隣人トラブルの原因は?相手の状況によっては第三者の介入を検討しよう
隣人トラブルで最も多いのは騒音トラブルですが、体験談を集めてみたところ他にも色々ありました!
例えば、タバコの煙や灰のトラブル、BBQやごみ焼却の煙トラブル、深夜の歌声トラブル、乳幼児や小学生の泣き声や駄々のトラブル、音に過敏な隣人のトラブルなど。
隣人トラブルでは自分が意図せず加害者になることも被害者になることもありますが、近所付き合いのトラブルを発展させないためには引っ越し時のマナーや相手を見ながらの冷静な対応がとても重要です。
個人的な謝罪、管理人や管理会社への連絡で丸く治まることもありますが、相手によっては管理会社や管理人、警察への通報や退去が必要になるケースも。31人の体験談から自分が置かれた状況にマッチする隣人トラブルへの対応や事の顛末をチェックしておきましょう。
証拠のない疑いが招いた隣人トラブル!車を塀にあてたのは誰?
隣人トラブルを大きくしてしまう要因に、噂話があります。一戸建てで塀がある家庭では、車がぶつかって傷つくこともあるでしょう。
本人が名乗り出ない限り犯人はほぼ分かりませんが、近所の人の噂話を真に受けて証拠なく隣人を疑うと、より大きなトラブルになるので注意しましょう。
A車を塀に当てられた問題で起こった隣人トラブル
これは私が家を留守にしているときに起こった隣人トラブルです。帰ってきたら家の塀が少々おかしなことになっていました。一部が崩れていたんです。
「えぇ!?」と焦って何度も見直しても崩れていました。どうやら誰かに車で当てられた形跡のようなのがあって、ショックでした。後日隣人にこの話をしたんです。そしたら隣人が「犯人を見た」と言いました。
犯人は裏側の家の人であり、あまり付き合いがありませんでした。偶然庭にいた隣人がちらっとその様子を見たらしいのです。すぐに裏側の家に尋ねて話を聞きました。そしたらなんと「やってない」というのです。これで口論になって変な雰囲気になってしまいました。
結局車にそれらしき傷もなく、実際に見ていないことから間違いだったことが分かりました。私が塀を自分で直すことになりかなり最悪でした。お隣さんも段々と「当たったような気がするけど、見間違いかもしれない」と弱気になってきて、こんなことなら言わなければ良かったと思いました。
実際に自分が見ていないことをあれこれいうと、その後のご近所関係にひびが入ります。確実な証拠がない限り相手を疑う行動はしないほうがいいかもしれないと反省しました。後日菓子折りをもって謝る羽目になりましたが、なんとか関係は最悪な状況になりませんでした。
新築一戸建ての隣人トラブル!新しい住人との助け合いが大切
分譲地を購入したり売却された家を壊して新築一戸建てを立てたり、あるいは分譲住宅を購入した場合は、基本的に隣人や地域の人が知らない人というケースが多いです。
隣人トラブルでは第三者の関与が問題解決につながるケースも多く、頼りになるのが自治会。不安な場合は自治会に入り、会長さんなどに相談してみましょう。
A隣人トラブルは自治会の助けを借りて解決しました
我が家は古屋があった土地を買い取って新たに新築をしたのですが、その建築の際に隣人からの様々な嫌がらせなどがありました。
我が家が建つと「これまでと景色が変わってしまう」とか、「建築の際の音がうるさい」とか、理不尽な苦情を毎日のように言われました。
引越しをしてきてからも「ごみの捨て方が気に入らない」などと苦情を言われ、このままではどうやってここで暮らしていけるのだろうと途方に暮れていました。
そんな時この地区の自治会の役員の方が自治会への勧誘にきました。その時思い切ってそのトラブルについて役員の方に相談したところ、その方が間に入って話をつけて下さり、それ以来隣人は苦情などを言ってこなくなりました。
私たち夫婦はそのことに感謝して、それ以来自治会に参加をして積極的に会の仕事などを引き受けるようにしています。
A子供がきっかけのご近所トラブル
私の家は新築の一戸建てが同じ時期に20棟建ったうちの一軒です。小学生や幼稚園くらいの子供を持つ家庭が多く、いつも外でたくさんの子供たちが遊んでいます。
それ自体はとても良い習慣だと思うのですが、問題は小学生の上の子がいる場合に下の子が3歳くらいでも親は外に出ずに子供だけで遊ばせる家があることです。そしてそのうちの子に限ってものすごい問題児なのです。
うちの息子はその子より1つ下の学年なのですが、目の敵にされていて、出かけて帰ってきて車から降りたところで突然石を投げなれたり、遊んでいる遊具を無理やりとられたり、おされて何度も転ばされたり、数えきれないくらい被害を受けていますが、親は知りません。
