赤ちゃんにも似合う男の子っぽい髪形に:ママカットの基本とアレンジ
赤ちゃんでもかっこいい髪型にアレンジしたいけれど、「男の子の髪型は何がいいかわからない」「ママカットに挑戦したいけど、じっとしていないから難しそう」と悩むママは多いですよね。
男の子の髪の毛は伸びるのが早く、こまめなお手入れが必要になります。今回は、赤ちゃんでも男の子らしくなる髪型のアレンジ例と、赤ちゃんの髪を自宅でママがカットするための具体的な手順・声かけのコツを詳しく紹介します。
赤ちゃんでも男の子らしい髪型にしたい!初カット時期とタイミング
赤ちゃんの初カット(ファーストヘアカット)は、ママにとっても「赤ちゃんのふわふわの毛を切ってしまうなんて寂しい」と少し勇気がいるイベントですよね。「一度切ると髪質が変わる」という話を聞いて、ためらってしまうママも少なくありません。
男の子の赤ちゃんの髪、初カットはいつごろ?
赤ちゃんの髪の量や長さには個人差がありますが、初めてのカットは生後6ヶ月から1歳前後に行う家庭が多い傾向にあります。
いつカットするかの明確な基準はありませんが、「赤ちゃんの前髪が目にかかるようになったら」をひとつの目安にしましょう。前髪が目にかかってチクチクすると、赤ちゃんが不快感から機嫌を損ねたり、遊びに集中しづらくなってしまいます。また、食事の際に髪が口に入って邪魔になることもあるため、生活のしやすさを優先してカットしてあげるのがおすすめです。
「あ、前髪が目にかかってきたね。少しだけチョッキンしてかっこよくしようか」と、明るいトーンで声かけをしてから準備を始めましょう。
赤ちゃんでもカッコよく!バリカンでできる男の子の髪形アレンジ
ハサミでのカットに自信がないママは、赤ちゃん用のバリカンを使ってみるのもひとつの手です。「バリカン=丸刈り」というイメージがあるかもしれませんが、アタッチメントの長さを変えることで、丸刈り以外にもおしゃれな髪型が自由自在に作れます。
赤ちゃんは突然の大きな音や振動に恐怖を感じて泣き出してしまうことが多いため、大人用ではなく「静音設計」で「刃が直接肌に触れない安全設計」の赤ちゃん用バリカンを選びましょう。
男の子ならではのヘアアレンジ例と切り方のポイント
幼稚園や小学校に上がると本人の好みがはっきりしてくるため、赤ちゃんの時期だからこそ似合う、少し遊び心のある男の子ならではの髪型に挑戦してみましょう。
ソフトモヒカン
両サイドの髪を短く刈り上げ、トップの髪を長めに残すことで、男の子らしさが格段にアップする定番スタイルです。
【切り方のコツ】最初にハサミでトップの長さを決めてから、両サイドをバリカン(9mmや12mmのアタッチメント)で下から上に向かって刈り上げます。トップとサイドの境目は、ハサミを縦に入れて少しずつなじませると自然な仕上がりになります。
アンシンメトリーヘア
左右非対称(アシンメトリー)にするだけで、グッとおしゃれ感が出ます。
【切り方のコツ】片側のサイドだけをバリカンで短めに刈り上げ、前髪は長いほうに向けて斜めに流すようにハサミでカットします。「〇〇くん、こっちのお耳の横だけ涼しくしようね」と声をかけながら、片側だけ手早く済ませられるので、じっとしているのが苦手な子にも向いています。
おしゃれにラインヘア
サイドを短く刈り上げた後、バリカンのアタッチメントを外して(または極短にして)ラインを1〜2本入れるスタイルです。ワンパクで元気な男の子の印象に大変身します。バリカンの扱いに少し慣れてきたら挑戦してみてください。
やんちゃなツーブロックヘア
トップから耳の上あたりまでは長めに残し、両サイドの中の毛と襟足をバリカンで刈り上げるスタイルです。
【切り方のコツ】トップの残したい髪をダッカール(ヘアクリップ)でしっかりと上に留めておくのが失敗しない最大のポイントです。見えている下の部分だけをバリカンで一気に刈り上げます。トップの髪を下ろしたときに短く見えすぎないよう、トップは長めに残しておくと少しお兄ちゃんらしい印象になります。
ハサミで簡単!男の子のナチュラルヘアと切る前の準備
バリカンを怖がる赤ちゃんや、手軽に前髪だけ整えたい場合には、ハサミを使ったママカットが重宝します。
アレンジが簡単になるハサミカットの例
- クールなアレンジらくらくヘア
トップを長めにとり、両サイドを耳にかからないぐらい短めに切っておくと、お出かけの際にトップの髪をワックスで軽く立ち上げたり、横に流したりと様々なアレンジが楽しめます。 - 可愛いナチュラルヘア
毛量が少なめで毛質も柔らかい子は、前髪を眉上で思いっきり短くし、あえてランダム(ギザギザ)にカットするのもおすすめです。全体的に動きが出てナチュラルな可愛らしさが引き立ちます。「最初から横一直線に切る」のではなく、ハサミを縦に入れて少しずつ長さを調整するのが失敗を防ぐコツです。 - ちょっとだけロングヘア
トップと襟足、両サイドをあごのラインに沿って長めに残すスタイルです。毛量の多い子は、毛先をスキバサミで軽くすいて重たさを取ってあげましょう。赤ちゃん特有のサラサラした髪質が活きる、今の時期ならではのスタイルです。
男の子のカットに挑戦する前に準備するもの
