専業主婦は楽に見える?あっという間に一日が過ぎる体験15
「専業主婦は楽でいい」とよく聞かれますが、「何を言っているのよ!」と反発心を覚える女性もいれば、家族にすらわかってもらえず内心で涙を流している女性もいるでしょう。
会社勤めの男性や子どもから見ると、毎日家にいる専業主婦は年中休日のように楽に見えるかもしれませんが、実際は365日年中無休で働き続けなければならない過酷な無償の労働です。それこそが気が休まらない専業主婦業の実態なのです。
専業主婦は楽?大変?パパや子供に一日の生活をのぞいてもらおう
家族に理解してもらえない専業主婦の皆さん。一度この記事でご紹介する専業主婦の体験談を夫や子どもに読んでもらい、自身の仕事への理解を深めてもらいましょう。
時間の余裕はあるが、精神的な余裕はない

私の朝は5時半から始まります。自分の身支度は何もせず、まずは朝食作りです。同時に次男のお弁当も作ります。6時頃に主人が起きてきて、子ども達を起こしてみんなで朝食をとります。
まず主人が出勤し、長男を見送ってから、次男を幼稚園に送って行きます。帰宅したら、洗い物、洗濯、掃除などをします。それが終われば三男の寝かしつけです。寝ている間に三男のお昼ご飯を作りつつ、テレビを見たり、PCをしたりすることもあります。
今は三男が同じ時間に食べるようになっているので楽ですが、例えば、離乳食が2回の頃は10時、14時に食べさせていたので、常に台所に立っている感じでした。
15時以降に長男や次男が帰宅し、そこからは着替え、おやつ、子どもとテレビを見る、夕食、片付け、お風呂…と、9時頃に子ども達が眠りにつくまではあっという間に時間が過ぎます。
三男が昼寝をしている間は好きな事ができますし、寝不足なら一緒に寝ることもできて、時間をある程度好きに使える点では、専業主婦は楽だと思います。
しかし、ぐずぐず言う小さな子どもがいる場合、その子と2人きりで顔を突き合わせ家にいないといけないため、私に関しては1人目の子どもの時、それが精神的につらかったこともありました。
お金など目に見える物が欲しいわけではないけれど、家族が褒めてくれない限り、誰からも「頑張ってるね」「大変だね」等の声掛けがあるわけではないため、つらい時でも「よし頑張ろう!」と踏ん張れる心の糧のような物がなくて、すごく孤独を感じていたこともあります。
仕事内容が多すぎる

朝、家族の誰よりも早く起きることから専業主婦の仕事は始まります。成長期の子どもがいるので、朝食は栄養バランスに気をつけて作っています。また、夫が弁当を持って出勤するので、弁当も作ります。
家族を送り出した後は、洗濯です。最低一日一回、晴れの日には二回洗濯機を回します。また、下駄箱を開けて汚れた靴はないかチェックし、見つけ次第洗います。洗濯が終わるのを部屋の掃除をしながら待ちます。トイレ掃除と洗面台の掃除も毎日この時間にしています。
出来上がった洗濯物を干したら庭の手入れです。庭の木々に水をやり、花殻と枯れた葉を摘み取ります。また、雨上がりには草むしりもします。
昼食をとり、テレビを見ながらほっと一息つきつつ、録画していたドラマを1本見たあたりに下の子どもが帰ってきます。子どもたちにおやつを与え、子どもの勉強につきあいます。
子どもたちが仲良く遊びだすと、洗濯物を畳んで夕食を作ってみんなで食べて片付けるといった毎日です。買い物には、雨の日など家事がはかどらない日に週に一度か二度ほど出かけています。
専業主婦の仕事内容は、本当に範囲が広くてやってもやっても仕事が終わったという実感がないのが現状です。しかし、手を抜こうと思えばいくらでも抜くポイントはありそうだと自覚はしています。そのように上手く主婦の仕事の手抜きができる方達が、専業主婦は楽だとおっしゃっているのではないでしょうか。
一日中キッチンに立つことが多い

