赤ちゃんが喜ぶ歌を教えて!ぐずりに効く先輩ママおすすめの音楽
赤ちゃんのお気に入りの歌が1曲でもあると、愚図った時にその歌を聞かせるだけでご機嫌になるはず。「うちの子がどんな歌に喜ぶのか分からない…」というママは、先輩ママが日頃から赤ちゃんに聞かせている歌を参考にしてみませんか。ここでは、15人の先輩ママ達がイチオシの「うちの子が喜ぶ歌」をご紹介します。
赤ちゃんが喜ぶ歌は、手遊び歌や擬音を交えたユーモラスな歌だけでなく、子守唄として歌っていたしんみりした歌までさまざま。赤ちゃんはどんな歌を歌うと喜ぶのでしょう?ここで紹介した歌で実際に試してみませんか。
定番から最新まで!赤ちゃん大興奮間違いなしのオススメな歌・BGM
「あたま・かた・ひざ・ポン」などの手遊び歌で大喜び
子供が喜ぶ歌は、「あたま・かた・ひざ・ポン」「パンやのおじさん」「おふねをこいで」などの手遊びを交えた歌です。膝の上に乗せて、目を見てアカペラで歌います。オーバーに表情をつくると、『キャハキャハ』と笑ってウケがよいです。特に「パンやのおじさん」のくすぐる場面を段々覚えてきて、くすぐる歌詞の前になると『キターーーー』みたいな興奮した顔になるのがまた面白いです。
その他、最近は童謡のCDをかけています。家事をしなくてはならないときも、CDがかかっていると赤ちゃんも一人でのっていたり、結局は私も一緒に歌ったりするので、赤ちゃんも構ってもらってると思うのか楽しそうです。「アイアイ」や「となりのトトロ」など、手を持って一緒に踊ったりもしています。
「いぬのおまわりさん」で100%笑顔に
子供が喜ぶ歌は童謡の「いぬのおまわりさん」です。イントロが始まると、手を止めて私の方をじっと見て、ニヤッと笑顔になります。「ワンワンワワン」の部分になると、声を出して笑い、笑いが止まらなくなります。両手を上げて、楽しそうにブンブン振り回します。そして、最後には私にくっついてきます。
いつも私が歌ってあげるのですが、イントロ部分から歌います。いつもより高めの声で歌います。犬の鳴き声の時は、声を変えて鳴きまねをします。猫の鳴き声の時は、高めの声で歌います。ちょっとぐずってきたかなぁと思った時や、おもちゃ遊びに飽きた時によく歌います。子供と向き合って必ず笑顔で目を見て、明るく歌うと子供も笑顔になってくれます。
「かえるのうた」や「ひげじいさん」の繰り返しが大好き
子供が喜ぶのは「かえるのうた」や「ひげじいさん」の2曲です。『クワックワックワックワッ』とか『トントントントン』など、どちらも繰り返される部分が特に好きです。歌を聴かせ始めたのは0ヶ月の時からでしたが、反応し出したのは2ヶ月くらいからでした。1歳になるころには、好きな部分をそれらしき言葉で歌っている感じでした。
車の中で童謡をかけていますが、私も一緒に歌って聴かせるようにしていました。また、散歩の時やお昼寝の時なども、子守歌で歌をよく歌いました。子守歌で歌う歌は、比較的しっとりとした歌が多かったですね。例えば『あめふりくまのこ』とかです。今でも、日常に歌は欠かせません。スマホは使わずに、私の声かCDで歌を聴かせていくようにしています。
寝かしつけの「ゆりかごのうた」で大はしゃぎ
次女が生まれてから一番始めに音楽として聞かせたのがオルゴール付きの絵本でしたが、その中に収録されていた童謡の「ゆりかごのうた」が次女は大好きです。この曲はご存知の通り、本来はゆったりした曲の子守歌なのですが、次女に聞かせると目を輝かせてキャッキャと喜ぶのです。
次女が生まれて初めて覚えた歌なので、グズッている時に聞かせると、とたんに機嫌が良くなります。特に、2番の歌詞の「琵琶の実が揺れるよ」の部分が大好きなようです。普段はCDで聞かせていますが、赤ちゃんの耳はまだ未発達なのであまり大きな音量にしないことと、耳のそばで鳴らさないように気をつけています。
「きらきら星」でお手てをキラキラ
赤ちゃんの頃から喜ぶ歌は「きらきら星」です。産まれたばかりの頃は泣き止んで眠ることもありましたし、お座りが出来るようになると、おもちゃを音楽に合わせて鳴らしたり、1歳前後になると自分の手でキラキラやってみせて、体を大きく揺らしてノリノリになって楽しんでいます。
ママが歌ったり、英語バージョンの歌やオルゴールバージョンの歌をスマホで流したりと、たくさん聴かせています。眠る前には小さい声で歌って寝かせ、昼間に遊ぶときにはテンポの早い英語バージョンを流して一緒に遊んでいます。ですが、眠いのにテンポの早い曲を聴かせて起こしてしまったり、他のことで遊びたいのに無理に曲を聴かせて嫌いにならないように気をつけました。