どうしたらよいかと考えた結果、私が見ているときは直接叱ることにしました。ハッキリと本人に言うのが1番ストレスもたまらないし、効果があると判断した結果です。それから危険なことをしてきたらきつく言っています。ケガをしてからでは遅いし、そうなってしまってはもっとお互いの関係が悪くなると思ったからです。
これから小学校中学校と一緒であることを考えると、避けるよりもきちんと対応していくのが大切だと考えました。最初は親に向いていた憤りも、その子の成長とともにおさまりつつあります。とにかく我慢しないで問題自体に目を向けていくことが大切だと今回のことで感じました。
A少しずつ距離を取りました
5軒ほどから成る住宅分譲地に引っ越しました。同時期に他の4軒も引っ越して来られました。親と子どもの年齢もそれぞれ近く喜んでいました。
そのうちの1軒が親交を深めるためにと、引っ越し当初から自宅のお庭でのバーベキューに招待してくれたのですが。
分譲地の周囲には古くからのおうちが密に立ち並ぶ住宅地で、バーベキューの煙や話し声がご近所の迷惑になってしまうのは想像に難くないような立地でした。
バーベキュー主催のお宅は「自分の敷地内でのバーベキューに何の文句がある?」とご近所への配慮もせず、頻繁にバーベキューを行っては夜遅くまで飲酒し大声で騒ぐという態度。
お誘いを受けて一緒に参加していると我が家も同じように非常識のレッテルを貼られてしまうと思い、お誘いを少しずつお断りするように。案の定、ご近所からの評判は悪かったことを後日知りました。バーベキューに参加したのは最初だけと触れ回っておいて良かったです。
A最初で躓くと根に持たれる事があると勉強になりました
新居を構え1歳と3歳の子を連れて引っ越しの準備が始まりました。私達は荷物運びなどを中心にやり、最終段階で主人の親戚に電気関係の工事を頼みました。
主人の親戚の人がアンテナを付けるために駐車場に梯子を立てて屋根に上って作業をしていると、いきなり「誰の土地を勝手に使ってるんや」と思いっきり怒鳴られたそうです。丁重に謝ったそうですが「あの家は要注意だ」と言われました。
嫌だなと思っていたら回覧板を回すのがその家でした。最初だからとチャイムを押して挨拶をしました。子供が大きな声で挨拶しているにもかかわらず「ハイ」だけ言って、上から下までジロッと見て終わりでした。
その人は噂好きなおばさんらしく、人の悪い噂ばかりを近所の人と話しているそうです。顔を合わせても挨拶を返してくることはなく、子供の言葉を無視されるのはとても腹が立ちました。
それでも私は挨拶を欠かしませんでした。子供が歩いて保育園に行っているのでその間で逢う人には必ず挨拶を交わしました。挨拶を続けたおかげで散歩している人や家の前に立ってくれている人などに顔も名前も覚えてくれて、毎朝お話しするような地域になって来ました。
そしてある日、主人がそのおばさんの所へ回覧板を持って行くと「挨拶ができて偉いねぇ」と話し掛けてきたそうです。私には言ってこなくてもいいです。私が続けている挨拶が報われた気がしました。
隣人との煙や臭いトラブル!BBQやゴミの焼却が原因に
庭でのごみの焼却は条例で禁止されている自治体が多いのですが、他にもBBQの煙や住宅街でのたい肥の臭い問題など、煙や臭いの隣人トラブルは色々とあります。
条例違反の場合は直談判より自治体への通報がスムーズな問題解決につながります。相手との関係性を考慮し、話し合いが難しい場合は自治体に相談しましょう。
AガレージBBQで苦情を受けました
我が家のガレージは隣のお宅のガレージと隣接しています。お隣さんは60代の夫婦で自分のガレージにミニバンを一台所有しております。ある休日我が家のガレージでBBQをやっていたところ、お隣さんから「車に油が飛ぶから迷惑!」というようなことを直接言われました。
楽しんでいる時にそんな言い方をするなんて!とその時は思いながらも、すぐに謝りガレージでのBBQをその場で取りやめた我が家。とは言ってもやはりお隣さんとは上手くやって行かなくてはならず、この険悪な雰囲気を早く解消したかった私。翌日千円程度の折り菓子と共に謝罪の言葉を再度伝えに行きました。
それ以降、以前に比べてお隣さんには特に気を使うようにしています。私の実家から果物などを送ってきた時や旅行に出かけた際にはお土産にはやおすそ分けを意識して渡すようにし始めました。
