ベイビーハラスメントとは?に関する記事

ベイビーハラスメントとは?赤ちゃんの泣き声問題の体験談

ベイビーハラスメントとは?赤ちゃんの泣き声問題の体験談

ベイビーハラスメントが話題となる昨今、言う側も言われる側も共に不快な思いをしていますが、ほんの少しの歩みよりで、互いに自分自身の心の平静を保ちやすくなります。ベイビーハラスメント体験談を読み、共に考えてみましょう。

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ベイビーハラスメントとは?相手を知ってイライラや不安を軽減!

「ベイビーハラスメント」を悩むお母さんのイラスト

ベイビーハラスメントという言葉が飛び交う現代の日本。生まれた国も時代も関係なく、全ての人が赤ちゃんの頃は泣き声をあげているのに、何故幼い赤ちゃんの声をハラスメントと感じ、ネットで批判する社会になったのでしょう。

ハラスメントと感じる人、泣いている赤ちゃんの母親、どちらかが悪いのでしょうか?

こちらではベイビーハラスメントとは何か、赤ちゃんの泣き声を責められるママの心理、赤ちゃんの泣き声をハラスメントと感じる人の心理、以前はベイビーハラスメントと感じていたが今は変わった人達の体験談をご紹介します。

ベイビーハラスメントとは?

赤ちゃん連れのお母さんに対して怒ってる男性のイラスト

ベイビーハラスメントとは、公共の場に赤ちゃんを連れて行き、泣いてもあやさないなど周囲への配慮を怠ることで、精神的・肉体的苦痛を他者に与える行為です。

ハラスメントとは嫌がらせを意味する言葉ですが、たとえ本人は意図していなくても、思いやりや敬意を欠いて相手に苦痛を与え、人権を侵害してしまえば、その行為はハラスメントにあたります。

ですから赤ちゃんの泣き声であっても、親の態度次第でハラスメントだと指摘を受けることがあるのです。

相手の個人的な問題の場合もあり!

ただし母親が赤ちゃんの泣き声で迷惑をかけることを申し訳なく思い、謝ったりその場を離れたりといった周囲への配慮を行っているのに、それでも「ベイビーハラスメントだ!」「赤ちゃんを外出させるな」と訴える人の場合、母親側のハラスメントではなく、相手側が個人的な問題を抱えている可能性もあります。

赤ちゃんの泣き声を責められるママの心理

赤ちゃんの世話に困っているのに責められるお母さんのイラスト

外出先で赤ちゃんが泣いてしまった時、冷たい目線で見られる経験をするママはとても多いです。

申し訳なく思ってその場を立ち去りたくても、飛行機やバスの内では逃げ場がありませんし、スーパーで買い物中の場合は荷物を放り出すわけにもいきません。また産後のホルモンバランスの乱れや寝不足などで体調が悪く、家の中で赤ちゃんが泣いてばかりでイライラが募り、赤ちゃんに怒りの矛先を向けないように、外に飛び出して気分転換をしていることだってあります。

そんなやむにやまれぬ状況のママ達が赤ちゃんの泣き声によって冷ややかな目線を向けられ、「ベイビーハラスメントだ!」と責められていると感じた時、ママ達は次のような心理になります。

  • 子供を産んで外出する権利を奪われるのはおかしい
  • あなただって赤ちゃんの時は泣いたでしょ
  • 赤ちゃんがいると買い物しちゃいけないの?
  • 機嫌がいい時間帯を選んで外出しているのに
  • これ以上追い詰めないで!
  • 赤ちゃんなんだから、泣くこともある
  • 弱い者への嫌がらせ
  • 何でもハラスメントにしないで
  • こんな世の中じゃ少子化も当然
  • 外に出すなって言うなら、シッター雇うから旦那の給料上げて!
  • 好き好んで連れ歩いているわけじゃない
  • タクシーか徒歩じゃないと外出する権利がないってこと?

子供は社会全体で育てるものです!

