休みであることが一般的です。

終業式は3月20日前後が多く、新学期の始業式は4月7日前後が目安で、その間が春休みとなります。入園式を始業式の前に行う地域もあれば、入園式後に始業式をする地域もあります。

私立園の場合は、各園により春休みの長さは異なります。目安はやはり2週間ですが、3月半ばから春休みに入り、3週間程度を春休みとしている園も多く見受けられます。始業式の時期は、全国でもあまり変わらず、長い春休みの園は、早くに終業式が行われています。

以下は、各地域の平成28年度修了式と、平成29年度始業式の日程一覧をもとに算出した春休みの期間の目安です。
全ての都道府県が公表しているわけではありませんが、このように自治体や教育委員会のホームページで年間の始業式や終業式、入学・入園式、卒業・卒園式の日程が確認できます。夏休みや冬休みの日程なども同様にわかりますので、参考にしてください。

春休み期間の共働き家庭の預け先は?

春休みは、夏休みや冬休みとは違い、お盆やお正月のようにまとまったお休みがとれず、働いているお母さん、お父さんにとっては「子供と遊んであげたいけど…」と心苦しいお休みになりますよね。

幼稚園に通わせている共働きのご家庭は、基本的には預かり保育を利用することになるかと思います。ただし、園によっては、入学式・進級式直前の時期は、先生方は総出で準備にあたらねばならず、預かり時間が短くなったり、1~2日ほど預かりができなかったりするケースもあります。

園側の予定を確認して、仕事の調整をしたり、ベビーシッターなどの利用を考えましょう。

春休みを充実させる過ごし方のアイデア10

春休みは子供にとっては大きな区切りになるお休みです。次は、年中さんだね。いよいよ年長さんだね。おそらく幼稚園でも先生方からも「もうすぐ○○組」という言葉がでているでしょう。
そうした声掛けが子供の自信ややる気に繋がっていれば良いのですが、ややプレッシャーを感じている様子なら、時には幼稚園のことを忘れてリフレッシュする時間も必要です。

一方で、幼稚園でたくさんの刺激を受けている子供は、「幼稚園でお友達と遊びたい!」「どこか行こう!」と、エネルギーを持て余し気味なこともあるでしょう。

春休みを充実させる過ごし方のアイデアをまとめました。ご家庭の事情やお子様の個性に合わせて、楽しい春休みを過ごしましょう。

1.家族旅行

長期休みの家族旅行は、親にとっても理想の過ごし方ですよね。春休みは、暑すぎず、寒すぎず、気候的にはドライブなどの行楽にもちょうど良い季節です。

入学式を控えている場合は「卒園・入学祝い」としての旅行になりますし、もちろん進級祝いとして「1年間頑張ったご褒美」の旅行だってOKです。

ぜひ子供の意見も取り入れて楽しい旅行にしてください。自分で計画して実行する楽しさを味わう絶好の機会です。

2.公園でお花見

春休み期間は、ママやパパはまとまったお休みがとれないことも多いでしょう。ですが、普段はあまり行かない大きな公園にお弁当を持って出かけるだけでも、子供は喜んでくれますよ。

なにより春といえば、お花見の季節。いつも通っている道やいつもの公園でも、緑が息吹いて、お花が咲いて、春を体感できるはずです。大量の桜が咲いた公園に出かけなくても、重箱に大量のおかずを詰めなくても、おにぎりや蒸しパンなどのごく簡単なおやつだけを持って、小さな公園の桜を愛でるのだって立派なお花見です。

3.はじめての映画館体験

春休みが近づくと、必ずといっていいほど、子供向けの「春休み映画」が公開されます。子供の性格にもよりますが、幼稚園春休みに映画館デビューをさせるというのはどうでしょうか?

子供映画の場合、前売り券限定のおまけがつくこともあります。子供の好きそうな映画がやっていないか、早めにチェックしてあげましょう。

4.子供向けの体験講座を受講する

子供の長期休暇に合わせて、自治体などが短期間の体験教室を開いてくれることがあります。内容は、工作や科学教室、料理など多種多様ですので、そういった体験教室に参加して、ママやパパも子供と一緒に楽しんでみましょう。

自治体主催の子供向け講座は、無料や低価格で受講できるので、お金をあまりかけずに春休みの思い出を作れるのも嬉しいポイント!お住いの自治体のホームページや広報誌をチェックしてみてください。

5.ショッピングモールで新学期が楽しみになるアイテムを購入

入学や進級を控えていると、なにかと必要なものが出てきますので、春休み中にお買い物に行くというご家庭も多いのではないでしょうか。子供は金額に限らず、数百円の新しいタオルなどでも喜んでくれますので、春休みが終わったら使えるものを1つ買ってあげると、新学期・進級の楽しみになるでしょう。

6.工場見学に行く

最近は、無料で見学できる工場見学ツアーが人気です。幼稚園児ぐらいなら、食育にも役立ち、おみやげを買うことができるお菓子などの食品系工場がおすすめです。工場見学では、意外にも機械好きの男の子が大興奮することもありますよ!

