赤ちゃんのおくるみの選び方と季節別の人気おくるみ6選
生まれたばかりの無防備な赤ちゃんの必需品といえばおくるみ(アフガン)です。おくるみは外出する時に赤ちゃんをくるむだけでなく、日常生活の中で様々な使い方ができる便利アイテムなんですよ。
おくるみは、素材やデザインなどさまざまなタイプがあります。「いっぱいありすぎて迷っちゃう!」「うちの子にはどんなタイプがいいの?」など、おくるみについてお悩み中のママは、選び方のポイントを押さえてたくさん活用してくださいね!
赤ちゃんのおくるみはいつからいつまで?
入院中に室温が管理された病院内で過ごしてきた赤ちゃんにとって、退院の際の外気温や紫外線はとっても大きな刺激になるため、退院前にはおくるみを用意しておきましょう。おくるみは、生まれてすぐの新生児から生後3ヶ月頃には必需品だといえます。
反対におくるみは「○ヶ月までしか使えない」という明確なきまりはありません。「赤ちゃんの体を包んで使う」という用途のみであれば、せいぜい生後4ヶ月くらいまでがピークですが、素材やサイズによっては日常生活の中でも様々な使い方ができるので、ある程度大きくなってからでも用途の幅は広がります。
赤ちゃんのおくるみの上手な選び方
赤ちゃんが生まれる予定日はいつ頃ですか?赤ちゃんが生まれる季節を想定しておくるみを選びましょう。さらに、赤ちゃんが大きくなってからも使えるように、先を見通して素材やサイズを選ぶと失敗が少なくなりますよ。
季節によって素材やデザインを使い分ける
おくるみ選びの重要なポイントは、季節によっておくるみの素材を変えることです。もし、赤ちゃんが生まれる前に購入する場合は、出産時から3ヶ月前後の季節を考慮しましょう。
夏には、汗っかきですぐにあせもができてしまう赤ちゃんために、通気性と吸水性に優れた素材のおくるみを用意しましょう。特にガーゼや綿のおくるみは、夏だけでなく通年使うことができる点も大きなメリットです。
また、夏場のおくるみは紫外線対策のほか、エ体温調節機能が未熟な赤ちゃんをアコンが効いた涼しい室内と外気温の差から守るために、脱ぎ着しやすいデザインを選ぶとよいでしょう。
1 メロンパッチ 6重ガーゼ フード&足つきアフガン
スクリブルスクラブル
価格:5,800 円 + 税
綿100%素材でできた、吸水性抜群6重ガーゼのおくるみです。洗濯機で洗えることはもちろん、頭を入れるポケットと足を入れる部分があるので赤ちゃんをくるみやすいです。お腹周りをひもでとめておけるので、はだける心配もありません。
2 ニットガーゼ素材の足つきアフガン
ミキハウスファースト
価格:10,584 円(税込)
表は柔らかいニットガーゼ素材になっていますが、赤ちゃんの体に触れる部分はさらっとしたパイル地になっていて、通気性と吸水性に優れています。端についたフリルが上品です。足を入れる部分がお腹周りまでしっかりガードしてくれる作りになっているので、ずれにくくお腹が冷えません。
3 MAKE-FRIENDS アフガン(おくるみ)
田中産業株式会社
価格:3,500 円 + 税
安心の国産おくるみです。片面はガーゼ素材、もう片面はタオル地になっていて、両面にフードがついているのでどちら側でも使うことができます。シンプルなデザインなのでおくるみとしてだけでなく、様々な場面で活躍しそうです。
逆に、冬はキルトニットやフリース素材、綿素材で中綿が入ったものなど保温効果の高いおくるみがおすすめです。
さらに、足元が二股に分かれて赤ちゃんの足を入れられるタイプは、赤ちゃんが足をバタバタ動かしてもはだけることがないので足元をしっかりとカバーしてくれます。冬場のおくるみは赤ちゃんを寒さから守る目的で使用することが多いので、全身をしっかりカバーできるデザインを選びましょう。
4 ベビーおくるみ(フラワー) オリジナルタグ付き
Mono White
価格:6,600 円 + 税
表は柔らか素材のスムースニット、裏はキルトニットで保温性がありながら通気性に優れています。このおくるみの特色は、タグにお子さんの名前と誕生日、身長体重などが印刷してもらえる点です。世界で1つしかないオリジナルなおくるみに愛着がわきそうです♪
5 3WAYラップホールド
コンビミニ
価格:4,900 円 + 税
内側がボアになっているので、冬場の外出時も温かく赤ちゃんを包んであげられます。クリップがついていて3wayになっているので、ベビーカーにつけたり抱っこひもを使う時にまいたりと、さっと取り付けられて便利に使えます。
6 ベビーピンクベビースロー
Max Daniel
価格:8,800 円 + 税
