【翔】のつく名前はイメージがカッコイイ!男の子に大人気の理由
「翔」のつく名前は1980年代から男の子の名前に選ばれることが多く、巷の男の子の名前ランキングでは必ずと言っていいほど上位にランキングする昨今のトレンドにマッチした名前。首位となることも多い赤ちゃんの名づけに大人気の漢字です。
最近は印象的な女の子の名前にも「翔」が使われることが増えてきていますので、男の子女の子を問わずに赤ちゃんの名づけの際にはチェックしておきましょう。
子育て4コマ漫画:「翔」の名前の由来、子供に聞かれたらなんて答える?
漢字「翔」の意味は?名前が持つイメージはスケールの大きさと力強さ
羽を広げて気持ちよさそうに大空を飛び回る空の王者のような大きな鳥をイメージさせ、スケールの大きさや力強さを感じさせる「翔」という漢字は、文字の形が美しいこともあり名前の止め字としてもよく使われています。
名付けでは縁起が良い生まれ年の干支の漢字も好まれますが、「翔」も部首は「羊」のですので羊年生まれの赤ちゃんの名前としても人気があります。
画数 | 12画 |
---|---|
部首 | 羊 |
読み方 | 音:ショウ 訓:かけ(る)、と(ぶ) |
名のり 人名訓 |
※人名のみに使わる読み方※ か、かける |
意味 | ①羽を大きく広げて、高く飛び舞う ②羊に目立つという意味があり、羽がつくことで目立った飛び方という意 |
漢字の由来 | 音を表す「羊」と、意味を表す「羽」の2つの漢字を組み合わせた形声文字。 |
電話での 伝え方 |
飛翔の翔、羊に羽 |
男の子におすすめの名づけで人気がある「翔」がつく名前
1900年代には「翔(ショウ)」一文字の赤ちゃんの名前が多かったのですが、2000年以降は「翔(と)」と読ませる止め字として使われるのが定番になってきました。
- 楽翔(がくと)
- 健翔(けんと)
- 翔太(しょうた)
- 翔平(しょうへい)
- 翔馬(しょうま)
- 翔矢(しょうや)
- 陽翔(はると)
- 大翔(ひろと)
- 結翔(ゆうと)
- 悠翔(ゆうと)
ちなみに男の子の名前の読み方では「ゆうと」「はると」の人気が高いのですが、近年赤ちゃんのキラキラネームが増えてきていることもあり、翔のつく名前の読み方に関しても「ゆうと」「はると」の人気が高いです。
また「翔」のつく名前でも、同じ漢字なのに読み方が異なることが多々あります。
例えば、「大翔」と書いて「やまと」「はると」「おうが」「つばさ」「たいが」、「陽翔」と書いて「やまと」「ひなと」「ひびと」などです。
女の子におすすめの名づけで人気がある「翔」がつく名前
「翔」がつく女の子の名前で多くの人が思い浮かべるのは「翔子(しょうこ)」でしょう。80年代、90年代生まれの女の子の赤ちゃんに多い名前です。最近は女の子の名前に「翔(か)」と読ませる止め字として、使われることが増えてきました。
男の子の名前に多い漢字ですので気になるパパやママは、組み合わせる漢字には女の子らしい柔らかい文字を選ぶとよいでしょう。個性的で未来が明るいイメージの可愛らしい名前になります。
- 愛翔(あいか)
- 海翔(うみか)
- 桜翔(おうか)
- 清翔(さやか)
- 翔彩(とあ)
- 乃々翔(ののか)
- 姫翔(ひめか)
- 美翔(みか)
- 心翔(みか)
- 萌翔(もえか)
名は体を表す!?「翔」がつく名前は活躍している芸能人や有名人に多い
生まれてくる赤ちゃんに夢や希望に向かって大きく羽ばたいて欲しいという願いから、「翔」という漢字を男の子の名前につけるパパママが多いのですが、芸能人やスポーツ選手などの有名人の中にも、名前に「翔」の漢字を使っていて大活躍している人は多いです。
- 哀川 翔さん(俳優)
- 井岡 一翔選手(元プロボクサー)
- 大谷 翔平選手(野球選手)
- 鬼龍院 翔さん(ゴールデンボンバーのボーカル)
- 桜井 翔さん(ジャニーズ嵐のメンバー)
- 松田 翔太さん(俳優)
- 相田 翔子さん(元Wink)
- 中川 翔子さん(タレント)
「翔」を男の子の名前に選んだパパの体験談~同級生に多いのが残念!?
「飛翔(空高く舞い上がって飛ぶ)」「翔破(長い距離を飛び、目的地に到達する)」「天翔ける(空高く自由に飛び回る)」という意味を持つ「翔」がつく漢字は、自由でカッコいい。
「同級生の男の子に多いので残念」という感想も体験談の中にはありましたが、それでもやっぱり素敵だと感じさせる魅力が「翔」のつく名前にはあるため、パパさん達は大満足なのです。
翔太(しょうた)「世界に向けて羽ばたいてほしい」
国際化が進んだ現代社会において、グローバルな人材になるためには名前に世界に羽ばたくイメージが込められたほうがいいと思い、「翔」を名前につけました。「翔」でもいいのですが哀川翔さんをイメージしてしまい、ちょっと違うかなと思って「翔太」にしました
今なら「翔平」でしょうか。それでも、後悔はしていません。大谷翔平選手と同じ「翔」がついているので、良かったと思っています。「翔」の字は画数が多く、バランスがとりにくいので、漢字で書く際には苦労されるかもしれません。
陸翔(りくと)「捉われずにのびのび育って欲しい」
「翔」を名前に付けた経緯は、昨今の名前のトレンドを少し発展させようと思ったからです。2010年~2015年の間、「陸」という一文字の名前が流行ったのは記憶に新しいですが、当初はこの流行に乗ろうと思っていましたが、どうも地上にしかいないイメージがあり、なんなら飛ばしてやろうと思い「翔」を付けました。
陸から翔ぶのだから宇宙飛行士とかになったら、願ったりかなったりです。現在陸翔は4才になりますが、名前のごとく自由に飛び回っている感じで手を焼くこともあります。でも「翔」を名前に付けて良かったと思っています。
一点、字画が多いので小学校にあがってからしばらくは平仮名で名前を書くのかもしれませんが、それは大した問題ではないので、この漢字のイメージを持って欲しいなと思っている方は是非、選択肢の一つとしておすすめします!
