【蓮】を名前に付けた理由や意味に関する記事

【蓮】が名前に人気の理由!花言葉とイメージがピッタリ

【蓮】が名前に人気の理由!花言葉とイメージがピッタリ

蓮のつく名前は近年名づけに人気があり、赤ちゃん本舗命名ランキングでも1位になるほど。人気の理由や漢字の意味、読み方や由来、男の子と女の子におすすめのかっこいい名前、芸能人や有名人の名前、パパママの体験談をさくさんの4コマ漫画と共にチェック!

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「蓮」のつく名前はかっこいいだけじゃない!人気の理由と名づけのヒント

蓮(れん)という名前は、名付けランキングで常に上位にランクインする、時代を超えて人気の漢字です。たとえば、株式会社赤ちゃん本舗が発表した「2024年赤ちゃん命名・お名前ランキング(男の子)」では、長年にわたりトップ10に位置しており、その人気が定着していることがわかります。(※この記事の情報は2024年のランキングに基づいています。)

「蓮」という漢字は、字面から「物事をやり遂げる力」や「意志の強さ」といった力強い印象を与える名前です。近年、芸能人や有名人の影響を受ける傾向がある中で、蓮が一文字でも、他の漢字と組み合わせても高い人気を誇る背景には、音の響きの良さだけでなく、漢字の持つ奥深い意味や、名前に込めたい親の願いが強く関係しています。

この記事では、蓮という漢字が名前に選ばれる理由を、漢字の意味、読み方、そして男の子・女の子ごとの名前例や名づけ体験談を通して詳しくご紹介します。これから名づけをされるパパ・ママの参考になれば幸いです。

漢字「蓮」の意味や読み方!神聖なハスの花に込められた願いとは

蓮(はす)は、泥の中から生えても清らかで美しい花を咲かせる植物です。この特徴から、仏教においては悟りや慈悲の象徴とされる、極めて神聖でおめでたい花とされています。

蓮は古くからインドや古代エジプトでも神聖な花として扱われており、その清らかなイメージは国や文化を超えて共通しています。名前に「蓮」の字を使うことで、「清らかな心を持ち、どんな逆境にも負けずに力強く生きる子に育ってほしい」という願いを込めることができます。

ハスの花
画数 13画
部首 艹(くさかんむり)
読み方 音:レン、訓:はす、はちす
名のり
人名訓

※人の名前の時のみ使われる読み方です。
意味 ①池や沼に生え、夏に赤や白の大きな花が咲く植物のハス(蓮)
②仏教では仏の知恵や慈悲の象徴で悟りを意味する花です。
③蓮華(れんげ)はハスの花を指しますが、蓮華草(れんげそう)はマメ科の別の植物を指します。
④食品の蓮根(レンコン)は、ハスの地下茎です。
漢字の由来 植物を意味する「艹(くさかんむり)」と、音が「連(レン)」であることを示す部分を組み合わせた会意文字です。
花言葉 清らかな心、神聖、雄弁、母性愛
電話での伝え方 草冠に連絡の連

蓮の花は、早朝に開花し、4日ほどで散ってしまうという特徴があります。もし「蓮」という名前が気になっているようでしたら、実際にハスの花が咲く時期に見に行き、その清らかさや力強さを体感してみるのも素敵な名づけのヒントになるかもしれません。

男の子に大人気!「蓮」の字に込めやすい願いと名前10選

男の子の名前で「蓮(れん)」は一文字で高い人気を誇りますが、他の漢字と組み合わせることで、さらに個性豊かで素敵な名前にすることもできます。

男の子の名前に「蓮」の字を使う場合、一般的に「清らかさ」「強さ」「目標を達成する力」といった願いが込められます。また、音の響きがモダンでかっこいい印象を与えることも、人気の理由の一つです。