妊娠中から様々な不自由や苦痛を背負いつつ、次世代を担う日本の子供を産み育てる母親。ベイビーハラスメントと責める人は、未来の日本を担う子供の育成を母親だけに押しつけ、知らん顔をしていませんか?
社会の一員としての責任を自覚し、弱者である母親への配慮を行うことが大切です。

ベイビーハラスメントと主張する人の心理

「ベイビーハラスメントです」と主張する男性

社会は様々な価値観や環境、事情を持った人たちの集まり。全ての人に子供がいるわけでも、子育て経験があるわけでもありません。

家庭の中から一歩外に出れば、子育て中のママやパパだけでなく、赤ちゃんが欲しくても恵まれず苦しんでいる人、体調不良で辛い人、大きな声や音に敏感な人など、ハードワークで寝不足のためイラつく人など様々な事情がある人達が集まって暮らしています

誰もが安心して快適に過ごせる社会にするために、多くの人達は周囲の人に配慮し、一定のマナーを守って暮らしています。ですから周囲の人への配慮を欠いて平気で赤ちゃんを泣かせている親に対して、次のような心理が働き「ベイビーハラスメントだ!」と訴える人達がいるのです。

  • うるさいから泣き止ませて欲しい
  • 逃げ場がない場所なのに
  • どうしてあやさず泣かせっぱなしなの?
  • 声が高いし響いて迷惑
  • 公共の場に赤ちゃんを連れ歩くのは親のエゴ
  • 泣いて当然と開き直らないで欲しい
  • 周囲への配慮に欠けている
  • 不妊治療中だから、イライラする
  • 聴覚過敏で、赤ちゃんの泣き声が強烈に苦痛
  • 親のモラルが欠けている
  • 子供が苦手で、泣き声や騒ぎ声がうっとうしい
  • 泣き止むまで電車に乗らなければいいのに

社会は母親だけのものではない!

自由を主張するには、責任を果たす必要があります。社会で安心して暮らすためには周囲に配慮し、マナーを守って暮らすことが必要不可欠ですが、あなたはできていますか?
マナーやモラルは次世代を担う赤ちゃんへの家庭教育として、親が手本となって教えていくことが大切です。

責める前に知ろう!相互理解の重要性

握手をしてる人たち

相手を知ることで理解を深める方が、相手を知らずに腹を立てたり憎んだり怯えたりするよりずっと楽です。

社会は様々な考え方の人がいるからこそ成り立っています。全員が医者になりたいわけでも、教師になりたいわけでも、運転手になりたいわけでも、アイドルになりたいわけでも、母親になりたいわけでも、またなれるわけでもありません。

自分と異なった考え方を受け入れよう!

世の中が異なった考え方の人達の集まりだからこそ、私達の今の暮らしは成り立っています。そうした世の常を理解して異なった考え方を受け入れることで、相手を責めたり自分自身を責めたりせず、温かく見守ることが必要なのだと気づき、心穏やかに過ごしやすくなります。

「異なった考え方を受け入れる=周囲への配慮を欠いていい」ということではありません。マナーやモラルは異なった考え方の人達が共に仲良く暮らすための知恵ですので、守らなければいずれ己の身に返ってきます。

因果応報」という四字熟語がありますが、この言葉はもともと仏教用語で、この世の4つの苦しみ(生きる・老いる・病気になる・命が尽きる)から解放されるためのお釈迦様の教えです。

良い行いは良い報い(結果)となり、悪い行いは悪い報いとなって自分自身に返ってくるという考え方です。責めれば責められる。手を差し伸べれば差し伸べられる。

すぐに結果が出ることばかりではありませんが、マナーに関しては譲ることで気持ちがほっこりしたり、笑顔に笑顔が返ってきたりと、その日一日がお互いにとってよい一日となる出来事に変わることが多いので、自分自身のためにも積極的に守っていきたいことの一つです。

Qなぜ赤ちゃんの泣き声をベイビーハラスメントと感じていたの?

ベイビーハラスメントだと主張する相手を理解するには、やはり相手からの話を聞くのが一番!