朝起きて朝ごはんを作りながら、旦那さんのお弁当を作り、片づけをしたら、洗濯と掃除をします。お昼ごはんのあとは晩ごはんの準備と、1日のほとんどがキッチンにいることが多いです。
一つの事だけでなく、お風呂洗いや夕食の買い物など、時間を考えながら合間を縫って動かないといけないのが大変です。小さい子どもがいるので、お昼寝をしている間にできる限りのことを終わらせないといけない事が一番大変です。
たまに仕事をしている友人に、「専業主婦は家でのんびりできていいね」と言われることがありますが、ほとんど座ってゆっくりする時間などないですし、主婦は仕事のようにやればやるだけお金が貰えたり褒めてもらえる事もないので、楽をしていると言われると辛くなる時があります。
ずっと子供と一緒の生活
朝6時半から7時に起床し、その後に洗濯、お風呂掃除、朝ご飯を食べます。歯磨きをしますが、これが嫌がるので憂鬱で仕方ありません。その後、掃除機をかけます。9〜10時に買い物へ行きます。それまではお家遊びか庭遊びです。
天気のいい日は買い物ついでに公園へ行きます。帰ってきてまたお家遊びをしてお昼ご飯です。その後歯磨きをします。12時過ぎ頃からお昼寝です。2時間ほど一人時間ですが、この時に内職をやったり掃除をします。
唯一の一人時間なので、一緒にお昼寝はしません。起きておやつを食べます。天気がよければお散歩へ行きます。4時からテレビの時間です。その間に夜ご飯を作ります。5時半からご飯、6時半過ぎからお風呂、7時半過ぎにベッドへ入り就寝です。
一番大変なのは、何をする時も子どもと一緒なことです。専業主婦が楽でいいと言われたくないので、子どもを見ながら内職をしています。
毎日が同じ繰り返し

朝は5時半に起きてご飯、お弁当作りをします。6時半頃に洗濯機を回します。7時に小学生の長男を送り出し、8時に夫を送り出し、掃除をしながら下の子どもと過ごします。
午前中は、主に子育て支援センターや公園に遊びに連れて行ったり、買い物に行きます。午後は下の子を寝かせ、その間に夕飯の支度とお風呂などの掃除です。
私の考える専業主婦で一番大変な事は、毎日の料理を全て手作りしている事です。うちの場合は、お惣菜などの出来合いの料理は夫が嫌うので買いません。冷凍食品なども買った事がないので、食事の支度が一番時間がかかるし悩みの種です。
一般的に専業主婦は楽でいいと言われていますが、子どもがいるとそうでもないです。24時間、手のかかる小さな子どもと二人きりでは、ノイローゼ気味になる人もいると思います。逃げられないからです。けれど、職場の人間関係で悩むよりは楽だと思います。
メリハリのない毎日に嫌気がさす事がよくあります