野球ボールを投げる男の子
     
  • 亜蓮(あれん):グローバルでモダンな響き
  • 蓮央(れお):中心的でリーダーシップのある印象
  • 蓮音(れおん):響きが良く、芸術性や音楽的な才能を願う
  • 蓮史(れんし):歴史や知性を重んじる、落ち着いた印象
  • 蓮介(れんすけ):親しみやすく、人に助けられる人になるように
  • 蓮太(れんた):「太」で大きくてたくましい子に育つ願いを込める
  • 蓮太郎(れんたろう):古風で堂々とした、大正ロマンを感じさせる名前
  • 蓮翔(れんと):「翔」で大空へ羽ばたくような活躍を願う
  • 蓮真(れんま):「真」で嘘のない、まっすぐな心を持った子を願う
  • 蓮也(れんや):夜でも輝く、落ち着いた雰囲気を持つ名前

女の子の名づけで人気がある「蓮」のつく名前

「蓮」は男の子のイメージが強い漢字ですが、女の子の名前としても近年人気が高まっています。一文字で「レン」という読み方の名前も珍しくありませんが、清らかで凛としたイメージを強調するために、他の漢字と組み合わせて名づけられることも多いです。

特に、自然や植物にちなんだ「花」「香」「華」「果」などと組み合わせることで、「蓮」の持つ神聖なイメージと調和し、清楚でありながら芯のある女性になってほしいという願いを込めることができます。組み合わせる漢字の読み方を工夫することで、流行に乗りすぎず、人と被りにくい素敵な名前を見つけられるでしょう。

楽しく勉強する女の子
  • 花蓮(かれん):可愛らしさと清らかさを兼ね備えた、人気の響き
  • 香蓮(かれん):香りのように魅力的な、上品な女性を願う
  • 夏蓮(かれん):夏生まれの子に、明るく朗らかな印象をプラス
  • 栞蓮(かれん):人生の道しるべとなるような、知性的なイメージ
  • 果蓮(かれん):努力が実を結ぶ、実りある人生を願う
  • 蓮果(はすか):和風でモダン、親しみやすい響き
  • 蓮菜(はすな、れんな):親しみやすい「菜」と組み合わせた、柔らかな印象
  • 蓮音(はすね):個性的な響きで、音楽や芸術的な才能を願う
  • 蓮乃(はすの):古風で上品な、和の美しさを感じる名前
  • 蓮実(はすみ):実りのある人生と、穏やかさを願う名前

「蓮」が名前に選ばれる理由!込めやすい代表的な願い

多くのパパ・ママが「蓮」を名前に選ぶのは、その響きの良さや字面のかっこよさだけでなく、漢字の持つ意味に感銘を受けるためです。「蓮」の字に込められる代表的な願いは、主に以下の3点に集約されます。

  • 清らかさと強さ: 泥の中から美しい花を咲かせるハスの姿から、「どんな環境でも清い心と強い意志を持って生きてほしい」という願い。
  • 悟りと慈悲: 仏教において神聖な花とされることから、「人としての正しい道を見出し、優しい心(慈悲)を持った人になってほしい」という願い。
  • 調和と穏やかさ: 「レン」という響きが、老若男女、さらには海外の人にも発音しやすく覚えやすいことから、「誰からも親しまれ、穏やかな人間関係を築ける人になってほしい」という願い。

これらの願いは、子どもの幸せを願う親心に深く響くため、流行に左右されず「蓮」の字が選ばれ続ける要因となっています。

蓮がつく名前の芸能人や有名人!かっこいいだけでなくグローバルな印象も

「蓮」は、その響きがモダンでかっこいい印象を与えるため、芸能界やスポーツ界でも多くの方に選ばれています。芸名としてだけでなく、本名として使用している有名人も多く、その人気の高さが伺えます。特にスポーツ選手の名前にも見られることから、力強さや目標達成への意志を連想させる名前だといえます。

  • 石橋 蓮司さん(俳優)
  • 赤川 蓮さん(俳優)
  • 押切 蓮介さん(漫画家)
  • 柿木 蓮さん(プロ野球選手)
  • 九里 亜蓮さん(プロ野球選手)
  • 蓮佛 美沙子さん(女優)
  • 宮崎 香蓮さん(女優)
  • 小泉 蓮さん(漫画家)
  • 蓮花さん(歌手)
  • 岩本 蓮加さん(アイドル)