そうするとお隣さんも何かというとお土産やおすそ分けを我が家に持ってきてくれるようになり、そんな関係を続けている間に以前のトラブルは忘れてしまうほど関係は良好になりました。お隣さんのように少しお年をめした方は付き合い方を間違わなければ逆に付き合い方は簡単だと思うこの頃です。
Aゴミを燃やされ煙だらけで本当に辛かったです
以前住んでいたアパートの裏に借家のアパートがあり、その家は平屋でした。その住人がゴミを燃やすのですが、たくさん燃やすようで燃やしたときに火がぐんぐん上がって2階にいる家の小窓から見えるほどでした。色々なものを燃やしているようで煙がスゴくて暑い夏でも窓が開けられませんでした。
その住人は町内費を払っていないようで、ゴミを指定の場所に出せないようでした。
それなので燃やしていたようですが、生後間もない赤ちゃんがいる我が家で窓も開けられなくて洗濯物も外に干せないので、我慢が出来ずに引っ越しを決めました
退去当日に不動産の担当者に理由を話して、それが原因で引っ越すと言ったら、今後のためにもならないからと言って市役所に通報してくれたようです。
私たちはそこの住人も普通ではなく怖かったので、関わりたくなかったので引っ越しました。
タバコの煙が招いた隣人トラブル!子供に力を借りてやんわり直訴
タバコの煙りの受動喫煙は妊婦や子供にとって多きな害となるためベランダ族になる人もいますが、その煙や灰が家族ではなく赤の他人の隣人への迷惑やトラブルになることも。
A子供の一言は特効薬!
私の隣人トラブルの体験は「タバコ」でした。集合住宅に住んでいた時に、お隣の旦那様がベランダでタバコを吸う人だったらしく、仕切りのついたての隙間から見える位置には簡易灰皿も置いてありました。
しかし、そこをしっかり掃除していないのか、我が家のベランダに灰が飛んで来ることもしばしば。更には洗濯物を干した後に吸われると、臭いが付くこともしばしば。我が家は喫煙者がいないのでタバコの臭いがとても気になります。
直接「吸わないで下さい!」と言ってもトラブルになりそうだったので、当時4歳だった我が子に協力して貰い一芝居打つことに。
お隣さんがタバコを吸っている所を見計らってベランダへ。子供がわざと「タバコの煙イヤ!喉痛い!お医者さんもダメって言ってた!」と一言。そこで隣から「え!?」って声が聞こえたのですが、すかさず私が「スミマセン子供の言うことなので。生まれつき喘息持ちなので敏感になっているんです。」と一言。
もちろん子供は別に喘息じゃありません。これが効いたのか次の日から簡易灰皿も撤去されていました。多分稀なケースだとは思いますが、子供を挟んでの抗議(?)も結構利くのかもしれません。
Aタバコを注意したら注意され返し
子供が産まれ、主人と大阪の新築のアパートに引っ越したのですが、そこのアパートは2階のおうちも1階に玄関がある作りになっていました。私たち家族は1階に住んでいて、上には隣の家族が住んでいました。20代前半に見える夫婦で少し派手な感じでしたが、挨拶などは感じ良く応えてくれていました。
しかしあるとき、うちのベランダにたばこの吸い殻がいくつも落ちていることに気づいたのです。どう考えても上の人が落としたものだと思われ、そんなことをするのが信じられませんでした。しかし直接言う勇気がなかったので管理会社を通じて注意の紙を入れてもらったのです。
そうしたら煙草の吸い殻が落ちてくることはなかったものの、今度はうちがベビーカーを家の前の通路に置いたままにしてしまったこへのクレームの紙が入っていて。それ以来お隣さんとは挨拶もなしの険悪な雰囲気になってしまいました。
Aタバコの臭い
隣のアパートに住んでいる人が夜、ベランダでタバコを吸う人だったので、臭いが流れてくるので苦痛でした。私は元々タバコの臭いが苦手です。
家族にも吸う人が居ない環境で育ちました。アパートに引っ越してから窓もほとんど開けない生活をしてきましたが、窓を閉め切っていても臭いが流れ込んできました。
空気清浄機を全開にしても臭いを吸いきるまでに時間がかかり寝れ無い日々を過ごした事もあります。
直談判したことはありませんでしたが、苦痛が限界に達し大家さんに相談しようとした時期に、相手側が引っ越してしまったので解しました。どうやら別の部屋の住人の方も悩んでいたようで、その方が大家さんに相談したようです。
分譲マンション隣人トラブル!引っ越したくなるほど音が筒抜け
賃貸なら引っ越せば済みますが、分譲マンションの場合は隣人トラブルがあっても簡単に退去できません。
隣人もその点は自分と同じはずなので、お互い譲れるところは譲り合う姿勢がトラブル対応に重要になります。
Aマンションの欠陥?
