【心】を名前に付けた理由や意味に関する記事

【心】を名前につけて良かった?読み方への意識を忘れずに

【心】を名前につけて良かった?読み方への意識を忘れずに

「心」を名前に選ぶと、親が一番大切に思っている願いや思いをダイレクトに子供に残せます。子育て4コマ漫画と共に漢字の意味や読み方、男の子と女の子の名前、芸能人や有名人の名前、実際に「心」を名づけに使ったパパママの体験談を見てみましょう。

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【心】がつく名前の持つ意味と由来:男女別の人気名前一覧と込められた親の願い

「心」は現在、名づけに非常に人気のある漢字の一つです。この漢字は、2001年に元SMAPの木村拓哉さん、工藤静香さんご夫妻が長女に「心美(ここみ)」と命名されたことが、注目を集める大きなきっかけの一つとなりました。

「心を大切にしたい」という親の強い願いをストレートに伝えられる漢字として、その温かいイメージとシンプルな形から、多くの方に選ばれています。

漢字「心」の持つ意味と由来:精神や思いやりを大切に

女の子の手を握る親の手と「心」の文字

「心」の漢字は、読み方が非常に多いのが特徴です。常用漢字の訓読み以外にも、表外読みの「うら」などがあり、名前のバリエーションを豊かにすることができます。

画数もわずか4画とシンプルで書きやすく、男の子と女の子のどちらにも好まれています。子育ての方針として「優しさ」や「精神的な豊かさ」を大切に育てたいと思っている場合は特におすすめの漢字です。

名前に込めた親の想いを、お子様が生涯にわたって忘れずに過ごすことができるでしょう。

                               
画数4画
部首
読み方 音:シン
訓:こころ、うら
名のり
人名訓
※人名のみに使わる読み方※
きよ、ご、ここ、さね、なか、み、むね、もと
意味 ①精神
②思い、心、内心
③中央
④重要なもの、かなめ
漢字の由来 心臓の形から作られた象形文字
電話での
伝え方
心臓の心、真心の心

男の子の名づけにおすすめの「心」がつく名前!力強さと優しさを込めて

畑を走る男の子

かつて男の子の名前に「心」を使う場合、「しん」と読ませるのが一般的でした。この読み方であれば他の漢字のバリエーションも多いため、名前が被りにくいという利点があります。

近年は、子役俳優の寺田心(てらだこころ)さんの活躍もあり、男の子に「こころ」と読ませる名前も増えています。親の願いを強く表現できる漢字として人気が高まっています。

ただし、男の子の名前に「心」を使おうと思っているパパとママは、「心太」「心天」がどちらも食べ物の「ところてん」と読むことを心得ておきましょう。

     
  • 瑛心(えいしん)
  •  
  • 和心(かずみ)
  •  
  • 心斗(きよと)
  •  
  • 心吾(しんご)
  •  
  • 心之介(しんのすけ)
  •  
  • 心治(しんじ)
  •  
  • 心平(しんぺい)
  •  
  • 心弥(しんや)
  •  
  • 心弦(みつる)
  •  
  • 勇心(ゆうしん)

女の子の名づけにおすすめの「心」がつく名前!女性らしさとかわいらしさ

外で笑っている女の子

女の子の名前ランキング上位に位置する「心」という漢字は、様々な組み合わせで、女の子らしい可愛い印象を与える名前にすることができます。

特に「心(み)」と読ませる名前は多く見られます。マ行の音には家庭的で優しい、満ち足りた印象があるため、女の子の名前の先頭に「心(み)」を持ってくるのはおすすめです。

また、女の子の名前で人気のある「音」と組み合わせた「心音」は、医療関係者には「しんおん」(心臓の音)と読まれる漢字であることを知っておくと良いでしょう。

     
  • 愛心(あいみ)
  •  
  • 心香(うらか)
  •  
  • 笑心(えみ)
  •  
  • 玖心(くみ)
  •  
  • 心愛(ここあ)
  •  
  • 心音(ここね)
  •  
  • 那心(なみ)
  •  
  • 心玲(みれい)
  •  
  • 結心(みゆ)
  •  
  • 麻紗心(まさみ)

人の心を揺さぶる活躍ができる!?「心」がつく名前の芸能人や有名人

「心」という漢字が名前につく芸能人や有名人と言えば、近年ブレイクした寺田心君以外にも男性女性共に次のような方々がいます。

     
  • 岡倉天心(美術運動家)
  •  
  • 草野心平(詩人)
  •  
  • 栗原心平(料理研究家)
  •  
  • 小柳心(俳優)
  •  
  • 清水優心(野球選手)
     
