窓の結露防止対策~カビやダニに効果的な結露の抑え方20
冬になり暖房をつけるようになると、窓の結露が気になる人も多いのではないでしょうか。小さなお子さんがいるご家庭では、窓枠の黒ずみや床の傷みにつながる結露の対策は特に気になりますよね。結露の予防法や対策をたっぷりご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
朝起きて窓を見たら水滴でびっしり、カーテンの裾が濡れている、サッシの溝に水がたまっている。そんな状態が毎朝続くと、拭くだけで気持ちがなえてしまいます。この記事では、原因の仕組みから、今日からできる手順、100円ショップで揃うグッズ、賃貸でも試せる方法まで、順を追ってまとめました。
結露ってなに?
結露とは、空気中に含まれている水蒸気が冷やされることで、水滴となって物体表面に現れる現象を言います。寒い冬に暖房をつけていると、窓にびっしり水滴がついたり、冷たい飲み物が入ったコップに水滴がついたりするのを見たことがあると思います。これが結露です。
結露が発生する鍵は「露点温度(ろてんおんど)」です。露点温度とは、空気中の水蒸気量が飽和状態(湿度100%)に達するときの温度のことです。室内の空気がこの露点温度以下の物に触れると、空気中の水蒸気が冷やされて水に変わり、水滴として現れるのです。
室温と湿度から、露点温度を見てみると
言葉だけではぴんとこないので、実際の数字で見てみます。室温と湿度の組み合わせによって、露点温度はこう変わります。
| 室温 | 湿度40% | 湿度50% | 湿度60% | 湿度70% |
|---|---|---|---|---|
| 18度 | 約4度 | 約7度 | 約10度 | 約13度 |
| 20度 | 約6度 | 約9度 | 約12度 | 約14度 |
| 22度 | 約8度 | 約11度 | 約14度 | 約16度 |
| 24度 | 約10度 | 約13度 | 約16度 | 約18度 |
たとえば室温20度、湿度60%の部屋なら、露点温度はおよそ12度です。窓ガラスの表面がこの12度を下回った瞬間に、そこで結露が始まります。
真冬の朝、外気が0度前後まで下がると、一枚ガラスの窓の表面温度は5度前後まで落ちることがあります。12度をあっさり下回るので、結露して当然という状態です。
この表を見ると、湿度を10%下げるだけで、露点温度が3度前後変わることがわかります。窓の性能を変えられない場合でも、湿度側から手を打てば結露が減る理屈が、ここにあります。
結露はなぜできる?
家の中の暖かい空気が、外気で冷やされた窓ガラスなどの冷たい表面に触れると、急激に温度が下がります。このとき、暖かい空気中に含まれていた水蒸気が飽和し、水滴となって窓についている状態になります。つまり、結露は主に室内の高い湿度と、外気との大きな温度差によって発生するのです。
空気は温度が高いほどたくさんの水蒸気を含むことができます。室内の水蒸気量が変わらなくても、窓際で空気が冷やされると、その場所の湿度は上がり、露点温度に達することで結露が発生するという仕組みです。
朝いちばんに、いちばんひどくなる理由
結露が最も多いのは、明け方から起床直後です。理由は3つ重なっています。
ひとつめは、外気温がその日の最低になる時間帯だということ。窓の表面温度が、一日でいちばん下がります。
ふたつめは、寝ている間ずっと部屋を閉め切っていること。人が息をするだけでも水蒸気は出ますし、6時間から8時間、換気されない状態が続きます。
みっつめは、暖房を切っているために空気が動かないこと。空気が止まると、窓際に冷たく湿った空気の層ができて、そこだけ集中的に結露します。
この3つが重なるので、朝の窓は最も条件が悪い状態になっています。逆に言えば、寝る前の準備と朝の対応だけで、体感はかなり変わります。
家の中で、水蒸気はどこから出ているのか
室内の湿度を下げると言われても、どこを削ればいいのかがわからないと動けません。水蒸気の出どころを整理すると、こうなります。
| 出どころ | 量の目安 | 手を打てるか |
|---|---|---|
| 入浴と浴室からの湯気 | 非常に多い | フタを閉める、換気扇を回し続ける |
| 洗濯物の部屋干し | 非常に多い | 干す場所を変える、送風を当てる |
| 調理と湯沸かし | 多い | 換気扇を回す、鍋にフタをする |
| 開放式の暖房器具 | 多い | 使う場所を変える、こまめに換気する |
| 加湿器 | 設定次第 | 湿度計を見て切る |
| 人の呼気と体から出る水分 | 常時少しずつ | 換気でしか抜けない |
| 観葉植物、水槽 | 少しずつ | 置き場所を変える |
上から3つが圧倒的です。入浴と部屋干しと調理、この3つの水蒸気をどう外へ逃がすかを決めるだけで、結露の量は目に見えて変わります。
結露はどこにできる?