私は朝7時に起床し、夫のお弁当を作って見送ってから8時に娘と朝ごはんを食べます。それから9〜11時頃まで公園に行ったり児童館に行ったりして、12時に娘のお昼ご飯を作り二人で食べます。
13時頃から娘がお昼寝を1〜2時間ほどするので、その間を見計らって洗濯物を畳む&干す、溜まった洗い物をする、そしてお部屋の掃除をします。そうこうしているうちに娘が起きてくるので、起きたと同時におやつを食べさせてその間に掃除機をかけます。
そして、17時頃から晩ご飯の下準備をします。夫が19時頃に帰ってくるので、それまでに娘と一緒にお風呂に入り、夫が帰ってくるのに合わせてご飯を作り、みんなで晩ご飯を食べます。
20時半頃から娘を寝かしつけ、娘が眠った後にやっと自分の自由時間ができるので、そこから好きな事をしてから0時に就寝します。
専業主婦で一番大変な事は、少しでも家事を怠るとサボっているような気がして、強い罪悪感を感じてしまう事です。なので、その罪悪感を打ち消す為に常に家事をしてしまっている自分がいます。
私が思うに、専業主婦は確かに楽な点もあると思いますが、肉体的に楽だとしても精神的に常に気が張っています。そして、仕事をしている人に比べて毎日にメリハリがないですし、お給料ももらえないし、誰かから認めてもらえる事もなく、毎日淡々と同じ事を繰り返す日々に、「自分は一体何をしているのだろう…」と辛くなってしまう事がよくあります。
しなければならないことが沢山
同居している母が右手が使えず若干の介護が必要なため、朝5時に起きて着替えを手伝い、みんなの朝食作り、母が朝食を食べる手伝いをしながら、家族を送り出し、まずは洗濯・掃除です。
掃除機でざっと済ませた後に、汚れが目立つなと思った場所の拭き掃除、お風呂場全体などを10時頃までは終わらせ、ちょっと休憩を入れます。その間に時々母の様子を見たりもしているので、意外と時間がかかってしまう時もあります。
その後、外での用事(銀行、郵便局など)や買い物をして帰ってくるともうお昼なので、母と昼食です。ここから4時ころまでは自由時間としたいところですが、日によって母を病院へ連れて行ったり、午前中に済ますことができなかった外での用事やなんやかんやと週に4日くらいは意外と用事が入ってきます。
夕方4時すぎくらいから夕食の準備をして先に母に食べさせ、入浴させます。そうしているうちに、家族が帰ってくるので夕食・後片付け・母の就寝の準備などをしているうちに夜9時すぎです。
録画していた番組を見ているうちに11時になってしまい就寝です。同じような繰り返しの毎日ですが、自分の母の介護であり、まだそれほど重篤でもないので、気持ちの負担はあまりありません。母が介護が必要になって1年なので、ようやく自分のパターンができてきたような気がします。専業主婦業は自分で時間配分がうまくできれば、ストレスも軽減できる気がします。
忙しいからこそ専業主婦
子どもが4人います。朝は、主人と子どもたちを学校や幼稚園に送り出します。その後、後片付けや洗濯、掃除をします。義理の両親のお世話や介護があるので、主人の実家や病院へ出かけます。
そして、子どもたちが帰ってくる頃に家に帰ってきて、子どもの宿題を見たり、ご飯を作ったりします。夜寝るのは11時くらいです。寝るまで家事は続きます。
専業主婦は時間の融通が利くので、いいように介護に使われています。専業主婦は忙しいです。地域の役員やPTAで、ママ友とのおしゃべりがつかの間の息抜きです。
私は、働いていた時の方が、休憩時間があってよかったです。みんな暇だと思っていますが、専業主婦に休憩時間はありません。忙しいからこそ、働きに行けないのです。
少しでも節約生活を

義父、義母、義祖母と同居しています。朝は10ヶ月の息子が起きるのがまちまちなのですが、お義母さんから「赤ちゃんの生活に合わせていいから」という言葉に甘えさせてもらっています。
朝食と旦那さんのお弁当の支度は、お義母さんとお義父さんが協力してやっています。息子が早く起きれば6時半頃から朝食、旦那さんを仕事に見送り、その後に食事の後片付け、朝の離乳食作りと続きます。
離乳食が3回になったので、慌ただしく感じるようになりました。昼食と夕食の準備は私がしています。家族の食事の準備と離乳食、育児と家事であっという間に1日が終わってしまいます。
専業主婦で一番大変なのは、自分に収入がないので、お金を使うのをためらってしまうところです。美容院も本当に我慢できないくらいまでは行かないし、欲しい服も諦めることが多いです。毎日どうすれば節約できるか考えています。
専業主婦は楽でいいと言われますが、旦那さんの収入や同居をしているかどうかなど、個人差があると思います。
特にうちは義父・義母と義祖母の仲が険悪で、普段から言い争いが絶えないので、昼間何度も外へ出たいと思います。出来ることなら同居を解消したいと思いますが、今の旦那さんの収入では無理なので我慢しています。
兼業主婦も大変だと思いますが、専業主婦だからみんな楽をしていると思われるのは少し違うのではないかと思っています。
いつの間にかお昼ご飯になってます
1日は子ども達を6時に起こす事から始まり、朝ご飯の支度をして子ども達と旦那を学校に送り出し、洗濯・食器洗い・掃除などを午前中に済ませます。買い物があれば子どもたちが帰ってくる前に行ってきます。
特に、男の子2人なのでトイレ掃除は大変です。毎日トイレ掃除をしている感じがします。掃除が早く終わった日は、子どもたちの靴洗いや、サッカークラブに通っているので、そのバッグやスパイクのお手入れをします。
自分たちでやってもらいたいのですが、土日は試合でなかなか出来る時間がないので私がしています。そんなこんなでいつの間にかお昼の時間になる事もしばしばです。
午後は子ども達のサッカークラブの送迎があるので、学校から帰ってくる前に夕飯の支度をしています。そんな感じで1日が終わっている感じです。
専業主婦はもちろん自分の収入がないので、主人1人の収入でやりくりしないといけないので、毎月四苦八苦しながら家計簿とにらめっこで大変です。
専業主婦は家でのんびり出来るから楽でいいよね、って言われますが、確かに働きながら仕事される方からしたら楽かもしれません。しかし時々、世間との関わりがないのですごく不安になる時があります。子どもと主人としか話さないって日もあるので寂しくなり、専業主婦も楽じゃないなって思います。
休みがない

