レストランでの子連れマナーに関する記事

レストラン子連れマナー!モンスターにならない10の約束

レストラン子連れマナー!モンスターにならない10の約束

「子供と外食したら、逆に疲れた…」なんてことのないように。子供と楽しくレストランで食事するためのポイントをご紹介!

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【子連れレストラン完全ガイド】お店選びのポイントと食事中のマナー10選

子育て中の方なら誰もが、お子様とレストランで食事をして困った経験や、これから外食に挑戦してみたいけれど色々と心配、という思いをお持ちではないでしょうか。

外食は、子育てを頑張るママやパパがリフレッシュできる貴重な機会です。また、お子様にとっても公共の場での社会的なルールやマナーを学ぶ良い機会になります。小さな頃からマナーを学ばせることは、お子様が成長した時にきっと役立つでしょう。

そこでこちらでは、子連れでレストランに行く時のお店選びの具体的なポイントと、実際にレストランで食事をする時に特に気を付けておきたい店内でのマナー10選をまとめました。子育てママ・パパの子連れレストラン体験談や子供との外食を楽しむコツもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Ⅰ. マナーはお店選びから!予約時の5つの確認ポイント

お子様と一緒にレストランで食事をする際は、お店選びが成功の鍵を握ります。事前のリサーチと予約時の確認を徹底することで、当日のトラブルを大幅に回避できます。お店を選ぶ際は、以下の5点に注意して選びましょう。

最近は、スマートフォンのアプリやインターネットで「子連れOK」「キッズスペースあり」など、子供と一緒に行きやすいレストランを簡単に検索できますので、情報収集を積極的に行うことをおすすめします。

子連れでの入店可否と時間帯の確認

家族4人が揃って歩く

レストランによっては、ランチタイムは子連れOKでも、ディナータイムはNGというお店もあるため、必ず確認しましょう。

また、ディナータイムによくみられる照明が暗いお店は、お子様が怖がってしまう恐れがあるだけでなく、食べこぼしの確認や、お子様の状態の確認がしにくいため、出来れば避けた方がよいでしょう。

子供用椅子の有無とタイプ、席の希望

予約が可能な店の場合は、事前に予約していく方が安心です。予約の際は出来れば個室、なければ隅の方の広い席や、壁側の席にしてもらいましょう。通路沿いの席は、他のお客様や店員さんの往来で気が散りやすく、お子様が席を立ちやすい傾向があります。

また、子供用椅子は、前にガードのないタイプだと、1歳頃までの赤ちゃんは危険です。お店にどのようなタイプの椅子が置かれているか事前に確認しておいたほうがよいですね。

赤ちゃんが使えないタイプの椅子しか置いていないお店の場合は、ベビーカーを席に入れてよいか確認が必要です。ベビーカーでの入店ができない場合は、抱っこひもを持参しましょう。

オムツ替えスペースや授乳スペースの有無

トイレに、オムツ替えスペースがあるか確認しましょう。赤ちゃんの場合は、授乳スペースもあれば助かりますね。ショッピングモール内のレストランの場合には、レストランフロアや子供用品フロアに授乳スペースやオムツ替えスペースが設置されていることが多いです。場所を事前に把握しておきましょう。

ベビーカー置き場とテーブル周りの確認

レストランの入り口にベビーカーを置くスペースがあるか確認しましょう。入り口に階段があってベビーカーで入店しにくいお店もあるので、その点を事前に確認できるといいですね。

また、お子様がお昼寝してしまった時のために、席にベビーカーを入れてよいかも確認しておきましょう。テーブルの材質がガラス製ではないか、食器が陶器製ではなくプラスチックやメラミン製かといった点も、確認できると安心です。

持ち込み可否と子供用メニューの有無

子供用タッパ

離乳食やアレルギーの子供用の食事を持ち込めるか事前に確認しておきましょう。持ち込みが不可の場合は、子供用メニューや子供の食べられそうなメニューがあるか確認しておいた方が安心ですね。

また、ランチタイムとディナータイムでは、提供しているお料理が違うお店もあるので注意が必要です。子供用メニューがなく持ち込みも不可の場合は、お店の雰囲気を壊してしまったり、他のお客様の迷惑になったりするので、子連れでの利用を避けた方が無難でしょう。

Ⅱ. レストラン利用時のマナーとトラブル回避術10選

マナーや約束と言うとなんだか面倒な気がしますが、これらは自分達もお子様も、そして周囲の人も安心して気持ちよく過ごすためのお約束です。パパママの背中を見て子供は育ちます。楽しく過ごすためにも、子供の公共マナー教育のためにも10のマナーをしっかりと守りましょうね。