以前は赤ちゃんの泣き声をベイビーハラスメントだと感じていたけれど、今は考え方が変わった子供のいない女性現役ママ男性に、その頃の気持ちを聞いてみましょう。

子供のいない女性の体験談

月のあかり
30代前半

聴覚過敏があるので、泣き声・騒ぎ声が苦痛

女性の耳

女性です。子供はいません。育児経験も子供の世話の経験もありません。聴覚過敏があるため赤ちゃんの泣き声は強烈なものがありましたが、今は前より大丈夫と思うようになりました。

当時は子供や赤ちゃんのキーキー、ギャーギャーといった騒ぎ声・泣き声などが、とても苦痛でした。ですが育児の大変さをネット詳しく知るようになり、それを意識すると多少気持ちは和らいでいました。

ベイビーハラスメントと訴える人の気持ちは分からなくもありません。それは子供が子供を育てているような親も多い、ということがあるからです。子供を全く注意しない親、むしろ親は井戸端やスマホに夢中。そんな親も少なくはなく、むしろ増えています。
訴えている人たちは何かそうした嫌な経験があったのかもしれず、それで神経質になっていることも考えられます。

育児は大変ですが、人は皆それぞれのフィールドで頑張って生きているということ。「育児だけ」が大変なのではなく、皆お互い様なのだと意識をすると、皆の見方が変わってくるのかなと感じます。

訴えている人の意識が変わることも必要ですが、皆気をつけなければいけないところがあるということ。泣いたり騒いだりしたら、あやしたりちゃんと注意をして「ごめんなさいね」というちょっとした態度を見せることも、親にも必要かと思われます。

「育児は大変なのよ」という顔をせずに、皆が互いに相手を理解しようという姿勢が大切なのかと思われます。

すもも
20代前半

子どもが苦手だったから赤ちゃんの泣き声にいらいらしていた

赤ちゃん連れの家族を見かける人のイラスト

私は20代前半の女性です。子どもはいません。ベイビーハラスメントと感じていた頃も現在も育児や子どもをお世話した経験はありません。現在は赤ちゃんの泣き声を聞くと微笑ましい気持ちになります。

昔は本当に子どもが苦手だったため、騒ぐ声や泣き声を聞くとイライラしてしまっていました。だけど、身近な人に子どもが生まれて抱っこさせてもらった時、初めて命の重さや尊さがわかり、今まで泣き声を鬱陶しく感じていた自分がちっぽけな人間であるように感じました。

ベイビーハラスメントだとSNS上で訴える人がいますが、誰しも子どもだった時期はある訳で、それは忘れてはいけないことだと思います。

子育て中の方はベイビーハラスメントだと騒がれないために、きちんと子どもを叱る、泣き止むまで電車などには乗らないようにするなど、少しでも周りに気を配った行動を心がけてみるといいのではないかと思います。

ママさんたちには日本の未来を担うたくさんの命たちに精一杯の愛情を注ぎ、大切に育てていってほしいです。

まるまるこ
30代前半

赤ちゃんを連れ去りたいような気持になったこともあります。

私は女性です。私に子供はいません。ベイビーハラスメントを感じていた当時、育児経験や子供の世話をした経験はありませんでした。赤ちゃんの泣き声に関して、今でもときどき泣かせている母親に嫌悪感を抱いてしまうことがあります。

ベイビーハラスメントを感じていた当時、赤ちゃんの泣き声について、うらやましくてたまりませんでした。普通に妊娠することはきわめて難しいとわかってから、赤ちゃんに対して「自分では産めないかもしれないけど、かわいい」と思えるようになってきました。

ベイビーハラスメントだとSNSで訴える人たちは、考えるのは自由だけど、そこまでしなくても良いのでは?と思います。とは言え、そういう人の気持ちもわからないではないので、赤ちゃんを子育て中のママは、周囲でイヤな顔をしている人を見かけたら、スッとその場を離れるなどの配慮をしたほうが、相手にとってもご自分にとっても良いのかなと思います。

