家事ハラの意味と解決方法に関する記事

家事ハラをしない/されない方法14!泣き寝入りは厳禁

家事ハラをしない/されない方法14!泣き寝入りは厳禁

専業主婦が「家事ハラ」をされたときにとるべき4つの行動とは?夫に「家事ハラ」を感じさせない4つの秘策も伝授します!

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家事ハラをしない/されない方法14!専業主婦も泣き寝入り厳禁

「家事ハラスメント」(略して「家事ハラ」)は、共働きがごく普通である今の時代だからこそ、とても注目される言葉です。ところがこの言葉、本来の意味と全く逆の意味に誤解されていることも多いというから驚きです!

今回は「家事ハラ」の本来の意味、夫の家事に腹を立てない5つの方法家事ハラをされたときにとるべき行動など、家事ハラをしない、されない方法についてくわしくご紹介します。専業主婦も共働きママも、オーバーワークへの泣き寝入りは厳禁ですよ!

家事ハラの本来の意味とは?

料理を二人でしてる夫婦

「家事ハラスメント」とは、元朝日新聞編集委員で和光大学教授の竹信三恵子さんが生んだ言葉で、「家事や育児、介護などの家庭責任のほとんどを女性が担っているにもかかわらず、その労力や負担がまるでないもののように不当に扱われること」を言います。

一昔前まで、家事は女性がして当たり前のものとされ、女性が担っていた家事や育児などの大変さが社会的に認められてはいませんでした。「嫁ならば、家事や育児をやって当然!」という感じの日本人が多かったのです。現代では、女性の社会進出が進み、「家事や育児を夫婦で協力するのが当たり前だ」という認識が一般的になってきてはいますが、まだまだ家庭責任の負担の多くを女性が担っている場合が多いのが現状です。

CMや情報番組による誤解

家事ハラという言葉ですが、まったく逆の意味で使われている場合があります。例えば、ヘーベルハウス共働き家族研究所がその公式サイトにアップした「妻の家事ハラ白書」という調査結果です。そこでは、「家事ハラ」を「家事に不慣れな夫がした家事に対し、妻からダメ出しを受けること」という意味にされています。

テレビ番組などでも、誤解された後者のほうの意味で家事ハラが使われている場合があります。それなのに、この誤解された意味のほうが有名になってしまっているから驚きですね。

妻?夫?どちらにも当てはまる家事ハラ体験談

掃除をしている妻と掃除の邪魔になってる新聞を読んでる旦那

では、具体的に家事ハラとはどんな状態のことを言うのでしょうか?家事ハラを受けるのは妻だけなのか、それとも夫も受ける場合があるものなのか…。ここでは夫から専業主婦が受ける家事ハラの例と、共働きの場合に夫が妻から受ける家事ハラの例とを見てみましょう。

夫から専業主婦への家事ハラ

専業主婦の場合、「仕事をしていないのだから家事を一人でして当然だ」というふうに世間からも見られがちですよね。でも、お子さんが小さい場合や高齢者の介護が伴う場合など、家事を一人で完璧にすることがすごく難しいケースもあります。その困難さを一番わかってほしい旦那さんにわかってもらえないなんて、とても残念なことですよね。

さくら散る
32歳

専業主婦には休日はない

会社員の夫は、平日は毎日仕事の帰りが遅く、休日は趣味のゴルフに出かけてしまい、全く子供の相手をしてくれません。私は「仕事をしていないから、家事や育児は私一人でしないといけない」と思っていたので、何も文句は言っていませんでした。ある日、長男がインフルエンザになってしまいました。看病だけでも大変だったのですが、なんと次男と私にも遷ってしまいました。自分も高熱の中、震えながら子供二人の世話をして大変でした。

休日になり、旦那に色々助けてもらえることを想定していたのですが、そんなときでもゴルフに行こうとする夫に、ついカッとなって怒りをぶつけました。「なんで助けてくれないの?」って…。そしたら、「俺は働いているのだから、休日くらい好きにさせてくれ」と逆ギレされてしまいました。専業主婦には休日なんてないのに…。夫は何もわかっちゃいません。

めいめい
37歳

理解のない夫に悲しくなりました

子供が生まれてすぐに仕事を辞めました。夫は休日が不定期の多忙な仕事をしていて、育児や家事を分担することができないからです。
先日、私の実家の父が倒れてしまい、その看病で一週間ほど実家に帰省していました。夫に負担をかけないように、子供も連れて帰りました。戻ってきたら、脱いだ服はぐちゃぐちゃ、食べたものはそのまま、床はほこりでいっぱい。「せめて自分のものは自分で片づけてほしかった」と夫に言いました。