空いている時間帯を選び待ち時間を最小限に

お店を予約する時は、お店が混雑していそうな時間(ピークタイム)はできるだけ避けた方がよいでしょう。予約をしないでレストランに入る場合は、開店直後が最もお勧めです。

お腹を空いているのに中々食べられないというのは、小さい子供にはかなり辛く、機嫌が悪くなる可能性が高いです。待ち時間が短くなることで、子供も親もストレスが少なくてすみます。

子連れで行く時のお勧めの時間帯(ピークタイムを避ける)

ランチ…開店直後か13時以降
ディナー…開店直後(17時〜18時頃)

また、子供連れの場合は、飲み物をこぼしてしまったり、お皿やお箸を落としてしまったりと、何かと店員さんの手を煩わせることもありますので、お店の負担にならないためにも空いている時間の方が、より配慮を示すことができます。

ベビーカーは畳んで他のお客様の動線を確保

空のベビーカー

ベビーカーを置かせてもらう場合、必ず畳んで他のお客様や店員さんの迷惑にならない場所に置きましょう。特に、入口付近やレジ前は動線が多いため、気を付けましょう。お店に入る前に、ベビーカーの荷物を整理して、すぐに畳めるようにしておくとスムーズです。

子供用の食事道具は準備して持参する

子供用のフォークとスプーン

子供用のスプーンやフォーク・お箸などは、持っていっておいた方がいいですね。お店で用意している場合も多いですが、子供の月齢に合わないものだと使いにくく、子供の機嫌が悪くなる原因にもなりますので、子供が使い慣れたものを持って行ってあげましょう。

また、ラップを少し持って行くと、ご飯をお握りにして子供に食べさせることができるので非常に便利です。お握りだと子供も自分で食べられるので、その間にママやパパも自分の食事をすることができます。

持ち込みの食事は必ず事前に断りを入れる

事前に確認しているとはいえ、離乳食やお菓子など持ち込んだものを食べさせる場合は、改めて店員さんに一言断ってから食べさせましょう。お店側への配慮を示すことが大切です。

持ち込んだ食べ物から出たゴミは、必ず自分で持ち帰りましょう。お店のゴミ箱は原則として利用しないようにしましょう。

子供が飽きないための対策グッズを用意

レストランの中では、子供が大声を出したり、席を立ったりしないように気を配りましょう。食事中に子供が飽きて騒ぎ出すのを防ぐため、音の出ないオモチャや絵本、お絵かき道具などを持って行くと子供も気が紛れます。

最近は、スマートフォンで子供向けアプリゲームを利用することもありますが、光や音が他のお客様の迷惑にならないよう、音量をオフにして、短時間にとどめるよう配慮しましょう。また、子供に注意する場合には、大きな声を出して叱るのではなく、子供の目を見て静かに伝える方が効果的です。

子供が騒いだらすぐに店外へ退避

子供は、普段と違う環境に興奮したり、疲れてしまったりすることがあります。レストランで子供が泣き止まない、大きな声で騒いでしまうという場合は、他のお客様の迷惑になりますので、すぐに抱きかかえてお店の外に出て、少し気分転換をさせましょう。

少しの間外で落ち着かせ、静かになってから席に戻るようにすることが、周囲への最低限の配慮となります。

滞在時間はできるだけ短く、食事に集中

子供連れでの食事は、静かにしているつもりでも、子供がいない方にとっては、騒がしく感じることもあります。子供も長い間席に座っているとだんだん苦痛に感じてくるものです。

また、週末の混雑時には、子供用の椅子が不足してしまうこともあります。食事はできるだけ短時間ですませて、食事が終わったら出来るだけ早くレストランを出ましょう。長時間の滞在は避けるのが基本マナーです。

テーブル周りの食べこぼしは徹底的に掃除

子供はどうしても食べこぼしが多くなります。テーブルの上はもちろんのこと、床にこぼれた食べ物は、必ず自分で掃除して帰りましょう。店員さんに任せきりにしないことが重要です。