子育てが大変で余裕がないかもしれませんが、必ず子育てを経験できてよかったと思える日がきます。私の分まで頑張ってほしいです。

現役ママ達の体験談

まき
30代前半

赤ちゃんの泣き声を聞くと、イライラが募り爆発しそうでした

飛行機

現在3歳の子供を育てている30代女性です。私は自分自身に子供が出来る前は、赤ちゃんや小さい子供の泣き声に対してとても強い嫌悪感がありました。電車や飛行機など逃げ場のない状況では特にイライラしてしまい、耐えがたいものがありました。当時は育児経験もなく、また赤ちゃんや子供と触れ合う機会もありませんでした。

ベイビーハラスメントに対する考えがガラッと変わったのは、やはり自分が出産し、子育てをするようになったことがきっかけです。

今は「子供は泣いて当たり前、泣くのが仕事、泣くのは元気な証拠」と考えています。ベイビーハラスメントだとSNSなどで訴える方もいらっしゃるようですが、さすがにそれはやり過ぎではないかなと思います。赤ちゃんをずっと静かにさせておくなんて、はっきり言って不可能なんです。

ですが私自身も以前はベイビーハラスメント側だったので、気持ちはわかります。やはり子育て中のママと、周りにいる人たちとの相手に対する思いやりが大切ではないかなと思います。

赤ちゃんが泣いたときには「泣いて当然」と開き直るのではなく、迷惑を掛けてしまい申し訳なく思っていることを雰囲気で伝えたり、言葉にして伝えたりすると良いと思います。きっと周りの方の態度も変わると思います。

赤ちゃんを頑張って育てているママ、ベイビーハラスメントに負けないで育児を楽しんでくださいね。

みおん
30代後半

子供がいない時は赤ちゃんの声に対してうるさいと感じていました

女性です。現在2人の子供がいます。赤ちゃんの泣き声について今は可愛いと思います。ベイビーハラスメントと感じていた当時は、子育ての経験など全くありませんでした。ベイビーハラスメントを感じていた時は赤ちゃんの泣き声がうるさいと思っていました。

ベイビーハラスメントを訴える人は、自分のことしか考えていない勝手な人だと思います。子育て中のママはベイビーハラスメントと言われないためにも、子供連れNGの場所などは極力行かないようにしたりする努力が必要だと思います。どうしても行きたい時は一時保育等利用するのが良いと思います。

子育てしやすい環境作りも進んできているので、ママ向けのお出掛け情報サイトなどをチェックするなどして、子育てを楽しんで欲しいと思います。

mimi
40代前半

単純に子供や赤ちゃんが特に好きではなかった

バス

私は女性で、子供は2人います。子育てをした経験があるので、今は赤ちゃんの泣き声を聞くと「あぁ~、赤ちゃんのいるママさんは大変だなぁ…」と思ってしまいますね。ただ、独身時代は赤ちゃんの泣き声が大の苦手でした。

当時は当然育児経験もありませんでしたし、子供や赤ちゃんと触れ合うような環境になかったので、子供をお世話するような経験もゼロでした。なので、単純に「あ~もう、ウルサイなぁ」と思っていましたね。電車やバスの中で泣かれると内心「迷惑!」としか思いませんでした。

そんな私の考え方が変わったのは、やはり自分に子どもが産まれてからですね。私の子供は本当に良く泣く赤ちゃんだったので、おかげで(?)赤ちゃんの泣き声に対してかなり免疫がつきました。

今ベイビーハラスメントを訴えている人は、やはり単純に昔の私のように、子供をお世話した経験がないんだろうなぁと思います。ただ、お母さんがきちんと周囲に対して配慮があるか泣き止ませようとしているかと言うのは大事だと思います。そのような態度の人には文句を言う人は滅多にいないでしょうから。

現在赤ちゃんを子育て中のママへの応援メッセージとしては、「子育て中は色々と肩身の狭いこともあると思うけど、子育て経験のある人など優しくしてくれる人もいます!息抜きをしながら頑張って下さいね」ということです。

