赤ちゃんが帽子を嫌がるときの対処法!先輩ママの工夫15
暑さの気になる夏場は熱中症や紫外線、冬場は寒さが気になる季節ですが、時期に合わせて赤ちゃんに帽子をかぶせて対策を行う家庭は多いですよね。
しかし、中には帽子嫌いの我が子に頭を悩ませるママも少なくありません。嫌がる原因はそれぞれですが、外部からの刺激から赤ちゃんを守るためにも、どうにかして帽子嫌いを克服したいところではないでしょうか。
今回は赤ちゃんが帽子を嫌がるときの対処法を、先輩ママの体験談を通してご紹介していきます。帽子嫌いを克服するポイントや工夫など、今まさに帽子嫌いの赤ちゃんを育てている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
Q赤ちゃんが帽子を嫌がるとき、どう対処していましたか?
A甥や姪の真似をさせました。
現在7歳の息子がいます。息子が生まれたばかりの頃は、大人しく帽子を被ってくれましたが、1歳近くになると自分でとってしまうようになり、被らせておくのが大変でした。
夏場の屋外では、私が上から日傘をさしていましたが、実家にいるときは幼稚園児の甥や姪が帽子を被るので、それを真似して被ってくれて助かりました。やはり大人よりも、少し年上の年齢の近い子供たちからの方がたくさん刺激を受けるのだなと感じました。
冬場は本人も寒いのか被ってくれるときが多かったです。それでも嫌がるときは、また甥や姪に手伝ってもらい、首まで隠れるような服を着せて寒さをしのがせていました。
そうして2歳くらいにはきちんとお話が聞けるようになり、言えば帽子を被ってくれる状態になりました。
Aとにかくかぶり心地!
現在1歳7ヶ月になる息子がいます。子供によると思いますが、比較的わが子は帽子をはじめから嫌がらずにかぶってくれる性格だと思います。
ただ、その中でも気をつけていることは着心地です。それは洋服でも同じことが言えるのですが、基本綿100%かそれに近いもの、紐がついていないタイプのものを選んでいます。これは自分の幼少時代、首が苦しく、汗をかいてびしょびしょ濡れて気持ち悪かった思い出があるのでそうしています。
基本的に、夏冬関係なく同じ帽子で通しています。かぶせ始めは嫌がることもありますが、2,3回「だめよ」と注意するとそのままおとなしくかぶってくれています。
Aママのまねで帽子をかぶってくれました
1歳2ヶ月の娘がいます。徐々に外に出始めた、生後5ヶ月頃から帽子を積極的にかぶらせるようにしていました。帽子をかぶるのを当たり前の習慣にしようとしたのですが、一歳になると、やはり帽子を嫌がるようになりました。
ちょうど夏場だったのでとても困り、熱中症を心配しました。外遊びの時はなるべく日陰にいるようにしましたが、歩き始めた辺りでなかなか日陰にいてくれません。そこで帽子をかぶることは楽しいことと教えるようにしました。
ママが帽子をかぶって大げさに喜んでみせ、それを何回か繰り返していると、娘もかぶって喜ぶまねをしてくれました。娘はまねっこ遊びが気に入ったようで、ママが帽子をかぶると一緒にかぶってくれるようになりました。
Aまねっこ
今は幼稚園年長になりましたが、0~1歳の頃はやたらと帽子は嫌がりました。あの頃は髪の毛がすごく薄くて、既製品だと特にタグや縫い目が気になっていたようなので、いつも帽子は手作りでした。
春~夏は裏地をガーゼにしたチューリップハット。冬はやわらかい毛糸のニット帽です。
1歳半ばを過ぎて、物心がつき始めると、パパも私もいつも帽子を被っているので、「僕もかぶりたい!」という気持ちになってきたようです。
パパの真似をしたい時はハット。ママの真似をしたい時はぼんぼりニット帽と、小さいながらも自分で被り分けをしていました。今でもたまに手作りしますが、本人の好きな色・形を選ばせると余計に喜んで被ってくれます。
A好きなキャラクターのついたものを