ティッシュやウエットティシュを多めに持って行っておくことに加え、小さなビニール袋やミニほうきセットなどを持参しておくと、よりスマートに片付けができます。

オムツ替えは専用スペースで、ニオイ対策も忘れずに

オムツ替えは、たとえ個室や座敷であったとしても席では行わず、必ずトイレやオムツ替え専用スペースで行いましょう。

使用済みオムツは、オムツ専用のごみ箱がない場合は、ビニール袋(特にニオイ対策ができるもの)に入れて自宅に持ち帰りましょう。お店のゴミ箱は利用しないのが原則です。

10退店時には感謝の言葉を伝える

無事に食事を終え、退店する際には、店員さんに対して「お手数をおかけしました」「ありがとうございました」と一言、感謝の言葉を伝えましょう。お店が子連れ客を受け入れる姿勢に、敬意を示すことが大切です。

Ⅲ. 子連れでも楽しめるおススメのレストランとヒント

子供と行ける良いレストランが中々ないという方や、いつも同じ店ばかりになってしまうという方には、次のようなレストランもおすすめです。

子供に特典があるレストラン

子供にデザートサービスやドリンクサービスなど、特典があるレストランが意外とあるものです。そういうお店は、子供が来ることを前提としているため、店員さんも子連れ客に慣れており、比較的気兼ねなく利用しやすいというメリットがあります。是非、お近くのお店もチェックしてみてください。

テラス席のあるレストラン

気候の良い時期には、子供とレストランのテラス席でランチというのも楽しいですよ。テラス席は、比較的スペースに余裕があるので、ベビーカーを持ち込める場合が多いです。また、外だと、開放的で子供もリラックスできるのではないでしょうか。子供の泣き声も、室内よりも気になりにくいという点もありがたいですね。

バイキング形式のレストラン

バイキングレストランは、注文を決める必要がなく、お料理が出来るまで待つ必要がないため、席につくとすぐに食事ができるのが子連れにはうれしい点です。自分で料理を取りに行けるので、ずっと食事中席についているよりも子供も気分転換になり、飽きさせにくいというメリットがあります。

みんなの子連れレストラン体験談

子供連れでもレストランで快適に食事ができるように、子育て中のママ・パパは、色々と知恵を絞っているものです。レストラン選びやレストランで食事をする時に参考にしてみてください。

ウメジャム
32歳

A外食と言えば子供も喜ぶバイキング

我が家は、小学生・3歳・1歳の3人の子供がいます。5人家族の我が家の外食と言えば、もっぱらバイキングレストランです。バイキングレストランは、3歳までの子供は無料のところが殆どですので、3人分の料金で5人食事ができることが多いです。

旅行に行く時も旅館やホテルを選ぶ時は、夕食はバイキングの宿を選んでいます。夏休みなどは、子供向けのお料理が充実している宿もあるので、子供も大喜びです。

カキゴオリ
35歳

Aランチはお昼寝中に

子供がまだ1歳ぐらいまでは、主人と外食時は、お店に入る前に子供をベビーカーで寝かしつけて、寝ている間に食事を済ませていたことが多かったです。赤ちゃんの頃は、授乳を済ませてから寝かせて、1歳過ぎてからは、子供用のお弁当を用意しておいて先に食べさせてから寝かせていました。

お店も、ベビーカーのまま入れる行きつけのお店が何軒かあってその日の気分で決めていました。子供が大きくなった今は、子供の好みで行くレストランが決まってしまうので、今思えば、子供が小さいからこそできた贅沢でした。

ムシメガネ
29歳

A子連れでも焼肉OK◎

自宅で焼肉するのって臭いが気になったり、後片付けが面倒だったりと敷居が高いですよね。1歳と幼稚園の息子がいる我が家では、焼肉は外で食べる事にしています。子連れで焼肉は危険では?と思われるかもしれませんが、目の前でお肉が焼けるのを見ていると、やはり子供も怖いと思うのか鉄板に手を振れようとはしないです。

焼肉屋さんには、絶対に白ごはんがあるので、白ごはん好きの子供がいる家庭にうれしいですよね。ランチなら手ごろな値段で楽しめます。家で片づける手間を考えると、焼肉ランチはお勧めですよ。

アイスミルク
37歳

A子供と外食するのは教育の一環

我が家は、子供を連れてファミリーレストランに一度も行ったことがありません。子供と外で食事をする時は、あえて子供向けではなく、きちんとしたレストランを選んでいます。子供に公共の場で騒がない、人に迷惑をかけないという事を教えるのに、外食は非常に良い機会だと思います。

ファミリーレストランや子供向けのレストランでは、周囲も子連れ客が多いため、マナーに対する意識があいまいになりがちなような気がします。最初はかなり気を遣いましたが、子供も周りの状況を見て落ち着いて食事できるようになってくれました。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。