結露は、家の中のいたるところで発生します。一番目につく窓はもちろん、玄関ドア、お風呂の天井、水道の蛇口、冷蔵庫の裏、畳の下、出入りの少ない寒い部屋の壁、押入れなど、室温と表面温度に差がある場所は要注意です。
同じ窓でも、結露しやすい場所は決まっている
窓を毎朝観察していると、水滴のつき方に偏りがあることに気づきます。
いちばん多いのは、ガラスの下半分です。冷たい空気は下にたまるため、窓の下のほうほど表面温度が低くなります。結露防止シートを窓の下半分に貼るだけでも効果があると言われるのは、このためです。
次に多いのが、アルミサッシの枠そのものです。アルミは熱をよく通すので、ガラスより冷たくなることがあります。サッシの下の溝に水がたまるのは、枠で結露した水が流れ落ちるためです。
ガラスとガラスが重なる中央の召し合わせ部分、クレセント錠のまわりも、隙間風が当たるので水滴がつきやすい場所です。
北側の部屋の窓、日中まったく開けない部屋の窓、家具で塞がれている窓は、空気が動かないぶん条件が悪くなります。まずは自宅のどの窓がいちばんひどいかを特定すると、限られたグッズをどこに使うか決めやすくなります。
結露を放っておくとどうなる?
結露をそのままにしておくと、その水分によって窓まわりに黒ずみや汚れが出てくることがあります。お部屋の隅にシミができたり、押入れや布団が湿ったり、出窓やカーテンが濡れてしまったりと、家全体がじめっとしてしまう原因になります。
被害は見た目だけにとどまりません。窓枠のゴムパッキンが黒く変色すると、洗剤で拭いても落ちにくくなります。木製の窓枠や敷居は、水を吸って膨らんだり、塗装が浮いたりします。カーテンの裾が毎日濡れれば、生地が傷みますし、洗ってもシミが残ることがあります。
窓の下の床材も要注意です。フローリングの継ぎ目から水が入ると、板が反ったり、表面が浮いたりします。窓際に置いていた家具の裏側や、壁紙の下のほうも同じです。
いずれも、毎日少しずつ進むので気づきにくいのが厄介なところです。一冬放置して、春になってから困ることが多いので、シーズンの初めに手を打っておくのが結局いちばん楽になります。
賃貸の場合、退去時に話題になることがある
賃貸にお住まいの場合、もうひとつ気になるのが退去のときの扱いです。
建物の構造や設備の問題で起きた結露は、通常、借りている側の責任とはされません。一方で、明らかに換気をせず放置した結果として傷みが広がった場合は、話が変わってくることがあります。
国土交通省が公表している原状回復に関するガイドラインでは、通常の使い方で生じる損耗と、借主の不注意によって生じた損耗を分けて考える整理がされています。判断の分かれ目になるのは、気づいてから何かしらの手を打っていたかどうかです。
結露がひどいと感じた時点で管理会社に一度連絡を入れておく、拭き取りを習慣にしておく。この2つをしているだけで、状況はかなり違います。連絡した日付と内容をメモに残しておくと、あとで話がしやすくなります。
窓の結露がひどいときに、まずやること
対策の種類はたくさんありますが、全部を一度にやろうとすると続きません。効果が大きい順に、手をつける順番を決めておきましょう。
最初の3日間でやること
1日目は、寝る前の換気だけ試してください。就寝の30分前に、窓を5分から10分開けます。寒いですが、部屋の空気ごと入れ替わるので、翌朝の水滴の量が変わります。翌朝の窓の写真を撮っておくと、比較ができます。
2日目は、これに入浴後の処理を足します。お湯を張ったままなら浴槽のフタを閉め、浴室のドアを閉めて、換気扇を数時間回しておきます。窓を開けられる浴室なら、そちらのほうが早く抜けます。
3日目は、寝るときの空気の流れを作ります。カーテンを閉め切るのではなく、裾を少し浮かせるか、窓とカーテンの間に空気が通るようにします。サーキュレーターや扇風機を弱で窓に向けておくのも有効です。空気が動いているだけで、窓際に冷たい層ができにくくなります。
この3つだけで足りる家もあります。足りなければ、次の段階に進みます。
拭き取りは、朝の3分で終わらせる仕組みにする
結露を減らす努力と並行して、出てしまった水をどうするかも決めておきます。ここを手間だと感じると、続きません。
おすすめは、道具を窓のそばに置いておくことです。取りに行かなければならない場所にあると、それだけでやらなくなります。窓の桟に結露取りワイパーを立てかけておく、カーテンレールに古いタオルを1枚かけておく、といった具合です。
やり方は簡単です。上から下へ一直線に、ワイパーを3回か4回動かします。集めた水はサッシの溝に落として、最後に溝をタオルでひと拭き。慣れると1つの窓で30秒ほどです。
ワイパーがなければ、丸めた新聞紙でも、使い終わった食器用スポンジでも構いません。スポンジは水を吸ってくれるので、絞りながら使えます。