私がそのマンションに決めたのは、営業の人の「このマンションの壁は厚くてすごく良いですよ」という言葉があったのも大きかった。そして引っ越し、初めの数ヶ月は近隣から音もまったく聞こえず満足していました。
しかし数ヶ月後、隣に人が来てからが最悪。壁があるはずなのに会話の内容が筒抜け。こっちが聞こえるということは相手にも聞こえているということで、在宅仕事をしていた私は相当まいりました。
仕事部屋を違う部屋に移し、それまで使っていた部屋を物置として使う事にしましたが、結局使ってない部屋があるともったいないので引っ越しました。
A下の階の人から
現在分譲マンションに住んでいて、下の階の方から足音がうるさいと苦情がありました。子供がまだ小さいのですが、家の中では走らないとか、飛び跳ねない、踵で歩かないなど、下の階に響かないように子供にも言い聞かせ、自分たち夫婦もなるべく音を出さない工夫をして過ごしています。
ですが子供にいくら言い聞かせても、一番下の子はまだ3歳なので遊んでいるうちに走ってしまったり、椅子の上から飛び降りたりしてしまいます。
子供がよく遊ぶ部屋には絨毯をひいたり、家の中では必ず靴下を履かせたりして対処しました。
A謝罪は隣人全員が在宅の時間帯に。
分譲マンションに住んでいます。2歳と3歳の小さな子供がおり、普段から騒がしい声がお隣まで届いているようで玄関先で会うたび『賑やかね』と言われ、好意からなのか苦情なのか分からず気になっていました。
ある日お隣の奥様から『娘が受験でデリケートな時期なので静かにしてほしい』と言われました。配置的にうちの子供部屋と娘さんのお部屋が隣り合わせになっていたようです。
その日の夜、お隣のご家族が全員帰宅されているタイミングで主人と2人菓子折持参でお詫びに伺い、子供部屋を娘さんのお部屋から離した所に移動する旨をお伝え。すぐに実行。子供がいる時は窓やベランダの出入り口は閉めて鍵をかけ、防音カーテンを購入してつけました。
掃除機や洗濯機は娘さんがいない時間帯にしました。また、お隣のご家族に会うたびに挨拶や声かけをかかさない様心がけました。それからは苦情が一切なくなり、奥様のほうから話しかけてくれるようになりました。
妄想癖?癇癪?賃貸マンションでの隣人トラブル
賃貸マンションには色々な人が住んでいるため、問題を抱えて苦しんでいる人が隣人になることも当然あります。
そのような場合、フタを開けると他の家庭ともトラブルになっているケースが多いため、直談判よりお互い冷静に対応しやすい管理会社へ相談してみましょう。
Aマンションの隣人に妄想癖が…
昨年まで賃貸マンションに住んでおり、私はファミリータイプの部屋に住んでいて、隣は70歳台の男性が一人で単身世帯用に住んでました。
我が家は子供が小さいので防音対策をしており、寝室も両サイドの接する部屋ではない所に寝てました。上下片方の隣人からは騒音で苦情が来たこともなかったです。
男性が越してきて数ヶ月が経つと、突然ベランダにカラスなどの防鳥ネットを設置しはじめ、また数日後には「自分のいびきで近隣住民が迷惑している」と部屋の中に防音壁を設置する工事をしていました。一番近い我が家ではその男性の音が気になったこともありません。
うちは子供が小さいのでどんなに遅くても夜22時には全員寝るのですが、夜中にスタンガンを打つ音がうるさいと苦情がきました。夫も私もそのような趣味はありません。
よくよく聞くと妄想癖のある方だったようで、度々そのような苦情で我が家だけではなく他の部屋ともトラブルになっていました。
A下の部屋からのすごい泣き声で引っ越しをした話です
最上階、角部屋に住んでおり下の方が引っ越ししてくるまでとても穏やかに生活していました。下に越してきた家族には小学1年生の男の子がいました。
挨拶などはなかったのですが、エレベーターであった際に男の子が自ら挨拶してくれ、引っ越ししてきたのを知りました。
ただ引っ越ししてきてから、すぐ下から物凄い音が響いてきました。その男の子の泣き声とダダをこねて地団駄を踏む音でした。壁も厚く生活音なんて聞こえたことがなかったのに、上の階の我が家が揺れるほどのひどい地団駄でした。それも、昼間や夕方ではなく23時くらいに始まり一時間くらい続きます。
