お盆の手土産選びのポイントに関する記事

『お盆の義実家への手土産選び!金額の相場などポイント7つ』

地域によって違うお盆の風習が原因で嫁姑トラブルも…義両親や親戚に喜ばれる選び方にはポイントがあるのです!

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失敗したくない!お盆の手土産の選び7つのポイントと喜ばれる品

お盆に帰省する際の手土産選びに困る人は少なくありません。特に、結婚後初めての場合、わからないことが多すぎて迷いますよね。初めての帰省だけに、失敗をしたくないという気持ちも強くなります。「気の利かない嫁だとも思われたくないし…」とさらに迷ってしまい、行くのが苦痛に感じてしまう人も多いのでは?

せっかくの機会です!今後のお付き合いをよりよくしていくためにも、お盆で帰省する際の手土産選びのポイントと喜ばれる品を把握しておきましょう

お盆で帰省する際の手土産選びのポイント7つ

手渡すと大抵「気を遣わなくていいのに」と社交辞令で言われることも多い手土産ですが、お盆の帰省では親戚が集まることもありますので、軽視せず謙虚な姿勢で選びましょう。

義実家の風習を確認

ご夫婦の実家がそれぞれ遠い場合や地域が違う時は、風習も違うことがあります。旦那さんにどのような風習かを確認しておきましょう。その地域独特のものがあるかもしれませんし、自分の実家とは違うこともありますので「郷に入れば郷に従え」の気持ちで柔軟に対応していきましょう。

旦那さんもよく知らない場合は、義母に風習やしきたりを教えてもらいましょう。「私の実家のある地域とは風習が違うのではないかと思ったので…そちらの地域の風習を教えて頂けますか?」と事前に確認することで、「こちらの風習に合わせようとしてくれる素直でよい嫁ね」と印象も良くなり、行き違いなどもなくなりますよ。

金額の相場は

手土産代の場合、1,000円~3,000円が多いようです。相手に気を遣わるほど大げさすぎず、丁寧に感じられる金額、と言ったところでしょうか。自分の実家へ行く際に手ぶらで帰っていた人は、結婚したら夫からと言って手土産を持っていくようにしましょう。こうして夫の顔を立てると、両親も夫も喜びます。

熨斗(のし)は付けるべき?

のし紙を付ける時は、誰からか分かるように「外のし」にしましょう。同じ苗字の人が多い場合はフルネームで書きます。表書きは「御供」が一般的です。

また水引は、関東では黒白の水引、関西では黄白の水引というように地域によって違います。実家が遠方でわからない場合は、お姑さんに確認しておきましょう。

お供えを別で用意する必要は?

仏壇がある実家ならば、別に持っていく方が丁寧な印象になります。お金を用意するところもあるので、これも義母への確認が必要です。

お金を包む場合は、初盆(49日のご供養の後、初めてのお盆)の場合などは5,000円~10,000円、それ以外の場合は3,000円~5,000円が多いようです。

好き嫌いの少ないものを

手土産はあまり偏ったものだと、好みが分かれてしまうこともあります。好みがわからない場合は、万人受けする和菓子などを持っていくのが無難です。おせんべいなどは、固くて食べられないという場合もあるので、高齢の方がいる時は配慮することも大切です。

小分けしやすいものを

お盆は親戚が集まる機会でもあります。大勢が集まる場合は、その場で一緒に食べたり、分け合ったりすることもよくありますね。小分けしてあるものだと、切り分けたりする手間もなくすぐに食べられますし、持ち帰ってもらう時も渡しやすいので喜ばれます。

親戚の分の手土産は?

義実家に帰ると、親戚も一緒に集まってご飯を食べたりすることも多くなります。その際の手土産は必要かどうか、夫やお姑さんに確認をしておくと安心です。また、一緒に帰省してきた兄弟や従兄弟の子供へのお小遣いなどについても、事前に夫と話し合いましょう。兄弟間でルールを作って金額を決めているご家庭もあるそうですよ。

はじめに頑張りすぎると後が大変になりますので、無理しすぎないようにしましょう!しきたりや習慣は地域ごとに違うためわからなくて当然ですので、「分からないことは姑に聞く」というスタンスで行くと、あちらも喜んでくれますよ

喜ばれるお盆の手土産とは?

どんなものを送ったらいいのかわからない!と悩んでしまう人は多いもの。どうせなら喜んでいただきたいですよね。喜ばれる手土産とはどんなものがあるのでしょうか?