現在8歳の娘がまだ1~2歳ごろは帽子どころか髪の毛を結ぶのも嫌がっていました。そうはいっても夏の日差しを遮ったり、冬は防寒のため帽子は必需品ですので色々工夫をしてみました。
その中で、うちの娘に一番効果があったのは好きなキャラクター付のものにすることでした。当時はアンパンマンが好きだったので、アンパンマン付のものにすると進んでかぶってくれました。また、ウサギやクマの耳付のものにして「うさちゃんになったね!」など声をかけると喜んでかぶってくれました。
しかし、夏場などは蒸し暑いのかすぐに外してしまうので、ベビーカーに乗せるときはサンシェードを深くおろして日よけしました。
逆に冬場は、頭寒足熱であまり気にしなかったのですが、耳がしもやけになったりするといけないと思い、帽子をかぶりたがらないときはパーカーやコートのフードなどをかぶせました。帽子より顔に密着しないので違和感なかったようです。ただし遊んでいるとすぐに脱げてしまうのが難点ですね。
A気を紛らわせて被らせました。
現在1歳の男の子のママです。帽子は生まれてから外出する際は必ずかぶせていたので、7~8ヶ月くらいまでは何もしなくても当たり前のように帽子をかぶってくれました。生まれてからかぶせていたのはニットの帽子で紐のないタイプです。
夏にかけて麦わら帽子をかぶせ紐をしたところ紐を嫌がりとってしまうようになりました。しかし、夏はかなり暑く、帽子をしないと頭が熱くなってしまうので、無理やりかぶせて気を紛らわせました。
たとえば、子供の好きなお菓子をあげて気を紛らわせて、帽子をかぶっていることを忘れさせて、違うものに興味を持たせていました。
A自分がかぶりました!
現在3歳の娘には、上の子の帽子嫌いを教訓に3ヶ月くらいからニット帽などをかぶせて慣らしてみたのですが、やはり1歳ぐらいの時、暑い時にかぶせてもすぐにポイッとされることが多かったです。
声をかけても、無理やりかぶせても、首をぶんぶんふられ、かぶせることすら困難なことがありました。そんな時は、落とした帽子を私がかぶりました。そうすると、「自分の物」という感覚が芽生えはじめている娘には取り返されて意外に効果的でした。
また、出掛ける時に私とパパ、上の子も帽子をかぶって、「自分だけかぶってないと寂しい」という気持ちにさせるのも効果的だったみたいです。
A晴れても曇りでも雨でもとにかくかぶせる
現在2才の次女が帽子を嫌がりました。上の子がいたので、公園デビューも早く、生後3週間で外に出ていたので、外出時は必ずかぶっていました。しかし、1歳近くなったころから帽子をかぶせると自分で脱いでしまうように…。
このころは「嫌だ」という感情よりも、私がかぶせる、自分で脱ぐ、また私がかぶせるという一連の動作が楽しかったみたいで、お決まりのように脱いでいました。それでも忍耐強く繰り返しかぶせました。ただ、本当に嫌そうなときはあきらめて、私の日傘に入れたり、日陰を歩いたりしました。
冬はそれほど極寒の地ではないので、薄毛でも(笑)気にせずかぶらないときはそのままにしときました。そして、必ず、私自身が夏には夏の帽子冬には冬の帽子をかぶり、お手本を見せました。そうこうするうち、お出かけの時は帽子をかぶるものなんだと理解したのか、2歳の今では帽子がないと落ち着かない状態です。
A鏡マジック
現在1歳の娘。夏場は紫外線が気になったので、帽子を買いました。普段は徒歩10分くらいのスーパーに抱っこひもで行っていたので、夏場は帽子が必須だったのです。
帽子購入時の試着時点から、あまりお気に召していない様子だった娘。いざ購入してかぶせると、やはり嫌そうで自分で取っていました。
そこで、出かける前に帽子を装着し、そのまま鏡の前で帽子をつけた姿を見せてあげると「にっこり」と笑ってくれました。その姿が気に入った様子で、その後は鏡で自分の姿を見せてあげるとイヤイヤがなくなりました。
Aお揃いだね
