赤ちゃんがギャン泣き!最初にすること/大泣き対策
赤ちゃんがあまりにも大泣きすると、どうしたらいいのかわからなくなりますよね。授乳しても抱っこしても何をしても泣き止まないとなると、イライラしたり気が滅入ってしまったり…というママは多いのではないでしょうか。
「どうして泣き止んでくれないのよ…」とストレスを感じるのではなく、本来、赤ちゃんはよく泣くものだと開き直った上で、赤ちゃんのギャン泣きをまずチェックし、いろいろなギャン泣き対策を試してみてはどうでしょうか?
では、ママも楽しくできるギャン泣き対処法をご紹介していきます!
赤ちゃんが泣いたらまずチェックすべき5つのこと
ちょい泣きでもギャン泣きでも、赤ちゃんが泣いたらまずは様子を観察しましょう。赤ちゃんが泣くときは、肉体的苦痛や精神的苦痛を感じているとき。
授乳をしたりおむつを替えたりと、まずは原因を取り除いてあげることから始めてくださいね。
ギャン泣きを観察することで、病気の兆候などに気付くキッカケとなるかもしれませんよ。
赤ちゃんが泣いたらまずチェックすべきこと
- お腹が空いていないか
- おむつが汚れていないか
- 暑かったり寒かったりしないか
- 痛がったりかゆがったりしていないか
- いつもと違う泣き方ではないか(病気の可能性)
赤ちゃんのギャン泣き対処法おすすめ10
赤ちゃんの性格や環境などによって、どの対処法に効果があるかどうかも個人差があります。
また、その日の気分によっても異なりますから、なるべくたくさんの対処法を知っておいて、「今日はこれを試してみよう!」とママもゲーム感覚で楽しめたら、赤ちゃんのギャン泣きストレスも軽減されるのではないでしょうか。
1いろいろな音で聴覚を刺激する
赤ちゃんは、ママのお腹の中にいるときから聴覚が最も発達していると言われています。聴覚を刺激するとピタッと泣き止む場合もあるのです。
お腹の中にいたときに聴いていた音に似ている音は、赤ちゃんの精神を安定させるので効果抜群。ママが妊娠中に聞いていた音楽を聴かせてもいいですね。
お腹の中にいたときに聴いていた胎内音、ママの血液が流れる音、お腹の外から聞こえる音などに似ている音には次のような音があります。
- 掃除機の音
- ドライヤーの音
- ビニール袋をクシャクシャにするときの音
- 放送休止中のテレビの砂嵐音
- 水が流れる音(シャワー音など)
2外に出てみる
ベランダでも良いので、赤ちゃんを抱っこして外に出てみましょう。部屋の天井ばかり見ていた赤ちゃんの景色もガラッと変わって、泣き止むこともあります。また、肌が外気に触れると気持ちが良くなる赤ちゃんも多いようですよ。
3ドライブする
チャイルドシートを嫌がる子もいますが、車の振動は心地よく、泣いていてもそのまま寝てしまう赤ちゃんも多いようです。ドライブ好きのママにとっても、イライラを解消する良い気分転換になりそうですね。
4おしゃぶりをくわえさせる
赤ちゃんは、授乳のときが一番安心できる瞬間。ギャン泣きしたときに乳首をくわえさせると安心して泣き止む赤ちゃんも多いですが、ママも手が離せないときがあると思います。そんなときにおしゃぶりをくわえさせると良いですね。
おしゃぶりを使うことについては、癖になって手放せなくなることや歯並びに影響があることなどを心配するママも多いでしょう。でも、2歳頃までに使用をやめれば大丈夫なので、赤ちゃんがギャン泣きして精神が安定しないよりも、小さいうちは気にせずにおしゃぶりを使ってみるのも良いかもしれません。
5赤ちゃんの目の前で踊る
ママが赤ちゃんの目の前で大きな動作をとることで、赤ちゃんは「何が起こったの?!」とびっくりして泣いているどころではなくなります。身体を動かすことはママにとってもストレス解消になるのでおすすめですよ。
6鏡を見せてみる
普段パパやママなど大人に囲まれて過ごしている赤ちゃんにとっては、自分のような赤ちゃんを見ることはとても新鮮。鏡の中の自分に、驚いたりはしゃいだりして泣くのも忘れてしまうかもしれません。
7パパが抱っこする
パパに抱っこしてもらって、赤ちゃんに「いつもと違うぞ?!」と思わせたらこっちのもの!ママよりも安定していてしっかりとした抱っこに赤ちゃんもメロメロ。抱っこしたままゆっくりとスクワット運動するのも、パパならではのこと。メタボ対策にもなるし、ママにとっても赤ちゃんにとっても良い気分転換になるので、パパもたくさん協力してあげましょう。
8横抱きは縦抱きに、縦抱きは横抱きに
横抱きしていても泣き止まない場合は縦抱きに、縦抱きしていても泣き止まない場合は横抱きにしてみましょう。同じ抱っこでも目線が変わることで、赤ちゃんが「あれっ?!」と思い泣き止んでくれるかも。
9抱っこして少し揺さぶってみる
車の振動が赤ちゃんにとって良いように、少しの振動は赤ちゃんにとって気持ちの良いものです。抱っこだけでは泣き止まないときに、少し揺さぶってみましょう。抱っこで伝わる体温と、羊水に漂うような感覚が赤ちゃんにとって安心できるものなのです。
10おくるみで巻いてみる
赤ちゃんの身体全体をおくるみで巻いてあげると、お腹の中にいたときに子宮の壁に覆われていた感覚に似ていたり、ママやパパに横抱きにされている気分になったりして安心できるのです。
赤ちゃんのギャン泣き対策 番外編
では最後に、「こんな方法もあるのね!」というような意外な対処法をご紹介していきます。 上記の方法でギャン泣きがとまらない子も、もしかしたらこれらの方法でなら嘘のように泣き止んでくれるかもしれません。
- 耳をこちょこちょしてくすぐる
- 「ロッテカフカ」の歌を聴かせる
- 「タケモトピアノ」のCMを見せる
- 横になってママのお腹に乗せ、心音を聞かせる
- スプーンと人差し指の腹で、優しく赤ちゃんの背骨をなでる