拭いたあとに窓を少し開けて空気を通すと、残った水分も乾きます。ここまでを朝の支度の流れに組み込んでしまうのが、いちばん長続きします。
それでも減らないときに確認する4か所
換気も拭き取りもしているのに変わらない、というときは、見落としがないか確認してみてください。
ひとつめは、洗濯物です。夜のうちに部屋干ししていませんか。就寝中は換気がされないので、干した水分がそのまま窓に集まります。干す時間帯を昼にずらすだけで変わることがあります。
ふたつめは、加湿器の設定です。湿度計を見ずに連続運転していると、想像以上に上がっています。湿度計を1つ買って、窓のある部屋に置いてみてください。
みっつめは、窓を塞いでいる家具です。窓の前にタンスやベッドがあると、その裏は空気が止まっています。10センチでも離せば、状況が変わります。
よっつめは、使っていない部屋です。北側の部屋を閉め切っていると、そこだけ集中的に結露します。ドアを開けて、家全体で空気を回してください。
イヤな結露を防止する対策
結露を防止するには、室内の水蒸気量をできるだけ抑えることと、窓などの表面温度を下げないことが重要です。窓を断熱性の高いガラスに替えると結露を減らすことはできますが、お金がかかりますし、賃貸に住んでいる人には難しいですよね。そんな方でも試せる対策をたっぷりご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
湿度を抑え、温度差を少なくする対策
結露は、外と中の温度差と室内の湿度が主な原因です。お金がかかる対策はなかなかできませんが、毎日の生活の仕方次第で対策できることがあります。それでは家の中の湿度を下げ、温度差を少なくする対策をいくつかご紹介します。
1.定期的に換気をする
結露対策で最も重要なのは換気です。朝起きたら窓が結露しているのは、就寝中に人の呼気や暖房などで湿度が上がり、外の温度が下がって窓との温度差が生まれるからです。窓を短時間(5~10分程度)開けて空気を入れ替えることで、湿気を含んだ空気を外に出し、室内の湿度が高くなるのを防ぐ効果があります。特に湿度が高くなる就寝前や起床後、料理後などに意識して行いましょう。
コツは、2か所を同時に開けることです。1か所だけでは空気が入れ替わりにくく、対角線上の2か所を開けると流れが生まれて短時間で済みます。部屋がひとつしかない場合は、玄関のドアと窓、キッチンの換気扇と窓、という組み合わせでも通り道ができます。
2.洗濯物を室内で干さない
冬は日照時間も短く、部屋干しになってしまうことも多いですよね。しかし、洗濯物に含まれる水分が大量の水蒸気として部屋に充満するため、窓だけでなく床や壁まで結露してしまう原因になります。
乾燥機がない場合や電気代が気になる場合は、エアコンや除湿器を使って素早く乾かすようにしましょう。水分を含んだものが長時間部屋の中にある状態は、結露を招いてしまうことになります。
どうしても室内に干すしかないときは、干す場所を寝室と居間から外すことを考えてください。浴室に干して換気扇を回す、洗面所に干してドアを閉める、といった具合に、部屋を区切ってしまう方法です。扇風機やサーキュレーターを下から当てると、乾く時間が短くなり、部屋に出る水蒸気の総量も減ります。
3.浴槽のフタは閉める
お風呂から上がったら、必ず浴槽のフタを閉めましょう。湯気(水蒸気)が部屋中に回り、結露の原因となってしまいます。お風呂の湿気が気になるからといって、お風呂のドアを開け放ったままにするのも、湿気を室内に拡散させることになるので要注意です。
翌日のために残り湯を取っておく場合も、フタは必要です。フタをしないままだと、一晩かけて湯船の水が少しずつ蒸発し、家じゅうに広がります。浴室のドアは閉め、換気扇を回す。この組み合わせが基本です。
4.加湿器は適切な湿度を保つ
冬は乾燥が気になる季節で、加湿器を使う人も多いと思います。ただし、結露防止の観点からみると加湿のしすぎはよくありません。室内の湿度は40%~60%を目安に保つようにしましょう。加湿器を付けたままだと、起きたら窓際の床に水たまりができてしまうこともあるので、「加湿は適度に」を心がけましょう。
加湿器の置き場所も見直してみてください。窓のそばに置くと、出た水蒸気がそのまま冷たいガラスに当たります。部屋の中央寄り、床から少し高い位置に置くほうが、部屋全体に行き渡り、窓への集中も避けられます。
5.厚手のカーテンを夜は閉める
カーテンは窓の断熱材としての役割も果たします。夜間に厚手のカーテンを閉めていると、カーテンと窓の間に空気の層ができ、室内の暖かい空気が窓に触れて冷やされるのを防ぐ効果があります。これにより窓の表面温度が保たれ、結露になりにくくなるのです。ただし、カーテンの裾から湿気が漏れないように注意しましょう。