ポンタまま
38歳

仕事と介護の両方でかなり寝不足でした

車椅子

結婚したてで仕事もしていて、姑の病気の為しばらく介護が必要だったころ、同じマンションの生まれたばかりの赤ちゃんの夜泣きに泣かされた事がありました。当時はまだ結婚して間がなかったのですが、姑は「あなたは女性なんだし早く子供を作って忙しい仕事を辞めたら?」としきりに言っていて、それも気になる要因だったんだと思います。

身近に子供はいなくて、生まれたての子供がいると大変だと思っていました。その後子供が出来た時も、あんな風に夜泣きをしたらどうしようと夫に話す事もありましたが、生まれてみるとあまり泣かないのが逆に気になるくらいの子でした。赤ちゃんの間は泣いて表現するものだと実感してからは、考え方が180度変わったと思います。

今ベイビーハラスメントが話題ですが、つたない赤ちゃんの唯一の表現方法だと多目に見てあげて欲しいと思います。

子育てはとても根気がいる事ですが、一生のうちのほんの僅かな時間です。しっかり子供と触れ合え、沢山の思い出が残るように子供似たっぷり接してあげて欲しいと思います。

ぞうママ
33歳

子供を産んでみて変わった世界観

私は女性です。今は3人のママをしています。我が家は子供がいるので、日々泣き声で他人や隣近所の方に迷惑かけないように気を配って生活するようにしています。

結婚して子供ができる前、私は子供が好きなタイプで、親戚の子供の面倒をたまに見たりするのが楽しみでした。けど、あまりに近所や公共の場で赤ちゃんや子供が泣いたり騒いだりしていると、やはり「親は何しているのかな?どうしたのかな?」と、見ては不快に感じることもありました。

しかし自分にも子供が生まれ、やはり赤ちゃんを連れて出かけたりすることもあり、親の思い通りにいかず赤ちゃんが泣き出したり、いくらあやしても泣きやませようとしても思い通りにいかないことが多々あり、親の私も泣きたくなることがあります。そうなると周りの視線がやはり気になるし痛いものです。

最近、ベイビーハラスメントだと訴える記事をよく見ます。やはり人は当事者にならないと分からないんだと、私も経験したから言えます。けど、やはり赤ちゃんだから子供だから仕方がないと、親も大きな顔して反発ばかりするのではなく、お互い人間同士生きていく上で、親の私達も他人に対する配慮や気配りは最大限にしていく必要があると思います。

誠意ある親の行動が、沢山の方の理解に繋がると思います。みんなで住みやすい暮らしやすい社会を作っていけるよう、ママのみなさん一緒に小さな努力していきましょう!

ゆう
38才

不妊治療中は赤ちゃんの泣き声を聞くのがつらかったです

赤ちゃんのおもちゃ

私は38才の女性で、6か月の息子がいます。今は赤ちゃんの泣き声がかわいくて仕方ありません。35才で結婚したのですが、なかなか妊娠できなくて産婦人科に不妊治療で通っていました。それまでに赤ちゃんに接したことがなく兄弟にも子供はいなかったので、お世話をしたこともありませんでした。

赤ちゃんの泣き声を聞くたびに「何で私は妊娠できないの」とイライラしてしまい、辛かったです。赤ちゃんの泣き声を聞きたくなくて、一時期外出もできないくらいになってしまいました。不妊治療の甲斐があって、妊娠できてから赤ちゃんの泣き声がまるで我が子のように愛しく感じるようになりました。

ベイビーハラスメントと感じる理由は様々だし、私も一時期そう感じていたので仕方ないのかなと思います。ただこちらも悪気はないので面と向かって怒らないで欲しいなと思います。

色々な理由で赤ちゃんがかわいいと思えない人もいるので、外で赤ちゃんが泣いてしまったら泣き止むようにあやしたりしたほうが、ベイビーハラスメントと騒がれないと思います。外出中は赤ちゃんがかわいいと思ったりやさしくしてくれたりする人のほうが多いので、あまり構えないで行動してください。