ロサンゼルスに拠点を置く、マックスダニエル社のおくるみです。ふわふわのボアが温かく、表地はサテンで肌触り抜群です。大人がブランケットとして使っても違和感のない華やかなデザインなので、長く使用できそうですね。
使いやすいサイズのおくるみを選ぶ
おくるみのサイズは90×90センチの正方形のものが一般的ですが、最近はフードの部分で頭を包むことができるデザインや、足が二股に分かれてズボンのように足を包めるタイプなども人気です。
ただし、そのようなデザイン性が高いタイプは体をすっぽりと包めて便利なのですが、赤ちゃんが成長して体が大きくなると使いづらくなってしまうデメリットがあります。また、大きいサイズはかさばるため持ち運びの際に不便なことから、使用シーンをイメージして使いやすいサイズのものを用意しておきましょう。
使用頻度を考慮して2枚以上は用意しておく
「おくるみは月に数回外出の際に使う程度」という場合は一枚あれば十分です。しかし、赤ちゃんはミルクの吐き戻しが多く、夏場にはよく汗をかくことから、日常生活でおくるみの出番が多いなら、洗い換え用に2枚以上あると便利ですね。
また、どのような場面でおくるみをよく利用するのか、赤ちゃんが生まれるまでは具体的にイメージがつきにくいという場合は、とりあえず一枚買っておいて、必要に応じて買い足すことをおすすめします。
実はおくるみを自作してる人は結構いて、裁縫が苦手な人でも 赤ちゃんのためにおくるみを手作りした!という人も沢山います。既成品も良いですけど、より愛着が沸くのは自分で一生懸命作ったおくるみかもしれませんね。ちょっと下手っぴだとしても、世界に一つしか無い「自分の赤ちゃんのためのおくるみ」と思うと、デザインなんか気にならないはずですから、余裕がある人は手作りすることも考えてみてはいかがですか?
こんなときに便利!おくるみのおすすめの6つの使い方
おくるみは文字通り、赤ちゃんをくるんであげるのが目的ですが、それ以外にもたくさんの使い方がありますよ。また、中にはおくるみに巻かれるのが苦手で、あまりおくるみが活躍しない赤ちゃんもいますが、「体をくるむ」ということにこだわらなくても活躍する場がいろいろあるので、「せっかく買ったのに…」と落ち込む必要はありません。
ここでは、おくるみの便利な使い方とおくるみ卒業後の活用方法をピックアップしました。
1寝かしつけに
おくるみの最もメジャーな使用方法が、寝かしつける際に使うパターンです。赤ちゃんはおくるみに巻かれることで、ママのお腹の中と同じ感覚を覚えて赤ちゃんは安心するので、ぐずったり手足をバタバタさせてなかなか寝てくれないという時に、おくるみを巻くとおとなしく眠りにつくことができます。
また、おくるみで巻くことには、無意識に腕を伸ばす「モロー反射」によって眠りから目覚めてしまうことを防ぐ効果もあります。
2プレイマットやおむつ替えマットとして
赤ちゃんが生まれると、外出先で不意に赤ちゃんを寝かしておくスペースが必要になる場面にたくさん遭遇します。その都度、お布団やマットを持ち歩くのが大変な場合は、手軽に持ち運ぶことができるおくるみで代用しましょう。おくるみでくるんだ状態で寝かせてパッと広げると、簡単にプレイマットやおむつ替えマットに早変わりします。
3外出の際の日焼け対策に
お部屋の中で過ごす時間が多い赤ちゃんにとって、日光浴や外気浴は健やかな成長に欠かすことはできませんが、お散歩など、長時間太陽の光にあたる場合は紫外線対策が必要です。薄手で通気性のいいおくるみが1枚あると、腕や足などの露出している部分を隠してあげたり、ベビーカーのサンシェード代わりに使うこともできます。
4バスローブとして
赤ちゃんのお風呂上りは、スキンケアや耳掃除などやることがいろいろあるのでバタバタしがちです。赤ちゃんの体を拭いた後でサッとおくるみで包んでおけば、湯冷めを防ぐことができます。また、体が火照った状態ですぐに服を着せる汗をかいてしまうという赤ちゃんは、体温が落ち着くまでの間おくるみで包んでおくと良いでしょう。
5授乳ケープ代わりに
ママの上半身を覆うことができるほどの大きいサイズのおくるみは、おくるみ卒業後も授乳ケープの代わりとして活躍します。ガーゼなどの薄手のタイプは、角と角をキュッと結ぶと首に掛けることができます。また厚手のタイプはクリップや洗濯バサミなどで留めておくと、授乳の際にずり落ちる心配もありません。
6ブランケットとして
おくるみ卒業後、一番長く使えるのがブランケットとして活用することではないでしょうか。車の中やベビーカー、お外出先で昼寝してしまった時に、タオルケット代わりとして様々な場面で活躍します。シンプルなデザインのものなら、ママのひざ掛けとして使うこともできますよね。