  • 田村睦心(声優)
  •  
  • 矢沢心(女優)
  •  
  • 渡辺心(元フィギュアスケート選手)
  •  
  • 甲斐心愛(アイドルSTU48)

因みに最近はアニメ人気が高くなっていますが、アニメキャラクターや漫画の登場人物の名前にも「心美(ここみ)」「心咲(あいら)」「心愛(ここあ)」「剣心(けんしん)」など、男女ともに「心」という漢字が使われています。
記憶に残る名前を赤ちゃんに付けてあげたい場合は、アニメや漫画などを参考にするのも一つの方法です。

「心」を男の子の名前に選んだ体験談:親が込めた願いは強さ優しさ

「心」を男の子の名前に付けた場合、心に組み合わせる漢字で親がどのような強さや優しさを持つ子に育って欲しいと願っているかを表現する傾向があります。

 
 

しんマミー
20代後半

 
 

心(しん)人の心がわかる子に育って欲しかったから

 

他人の心を汲み取れる優しい子に育って欲しかったから、「心」という名前を付けました。後悔は全くしていません。私は息子にこの名前を付けて本当に良かったと思っています。
子供にとっても漢字も描きやすいですし、周りからも覚えてもらえるのでとても良いことが多いです。

 

また「しん」という名前だと他の漢字が多いので、意外と被らないところも良かったところです。今のところ本当に心の優しい子に育っているので、この先もいい子に育つことを祈っています。

 
 

モカ
20代前半

 
 

心太(しんた)太くて強い心を持って欲しくて

オレンジジュースを飲む男の子  

私は20代女性です。男の子が生まれるとわかり、旦那とどんな名前にしようか相談しました。二人とも漫画やアニメが流行った「るろうに剣心」が好きで、そこのキャラクターから名前を取ろうと決めました。

 

「心太」という名前は主人公の剣心の幼名で、アニメから取ったとも分かりにくいし、漢字も良かったのでこの名前に決めました。

 

後から分かったことですが、心太という文字は食べ物の「ところてん」とも読むそうです。あまりメジャーな読み方ではないですが、読み方を知っている人にはクスッとされてしまうかもしれません。

 

しかし、漢字を見て「カッコいい名前だね。」と言ってくださる方も多いので、つけてよかったと思います。心優しいく、心強く育って欲しいと思っている方には、オススメの名前だと思います。

 
 

くみこ
30代後半

 
 

心響(ひびき)人の心に響くような生き方をしてほしいから

 

人に勇気を与えたり感動させたり幸せにしたりすることは、本人の幸せにも繋がると考え、人に影響力を与えられるような人間になって欲しいという思いで「心響」と名付けました。

 

困ったことや後悔したことはありません。心という漢字は周りの人間に良い印象を与えます。また、頭で考えるのではなく心で感じて生きてほしいと日頃から言っておりますので、本人もその意味を理解し、心を大切にする大人へと自立していくことと思っております。

 

生きていく上で「心」はとても大事です。多様な意味があると思いますが、親が考えている子どもへの思いを名前に込めやすい漢字だと思います。

「心」を女の子の名前に選んだ体験談:負のイメージがなくて大満足

「心」は「み」「ここ」「うら」などの女の子にピッタリな柔らかい音を持つ漢字です。また読み方を工夫することで、名前のバリエーションを広げやすい漢字でもあります。

容姿やお金よりも心が最も大切だと考えている親の思いが周囲にダイレクトに伝わる名前ですので、そういった意味でも周囲に好印象を与えるでしょう。

 
 

しょう
20代前半

 
 

心実(ここみ)真心のある人間になって欲しいから

着物を空に心実と書く女の子  

父親である自分の名前の漢字の中に「心」が入っていて、自分の子供にも「心」という字を使いたかったから、心のある人間、思いやりや真心のある人間に育ってほしいという願いを込めて「心実」と名付けました。(元の文章の「心美」を体験談に合わせた「心実」に修正しています。)

 

困っていることや後悔はありません。ごちゃごちゃした漢字ではなく、簡単なので書きやすさ読みやすさの点でもよかったと思っています。

 

心という漢字は「思いやりのある心」「優しい心」など、負のイメージが全くない漢字なので、この漢字を選んでよかったと思っています。

 
 

みあ
34歳

 
 

心奈(ここな)心が美しい綺麗でたくましい子に育って欲しい

 

34歳女性です。24歳で第一子を出産しています。妊娠がわかる前から、男の子でも女の子でも名前に「心」を付けたいと思っていました。人間は心があって、心が美しく綺麗で逞しく育って欲しいと願いました。

 

妊娠中に女の子だとわかった時に、優しい響きの「ここな」に決めました。心が付く名前が周りのお友達でも多かったので、流行りにのってしまったようで困りましたが、願い通り心が美しく綺麗で逞しく育ってくれているので満足しています。「心」は素敵な漢字ですので、ぜひ名付けの候補にして下さい。