ここには少し注意点があります。カーテンを床までぴったり密閉してしまうと、窓とカーテンの間の空気が完全に止まり、その狭い空間の湿度が上がって、かえって窓の水滴が増えることがあります。カーテンが濡れてしまうのはこのためです。
密閉しきるか、あえて隙間を作って空気を通すか。どちらが自分の家に合うかは、両方を数日ずつ試して比べるのが確実です。窓の性能や部屋の湿度によって、結果が変わります。
6.窓のそばに観葉植物をおかない
観葉植物は水分を蒸散させるため、水蒸気を発生させます。窓の近くに置くと、窓周辺の湿度が高くなり、結露の原因となってしまいます。風通しのよいところに置く分には構いませんが、結露しやすい家の場合は、窓の近くに置かないようにしましょう。
日光が必要な植物の場合は、冬の間だけ、窓から30センチほど離した台の上に移すという方法があります。受け皿に水がたまったままになっていないかも、あわせて確認してみてください。
7.開放式ストーブは窓の近くで使わない
石油ストーブやガスストーブなどの開放式燃焼器具は、燃焼時に大量の水蒸気を放出します。それを窓の近くで使ってしまうと、室内の湿度と外との温度差が大きくなり、結露を悪化させてしまいます。ストーブは、できるだけ窓から離して使い、必ず換気を行いましょう。
結露に悩んでいる部屋では、暖房の種類そのものを見直すという選択肢もあります。エアコンや電気式の暖房は、燃焼による水蒸気が出ません。同じ部屋を同じ温度にしても、室内の湿度の上がり方がまったく違います。
空気を常に循環させる対策
結露は、空気が滞留している場所で起こりやすくなります。家の中の空気を常に循環させることで、湿気が一箇所にたまるのを防ぎましょう。空気を循環させる対策をご紹介します。
1.料理をする時は換気扇を回す
普段からしている人も多いと思いますが、料理をするときに換気扇を回すことは必須です。火を使うと熱がこもり、水蒸気が大量に発生します。換気扇を回していないと家の中に湿気がたまって結露の原因となります。
忘れられがちなのが、料理が終わったあとの数十分です。鍋やフライパン、炊きあがった炊飯器からは、火を止めたあとも湯気が出続けます。食器を洗うお湯からも出ます。片付けが終わるまで回しておくと、残った水蒸気も抜けていきます。
2.外出時は部屋のドアを開ける
外出するときは各部屋のドアを開けておくようにしましょう。部屋のドアを開けておくことで、家全体の空気が自然に循環します。部屋ごとの温度差を少なくすることにもつながり、結露を軽減することができます。
浴室と洗面所のドアも同じです。使っていない時間帯は開けておくと、湿気がそこにこもりません。
3.押入れ・クローゼットも開ける
晴れた日には押入れやクローゼットも開け放ち、中の空気も入れ替えるようにしましょう。押入れやクローゼットの床にすのこを敷くと、通気性がアップするので、湿気がたまりにくくなりおすすめです。
中身の詰め込みすぎも、空気の流れを止める原因になります。奥の壁との間に少し隙間を作っておくだけでも、空気が動くようになります。
4.家具は壁から少し離しておく
家具を壁にぴったり付けて置いていると、空気が通らず、結露の原因となってしまいます。家具を置くときは壁から少し離して、空気の通り道を作るようにしましょう。
目安は5センチから10センチです。特に外に面した壁、北側の壁のそばに置く家具は、意識して離しておきましょう。壁との間に薄い板やすのこを挟むという方法もあります。
グッズを活用する対策
様々な結露対策をご紹介してきましたが、市販のグッズを使うことでさらなる効果を狙いましょう。お手軽なものもたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.除湿機を使う
除湿機は、名前の通り湿気を吸い取ってくれるものです。購入費用と電気代は多少かかってしまいますが、手っ取り早く室内の湿度を下げて結露を防止することができ、不快な湿気を取り除いてくれるので生活が快適になります。
冬に使う場合は、方式を確認しておくと失敗しません。気温が低いと働きが弱くなるタイプと、低温でも安定して動くタイプがあります。冬の結露対策が目的なら、後者を選ぶほうが期待どおりに使えます。部屋干しの乾燥にも使えるので、洗濯物の水蒸気を減らす役にも立ちます。
2.部屋に木炭をおく
木炭は多孔質(小さな穴がたくさんある)で、湿気を吸う性質があります。木炭を部屋に置くと、湿気を吸ってくれるので結露を防ぐことができます。押入れやクローゼットの中に入れておくのも有効です。
ただし、吸える量には限りがあります。ずっと置きっぱなしにすると、それ以上は吸ってくれません。晴れた日に外に出して干すと、また使えるようになります。部屋全体の湿度を下げるというより、押入れなど狭くて空気が動かない場所に向いている方法です。
3.断熱フィルムを貼る