息子に初めて帽子を被せたのは1歳過ぎた頃でした。それまではべビーカーに乗っていたので、日除けがあったため、歩き始めるのを見通して帽子を購入しました。
私は日常的に帽子を被っています。だから息子に帽子を被せた時は「お母さんと一緒だね。お揃いだね。」と言いました。我ながらママ大好きな息子はこれだけでテンションアゲアゲでした。
また、帽子選びにも気をつけて、頭の大きい息子にはどういう帽子がいいのか、被り心地なども考慮して色々探しましたね。
A夏はこまめに水分補給と休憩、冬は選択式
2歳の男の子です。夏は無添加の日焼け止めを顔に塗るようにしました。移動するときはなるべく日陰を歩くようにし、水分補給と休憩をこまめに取るようにしました。濡らしたタオルと保冷剤をジップロックに入れて持ち歩き、頭が熱くなってきたなと思ったら、冷たすぎないようにタオルで軽く拭いてあげました。
冬はいろいろな種類の帽子を試してあげるとひとつは気に入ることが多いです。「どれがいい?」と子供が好きなものを選ばせてあげると、かぶりやすいかなと思います。
A夏は日傘やサンシェードしかありませんでした
冬の帽子は嫌がることはなかったのですが、夏は頭に汗をかくようで帽子をかぶることを嫌がりました。涼しく肌触りのいい素材を選んでも、やはりすぐに取ってしまいます。そのため、なるべくお出かけ時はベビーカーを使うようにして、サンシェードで日差しを遮りました。
抱っこのときは日傘を使ってなるべく直射日光が当たらないように気をつけました。
少し大きくなってからは、ずっと外にいると頭が熱くなることに気付いたようで、しばらくすると自分から帽子をかぶるようになりました。
A柔らかさが肝心です
今3歳の娘は、赤ちゃんの時はまったく帽子をかぶることを嫌がりませんでしたが、二歳ぐらいからなぜか嫌がるようになりました。お出かけの時せっかく可愛い帽子をかぶせてもすぐに自分で取ってしまい、何度かぶらせても同じことでした。
ある時気付いたのですが、ニットの帽子がチクチクして嫌だったようなのです。冬だったので「毛糸で暖かいものを…」と思って買ったのですが、それが嫌だったようです。
そこで、スエット地のコットン素材の帽子にしたら、嫌がることなく被ってくれるようになりました。やっぱり、見た目の可愛さだけで選んではいけないなと思いました。
A一緒にかぶりました。
現在2歳5カ月の娘がいます。外に出るようになってからは、雨の日以外は暑くなくても帽子をかぶらせています。最初のうちはかぶせると嫌がり、すぐに自分で脱いでしまっていました。
どうしたら良いのか悩んだ挙句、一緒に帽子を買いに行って、子供に見せました。購入してからは、毎日嫌がられてもとりあえず被せることは続けていましたが、被せては脱ぎ、被せては脱ぎ…いたちごっこでした。
そこで、私も帽子を被るようにして「ママと一緒だよ~。かわいいねえ」と褒め続けていたら嫌がらなくなりました。私は帽子を被ると髪がぺしゃんこになってしまうので、「もう被らなくてもいいかな」と思うのですが、外に出る時に娘が、自分の帽子と一緒に私の帽子も持ってきてくれるので、未だに親子で被っています。
冬は子供だけですが、被ったり被らなかったりしていますが、熱中症などの心配はないので、特に気にしていません。
A褒めたり驚いたりオーバーにおだてました
現在5歳と3歳のママです。うちの子たちはお出かけを頻繁にするようになった生後半年位から帽子をかぶらせていますが、それぞれ最初は帽子を嫌がりました。
そんな時には、帽子をかぶった子供を見てオーバーに「可愛いね~」とか「わ~王子様(お姫様)みたい!」と驚いてあげて、おおげさにリアクションをつけてあげることで喜んでかぶるようになりました。
「帽子をかぶる行為=ママが喜ぶ」ということを認識してくれるようになると、子供からかぶってくれるようにもなりました。一度かぶると取れにくいようなデザインもおススメですよ。