すると、「俺は仕事で忙しい中、家に帰ってもご飯がないのを我慢した。なんで説教されなきゃいけない?」と言い返されました。専業主婦だからって、自分の父が倒れたときまで、家事や育児を一人で背負わなきゃいけないのでしょうか?悲しくなりました…。

お茶の間
65歳

熟年離婚したくなりました

去年夫が定年退職し、毎日家にいるようになりました。子供も巣立って、夫婦二人のんびりやっていけたらなと思っていましたが、夫と二人の毎日がどんどん苦痛になっていきます。夫が家のことを何にもしようとしないのです。夫が働いていた頃は、専業主婦の私が家のことを全部やっていました。私たち世代はそういうのが普通でしたし、当時は気にしていませんでした。ですが、夫が働かなくなってからも全く何もしないことに、だんだん腹が立ってきました。

先日、「そんなんで私が死んだときどうするの?ちょっとは家事を手伝ってよ」と夫に言いました。すると、「男が家事をするなんて恥ずかしい。だったら家政婦を雇う」って答えるのです。熟年離婚という文字が頭をよぎりました。

共働き夫婦の夫への家事ハラ

一方で、共働きの家庭で夫が妻から受ける家事ハラというのも、実際にあります。なかでも、夫の家事のやり方に妻があれこれ注文をつけたり罵ったりするケースをよく聞きます。「家事は女性のほうが上手だ」という意識が妻の根底にあり、夫に対して上から目線で注文をつけてしまっているのだとしたら、これも立派なハラスメントですよね。

かいわれ
29歳

全部洗いなおされた

共働きなので、結婚当初に妻と相談して家事の分担ルールを決めました。食事に関しては料理してないほうが洗い物をするというルールです。自分は実家暮らしだったこともあり、洗い物をするのはほぼ初めてという状況です。
先日、妻が料理してくれた夜、初めて洗い物を自分がした時のことです。お風呂からあがると、自分の洗った食器を全部洗いなおしている妻の姿がありました。「全然ダメ!」と怒りながらゴシゴシと…。「こんなんじゃ、私に余計な負担が増えるだけだわ!」と捨て台詞まではかれて…。家事をするのが怖くなってしまいました。

ベランダ
35歳

先生みたいな口調がむかつきます

うちの妻は家事になるとかなり上から目線になり、困っています。共働きだから協力するのが当然だと思ってはいるのですが、自分の家事のやり方に事細かに口を出されて、やる気がそがれてしまいます。
そんなときは「…はこうしようねー」、「ほら、また間違っている!」「お手本を見せるから見てねー」とか、子供を叱る先生みたいな口調で言われるから、余計にむかつきます。何とかならないでしょうか…?

どちらの場合の家事ハラも、相手の気持ちや状況を考えずに、高圧的な態度で思いやりを欠いているところが共通していますよね。自分の考えだけで決めつけずに、状況に応じて助け合ったり、お互いの弱点をカバーしあったりできる夫婦でありたいものです。

男性への家事ハラは本当にハラスメント?

洗濯物をたたんでいる夫

さて、さきほど夫への家事ハラのケースをご紹介しましたが、「旦那の洗った食器に食べカスや洗剤が残っていても、黙って我慢しろと言うの?」「何度言ってもできない旦那にどう対応しろって言うの?共働きで覚えてもらわなきゃ困るのに…家事ハラ扱い?」「家事のやり方に妻からダメ出しを受けただけでむかついているなんて、ただ甘えているだけだ」など、このケースは本当に家事ハラと言えるのか疑問に感じる主婦の方は少なくないでしょう

共働きの場合、家事を夫婦で一緒にするのは当然!それなのに、家事を「手伝っている」と捉えている勘違い夫がたくさんいます。「手伝う」ということは、「本来女性がするべき家事を、男性もやってあげている」というニュアンスになりますよね。これは、男性の意識がまだまだ時代の流れに追いついていないということの表れなのです。

もし、家事ハラを受けたと訴えている男性が、「家事をせっかく手伝ってあげているのに、妻からダメ出しを受けた」と捉えているのだとすれば、それはただの甘えと言わざるを得ませんね。男性も家事をして当然ですし、不十分なやり方をしていたら、こうしたほうがいいと指摘を受けるのは自然なことでしょう。