窓を断熱することで、部屋の中の暖かい空気が外に逃げるのを防げます。窓の内側に断熱フィルムを貼ることで、窓の表面温度の低下を防ぐ効果があるだけでなく、暖房効果もアップするので一石二鳥です。ホームセンターなどで、比較的安価に手に入ります。
貼る前に、窓の寸法を測っておいてください。幅と高さに加えて、サッシの内側の寸法も測ります。少し大きめに切って、貼ってから余分を切り落とすときれいに仕上がります。
4.結露防止スプレーを吹きかける
結露防止スプレーは、窓の表面に膜を作り、水滴が大きくなる前に蒸発させたり、水滴が膜状に広がるようにしたりすることで、水が垂れるのを防ぎます。あまりにひどい結露には耐えられず水滴が流れてしまうこともありますが、吹きかけるだけと簡単なので、ちょっとした結露への対策としてはおすすめです。
詳しい仕組みと使い方、弱点、手作りする方法については、記事の後半でまとめて解説します。
5.結露防止シートを貼る
窓の温度が下がることが結露につながるので、断熱できるシートを貼り付ける対策が有効です。結露防止シートは100円均一やホームセンターに売ってあるので手軽に手に入れることができます。窓の下半分に貼るだけでも効果的です。
種類は大きく2つに分かれます。水滴を吸い取ってくれる吸水タイプと、空気の層で窓を冷やさない断熱タイプです。すでに出ている水を受け止めたいなら前者、そもそも出さないようにしたいなら後者を選びます。
6.プチプチシートを窓に貼る
見栄えはあまりよくありませんが、梱包材として使われる気泡緩衝材(プチプチシート)を窓に貼る方法もあります。デコボコしている側を窓に貼ることで、内部の空気が断熱層となり、断熱効果があります。結露防止用の専用プチプチも販売されているので、家にないという人は探してみてください。
貼り方にはコツがあります。窓を軽く霧吹きで湿らせてから押し当てると、水の力で貼りつくので、テープを使わずに済みます。この方法なら、剥がすときも跡が残りません。粒の大きいものほど空気の層が厚くなり、断熱の効きもよくなります。
7.新聞紙を窓に貼る
断熱のために古い新聞紙を窓に貼っておく対策です。結露した水滴を新聞紙が吸ってくれるというメリットもあります。濡れた新聞紙で窓を拭くと窓をきれいにすることもできますが、見た目の問題もあるため、お客様をお通ししないお部屋などで試すのがおすすめです。
貼らずに使う方法もあります。夜のうちに、窓の下のサッシに沿って新聞紙を細長く折って置いておくだけです。朝には水を吸ってくれているので、そのまま丸めて捨てられます。拭く手間が省けるので、忙しい朝にはこちらのほうが現実的かもしれません。
8.結露取りワイパーで結露をとる
結露をそのままにしておくと、水滴が流れ落ちてシミや黒ずみができてしまう原因となります。結露の予防対策はもちろんですが、それでも結露ができた場合は、専用のワイパーやタオルでこまめに水滴をとるようにしましょう。
タンクがついているタイプなら、集めた水がそのままたまるので、床を濡らさずに済みます。使ったあとはタンクを空にして乾かしておきましょう。
100均で揃う、窓の結露対策グッズ
結露対策にお金をかけたくない、まずは試してみたい。そんなときは、100円ショップの品揃えが頼りになります。1つ100円ほどなので、合わなければ別のものに変えればいい、という気軽さがあります。
100円ショップで手に入るもの
| グッズ | 役割 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 結露防止シート(吸水タイプ) | 窓の下部に貼り、垂れる水を吸う | すでに水が垂れて困っている窓 |
| 結露防止シート(断熱タイプ) | 空気の層で窓の表面温度を保つ | 結露そのものを減らしたい窓 |
| 吸水テープ | サッシの溝や窓枠の水を吸う | 溝に水がたまる窓 |
| 結露取りワイパー | 水滴をかき集めて捨てる | 毎朝の拭き取りを短くしたい人 |
| すきま風防止テープ | サッシの隙間を塞ぐ | 窓ぎわが特に冷える部屋 |
| マイクロファイバークロス | 拭き取りと仕上げ | 拭き跡を残したくない窓 |
| スプレーボトル | 手作りの結露防止液を入れる | 自分で作ってみたい人 |
| 湿度計 | 室内の湿度を数字で見る | すべての家庭 |
優先順位をつけるなら、湿度計を最初に1つ買うことをおすすめします。100円ほどで、自分の家の湿度が高いのか低いのかがはっきりします。数字が見えると、加湿器を止めるべきか、換気を増やすべきかの判断ができるようになります。
次に買うなら、吸水テープです。サッシの溝の水を吸ってくれるので、朝の拭き取りが一段階減ります。
貼る前に、やっておく下準備
100円ショップのシートやテープが「すぐ剥がれた」と言われるのは、多くの場合、貼る前の準備が足りていないためです。
まず、貼る面の水分と汚れを完全に落とします。水滴がついたまま貼ると、まず密着しません。乾いた布で拭いたあと、もう一度乾いた布で仕上げます。