7.子供と一緒にクッキング

最近では、食育活動の1つとして、幼稚園でもクッキングの時間がある園も多いですよね。家でもぜひ一緒にクッキングを楽しんでみましょう。初めは火を使わないサンドイッチやおにぎり、ホットケーキなどの軽食、ママが「もうそろそろ大丈夫かな?」と思ったら、子供用の包丁で果物などを切らせて、フルーツヨーグルトなどにチャレンジしてみましょう!

8・ダンボールハウスなどの大作にチャレンジ!

地域によっては、春休みはちょうど雪解け時期であまりお外遊びには向かないということもありえます。そんな時は、室内での工作遊びがおすすめですが、せっかくですからダンボールハウスなどの大作にチャレンジしてみてはどうでしょうか?

手作りのダンボールハウスなら、材料費ほぼゼロ円で、子供専用の秘密基地が完成します。形が不格好でも、子供にとっては楽しい体験です。折り紙などでデコレーションするのもまた楽しく、数日間は夢中で遊んでくれるので、親としてはトータルで助かったりするものです。

9.習い事をはじめる

これから小学校を控えているような子供の場合、この時期の習い事は体力的・精神的負担になるのでおすすめできません。ですが、年少から年中、年中から年長など、学年が上に上がるだけで、クラスのお友達もほとんど変わらないような場合は、時間的に余裕のある春休みに習い事を初めても問題ないでしょう。

春休み期間は教室側も体験コースや入会特典など、新規顧客獲得に熱心な時期です。「お得!」「今だけ!」という言葉に惑わされないようにしながら、子供が楽しめる習い事が見つかるといいですね。

10.祖父母との時間を持つ

実家、義実家が遠くないなら、遊びに出かけても喜ばれるでしょう。小学校に入ると、平日は学校もあり、なかなか遊んでばかりもいられなくなりますから、おばあちゃん、おじいちゃんと一緒に過ごせる時間を大切にしましょう。

自分のご実家ならママも息抜きになりますから、子供と一緒に過ごせるのは嬉しいけど、そろそろネタ切れ…という時には力を借りてみてもいいのではないでしょうか。パパもお休みの日なら、預けて久々に夫婦でデートというのも良いアイデアです。

卒園式後の春休みは、入学準備の最終確認の時期

卒園式を迎え、春休みが明けたら入学式というご家庭もあるでしょう。幼稚園児と小学生の中間とも呼べるこの時期の春休みは、親も子供も気持ちがソワソワしがちです。

入学前の最終準備や過ごし方のコツをご紹介します。

学童保育の準備はOK?

学校が始まって心配になるのが「子供の放課後の過ごし方」です。幼稚園卒園を機に、時短勤務が終了したり、これから働きに出ようと思っているお母さんも多いのではないでしょうか。

小学生といえども、小学校低学年の子供たちに一人で留守番をさせるのは不安でしょうから、これから利用することになるのが学童保育です。既に申し込みは済んでいると思いますが、入学式が終われば子供たちは、学校生活と学童保育の両方に慣れていかなくてはなりません。学童保育所に提出する書類や必要な持ち物も忘れずに用意し、子供と放課後のスケジュールを確認しましょう。

また。勤務時間の関係で学童保育のお迎え時間に間に合わないときは、学童保育以外の方法を考える必要があります。念のため、ファミリーサポート、キッズシッターなども候補に入れておきましょう。

通学路を一緒に歩いてイメトレ

通学路は、子供がこれから6年間毎日歩く道です。ママやパパも、どこにどんな建物があるのか、交通量はどうかなど、しっかり把握しておいてください。

子供と一緒に歩きながら「ここは道が狭いから絶対に道路にでないようにね」「なにかあったらこのお店(こども110番の店)の人に助けを求めるんだよ」などとアドバイスしながら、通学路を一緒に歩いてみましょう。

大人が思っていたよりも、子供の歩くペースが早かったり、遅かったりすれば、家を出る時間を計算しなおす必要もあります。

自分のことは自分で!大人も「子供を待つ」練習をしよう

毎日の朝の支度、幼稚園への登園準備は自分でできていますか?春休みが明けたら小学生ですから、今よりもお兄さん、お姉さんとして扱われることになります。これからは時間割りだって自分で調べるのが当たり前になります。

幼稚園がある日はママも送迎の準備やお弁当作りに忙しく、「私がやった方が早いから」と子供の行動を待ってあげられない日が多くなってしまいがちです。春休みのこの機会に、子供を待つことを心がけ、極力自分でやらせるようにしてみましょう。

この記事を書いたライター

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!