一ヶ月もしないうちにマンション内で話題になり、うちはあまりのうるささに主人含め周りの家の人間が直接交渉に行くほどに。
原因は寝たくない、ゲームを辞めたくないという駄々のようでしたが結局地団駄は止まず、管理会社が手を打つ前に私達が限界にはなって引っ越しました。
賃貸アパートの隣人トラブル!過敏な方が退去させられるケースもある
一戸建てに住んでいた人がいきなり賃貸アパートで暮らすと、同じ集合住宅でもマンションより壁が薄くて隣人トラブルになりやすいです。
隣人からクレームを言われた際は自分だけが悪いと捉えず、配慮して生活しているか、相手が過敏になっていないかなどを確認しましょう。場合によっては相手が追いdされるケースもあります。
A家にいる時間を極力減らす
以前住んでいた家は2階建てで、2階に小さな子供のいる1世帯と1階に私たち夫婦(子供なし)が住んでいました。木造だったこともあり、上階の方の足音や水道を使う音、トイレの音までとにかく筒抜けで、恐らく1階の私たち夫婦の話し声も聞こえているだろうという程、音が響きやすい家でした。
最初の頃は年齢が近い専業主婦だったこともあり、家族を交えて仲良くしていたのですが、上の方から会話の端々に我が家の音の様子を絡めてこられ、在宅か不在かなども音で確かめられているようで、心底嫌になってしまいました。
そこで家にいる時はなるべく音を立てないようにドアの開け閉めをそっとし、トイレも家では使わないなど、なるべく家にいないように外で過ごす時間を多くするなどして、自分の行動を悟られないように気を付けました。
すると徐々に我が家への関心も薄れたのか、以前よりも来訪数が少なくなり、挨拶をする程度までに減りました。
A普通では考えられない
主人と結婚する前に新築のアパートに住んでいました。隣の部屋に私達と同じくらいの年齢のご夫婦が住まれていたのですが、しばらくして子供が産まれ、それによるストレスなのか奥さんが時間を問わず怒ってわめきちらす声、赤ちゃんがいるのに床をどんどんと大きな音を立てて走り回る音が本当に酷くて、まともな睡眠もとれず管理人さんに何度も注意をしてもらったりするようなことがありました。
そのたびに奥さんが壁をどんどん叩いてきたり「何でそんなことを言われなきゃならないの!!」と大きな声で叫んだり、部屋は1階だったのですが庭から私達の部屋を覗いて睨んできたりということもあったので、管理人さんが何度も確認のために我が家に訪問してきたりして大変でした。
その内に奥さんが部屋を覗いたり、ゴミをフェンスの間から入れている所を管理人さんが目撃し、強制的に退去になりました。
A赤ちゃんの夜泣き
私はアパートに主人と二人暮らしをしているのですが、隣人さんは子供が二人いるんです。上の子は2歳、下の子はまだ生まれたばかりで、子供がバタバタと騒ぐ音がよく聞こえます。
一番ひどいのは赤ちゃんの夜泣きで、寝室がうちと隣り合わせのため、ちょうど私たちが寝ようとしている時間帯に赤ちゃんの叫び声のような泣き声が響くのです。
確かに仕方ないですし私たちも最初は我慢していたのですが、毎日のように泣かれると私たちも寝不足が続き辛くなりました。内心、赤ちゃんの夜泣きが収まる時期まで実家に帰ればいいのにと思いましたが、いろんな事情があるかもしれないですし。
そこで私たちが「寝る場所を変えよう」となり、リビングで寝るようにしました。それでだいぶ夜泣きが聞こえなくなり眠れるようになりました。
A大物の干し方にはご注意
うちはアパートの二階です。一階に子供が三人いる夫婦が引っ越してきました。それからすぐのことです。タオルケットを洗ったんですが、洗濯機が小さいので脱水がしきれず、しばらく浴室で干してからベランダに出して干したんです。
しばらくすると下から大声でわめく女性の声と、写メ撮って警察だ!と叫ぶ男性の声が。なにごとかと思って見たら、うちのタオルケットから水が滴り、ベランダの外側から一階の方のベランダの外側に干してあった洗濯物に水滴が落ちていると。
申し訳ありませんとすぐに謝りましたが、男性も女性も部屋までやってきて大家さんも呼ばれたらしく険しい顔でいらっしゃいました。
ひたすら平謝りでなんとかなりましたが、その夫婦の勢いは怖かったです。元々付き合いは無かったのですがさらに付き合いにくくなり、お互い挨拶もしないようになってしまいました。それ以来洗濯物はベランダから一切はみ出さないようにと気を使っています。