次に、窓ガラスとサッシの境目、ゴムパッキンの表面をしっかり拭きます。ここにほこりや油分が残っていると、端から浮いてきます。
そして、暖かい時間帯に貼ることです。冷え切ったガラスに粘着物を貼っても、粘着剤が硬いままで密着しません。日中、部屋を暖めて、ガラスが冷たくなくなってから作業してください。
貼ったあとは、端から中央へ向かって、乾いた布で押さえます。空気が入っていると、そこから剥がれ始めます。
剥がれてしまったときの直し方
一度剥がれてしまったシートは、そのまま貼り直しても、また同じところから浮きます。
剥がれた部分の粘着面についたほこりを、粘着テープでぺたぺたと取ります。ガラス側も拭き直します。そのうえで、剥がれた端の部分だけ、上からマスキングテープで押さえてしまうのがいちばん確実です。
マスキングテープなら、剥がすときに跡が残りにくく、色を選べば見た目も悪くなりません。窓枠の色に近いものを選ぶと目立ちません。
シート全体が何度も落ちてくる場合は、サイズが大きすぎる可能性があります。窓の下半分だけに絞ると、面積が減って落ちにくくなり、結露が集中する場所を押さえられるので効率もよくなります。
結露防止スプレーを、もっと詳しく
手軽に試せる対策として人気があるのが、結露防止スプレーです。ただ、期待どおりに働く場面とそうでない場面があるので、仕組みから押さえておきましょう。
どういう仕組みで効いているのか
市販の結露防止スプレーは、大きく2つの考え方に分かれます。
ひとつは、水をはじくタイプです。窓の表面に撥水の膜を作り、水滴が付いても丸く粒になって、そのまま乾いていくようにします。
もうひとつは、水をなじませるタイプです。こちらは逆に、水滴を薄く平らに広げます。水滴が粒にならないので、重さで垂れ落ちることがなくなり、そのまま蒸発していきます。曇り止めと同じ考え方です。
どちらも共通しているのは、結露そのものを止めているわけではないという点です。窓の表面温度は変わらないので、水蒸気が水に変わる現象自体は起きています。あくまで、できた水が垂れないようにしているのです。
ここを理解しておくと、期待の掛け方を間違えずに済みます。
使う手順
効果を出すには、下準備が9割です。
1つめ。窓ガラスを、洗剤で一度きれいに洗います。手あか、油分、以前に貼っていたシートの粘着剤が残っていると、膜がうまく張りません。
2つめ。水気を完全に拭き取り、しっかり乾かします。濡れたまま吹きかけても、薄まってしまいます。
3つめ。ガラスから20センチほど離して、全体に均一に吹きかけます。一か所に集中して吹くとムラになるので、широ広い範囲を軽く動かしながらかけます。
4つめ。乾いた布で、上から下へ、一定方向に伸ばします。ゴシゴシこすらず、なでるように広げるのがコツです。
5つめ。完全に乾くまで、触らずに置いておきます。
サッシの枠やゴムパッキンには、基本的にかかっても問題はありませんが、木製の窓枠や壁紙にはかからないよう、あらかじめ新聞紙で養生しておくと安心です。
結露防止スプレーのデメリット
便利な反面、弱点もあります。買う前に知っておいたほうが、がっかりせずに済みます。
いちばん大きいのは、効果が長く続かないことです。数週間から1か月ほどで薄れてくるものが多く、拭き掃除をすれば、そのぶん早く落ちます。冬のあいだ、何度もかけ直す前提になります。
ふたつめは、結露の量が多いと追いつかないことです。膜が受け止められる量を超えると、結局は水が垂れます。毎朝、窓一面がびっしり濡れているような状態では、期待どおりにならない可能性が高くなります。
みっつめは、見た目の変化です。塗りムラができると、光の当たり方によって筋が見えます。乾いたあとに白っぽくなることもあります。窓の外の景色を大切にしている部屋では、目立たない窓で試してから広げるほうが安全です。
よっつめは、ほこりが付きやすくなることです。膜が残っているぶん、汚れが乗りやすくなり、窓が汚れて見えることがあります。
いつつめは、下地を選ぶことです。すりガラス、型板ガラス、フィルムを貼っている窓、網入りガラスなど、表面が平らでない窓では、均一な膜になりません。
つまり、結露防止スプレーは軽度から中程度の結露に向いた、補助的な手段です。換気や湿度管理と組み合わせて使うものと考えておくのがちょうどよい距離感です。
台所用洗剤で作る方法
結露防止スプレーは、家にあるもので作ることもできます。曇り止めと同じ原理を利用した方法です。
用意するのは、スプレーボトル、水、台所用の中性洗剤の3つだけです。スプレーボトルは100円ショップのもので構いません。
作り方はこうです。
1つめ。スプレーボトルに水を200ミリリットル入れます。
2つめ。中性の台所用洗剤を、5滴から10滴ほど加えます。入れすぎないことが最大のコツです。濃いと窓が白く曇り、泡が残ります。水200ミリリットルに対して小さじ4分の1程度が上限と考えてください。