ハリネズミ
33歳

「手伝ってあげられなくて」と言う夫

うちは共働きなのですが、夫の仕事が多忙で休みもほとんどないので、家事は仕方なく私が全部やっています。そのことについて、申し訳ないという気持ちを度々伝えてくれる夫なのですが、その時の「家事を手伝ってあげられなくてごめんね」という言葉に毎回違和感があります。

「手伝う」ってなんか違わないですか?結局、「家事は妻がするべきだ」という考えが夫の心の奥にあるのだと思うのです。だから「手伝ってあげられなくて」っていう表現になるのかなって。本当は、「家事をできてなくてごめんね」なのかなって。細かいかもしれませんが、言葉の節々に本音が出ているのかなと思うと、毎回気になって仕方ありません。

キラリ
45歳

家事ハラは私?大好きな夫

不景気のあおりで夫の給料が減り、ついに私も働きに出なければならなくなりました。その際、「これからは家事を2人でやっていかなければいけないからよろしくね」と伝えました。10年間、家事も育児も私に頼りっきりだった夫が、家のことを責任を持って行わなければならなくなり、初めのうちはダメ出しの連続でした。「食洗器で洗った食器が全て食べカスだらけ…」「お米焚いてない…」「娘のお迎え忘れてる…」「半月で食費が底をつきた…」など、イライラを通り越してホトホト困り果てましたが、根気よく夫に伝え続けました。

その間、夫は「頼りにならなくてごめんね」と全く反発せず、一生懸命家事などを覚えてくれました。今では、私が仕事で遅く帰ると笑顔で迎え、温かいご飯を出してくれます。子供達も、夫に料理指導をする私に「お父さん一生懸命やってるじゃん!」と言い、夫をかばうくらいで、私も働き者で責任感の強い夫を尊敬しています。出来る出来ないではなく、自分たちの生活は全て自分で行うものだという自覚があるかないかが、大切なのではないでしょうか。

家事ハラが元で離婚する夫婦も…

家事ハラによって夫婦関係がぎくしゃくして、離婚に至るケースもあります。どちらが悪いとはっきりしているケースだけではなく、どちらも悪いわけではないのに一緒にいることが辛くなって離婚する夫婦も…。夫の家事のやり方でけんかになり、妻が家事を一人でするようにしたが、結局妻のストレスがたまり離婚に至るケースも稀ではありません。自分の主張を押し通すのも良くないですが、我慢しすぎるのもまたよくないのですよね。

共働きが増えている現在、家事ハラがきっかけで離婚を考える夫も多いです。家事のやり方に関して妻から鋭いダメ出しを受け続ける毎日だったら、家庭が安らぐ場所ではなくなってしまいます。家事に慣れない男性が最初からうまくできるはずはありません。お互いに柔軟になって、目をつぶるところはつぶり、褒めるところは褒めあって、気持ちよく分担していけたらよいですよね。

こまいぬ
31歳

家事ハラで離婚したい

僕は、妻の家事ハラが原因で離婚するか悩んでいます。妻も仕事でストレスがたまっているのはわかるのですが、僕のする家事に関して、雑だだの、全然ダメだの、きつい口調で批判をしてきます。時々ならいいのですが、これがもう毎日のように言われるのです。こちらも疲れているところにひどい言われ方をすると、正直腹が立ってしまいます。

先日ついに僕も、「なんでそんな言い方しかできないんだ!」と妻を怒鳴りました。すると、「あなたは、家事は女がするものだと思っているんでしょ?だからそんなふうに怒るのよ!」と言うのです。ちなみに僕は共働きだから家事は僕もするべきだと思っていました。この一件で妻とは助け合って生きていくのは難しいと悟りました。

夫の家事に腹を立てない5つの方法

どうしても妻のほうが家事に慣れている場合が多く、夫の家事のやり方についつい口を出したくなってしまうものです。けれど不満をそのまま夫にぶつけてしまうのはご法度!夫のやる気はそぐし、家庭内は嫌な雰囲気になるし、良いことはひとつもありませんよね。ここでは夫のする家事に対して不満がたまらないような方法を5つご紹介します。

脳の違いを理解する

男性と女性が理解しあえないとき、実は脳の構造がそもそも違っていることが原因だったりするのをご存知ですか?「男性は女性よりも、脳梁という左右の脳をつないでいる神経が細い」のです。

脳の構造の影響による男性の特徴

  • 感じ取ることが苦手
  • わかりやすく言葉で言われないと理解できない
  • 家事のように同時に二つ以上のことを同時にするのが苦手
  • 共感ではなく問題解決が重要と考えている