兄弟揃って「ぞうさん」が大好きです
今回は二人目の出産ですが、上の子も下の子も童謡「ぞうさん」が大好きです。上の子は未だに寝る前に「ぞうさん歌って?」とせがみます。現在、下の子は生後三ヶ月ですが、ぞうさんを歌うと『にこ~』とうっとりした笑顔を浮かべて喜んでくれます。寝入る際に私が歌うことが多いですが、上の子が歌ったときにもじっと聞き入る様子があるので、寝るだけの歌ではなく、心地よい歌になっているように思います。寝る前に寝かしつけの歌の1つとして歌っています。
歌うときに心掛けていることは、「歌のリズムに合わせてトントンと体を優しく叩いて心地よい刺激を与えること」「優しく語りかけるような声の大きさで眠りを妨げないようにすること」「歌いながら抱っこして心地よい揺れを起こしてあげること」の三点です。
お散歩中の「夕焼け小焼け」が大好き
私が、赤ちゃんに聞かせ喜んでくれている歌は「夕焼け小焼け」です。抱っこでお散歩中、歌ってみたのが初めです。ぐずぐずっとなった時にふとこの歌を歌ってみました。すると、私の顔をじーっと見たり、私の頬を触ってみたり。少し落ち着くと私にぺたんっとくっついて眠ってしまうのです。その日から、これが私たちのお散歩スタイルとなりました。
その後少し大きくなり、お散歩から帰るのが嫌という気持ちを表せるようになった頃です。嫌がる前にさり気なく私がこの歌を歌い始めると、帰る時間になったと思うのか進行方向が自然に自宅に向いてくれるようになりました。私たちはいつもこの歌と一緒に時を重ねています。それからは、赤ちゃんが眠くなった時には家の中でも歌って聞かせています。もちろん、歌っても落ち着かない時は歌詞は歌わず鼻歌にしてみる等、その時の赤ちゃんの反応に合わせて歌い方を変えています。それでも落ち着かない時は、今日はこの歌の気分じゃなかったかなっと言って、歌はやめて違う方法を考えます。
この歌は私たちにとって大切な歌、いつまでも心地よく大好きであってほしいです。そして、いつか赤ちゃんが自分の大切な人に歌ってくれる日が来るといいなと願っています。
「おもちゃのチャチャチャ」のアニメーションに夢中
子供が喜ぶのは、誰もが子供の頃に聞いて口ずさんできた童謡「おもちゃのチャチャチャ」です。わが愛娘も1~2歳の頃毎日聞いていました。最初に好きになったきっかけは、NHKの「おかあさんといっしょ」で聞いたことでした。歌詞に出てくるおもちゃの兵隊やおもちゃ達が、みんなが寝ている夜中におもちゃ箱から飛び出して歌って踊るアニメーションがたまらなくワクワクしたようで、虜になりました。
「このお歌はママが〇〇ちゃん位に同じように聞いてたのよ」と教えると、「すごーい、チャチャチャ♪ママも知ってるの?」と目を丸くしてニコニコしていた事を思い出します。早速、いつでもどこでも聞けるように童謡CDを購入。娘の「チャチャチャ♪かけて」の合図で、何度も何度もリピート。優しい音色の童謡なので、安心して子供に聞かせられますよ。
二人とも「からすの歌」と「ゆりかごの歌」が大好き
私は30代前半の二人の子供のママです。子供たちが赤ちゃんの頃大好きだった歌は、私が歌う「からすの歌」と「ゆりかごの歌」です。いずれの歌も子供たちが眠りにつく時に、子守歌としてよく歌ってあげていたのですが、これを聞くと子供たちの表情が和らぎおやすみモードに入っていきやすい様子でした。子供たちが横になり、その隣に私も添い寝して、眠りの妨げにならない程度の小さな声で、お腹やお尻のあたりをポンポン軽く叩きながら歌ってあげます。
これはお昼寝でも夜のおやすみの時間でも、夜中起きてぐずっている時でも同じようにして歌ってあげました。子供にとっては、私をそばに感じられる状態で聞いているので、これらの曲が聞き心地がよく安心感を得られるものだと認識していたのかもしれません。注意点としては、私自身も心穏やかにナーバスにならないようにリラックスした状態で歌ってあげることを心掛けていました。
恥じらいを捨てて歌うセーラームーンの歌
うちの赤ちゃんが喜ぶ歌は少し古いのですが、アニメ「セーラームーン」の主題歌でDALIさんが歌う「ムーンライト伝説」です。私が好きでよく歌っていたところ気に入ったようで、これを歌うとかなりの確率で「キャー!」と声をあげて喜んでくれます。スマホなどは使わず、私が直接歌って聞かせています。