義両親の好きなもの

義両親の好みのものが分かるならば、好きなものを渡すことが一番喜ばれます。自分の好きなものを送っても相手が好きとは限りません。お酒が好きな方ならお酒とちょっとしたおつまみ、など本人の好きそうなものを選びましょう。渡す際に「お好きかと思って…」と渡すと、選んでくれた気持ちも嬉しくなります。

実家では手に入らないようなもの

テレビや雑誌で取り上げられていたりする、なかなか手に入らないものなども喜ばれます。どこにでもあるものよりも、目新しいものだと「今こういうのが人気らしいですよ」と話題の提供にもなって、話も弾むことでしょう。

地元の特産品などを

お土産ランキングの上位といえば、自分の地元の特産品や銘菓です。遠方の場合などで、あまりなじみがなかったりすると、地域の話で盛り上がることもできますし、その土地ならではのおいしいものを知ってもらうこともできます。手土産に困った時は地元の名産品を選びましょう。

日持ちするものを

暑い時期でもありますし、日持ちするものを選びましょう。実家でもいろいろと準備をしていることも考えられますので、持っていったものをすぐに消費するとは限りません。日持ちする方が、相手に対する配慮する心配りが伝わります。

大人数で食べられるもの

親戚が集まり、大人数でにぎわう家庭も多いです。その際に食べられる食材なども喜ばれます。すぐに調理できるちょっと高価なお肉やフルーツ・お酒などもよいでしょう。

子供が多く集まるのなら、ゼリーやアイスの詰め合わせなども喜ばれます。みんなが好きそうな定番のものを選びましょう!また、冷蔵庫や冷凍庫に入らないこともあり得ますので、冷蔵/冷凍の物は事前に義母に確認しておきましょう

みんなはどんな手土産を渡しているの?

みんなのリアルな声を集めてみました。帰省の時にどんなものを選んでいるのでしょうか?

マキ
34歳

Aその場で食べられるものがオススメ

義実家へ行くときは、個包装してあってすぐに食べられるものを持っていくようにしています。地元の老舗どころのおまんじゅうや洋菓子などです。

主人の実家は、お盆に持ち寄った手土産を親戚みんなで分けて持ち帰る風習があり、初めて行った時は知らずに、カステラを持っていき失敗してしまいました。

いっちゃん
31歳

A手土産とお金を包んで行きました

結婚しての初めての帰省は、地域も違うので何をどうしたらよいかさっぱりわかりませんでした。夫に聞いても「さあ?適当でいいんじゃない?」みたいな感じで頼りにならず…。あちらの両親に聞くこともできなかったので、実母に聞き、自分の地域に合わせて手土産(地元の銘菓)とお金を5000円包んで持っていきました。

義実家ではお金を包む風習はなかったらしく、うちだけでした。後日、おばあちゃんから「線香代にさせてもらったよ、ありがとうね」という電話をいただきました。夫と相談し、帰省するのは年1~2回で、線香代として3000円に決めてお金と和菓子を持参しています。ちなみに、宿はホテルです。

ローリー
28歳

A地元の特産品を

実家同士が離れているので、いつも地元の特産品を持っていくようにしています。遠方なので生ものは控えて、和菓子とか漬物などです。持っていくうちに義母のお気に入りのお菓子があり、「いつもこれがいいわ!」と言われたので逆に助かった!と思って同じものを用意しています。

夫の兄弟も同時に帰省をするので、同じものを渡しています。そして、毎回同じようなものをいただくので物々交換のような感じになっています(笑)

お盆に持参して評価アップ!良い嫁三種の神器

お盆は義実家もバタバタと忙しいことが多いので、「優しくて働き者の良い嫁だ」と好印象を与えられ、義両親や親戚に可愛がってもらえる良い嫁三種の神器を持って行きましょう。

エプロン

義実家でもお手伝いをすることがあるかもしれません。そんな時、エプロンを持参していると好印象になります。お姑さんによっては、手伝いをしてほしくない人もいるかもしれません。義姉さんが持ってきているかわからない、などの場合は準備しておきましょう。

子供の写真

帰省の楽しみは、孫の成長を見ること、ともいえます。子供がいる場合は、写真をアルバムまとめたりフォトブックにしたり、動画など持っていくと喜ばれます。動画を持参すれば、話も弾みますので話題作りにもなりますね。妊娠中の時は、エコー写真なども喜ばれます。
また、デジカメやビデオを持って行き、皆で写真を撮ったり、集まっているところをビデオに収めたりするのも記念になるので喜ばれます。

タオル類

実家で何日かお世話になる場合は、タオルを何枚か用意しておくと安心です。何枚も使うのは気を遣う、という場合もありますよね。洗濯も思うようにできないかもしれませんので、多めに持っていくとよいでしょう。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。