A初めての一人暮らしで経験したトラブル
近所の不動産屋さんで決めた物件でした。初めて一人暮らしをするとあって、上手くやっていけるかなとドキドキしていました。左右の隣人さんと下の住人さんにご挨拶に行き、右隣のお部屋に男性の方が住んでいることを知りました。
私の当時の仕事が正午に出勤して夜10時頃の帰宅になってしまっていたので、私の中では少しでも迷惑にならないように「洗濯機がベランダにあってうるさいだろうから洗濯は朝やろう」とか「帰宅が遅いから仕事の日の夕食はできるだけ外食か出来合いのもので済ませよう」とか思っていました。
しばらくして仕事から帰宅直後にインターホンが鳴り、その男性が「すみません、もう少し静かにしてもらえませんか。」と言うので「すみません。」と私が謝ると、「ここは壁が薄いので、みんな言っているのでお願いします。」と言ってその日は帰っていきました。
このことを不動産屋さんに電話で相談しましたが、その方が神経質なタイプらしく不安になりました。その後は直接言ってくることはありませんでしたが、私が部屋に出た虫を退治しようと追いかけていると壁を蹴るような音が聞こえてきたり、時折玄関のドアを開けてこちらの様子を伺うような行動も見られるようになり怖くなりました。
「私引っ越したほうがいいかも」と思うようになり、父に近所の別の物件を見つけてもらい、荷物を休日に少しずつ搬入して逃げるようにそちらに引っ越しました。
Aチェックしないで…
新婚時代の話です。新居のアパートは2階建てで新築だったため、2階に住んでいた私も初めは住人もいなくてのんびりと暮らしていました。ところが1年ほどして、関西からご主人の転勤で越してきた50代のご夫婦が引っ越してきてから、トラブルで精神的に参ってしまいました。
家の中をスリッパで歩く度に階下から棒でつつかれ、物を落とせばつつかれ、頂き物のお裾分けなどもして愛想よくしても、外で会うたびにお風呂に入った時間やシャワーを使った分数、主人が帰った時間を指摘され、正直主人は夜中に帰って来ることも多く、妊娠中寒いのに外で長々とイヤミを言われ参ってしまいました。
生まれてからずっとアパートやマンション暮らしでしたが、このように理不尽なことはなく、大家さんにもしつこくクレームが入っていたそうで、相談したら「下の階の方はアパート暮らしをしたことがない人で、かなり神経質になっていて異常」と言って退去させ、ようやく落ち着いて暮らせるようになりました。
転勤族の集合住宅隣人トラブル!引っ越し直後の挨拶って大事
転勤族は一戸建てに住みいくいため、隣人トラブルへの対応がより重要になります。隣人から一度悪いイメージを持たれると、信頼関係を取り戻すのに時間がかかるため、転勤で引っ越したらすぐ挨拶をするのがトラブルを防ぐ重要なポイントです。
A初めの挨拶が肝心です
我が家は転勤族なので、集合住宅に住むことが多いです。小さい子供と犬がいるので周りの住民にとても気を使います。
以前子供が夜泣きをするたびに、下の階の住民が天井を何かでつついているようで、とても嫌な気持ちになった覚えがありました。
それからは引っ越しをしたらすぐに両隣、上下の世帯に菓子折りを持ってご挨拶に行きます。その時に家族構成や生活時間(夫の帰宅時間が遅い時がある)などお話をし、迷惑をかけるかも知れませんのでと前置きをしておけば、少々騒音があっても苦情がきたことはありません。
マンション内でお会いした時も、愛想よくご挨拶をしておくのもいいと思います。そしてマンションの管理人さんと仲良くしておくと困った時に力になってもらえます。
勿論、こちらも騒音を出さない工夫はします。夜の騒音が気になると思うので、子供は早寝させるように日中に外でおもいっきり遊ばせたり、スイミングに通わせています。集合住宅に住むにはお互いの気遣いが必要だと思っています。
雪国の隣人トラブル!除雪マナーが悪い
雪国では自宅前の道路の除雪を協力して行い、雪かきを全くしない家庭の前では車が動かなくなるため、隣人同士の助け合いが必須になります。
マナーは気づかない人も多いので、他人の家の前ではなく自分の家の前に雪山を作るように声をかけるなど、責めるのではなく補い合える隣人関係の構築を目指したいですね。
A第三者を呼んで話し合いました!