専業主婦の1日は子どもを起こすことから始まります。すぐに起きてくれたらたいしたことないですが、なかなか起きない子どもを根気よく起こすことは本当に大変です。
朝食を食べさせたら、送り出してちょっと一息。帰ってくるまでは専業主婦にとってパラダイスではありますが、子どもが幼稚園や学校でけがをしたなんていう連絡があることもあります。主婦は24時間365日休むことはできません。
一番大変なことは、自分が体調不良の時です。インフルエンザシーズンは、子どもたちを看病して治ったころに私にやってきます。私を看病してくれる人はいません。実家を頼れる人はいいでしょうが、すぐに駆け付けられる距離じゃない人もたくさんいます。
そんな時は、近所の人やママ友に買い物や子どもの食事を頼んだりして乗り切ります。専業主婦は決して楽なだけではありません。子どもとずっといなければならないストレスもあります。それでも子どもたちが健康で笑顔であれば、専業主婦の大変さも報われます。
常に新鮮な日々
生後5ヶ月半の娘を育てています。4ヶ月からずり這いを始めたり、活発的な女の子で、少しでも離れると「遊んで欲しい」と切ない声で呼んできます。
そのため、朝の子供番組放送時間帯(7〜8時)に家事を出来るところまで進めます。大体、夕飯の下ごしらえ・洗濯・掃除まで終わらせるのが日々の目標です。
その後お昼までは、近所の児童館へ行くか家でまったり遊ばせます。外も暑いので、お昼から夕方までは家で過ごすことが多いです。この時間帯で、かつ遊びに夢中になっている隙に夕飯を仕上げることが多いです。
夕方からは寂しさが増すのか、構ってないと愚図りやすい為、極力夕方までに全ての家事を終えるようにしています。夕方からは気分転換も兼ねて散歩に行きます。外の涼しい風や色んな物が見える事が楽しいようなので、天気が良ければ毎日行きます。
このように娘中心生活ですが、たまに疲れるなと感じます。自分のやりたい事(趣味や仕事など)をやりたいという欲求を我慢しているからかと思います。
「専業主婦は楽」という意見もありますが、家の中という狭い空間居続ける事も大変だと思います。仕事とは違うベクトルの大変さです。旦那さんとお互いの大変さを共有し、お互いフォローし合える環境が一番だなと感じます。
くたくた