みあ
30代前半

うるさい!泣くな!と、自分勝手でした。

現在、5歳と2歳の娘がいます。赤ちゃんの泣き声を聞くと、今はとてつもなく可愛く愛おしくなります。私がベイビーハラスメントと感じていた時は、育児経験はないものの、友人の子や親戚の子をお世話することはありました。私は不妊症でした

治療を受けてやっと授かった赤ちゃんを子宮外妊娠で失い、次の妊娠では妊娠を継続出来ず赤ちゃんを失いまいた。不育症の疑いもあり、検査の為に病院に行く公共交通機関で赤ちゃんが泣いていたりすると「うるさい!なきやませろ!」と心のなかで怒り狂っていました。その気持ちがなくなったのは子育てをするようになってからです。

ベイビーハラスメントと感じていた時の私の心境は、誰にも言えません。ただ、公共交通機関で赤ちゃんが泣くとどうしても迷惑に思う人がいるので、泣きやませる事が出来ない方は避けた方がこのご時世、安心かと思います。

みー
30代後半

産むまでわからなかった

バスの中

子供がいる女性です。今では子供の泣き声が可愛く感じます。ベイビーハラスメントだと感じていた当時は周りにあまり子供もいなくて、お世話もした事がありませんでした。バスの中や電車の中で逃げられない状態の時に泣かれると高い声だし、声が響くのでうるさいなと思っていました。

しかしいざ自分が子供を産んでからは、泣き声も愛しく感じ、バスとかで泣いている子供を見ると元気だなと温かい目で見る事ができました。ベイビーハラスメントと訴えている人はもっと広い心でみてあげて欲しいなと思います。

ベイビーハラスメントと騒がれない為に、電車などの公共機関で赤ちゃんが泣いたりしたら、電車を降りたりして迷惑にならないように対応できたら良いと思います。赤ちゃんが泣いてしまってどうしようもない時もあると思いますが、赤ちゃんは泣いて当たり前なんだからと開きなおらず、できる努力はしてみて欲しいです。

赤ちゃんが泣いて焦ってしまう時もあると思いますが、暖かい目で見てくれる人も多いと思うので、子育てを無理せず頑張りましょう。

男性の体験談

かいと
44歳

自分の子供が生まれる前は分からなかった

携帯を操作する男性の手

娘が二人いる今では、赤ちゃんの泣き声はうるさいけれども、親は大変だろうなあと同情します。でも娘が生まれる前は、赤ちゃんの世話などしたことがなく、他人の赤ちゃんの泣き声はただただ迷惑だと思っていました。どうして公共の場所に赤ん坊を連れてくるんだと憤りを感じていたのです。

ですが、自分の子供が生まれて考えは全く変わりました。親は別に自分が楽しみたくて赤ちゃんを連れて外出するわけではなく、仕方ない理由があってそうしているのだということが分かったのです。

特に上の子がいる場合は、赤ちゃんがいるからと、子供を外へ遊びに連れて行かないわけにはいきません。この当たり前のことに気付くと、自分の親も長男である自分にせがまれて、まだ赤ちゃんの次男を連れて外出したんだろうなあ、大変だったろうなあと親に感謝する気持ちになります。以前はそんなことを考えもしなかったのですが。

今、SNS等でベイビーハラスメントを声高に訴えている人たちは、子供がいない人だと思います。人間はやはり自分が同じ境遇になってみないと、人のことは思いやれないのだと思います。

子育て中の女性はいろいろたいへんだと思います。ベイビーハラスメントを訴える人たちは多分、自分に子供ができるまで赤ちゃんのことは理解できないと思います。ただ、こういった人たちばかりではないので、子育て中の女性は臆せず外出してほしいと思います。

こざる
42歳

赤ちゃんが可愛くない!