寝起きで機嫌が悪かったり、夕方ずっとグズグズと泣いてどうしようもないときなどに歌っています。抱っこしながら歌ったり、床に寝かせて赤ちゃんの足元に立って踊りながら歌ったりしています。心がけていることは、恥じらいを捨てること。私は音痴なので歌は本当は苦手ですが、中途半端な歌い方では赤ちゃんも喜んでくれないので、歌うときは自分が歌手になった気持ちで大きな声で堂々と歌うようにしています。
「あるこうあるこう♪」で手足バタバタ
となりのトトロの「さんぽ」という歌を歌うと喜びます。明るくて元気な歌声で歌います。赤ちゃんの時は、手足をバタバタとさせて喜びました。テレビで録画しているので、見ながら何度も戻しては聞かせています。また、スマホで聞く時もあります。ぐずった時やオムツを変えたいのに変えさせてくれない時に聞かせると大人しくなりました。
現在は大きくなったので、歌詞も少し歌える様になってきました。言葉はハッキリ言えないけど、メロディーは分かっていて楽しそうに歌っています。お散歩する時にも外出の時にも歌っています。なるべく一緒に歌ってあげています。そうすると音程も取りやすいし、子どもが楽しそうにします。普段は一人で聞かせっぱなしにならない様に心がけています。
ミッキーの歌を子供の名前で替え歌
うちの2歳になる息子は赤ちゃんの頃から「ミッキーマウス・マーチ」が大のお気に入りです。新生児期を過ぎ、しっかり自分の意思で笑えるようになった生後4ヶ月の頃、ベビーカーでお散歩中にグズリ出したので息子の顔を見ながら即興でミッキーマウスマーチの替え歌を歌ったところ、にこにこ笑いご機嫌になったことが始まりです。
替え歌といっても、「○○ちゃーん、○○ちゃーん、こんにちはー」「○○ちゃーん、○○ちゃーん、良い子ですねー」と、メロディーに乗せて息子の名前を入れて適当な歌詞で歌うのですが、泣いていたりグズっていてもこの歌を歌うと、声を出して笑ってくれるようになり、しょっちゅう歌っていました。ただ、この歌を歌うとテンションが上がってしまうので、寝る前には歌わないようにしています。
ももクロ大好き!
9ヶ月の娘が今一番喜ぶのはももいろクローバーZの歌です。TVを録画したももクロの歌を流すと、じーっと見つめながら手を叩いたり笑ったりしています。特に「ココナツ」が好きみたいで、ほかの曲と違い、体を揺らしてまるで踊っているようにも見えます。機嫌が悪く泣いている時、ご飯の仕度でそばを離れる時に流しています。
ただTVなので、見せるときの距離や部屋の明るさには気をつけています。見せる時間も長くならないように、泣き止まなくてどうしようもない時や機嫌が悪くてやらなきゃいけないことができないときなどの、最終的な手段として使っています。そのうちCDを買ってあげて、反応を見たいと思います。言葉が喋れるようになったら、自分で歌うようになるんでしょうね。
AKBを踊るママに釘付け
AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を赤ちゃんに歌うと喜びます。私が歌いながら踊っているのが楽しいようで、歌ってあげると声を出して喜んでくれます。赤ちゃんに歌を聞かせる時は私が直接歌ってあげます。歌を聞かせる時は赤ちゃんが機嫌が悪い時に、気分転換のために歌ってあげたりします。
赤ちゃんに歌を歌ってあげる時は自分が楽しそうにしているのが伝わるように心掛けています。私が楽しそうにしていると、赤ちゃんも興味を持って歌を聞いてくれるので、私はぬいぐるみを持って一緒に歌ったり踊ったりしていると、赤ちゃんがとても喜んでくれます。ノリノリで歌うと赤ちゃんの機嫌も少し良くなってくれますし、私自信もストレスの発散ができて一石二鳥です。
ゲームアプリの中のBGMがお気に入り
うちの子は姉がしているゲームアプリの中のBGMで喜びます。特に、目を見ながら歌うと笑顔になり、声を上げて笑って大喜びしています。普段よく鳴っているBGMで、聞き慣れているものだから身近に感じているのだと思います。また、生まれる前から聞いている身近な音だから喜ぶのかなと感じています。
抱っこしてほしい時、なかなか泣きやまない時に歌うと、笑顔になったり泣きやんだりするようになります。歌う時は子どもの目を見て一緒に歌を共有できるようにすること、子どもの反応を見て歌のテンポや声色を変えたりするようにしています。また、歌とともに屈伸するなどのリズムもつけてあげると喜ぶので、子どもの様子を見ながら歌うよう心掛けています。