 
 

サキ
20代後半

 
 

心音(ここね)優しい気持ちを持って欲しかったから

 

「心音」と書いて「ここね」と読む名前の3歳の女の子を育てています。女の子の名前を考える時、見た目の美しさより心の優しさを大事にして欲しいと思い、見た目も響きもきれいな「音」と組み合わせて心音にしました。

 

「しんおん」と読むと医療用語っぽい感じになるねと人に言われて「あっ!」と思ったこともありますが、読み方もすぐ覚えてもらえるし、「ここちゃん」と呼ばれて本人も自分の名前が好きです。心を使った名前は多いですが、組み合わせ次第で個性を出せる美しい漢字なのでいいと思いますよ。

 
 

なつみママ
20代後半

 
 

心音(ことね)心を大事にして欲しい

心音と名付けられた女の子の新生児  

子供が生まれる前から、女の子と分かった時点で名前を考え始めました。主人は女の子と言うことで大変喜び、真剣に候補をいくつか挙げてくれました。その中で1番良いと思ったのが「心音」です。

 

生きていくうえで1番大切な心を磨き、時には強く、また優しくいて欲しいと思いました。また人生を色々な音で奏でていって欲しくて音と言う字をつけ、ことねと読むようにしました。

 

私たちの初めての赤ちゃんが、沢山の幸せを得られるように願っています。私たちからの初めてのプレゼントの名前に「心」と言う漢字を使ってよかったと思っています。後悔はありません。

 

これから心と言う漢字を使ってみようか迷っていらっしゃる方には是非選んで欲しいと思います。1番大切なのは心ですからね。

 
 

こーママ
27歳

 
 

心(こころ)心を強く大きくもってほしいから

 

子供が女の子だったら心という名前をつけようと決めていました。心を大きく持って欲しいという願いと、心を強く持っていれば何でもできるという想いからです。

 

ちょうど女の子だったためこの名前に決めました。「心」を名前にしたことで呼び方を間違えられたりしますが、後悔はしていません。

 

心という名前を「可愛いね」と言ってくれる人が結構いるのでよかったと思います。「心」という名前はとても響きが良いですし漢字も良いので、迷っているのであればこの名前をつけたほうが良いと思います。

 
 

さゆり
30代後半

 
 

笑心(にこ)ニコニコ心から笑っていて欲しいから)

芝生で笑う女の子  

私は昔から子供には「心」という字を使った名前をつけようと決めていました。やはり目に見えるものよりも、心が一番大切だと思うからです。心から笑えるように「笑心」で「にこ」と読ませました。

 

ですが「しょうこ」と読まれることが多く、なかなか「にこ」とは読んでもらえません。ちょっと当て字すぎたかなぁと思っています。娘がキャラクターのニコちゃんグッズを好んでいるので、「名前とマッチしていてかわいいね」とよく言われるのは嬉しいです。

 

「心」という漢字を使うと、親の思いがストレートに感じられるとよく言われるので、私的にはおススメです。心を大切にしたい親御さんに使って欲しいなあと思います。

 
 

のっち
30代後半

 
 

心晴(こはる)心晴れやかに生きて欲しい

 

私は母です。太陽とか、お日様とかいった明るい元気なイメージの名前をつけたいと思って名前を付けました。また、周りの人を温かい雰囲気で包んであげられるような、大らかな子に育って欲しいとも願いました。

 

自分の名前も太陽にちなんだものであったため、この名前に決めました。心晴にして困ったことは、スマホでの入力の時に読み名をいれてもでてこないこと。

 

でもいろんな人から「いい名前ね」って言われるので、つけてよかったとおもっています。人間の中心的な意味でもあるので、ぜひ「心」を名前につけてあげてください。

女の子の名前には「心」との組み合わせにピッタリな「優」「結」を使った、「心優(みゆ)」「結心(ゆみ)」といった名前も素敵です。「優」や「結」の名前や漢字の意味、読み方も確認しておきましょう。

子育て4コマ漫画:「心」がつく名前は、親の気持ちが伝わりやすい子に育つ!?

心を名前につけた子育て4コマ漫画  

心という漢字がつく名前は、精神面を大切に考える親が心にまつわる意味を考えて名づけに使う傾向があります。

 

お子様の成長過程では、必ずしも親が望む優しい子という一面だけでなく、心の弱さや揺れなど様々な面を見ることになるでしょう。

 

しかし、それこそが子供の心と向き合った何よりの証です。心を大切に考える親の背を見て育つ「心」を名に持つお子様は、きっと親の願いを受け取り、心を大切にする大人へと成長するはずです。