3つめ。フタをして、泡立たないようにゆっくり振って混ぜます。激しく振ると泡だらけになって使いにくくなります。
使い方は、市販品と同じです。窓をきれいに洗って乾かし、全体に軽く吹きかけ、乾いた布かキッチンペーパーで上から下へ均一に伸ばします。伸ばしたあとは、拭き取らずにそのまま乾かします。
洗剤に含まれる成分が薄い膜になり、水滴が平らに広がるので、垂れにくくなるという仕組みです。
効果の持続は、市販品よりさらに短めです。1週間から2週間で薄れてくるので、こまめにかけ直すことになります。そのぶん材料費はほとんどかからないので、気軽に試せます。
手作りするときに、守っておくこと
自分で作る場合、いくつか決めておいたほうがよいことがあります。
まず、使うのは中性の台所用洗剤だけにしてください。ほかの洗剤や薬剤を混ぜることはしないでください。用途の違う製品を組み合わせるのは避け、1種類だけで作ります。
次に、作った液はその都度使い切る量だけにします。たくさん作って置いておくより、200ミリリットルずつ作るほうが扱いやすくなります。
スプレーボトルには、中身がわかるように名前を書いた紙を貼っておきましょう。ほかの用途のボトルと取り違えないためです。お子さんの手が届かない場所に置いてください。
最後に、目立たない場所で試してから全体にかけることです。窓の隅に少し吹いて、乾いたときの見え方を確認します。白く残るようなら、洗剤の量を減らして作り直します。
木の窓枠、塗装された部分、壁紙にはかからないようにしてください。かかった場合は、すぐに乾いた布で拭き取ります。
賃貸でもできる、結露対策
賃貸にお住まいの場合、窓を交換する、内窓を取り付ける、といった根本的な対策は自由にできません。それでも、できることはかなりあります。
賃貸で気をつけたい、3つの線引き
ひとつめは、穴を開けないことです。サッシや窓枠にネジを打つ、フックを取り付ける、といったことは避けます。突っ張り棒や、貼ってはがせるタイプのフックで代用します。
ふたつめは、強い粘着剤を使わないことです。両面テープの中には、剥がすときに塗装や壁紙を持っていってしまうものがあります。マスキングテープを下地に貼り、その上に両面テープを重ねると、剥がすときに安心です。
みっつめは、元に戻せる方法を選ぶことです。プチプチを水で貼る方法、置くだけの吸水グッズ、突っ張り式のカーテンレールなど、退去時に外せばそれで済むものを優先します。
貼らずに、置くだけでできること
窓に何も貼りたくない場合でも、方法はあります。
窓の下、サッシの手前に吸水性のあるものを置くだけでも、床が濡れるのを防げます。細長く折った新聞紙、使わなくなったタオル、市販の吸水マット。どれも置くだけです。
窓とカーテンの間に、突っ張り棒でもう一枚布を吊るすという方法もあります。空気の層が増えるので、窓の冷たさが部屋に伝わりにくくなります。
窓のそばにサーキュレーターを置いて、弱風を窓に向けておくのも効果があります。空気が動いていると、窓際に冷たく湿った空気の層ができません。就寝中につけっぱなしにする場合は、風が直接体に当たらない向きにしてください。
床置きタイプの内窓や、置くだけの断熱パネルも売られています。窓の前に立てかけるだけなので、工事の必要がありません。
管理会社に相談していい場合
次のような状態なら、自分で抱え込まずに、管理会社や大家さんに一度連絡してみてください。
換気も湿度管理もしているのに、毎日窓が水浸しになる。窓以外の壁や天井にも水滴が出る。押入れの奥の壁が湿っている。窓枠の木部が膨らんでいる。サッシから明らかに隙間風が入る。
これらは、建物側に原因がある可能性があります。連絡した記録を残しておくことも大切です。日付と、誰にどう伝えたかをメモしておけば、退去のときに話がしやすくなります。
相談するときは、状況を写真に撮っておくとスムーズです。いつ、どの窓が、どのくらい濡れているのか。言葉で説明するより早く伝わります。
お金をかけずにできる、結露防止アイデア
グッズを買い足さなくても、家にあるもので試せる工夫があります。
家にあるもので代用する
新聞紙は、吸水シートの代わりになります。折ってサッシに置く、丸めて窓を拭く、両方に使えます。
使い終わった食器用スポンジは、結露取りに向いています。水を吸い、絞れば繰り返し使えます。窓のそばに専用のものを1つ置いておくと便利です。
クリアファイルは、サッシの溝から水を誘導するのに使えます。細く切って溝に差し込み、受け皿に向けて傾けておくだけです。
使わなくなったバスタオルは、窓の下に敷いておく吸水マットになります。毎日交換して洗えるので、清潔に保てます。
ペットボトルの空き容器は、結露取りワイパーで集めた水を捨てる先として使えます。窓のそばに置いておけば、洗面所まで運ぶ必要がありません。