ちなみに、以前人気を博した俳優の大杉 漣(おおすぎ れん)さんは、漢字が似ていますが「漣(さざなみ)」という字を使用されています。「漣」は水面に起こるさざ波を意味する、情緒豊かで美しい漢字です。

蓮が名前につく女の子の親の体験談!万人受けする素敵な漢字に大満足

蓮がつく名前は、女の子の場合、清らかで神聖なイメージが加わるため、上品で素敵な印象を与えます。最近は、自然をイメージする「陽」「菜」「葵」などの漢字が女の子の名前に人気ですが、「蓮」も自然をテーマにした漢字と組み合わせて二字や三字の名前にすることで、古風でありながらモダンな、素敵な名前にすることができます。

奈々子ママ
20代後半

蓮花(れんか)「清らかで優しいイメージだから」

植物に触れる女の子とその家族

蓮の花のイメージから、清らかで優しく、それでいて力強い印象を受けたため、穏やかで優しく芯の持った人間に育ってほしいと思って蓮花と名付けました。

蓮は男の子の名前に使われることが多い漢字だったので最初は少し悩みましたが、後悔はしていません。蓮の花は多くの人が知っている花なので、名前の漢字を見た人にはイメージしやすいのか「いい名前だね」と言ってもらえます。

男の子にも女の子にも使える、万人受けする素敵な漢字だと思うので、選んでよかったと思っています!

蓮が名前につく男の子の親の体験談!蓮の花や意味が好きで命名する人が多い

男の子に「蓮」の字を名付けたパパ・ママの体験談を見ると、「蓮の花そのものが好きだから」という理由や、「蓮の持つ神聖な意味に惹かれて」名づけた人が多いことがわかります。

人気の漢字である「翔」や「悠」と比べても、「蓮」には涼しげで悟りのような清らかなイメージがあります。仏教で極楽浄土の象徴とされることから、子どもの生涯を守ってくれるお守りのような力強さも感じられる、魅力的な名前です。

あやね
24歳

蓮王(れお)「蓮の花が好きだったので」

蓮の漢字

わたしは息子に蓮王(れお)という名前を付けました。もともと蓮の花が好きで、生まれてくる子供には蓮の漢字を付けたいと思っていました。

当初は蓮一文字で「れん」と読ませる予定でしたが、他の漢字と組み合わせることでより力強い印象にしたかったため、蓮王に変えました。蓮のつく名前で困ったことは特にありません。

蓮王も比較的読み間違えられることがなく、カッコイイと周りに言われるのでこの名前にしてよかったです。

名無し
35歳

蓮斗(れんと)「幸福で人の心も和らげる子になって欲しいから」

蓮華の花には「幸福、心が和らぐ」といった意味が込められています。私は、子どもに幸福な人生を送って欲しい、そして人の心を和らげてくれるような優しい子になって欲しいと思い、蓮斗と名付けました。

この名前で悩んだり後悔したりしたことは一度もありません。珍しい名前だと思いましたが、意外に同じ漢字を使っている子が多くて嬉しく思いました。

YK
31歳

蓮(れん)「響きと漢字一文字が良かったから」

名前の決め手は単純に響きと漢字一文字が良くてすぐに決まりました。蓮と男の子に名付けて困ったことや後悔していることは全くないです。

蓮は呼びやすいので、みんなに「蓮くん」「れんくん」と呼んでもらっています。一文字なので略されず、そのまま名前で呼んでもらっていることが良い点だと思っています。

きなこん
32歳

蓮(れん)「海外に行っても違和感なく親しまれそうだから」

蓮についての会話をする外国人

主人が学生のとき、海外に留学していた時期がありました。主人は「留学がとても将来のためになった」と、よく話していました。

私はそのことがとても印象に残っていて、もし我が子が海外に留学する機会があったら、その異国の地で、気さくに親しまれるような名前にしたいと思い、蓮と名付けました。

全く後悔していません。老若男女、呼びやすいと言ってくれています。お子さんのためには、誰にでも迷わずに読んでもらえる名前が良いのではないかと思います。

みあ
34歳

蓮(れん)「蓮の花が好きだから」

長女、次女と3学年差で子宝に恵まれ、そこでおしまいの予定でしたが、思いがけず第三子は男の子でした。

蓮の花は沼地の泥の中に咲くにもかかわらず可憐であることなどから、清廉さの象徴的な植物です。逞しく育って欲しいと願い、名付けました。

蓮を名前につけて困ったことや後悔したことはありません。良かったことは、かっこいい名前と言ってもらえることです。蓮は誰にでも読みやすく覚えやすい名前なのでお勧めします。