「そんなことまで言わないとわからないの?」とか、「一個ずつやっていて効率が悪いなあ」と感じたときは、脳の構造が違うのだから仕方がないのだと一歩引いてみることが大切です!赤ちゃんが突然お喋りをしないように、魚が陸を歩かないように、男性も構造的に苦手なことがあり、それを求めるのは酷というもの。そう考えると相手を許せる気持ちが生まれてくるかもしれませんよ。

自分が苦手な家事を夫に頼む

風呂掃除をしている夫

細かさや丁寧さが必要なものだと、男性は苦手な場合が多いかもしれません。ですが、高いところの整理や、重い物を運んだりする作業は男性のほうが得意だったりしますよね。自分が苦手なこと、自分ではできないことを相手にやってもらえると、感謝の気持ちをすごく感じられるもの!男性も自分が得意なことのほうが、やっていて気持ちもよく、率先してやり易いハズですよ。

イラッときたらその場から逃げる

夫の家事を見て、いつものようにイラッときたときは、10秒間ほどその場から離れてみましょう。トイレや寝室など、怒りの対象が見えない場所にさっと逃げ込むのです。怒りをコントロールする「タイムアウト」という方法なのですが、こうすることで怒りの感情を落ち着かせ、夫婦で口論になるのを回避できますよ。

自分を労う時間を作る

無理して頑張りすぎている時って、つい悲観的になりますよね。本当は夫も色々頑張っているのに「頑張っているのは自分だけだ」という気持ちになったり、「なんでもっとやってくれないの?」と相手に怒ってしまったりしがちです。

そんな精神状態になりそうな時は、早めに夫に打ち明けて、リフレッシュできる時間をもらってみましょう。子供を夫にみてもらっている間に、マッサージに行ったり、散歩して良い空気を吸ったりすれば、ずいぶん気分が晴れるものですよ。

マイルールのある家事は自分の担当にする

家事の中でも、どうしても譲れないこだわりってありませんか?靴下のたたみ方はこうじゃなきゃ嫌だとか、お風呂の水滴は全部ふきとらないと気が済まないというようなこだわりです。そういう家事を夫に頼むと、「なんできちんとやってくれないの!」とカチンときますし、ケンカもなりやすいので、自分で担当するようにしましょう。

逆に旦那さんにこだわりがあるものについては、「じゃあ、アナタにお任せしよう!よろしくね」と、旦那さんに担当してもらうようにすると、適材適所の役割分担ができ、夫の家事に腹を立てにくくなりますよ。

家事ハラと夫に感じさせない5つの工夫

衝突を避けるためには、夫に家事ハラと感じさせないような工夫をすることも大切です。すぐにでも実践できる5つの工夫をご紹介します!

家事の分担を明確に決める

家事の分担を話し合っている夫婦

家事ハラは、夫の無責任さと妻の対応が元で、生じている場合も非常に多いです。そこで、役割分担、つまり責任の所在を明確にすることが非常に大切になります。「責任ある立場の人間が、互いに協力して家庭を運営していく」という意識を、一人一人が持つことが大切なのです。

分担が曖昧なままだと、妻ができない部分を夫が「手伝う」という誤った意識になりがち。そうならないように、掃除は私、洗濯は旦那という感じで、夫婦の分担を明確にしておきましょう。そして相手が担当しているものについては、できるだけ口を出さず、任せてみるように心掛けましょうね。

ダメ出しはしない

妻から受けたダメ出しがトラウマになって、家事をするのが怖くなってしまった夫のことを「家事トラ夫」と言い、ネットでも話題になりましたね。世のほとんどの男性は褒めて伸びるタイプ。決してダメ出しはせず、できたことを褒めてあげるように心掛けましょう。

裏ワザを教えてあげる

ゲームにはまる男子って攻略本とか、裏ワザとかが好きなものです。家事も決められた方法を一から十までなぞっているだけではすぐに飽きてしまいますよね。また、よい集団を作り互いに利益を生みだすためには、互いに高いスキルが必要です。

妻が実践している早ワザや裏ワザを、人気のテレビ番組さながらに教えてあげてみてはいかがですか?「うちの旦那は私から教わるのが嫌い!」と言う場合は、家族で家事の裏ワザを取り扱ったTV番組を見るのもよいでしょう。

そして、子供に「パパはスパゲティを1分で茹でられるんだよ」と言ったり、「パパの重曹テクはプロフェッショナルだね」なんて言ったりして、ちょっと持ち上げてみましょう。きっと自主的に楽しんでくれるようになりますよ。そのうち、夫自身が裏ワザを開発したりするようになるかもしれません。