窓際の水を、受け止める仕組みを作る
結露を減らす努力と別に、出てしまった水がどこへ行くかを設計しておくと、被害がぐっと減ります。
窓の水は、ガラスを伝ってサッシの溝に落ち、溝からあふれて窓枠へ、そして床へ、という順で移動します。この経路のどこかで止めればよいわけです。
いちばん手前で止めるなら、ガラスの下部に吸水テープを貼ります。溝で止めるなら、溝に細く折った新聞紙かキッチンペーパーを敷いておきます。最後の砦として、窓枠の下に古タオルを置きます。
3か所すべてに仕込む必要はありません。自分の家でいちばん被害が出ている場所を1か所選んで、そこに置けば十分です。
続けるための工夫
結露対策は、一度やって終わりではなく、冬のあいだ毎日続くものです。だからこそ、続く形にしておくことが何より大切になります。
まず、やることを1つか2つに絞ること。この記事で紹介したことを全部やろうとすると、まず続きません。効果が大きい換気と拭き取りだけに絞って、それが習慣になってから次を足してください。
次に、すでにある習慣にくっつけること。歯を磨いたあとに窓を拭く、朝のコーヒーを淹れている間に窓を開ける。単独の作業として増やすより、既存の流れに乗せるほうが定着します。
そして、効果を目で見えるようにすること。湿度計の数字をときどき見る、いちばんひどかった窓を写真に撮っておく。変化がわかると、続ける気持ちが保てます。
完璧に水滴ゼロを目指す必要はありません。垂れて床が濡れる状態を、拭けば済む状態にする。それだけでも、冬の暮らしはずいぶん楽になります。
結露対策についてよくある質問
Q1. 窓の結露がひどいとき、いちばん効果があるのはどれですか。
換気です。就寝前に5分から10分、対角線上の2か所を開けて空気を入れ替えると、翌朝の水滴の量が変わります。お金もかからず、今日から試せます。効果を確かめてから、次の対策を足していってください。
Q2. 結露防止スプレーは、どのくらい持ちますか。
市販品でおよそ数週間から1か月、家庭で作ったものは1週間から2週間が目安です。窓を拭くとそのぶん早く落ちるので、拭き掃除のあとにかけ直すサイクルを作っておくとよいでしょう。
Q3. 結露防止スプレーを使えば、結露はなくなりますか。
なくなりません。スプレーは、できた水滴が垂れないようにするものであって、水滴ができること自体を止めるものではないためです。窓の表面温度が下がる状況が変わらなければ、結露は起きます。換気や断熱と組み合わせて使ってください。
Q4. 手作りの結露防止スプレーは、何で作りますか。
水200ミリリットルに、中性の台所用洗剤を5滴から10滴です。入れすぎると窓が白く曇るので、少なめから試してください。ほかの洗剤や薬剤を混ぜることはせず、中性の台所用洗剤1種類だけで作ります。
Q5. 100均のグッズだけで、どこまでできますか。
湿度計、吸水テープ、結露防止シート、結露取りワイパー、スプレーボトルまで揃います。合計500円ほどで、測る、防ぐ、受け止める、取る、の一通りが用意できます。まずはここから始めて、足りなければホームセンターの商品に移るという順番がおすすめです。
Q6. 賃貸ですが、窓に何か貼っても大丈夫ですか。
剥がしたときに跡が残らない方法なら、多くの場合は問題ありません。プチプチを霧吹きの水で貼る、マスキングテープを下地にしてから両面テープを使う、といった方法が安心です。強い粘着剤の直貼りと、ネジで穴を開けることは避けてください。不安なときは、契約書を確認するか、管理会社に聞いてみてください。
Q7. 結露防止シートを貼ったのに、すぐ剥がれてしまいます。
貼る前の準備が原因のことが多いです。ガラスの水分と油分を完全に落とし、部屋を暖めてガラスが冷たくない状態で貼ってください。それでも落ちるなら、面積を窓の下半分だけに減らし、端をマスキングテープで押さえると安定します。
Q8. 換気をすると部屋が寒くなってしまいます。
5分から10分であれば、壁や家具に蓄えられた熱はほとんど逃げないので、窓を閉めればすぐ元の暖かさに戻ります。寒さが気になるなら、暖房を止めずに窓を開ける、外出の直前に開ける、といったやり方でも構いません。
Q9. 二重窓やペアガラスなら、結露しませんか。
起きにくくはなりますが、まったく起きないわけではありません。室内の湿度が非常に高ければ、ガラスの表面温度が露点温度を下回ることはあります。窓の性能に関係なく、湿度管理と換気は必要です。
窓の結露対策でカビやダニを抑えて快適に過ごしましょう!
寒い冬は暖房をつけて暖かく過ごしたいですが、窓の結露は悩みの種ですよね。結露をそのままにしておくと窓まわりの黒ずみや住まいの傷みにもつながりますし、湿度管理や換気、断熱対策を組み合わせて、快適な冬を過ごしましょう。
今晩は、寝る前に窓を5分だけ開けてみてください。明日の朝の窓が、いつもと違って見えるかもしれません。