りゃりゃ
30歳

蓮(れん)「春らしいかっこいい名前だから」

今年の春に生まれた子供に対して蓮という名前をつけました。春らしい名前が良かったのでこの名前を選んだのと、以前大物俳優の大杉 漣さん(※漢字が異なります)が亡くなって、大杉さんのようにかっこいい名前だと思ったのも理由のひとつです。

ただ、漢字が「漣」だと小さいときに子供が自分の名前を書くのに少し難しそうだったので、簡単にかけそうな「蓮」の方を選びました。とても気に入っています。

Rママ
34歳

蓮(れん)「蓮という字の意味合いが素敵だから」

蓮という字はハスとも読めます。ハスは泥の中に咲き、そんな中でもとっても綺麗で、ピーンと真っ直ぐ力強く咲いています。

そんなハスの花のように、どんな環境でも、自分の意志に自信を持って、しっかりと生きてほしい。また、どんな生き方をしても最後には綺麗な花を咲かせるような人生を送ってほしいという願いを込めて名付けました。

蓮という名前をつけて困った事はありませんが、名付け後に、この子の生まれた年の人気な名前1位だったことが分かり、流行に乗ったと思われがちだったことが少し心残りな点です。逆に良かったことはとても呼びやすい、書きやすい、覚えやすいということです。

パパ・ママからのはじめてのプレゼントが名前ですから、たくさん悩んでしまうと思いますが、子どものことを想って考えてあげることが大切ですから、あまり気張らずに考えてあげてください。

ハルパパ
30歳

蓮(れん)「清らかな心と言う花言葉と名前が好きだから」

公園でかき氷を食べる兄弟

高校時代から、蓮(れん)という名前が好きでした。自分に子供が出来た時には「清らかな心を持った子に育ってほしい」と花言葉の意味も含めて蓮(れん)と名付けました。

蓮と名付けたことに後悔したことはありませんが、下の子に芯(しん)と名付けたことで、「れん」「しん」どちらかを呼ぶときに、二人とも反応してしまうことがたまに困ったりしています。

でも人から「蓮(れん)って、かっこいい名前だよね」って言われる時は、名付けてよかったなって感じたりします。

パピヨン
40歳

蓮(れん)「苦難を乗り越えられるという意味があるから」

今の時代、様々な厳しいことが起こる社会で苦難も多くあります。そんな苦難の中でも乗り越え、成功へ向けて成就してもらいたいと思い蓮と名付けました。

蓮と名付けたことで、一度女の子と間違えられたことはありましたが、後悔はしていません。名付けて良かったことは、蓮は仏教の世界では極楽浄土の象徴とされているため、幸せになれると言われることです。

古風でモダンな名前!「蓮」は老若男女問わず親しまれるグローバルな名前

蓮を名前につけた子育て4コマ漫画

「蓮」のつく名前は、子育て中のパパ・ママだけでなく、高齢者の方々からも好感を持たれやすい名前です。仏教を信仰する人が多い日本では、清らかなハスの花をお釈迦様を連想する人が多いためです。

また、蓮一文字の「レン」という響きは、世界共通で発音しやすく、外国人にも覚えてもらいやすいという特徴があります。インドなどではおめでたい花である蓮花(レンカ)のイメージから、好感を抱かれやすいです。

こうした古風でありながらモダンな印象と、グローバルな活躍を期待できる名前であることも、「蓮」が名付けランキングで長年にわたりトップを維持し続ける大きな理由の一つです。お子さまの名前に「蓮」を検討される際は、その奥深い意味と、込めたい願いをじっくり考えてみてください。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