久翔(ひさと)「ずっと成長して欲しい」
私は子供を3人持つ父親です。一番上の子に「翔」という漢字をどうしてもつけたくて、久翔という名前にしました。子供の名前に「翔」という字を使ったことに後悔は全くありませんが、人気のある漢字なので子供の同級生でも「翔」をつけた名前の子が多いのが少し残念なところです。
しかし、パパ友やママ友からは「いい名前だね」とか「いい漢字を使っているね」と言われることが多いです。「翔」という漢字は、漢字の意味としても響きとしても、とても良い漢字だと思います。子供の名前として「翔」を使うのは、とても素敵だと思います。
「翔」を男の子の名前に選んだママの体験談~漢字の難しさは意外と平気!
男の子の赤ちゃんに「翔」がつく名前を選んだママさんも、パパさんと同様に同級生の多さが気になったり、漢字の書きにくさを心配したりすることがありますが、ママさん達の体験談を見ると「周囲から覚えてもらいやすい」「カッコイイと褒められる」などの理由から皆さん気に入っています。
洋翔(ひろと)「広い世界に飛び立って欲しい」
20代後半の女性です。念願の息子にはパパから一字取って洋翔と名付けました。「男の子ならパパから、女の子ならママから一字取ろうね」と夫婦で決めていて、男の子だったのでパパから「洋」という字を取りました。
「洋」には広い海、外国、広がる、満ち溢れるという意味があったので、小さな世界にとらわれず広い視野を持って大きく羽ばたいていって欲しいと思って、「翔」を付けて洋翔にしました。
パパの中では密かに「自分を超えていって欲しい」という願いも込めていたそうです。夫婦でたくさん考え、たくさん候補も出しましたが、2人ともこの名前をとても気に入って付けたので後悔はなく、同じ読み方の子は多いですが同じ漢字の子には出会ったことないので特別感もあり、付けてよかったなと思っています。
翔という字には「飛び立ってしまう、自分のところから飛んでいってしまう」という解釈から名付けには避ける方もいるようですが、男の子なら大きな世界にどんどん羽ばたいていって欲しいと思うので、オススメな一字だと思っています。
翔(しょう)「羽ばたくように育ってほしい」
女性です。翔という文字をつけた理由はまずは何かに縛られたりせずに、自分の考えをしっかり持って、自由に羽ばたいて育ってほしいという思いがあったからです。翔という文字をつけて後悔したことは、特にありません。
良かったことは親戚の人や祖父祖母などに「翔って読み方がカッコよくて男の子らしいいい名前だね」と褒められることです。最近翔という字をつける人が多くなってきていて被ることが増えてきましたが、やっぱり字も読み方もかっこいいのでおススメです!
結翔(ゆいと)「架け橋となり、皆を幸せにして欲しい」
妊娠中から元旦那の浮気や義家族ぐるみで騙されたことなどがあったため、お腹の子は私自身の希望の光でもあった。ドン底だった私を元気付けてくれた子だったので、これから先、人と人とを結ぶ架け橋となり、みんなを幸せにしてほしいと願いこの名をつけました。
「翔」を名前につけて全く後悔などしていない。漢字などもカッコいいと言われ、画数も良い!翔には色々な読み方があるので、1つの読み方に囚われずに使って欲しい。大きな羽を広げて立派な大人に成長していける!と思える漢字だと私は思います!
翔(かける)「元気に駆け回り、丈夫に育って欲しい」
私は0歳の男の子を持つ母親です。翔という名前をつけたのには理由があります。まず画数が縁起の良いものだったからです。次に駆け回るイメージを持ち、体の丈夫な元気な子に育って欲しいからです。
翔という名前は流行っていて、同じ名前の赤ちゃんが産院にいて複雑な気持ちでした。退院する時には名前を伝えなければならず、私の前に退院準備をされている方と同じということに気がついてしまいました。
よかったのは男の子なので「字がかっこよいね」とみんなに言われたことです。漢字をとても気に入っていますので組み合わせ次第でもっと良くなると思います。
翔太(しょうた)「広い世界に羽ばたいてほしい」
私は40代女性です。私の子供の名前は「翔太」と言います。なぜこの名前をつけたかというと、将来広い世界に羽ばたいていけるような力強い人になってほしいと思ったからです。
一つ後悔しているのは「翔」を使った名前はとてもありきたりなので、周りに必ず同じ名前の子がいて、名前を呼ぶと何人か振り返ることがよくありました。でもこの名前は他の人に覚えてもらいやすく、音の響きもいいので私は気に入っています。「翔」を使った名前は元気な男の子にぴったりの名前でおすすめです。
「翔」を赤ちゃんの名前につける人達は、「大」「陽」「悠」「遥」といった自由や広がりのある同じような意味の人気の漢字と組み合わせる傾向があります。こうしたトレンドを知っておくと子供の名づけに役立ちますので、ぜひ調べてみてください。