家事の仕組みづくりをする

夫の家事が思うような出来栄えにならないのは、そもそも作業する環境が整頓されておらず、作業ルールがわかりづらいからかもしれません。夫が家事をしやすいように、作業の順番どおりに使う物を置いてあげたり、ラベル貼りなどで間違えやすいものを明文化してあげたりすると改善する場合も多いですよ。

ご褒美を設定する

家事分担のご褒美にピザとビールで乾杯している夫婦

会社では、社員は利益を求めて活動しますよね。男性には、そうした利潤追求の考え方が沁みついている人が多く、アバウトに「快適に」「やらないと」では、やる気が起きずついつい妻に甘えてしまう傾向があります。ところが、男性は一つの目的に突き進むことが得意で、その特性を活かして「しっかり働けば利益がある!」と感じさせることで、自ら率先して働きやすくなります。また、その場合のご褒美は妻にも必要です!

例えば、「10日間それぞれの役割をこなせたら、週末は外食」「食器洗いと洗濯を10時までに終えたら、30分晩酌タイム!」「10日間食器をキレイに洗えたら、発泡酒じゃなくてビール」など。

成功体験を積むことで夫も自分も家事への自信がつき、やる気がアップします。いつまでもご褒美に頼っているのは問題ありかもしれませんが、あまりにも無責任な夫の場合、走り始めるまではある程度のポジションまで引き上げてあげた方が楽ですよ。

専業主婦が家事ハラされた時にとるべき4つの行動

専業主婦の場合、一人で家事をして当然だと思われ、家事の大変さを理解してもらいにくいです。

実際には、専業主婦の仕事を賃金に換算すると、年間約300万円にもなると言われているのに…!そんな重労働をしているのに、「やって当然」という家事ハラを受けてしまったら、黙ってスルーなんてできないですよね。ぜひ次のような行動をとって自分を守りましょう。

オーバーワークは分担する

専業主婦だからって、一人で全部の家事を引き受けなければならないということはありません。体調がすぐれないときもありますし、子育てに追われて家事をやる暇がない時期だってあります。家事が手に負えなくなったら、正直に夫に打ち明けて、分担を提案しましょう!夫が「忙しくて無理だ」と言うのなら、家事そのもののやり方や分担などを見直せばいいのです。

例えば、「洗濯は3日に1度」「ワイシャツは週末に夫がクリーニングに出しに行く」「料理家電を買って、調理時間を時短する」「ルンバ君に頑張ってもらう」など、負担を減らす努力をしましょう。

「お手本を見せて」と頼んでみる

一緒にサラダを作っている笑顔の夫婦

家事のやり方に文句を言われると、カチンときて言い返してしまいがちですよね。そんなときは「うまくできなくてごめん。きっとあなたのほうが上手だから、今度お手本を見せて」と言ってみましょう。怒りをぐっとおさえて下手に出ると、「じゃあ今度俺がやってみるよ」と相手も快諾してくれるかもしれません。そのままその家事は旦那さんの担当にしてしまえる可能性だってありますよ!

第三者を入れた話し合いも時には必要

何を言っても相手が頑なに応じてくれず、当人だけでは話し合いができないような状態の場合は、本当に辛いですね。どうしても感情的になってしまい、ケンカばっかりになることもあるでしょう。そのようなご夫婦の場合は、お互いの親や共通の知人など、信頼できる第3者を入れた話し合いをすれば、互いに冷静になり向き合えることもあるので試してみてくださいね。

泣き寝入りしない!

家事のやり方などについて夫からきついことを言われても、「専業主婦だから仕方がない…」と決してあきらめないでください。自分は何もしないのに批判だけするなんて、大人として失格です!泣き寝入りしてばかりだとその状態が固定化されてしまい、高齢になってもずっと家事の負担を一人で背負わされる羽目になります。「夫のしつけは早いうちに」といいますよ。協力しあう関係づくりができるように、折れずに頑張りましょう!

家事ハラ解決は、素直な思いを伝えることからスタート

以上、家事ハラについて、その意味や家庭での対処法をご紹介してきました。今、家事ハラで辛い状況を抱えていらっしゃる方は、決して一人で我慢せず、パートナーや友人に素直な思いを打ち明けることから、関係改善をスタートしてみてくださいね。共働きであっても、専業主婦であっても、お互いを尊重し合いながら、できることを協力し合っていけるといいですよね!

この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!