住んでいる場所が冬に雪がとても多い地域で、除雪した後に雪を寄せるスペースがあまりありません。私の家の隣人は、除雪した雪を私の家の玄関脇に寄せてくるので、とても邪魔で頭にきたので、地域の会長さんに相談して一緒に隣人宅へ話をしに行きました。
除雪が大変なことは皆一緒で、寄せるスペースがないからと家の脇に寄せて欲しくないこと、地域のためにも協力して除雪し合うこと等を話し、隣人は意外にもきちんと話を聞いてくれました。
こちらが嫌な思いをしていても、相手が気付いていない場合も多いので、第三者を呼んで直接話を聞いてもらうのが良いと思います。この一件以来、隣人とは何でも話せるようになり、前よりも仲良く過ごすことができていると思います。
警察への通報で改善できた隣人トラブル!悪質な路上駐車は即通報
道路交通法違反をする悪質な隣人とのトラブルの場合、警察へ通報する方が害がなくスムーズに解決するケースもあります。
A直接対応は控えて、間に入ってもらうのがベター
私有地に囲まれた戸建て密集地な上、近隣に駐車場がなく休日は違法駐車に悩まされました。自宅近隣に路上駐車をされると道幅が狭いため通行の妨げになり、視界も悪く非常に危険。当初はその都度注意をする、メモを挟むなどで改善されていました。
しかし路上駐車常連のとあるご近所さんは いつ頃からかメモを無視。酷い時は24時間以上同じ場所に駐車し続ける事も。さすがに迷惑なので自宅まで出向き 車を移動してもらうよう依頼するも「停めるところがないから無理」と逆切れ。その日以降まるで路上を駐車場代わりに使用するようになる事態に。
直接注意しても改めないどころか開き直って駐車するため、自治会の会長や町内会で相談すると「その都度警察に通報して注意してもらうのが一番」というアドバイスが。
早朝だろうと夜間だろうと駐車を見つけ次第警察に通報、ものの15分程でおまわりさんがやってきて、その自宅に向かい注意。しぶしぶ移動を繰り返し、路上駐車されることはなくなりました。直接注意して埒があかない場合、警察や自治会に間に入ってもらえば効果はあるかと思います。
管理会社への連絡で改善できた隣人トラブル
団地内のゴミトラブルなどは、管理会社から隣人に注意してもらった方が自分に敵意が向かず改善してもらいやすいです。
Aゴミを持ち帰るおばあさんに困ってます
私は団地に住んでおり、団地のゴミ捨て場は指定日以外の日に捨てない様に施錠したり、管理の清掃員の方が見張っていて、とてもしっかりしています。
ですが一見ゴミの区分をしっかり指導している口うるさいおばあさんがいました。最初は周りのマナーの悪い人を指導しているかと思っていたのですが、缶を持ち帰っては売りに行ったり、一人で捨てている時に直接「ちょーだい」と言って来たりしつこくてうっとうしかったです。
この人は団地の人では無くて近所の人かと思えば、同団地に住んでいる人と解り尚更腹が立ちました。
極めつけが可燃の日に出したパックに入った賞味期限切れの焼きそばを勝手に持ち帰り、食べ、「お腹が痛くなった、慰謝料よこせ!」と文句を言って来たときです。
流石に頭に来て管理会社に連絡。住んでる階を突き止め号室を向こうで調査して貰い厳重注意してもらいました。
歌声が招いた隣人トラブル!真夜中の歌声は美声でも騒音
歌くらい気持ちよく歌いたいと思う人もいるでしょうが、人が寝静まる深夜の歌声はさすがに隣人トラブルの元になります。
気づいていないだけのケースが多いので、穏やかに「夜何時以降は控えて欲しい」と伝えてみましょう。
A真夜中に聞こえてくる歌声
2年前に今のアパートに住み始めました。周辺に専門学校が多く、他の入居者は学生がほとんどです。入居当初から夜に友達を呼んで飲み会をしているような賑やか雰囲気はありましたが、私たち夫婦もたまに友人を呼ぶ事もあったのでお互い様だと特に気にしていませんでした。
しかし住み始めてから数ヶ月経った頃から、深夜1時頃に突然大声で歌う声が聞こえてきたのです。あまりに大きな声だったので目が覚めてしまい、なかなか眠れませんでした。
その時はたまたまだろうと思いやり過ごしたのですが、それからというもの2、3日に一度のペースでその歌声が聞こえてくるので毎回不眠で体調を崩しました。
どうやらその声は下の部屋から聞こえていて、酷い時はギター等の楽器の音と共に深夜3時頃に聞こえることもしばしば。
悩んだ末、管理会社に電話を入れたところ、恐らくバンド活動をしている人との事で注意をしてくれたので良かったです。
A美声なのはわかるけど。
お隣さんのおばさんはとても活動的な女性です。ママさんバレーでも大活躍、地域の活動も熱心に行います。カラオケサークルにも入っています。
そんな彼女は夜遅くにお風呂に入ります。夜遅いといっても真夜中の2時ごろ。ちょうど隣家のお風呂場は我が家の座敷のすぐ近くで、座敷で毎晩両親は寝ています。
ある時からおばさんの熱唱が響き渡るようになりました。最初は控えめでした。ところが日を追ってこぶしもコロコロ、ボリュームもどんどんアップ。それが優に二週間は続いたでしょうか。とうとう父の堪忍袋の緒がキレました!