赤ちゃんの世話をする男性のイラスト

2歳と4歳の娘がいる父です。やはりときどき赤ちゃんの泣き声にイライラする時もあります。しかし、赤ちゃんの面倒を見たことがほとんど無かった時と違い、甥っ子が生まれてお世話を少しでもし始めてからは、可愛く思えるようになりました。

以前は本当にうるさいだけで、ニュースで虐待の話を聞いても仕方ないと思えることさえありました。変わったのはきっかけは甥っ子の誕生からです。理由なしで可愛くて仕方ない。親に対しての思いはさほど変わりません。

ベイビーハラスメントについては、母親に問題がある点も否定できないとは思っていますが、社会がもっと寛容になっても良いと思っています。

母親たちは父もですが、自分の子供だけではなく周りを見て騒がしくてすみませんとの気持ちさえ有ればいいかと思っています。当たり前だと言う態度は絶対にしてはいけないです。

よしふみ
30代後半

高い泣き声が苦痛でなぜみんなかわいいと言うのかわからなかった

帰宅ラッシュ

今現在私には小学生5年生の男の子がいます。もうすぐ2人目が生まれます。今の私は赤ちゃんが泣いていると、「元気に泣いているかな?」と思うようになりました。昔は、ギャーッと泣いている友達の子供を見ているだけで困惑し、それを迷惑だと思っていました。世話をするなんてもってのほかで、泣かれると困るので避けていました。

その後自分の子供が生まれてから、考え方を変えざるをえませんでした。私がいないと生きていけない子が何かを訴えてきているということに、必死になり泣き声に耳を傾けている内に、泣き声が声に変わりました。私の母親も父親も同じ心境で私を育てたのだろうかと考えることもありました。

誰しも生まれたときは赤ちゃんで、泣くのが仕事です。泣かない赤ちゃんは何か問題を抱えています。誰しも通ってきた道なので、順番なのです。大きな泣き声でギャーッと泣かれるとうるさいと思うこともあります。しかし、自分もしてきたのです。

只、それは場所によると私は思います。自宅で泣かれる分には問題ないと思います。近隣も多少は配慮してくれるはずです。しかし、例えば物静かなバーやレストランでそのようなことが起きると、ムッとする人や怒る人も出てくるでしょう。また通勤、帰宅ラッシュ時の電車内でそのようなことか起きても同じでしょう。

要は、場所や時間を間違えなければ良いのです。周りの状況を見てがんばって子育てをお互いにがんばりましょう!

かまいたち
35歳

ベイビーハラスメントを感じていたあの頃

電車に乗る男性

去年一人目の子供が産まれて私も父親になりました。泣き声すら我が子は可愛く感じてしまいます。それまでは赤ちゃんの泣き声は電車に乗っていても鬱陶しく感じていましたし、出来るだけ離れて座っていました。もちろん子育ての経験はなかったのでそのときの母親の気持ちなども私には分かりませんでした。

我が子は何をしても大丈夫と思っているので、当時の私には全く芽生えなかった感情で、今の母親を見ていたら赤ちゃんの泣き声なども全然苦にならなくなりました。

今ベイビーハラスメントを訴える人は、環境や自分の置かれた立場によってその瞬間だけ思う感情的な場面にあるので、一度距離を置いて一呼吸おいてから接してみてはどうかと思います。

公共交通機関を利用するときも、周りの人が気遣いを少ししてあげるだけで母親はとても気持ちが楽になると思います。周りに迷惑をかけていないかと心配していると思うので、そうではないという空間作りも大切だと思います。是非頑張ってください。

ベイビーハラスメント~隣の芝生は青い

隣の芝生は青く見えるものですが、実はベイビーハラスメントと責める人も責められるママも、課題は違えども同じ時を同じように苦しみ、それでも懸命に幸せに向かって模索している仲間かもしれません。

今の日本には心の平静を失って苦しむ人が溢れています。

怒りの発端が「自分自身のため」なのか「相手のため」なのか、己の本心をしっかりと見極め、自分自身のためと思うならば自分勝手にならないように周囲に配慮し、相手のためと思うならば北風と太陽の話を思い出し、伝わりやすい行いを心掛ける方が得策でしょう。