まず、上の子を学校に送り出して、次に下の子の幼稚園の準備をして送っていってから、帰って洗濯して、掃除機をかけて、食器などを片付けて少しゆっくりして、幼稚園にお迎えに行き、上の子が帰ってきたら宿題を見てあげて、夜のご飯の支度にとりかかっています。
今は、本当に自分の時間とゆとりがないのがとても大変です。旦那さんが協力的なところがうらやましいです。よく旦那さんから「ニートでいいな」っていわれますが、好きで家にいるわけではないのと、主婦も仕事と同じくらい大変なのを分かっていただきたいと心から思います。
「主婦は楽でいい」その一言でとても不愉快に感じます。一言でもいいから奥さんに感謝の気持ちが必要ではないでしょうか。色んな旦那さんがいますが、そういう一言は大事です。
体力精神力すべてが試される大変な毎日だが幸せ
去年の5月から育休復帰し、ワーキングマザーになりました。育休中の1日の流れは、5時30分に起床し(子どもに起こされる笑)、そこから朝少し一緒に遊び、7時30分に朝食を食べ、9時30分頃に支援センターや公園で遊びます。
12〜13時頃に昼食を食べ、2〜3時間昼寝をします。昼寝中は私も一緒に昼寝をしたり、息抜きタイムと称してスマホをいじったりしていました。
子どもが昼寝から起きてからは補食をあげて、テレビを見せている間に夕食の準備をします。18時30分頃に夕食を食べ、19時頃に夫が仕事から帰宅するので、そこからはパパとのふれあいタイムです。
19時半頃に夫が子どもをお風呂に入れて、その間に食器の片付けや部屋の片付けをします。子どもは20〜21時頃に就寝します。就寝後は夫にご飯を出したり洗濯をしたり、夫のお弁当を作ったり、夫婦の時間(晩酌など)を過ごし、遅くても0時前には就寝します。
専業主婦の頃は、子どもとずっと一緒で幸せでしたし楽しかったんですが、自分の時間が以前よりも殆ど無くなり、子どもとの繋がり以外も殆ど無くなったことで多少辛くなることはありました。
ワーキングマザーは体力勝負ですが、専業主婦は子どもがどんなときでも自分を捨てて真正面に向き合わなきゃいけないことが、体力的にも精神的にもしんどいときが多少あります。どちらかが大変でどちらかが楽とかはなく、母親はみんな大変です。
自分のことはひとつもできずに一日が終わる

子どもが幼稚園にいっている専業主婦です。子どもの起床が、とても早く5時半には起こされます。支度しながら8時に幼稚園へお見送りです。そこから家事が始まります。
まずは洗濯機を回して部屋の掃除。洗濯物を干します。そうこうしていると、お昼前になり、買い物に行きます。自分のお昼ご飯を食べ終わったあと、今日の夜ご飯の下ごしらえをします。そして14時に幼稚園のお迎えです。
子どもは週4で習い事に行っているので、幼稚園から帰ってきたら習い事への送り迎えです。習い事から帰ってきたら、お風呂に入って夜ごはん。食器を洗い、子どもと一緒に公文をします。それから7時半には子どもを寝かせて、私も9時には寝てしまいます。
専業主婦で一番大変なことは、やって当たり前だと思われていることです。「仕事をしていないから時間の制約がなく、なんでもできるでしょう」と主人には思われています。
しかし、自分のためではなく家族のために一日動いていることが多く、仕事と比べると達成感がないことに、精神的な大変さを感じます。専業主婦は楽なわけではないのです。自分を抑えて、家族のために働いているのです。
ニートと批判するのはやめて!専業主婦は楽じゃない
インターネット上には専業主婦をニート呼ばわりして批判する情報も残念ながら実在しますが、なぜ世の男性や働く女性の中には専業主婦をニートと勘違いする人がいるのでしょうか。
どうして、近年になって”専業主婦=ニート”と揶揄されるようになってきたのでしょうか。それには、時代に伴う人々の意識の変化があります。一言で言うと、専業主婦の存在自体が疑問視されるようになってきたのです。
引用先:履歴書Do|専業主婦とニートの違い
「専業主婦は待機の仕事だ」と、以前NHK「あさイチ」で俳優の内藤剛志さんが言っていましたが、専業主婦は家族に自分のスケジュールを合わせなければならず、呼び出しや要求に可能な限り応じるために常に予定を空けて対応しています。
子どもが大きくなれば塾や習い事の送迎、PTA活動など子どもの学校のスケジュールに合わせて生活したり、夫の急な転勤辞令にも短期間で対応して引っ越し準備をしなければならないなど、周囲に振り回され続けるのが専業主婦の大変さの一つです。
子どもの体調不良で急に外出できなくなることもよくあるので、働きたくても外に出られず、今どきの専業主婦の多くはクラウドソーシングなどを利用して仕事を在宅で行い、小遣い稼ぎをするなど収入の一端を担っているのが実情です。
男性だけでなく、結婚せずに働く女性の中にも「専業主婦は暇だから」とニート扱いして批判する人が実在しますが、専業主婦の仕事の大変さを理解できない人の多くは、専業主婦体験がない人達です。
専業主婦が楽じゃない現実を未経験者ゆえに理解できないだけですので、ご家族に専業主婦への理解が不足する場合は、家庭円満のために一日専業主婦体験をしてもらうのも一つの手です。