部屋の中で『うるさ~い!』と怒鳴る父。その父の声はおばさんには当然聞こえません。母がとうとうおばさんに電話をし、やっとのことでその騒音は収まりました。カラオケ大会出場を控えていたそうで。美声なのはわかるけどね。
駐車場での隣人トラブル!子供は男性からの注意の方が改まるかも
他人の駐車場で遊ぶ子供には直接注意すればいいのですが、聞いてもらえない場合は男性が注意したり、小学校に通報するのも一つの方法です。
A近所の子供が駐車場で遊んでストレスに。
家の横に面した駐車場で近所の小学生が遊んで困っていました。車の目の前でサッカーをしたり、まだ赤ちゃんだった娘がやっと寝た時間に、家の周りでかくれんぼをして大声で盛り上がったり。子供だから仕方ないと思いつつも、毎日続くと家にいる私にとってはストレスになり、学校が終わる時間が憂鬱でなりませんでした。
何度か「ちょっと静かにしてねー」と優しく言ってみましたが、あまり利き目もなく、休日に車の周りでドッジボールをして家の壁にボールをガンガンぶつけてきた時には、あまりにも我慢できなかったので主人に注意してもらいました。
女性が言ってもちょっとなめられる部分がありましたが、男性が注意すると子供たちだめなんだとわかったようで、それからは家にボールをぶつけたりしなくなりました。ある程度我慢は必要だと思いますが、子供にはきちんと伝えるのも大切だと思いました。
A以前住んでいた隣の住人が最悪でした
引っ越してくる前に住んでいたアパートの隣の夫婦なのですが、隣の夫婦は若夫婦で愛想の悪い夫婦でした。後から引っ越してきたのですが、本当に態度が悪くてうちの駐車場にわざと車を出れないように泊めたり、玄関の前に唾を吐いたりと嫌がらせをされていました。
普通に生活しているのに壁をドンドンと強く叩かれたりもしましたし、階段ですれ違うときにわざとぶつかってきて妊婦だった私は階段から落ちそうになったことがあります。
後にその夫婦は離婚したようでしばらく男性が1人で住んでいましたが、大家に嫌がらせをされている事を話したら追い出してくれました。
ペットの犬が招いた隣人トラブル!外飼いは脱走や吠える声が迷惑に
ペットが起こす騒音や脱走トラブルは、飼い主の責任。フンの後始末をせず大型犬のまるで人間の様な大きなフンがゴロゴロしている地域もあるので、きっぱりと注意したいとろこ。
とはいえ言いにくい場合もあるので、困ったら町内会に連絡して注意してもらうのも一つの方法です。
A苦情から上手く和解できた出来事
我が家で飼っている犬は基本的には庭に居させるようにしています。しかし、時々隣の家の庭に入っていってしまっており、苦情を受けました。
私はそのことを全く知らなかったので、その時はひたすら謝りました。更に鳴き声がうるさいこともあると言われてしまいました。我が家は昼間は犬だけになるため、昼間のことは知らなかったのです。だから、こういったこともあったため室内で飼うことにしました。
室内飼いなら隣の家の庭に入ることもありませんし、多少吠えたところで響きません。隣の方にもその旨をお伝えし、菓子折りを持って再び謝罪に行きました。
最終的には和解し、すれ違うとにこやかに挨拶をしてくれるようになりました。そのまま喧嘩せずに反省の態度を見せたことが良かったのだと思います。
ママ友隣人トラブル!母親の嫉妬や妬みは怖い
子供が関わるママ友との隣人トラブルは、簡単に環境を変えにくいだけに「私だけが我慢すれば」とママがストレスを抱えてしまいがち。
ささいなご近所トラブルや子供同士の問題がママ友から冷酷な仕打ちを受けるトラブルにまで発展することもあるので、軽視せず早めに信頼できる人への相談を開始することが大変です。
A子供がらみのママ友トラブル
子供が小さい時に引っ越したアパートでの出来事です。単身の方が多く、子供がいるのはうちともう一家庭だけだったので、仲良くと考えていました。
元気いっぱいで物怖じしないので友達もすぐ出来たうちの子に対し、そのママの子は小柄でおっとりマイペースな子で、そのママは良くは思わなかったんです。
私は鬱状態になってしまいました。主人も何とかしなくてはと思い、即引っ越しが決まりました。やっと離れられましたが、数年間はトラウマとなって辛い思い出を引きずり「ママ友」というものが怖かったです。