今まで一度も子どもの髪を切ったことがないママでも、道具をしっかり揃えるだけで見違えるように上手にカットできます。赤ちゃんは長時間じっとしていられないため、「途中で道具を取りに行かなくても済むよう、必要な物は手の届く範囲にすべてセットしておく」ことが最重要です。
準備するもの
- 散髪バサミ:髪全体の長さを切るために使います。
- スキバサミ:毛量が多い部分のボリュームを減らすために使います。
- くし(コーム):髪をとかしたり、切る長さを引き出して揃えたりするのに使います。
※ハサミやくしは、必ず「赤ちゃん用(ベビー用)」を準備しましょう。刃先が丸く加工されており、万が一赤ちゃんが急に動いても肌を傷つけにくい安全設計になっています。
- タオル・ケープ:切った髪が首元に入ってチクチクしないよう、首にタオルを巻き、その上から散髪用ケープ(または大きめのゴミ袋の首をくり抜いたもの)を着せます。
- 霧吹き:髪の多い子の場合、少し湿らせてから切ると髪がまとまりやすくなります。
- ヘアクリップ(ダッカール):切らない部分の髪をよけて留めておくための必須アイテムです。
- 新聞紙やレジャーシート:床に敷いておくと、終わった後の片付けが丸めて捨てるだけで済みます。
- ベビーチェア:赤ちゃんが安定して座れるいつもの椅子を用意します。
- 動画や好きなおもちゃ:気が紛れる大好きな映像(DVDなど)を見せながら切るのが最大の成功の秘訣です。
【実践】男の子の髪の毛の切り方・5つの手順
準備が整ったら、いよいよカット開始です。刃物を使うため、赤ちゃんが急に振り返ったり立ち上がったりしないよう、パパにおもちゃで気を引いてもらうなど、大人2人体制で協力するとより安全です。
1全体をどのようなラインにするか決め、髪を霧吹きでぬらす
座らせてから「どう切ろうかな?」と悩むと赤ちゃんが飽きてしまうため、事前に雑誌やスマホの画像を見て仕上がりのイメージを決めておきます。
髪が多い赤ちゃんは、霧吹きで軽く湿らせると髪が飛び散りません。ただし、いきなり赤ちゃんの頭にシュッと吹きかけると驚いて泣いてしまうため、ママの手に吹きかけてから手ぐしで髪を濡らすのがコツです。なお、髪は乾くと濡れていた時より少し上に持ち上がって短くなるため、「仕上がりイメージより少し長め」で切ることを想定してください。(※髪が少なくて細い子や、くせ毛の強い子は、濡らすと逆に切りにくくなるため乾いたままカットします)
2顔周り(前髪・サイド・後ろ)の長さを決めてカットする
まずは散髪バサミを使い、前髪、耳のまわり、後ろ髪(襟足)を、完成予想より少し長めに切っていきます。「〇〇くん、おめめつむっててね~」と優しく声をかけ、髪の毛先を指で挟んで引っ張り出し、指から飛び出た部分を少しずつ切ります。
前髪を横一直線に切ると「パッツンのおかっぱ」になりやすいため、ハサミを縦(髪の生えている方向に対して平行)に入れて少しずつ切り進めるのが自然に仕上げるポイントです。
3軽くしたい部分をスキバサミでカット
全体の長さが決まったら、スキバサミに持ち替えます。髪のボリュームを抑えたい部分の毛束を指で持ち上げ、毛先から1/3くらいのあたりにハサミを1〜2回入れます。
このとき、根元近くからザクッとすいてしまうと短い毛がチクチク立って不自然になるため、必ず「毛先の方だけ」をすくようにします。毛量の少ない赤ちゃんの場合は切りすぎになりやすいため、スキバサミは控えめにしましょう。
4くしでとかして仕上げに全体を整える
くしで髪をきれいにとかし、左右のバランスや切り残しがないかを確認します。耳の周りなど、くしからピョンと飛び出た長い毛があればハサミで整え、自然な仕上がりにします。
5ドライヤーの弱風を当てて細かい毛を飛ばす
カットが終わったら、顔や首筋についた短い髪の毛を落とします。切った髪が服や肌に残っているとチクチクして赤ちゃんがご機嫌斜めになってしまいます。「ブイーンって風さん来るよ~」と声をかけながら、ドライヤーの弱風(冷風)をそっと当てて細かい毛を吹き飛ばしてあげましょう。
じっとしていられない!赤ちゃんの散髪を成功させるコツと声かけ
赤ちゃんにとって「頭を触られて、見えないところでジョキジョキと音がする」散髪の時間は、不安や恐怖を感じやすいものです。嫌がって動いてしまう時は、「赤ちゃんの意識を別の楽しいことに向ける」工夫が必要です。
お気に入りの映像やDVDを見せたり、パパに好きなおやつを食べさせてもらいながら手早く進めましょう。
| NGな対応・声かけ | おすすめの対応・声かけ |
|---|---|
| 「動かないで!危ないでしょ!」と大声で叱る | 「〇〇くん、お胸のタオルにタッチしててね~」と具体的な動作をお願いする |
| 泣いて大暴れしているのに、一度で完璧に仕上げようと無理やり続ける | 「今日は前髪チョッキンできたね!えらい!」と褒めて一旦終わりにする |
機嫌が悪くなってしまったら、無理は禁物です。怪我の危険があるため、「今日は前髪だけ」「明日は耳の周り」と数日に分けて少しずつ完成させるくらいの余裕を持って臨みましょう。お昼寝で熟睡している間に、気になる部分だけそっとカットするのもひとつの手です。
美容室デビューはいつから?少しの間座っていられるようになったら
「プロにお願いしたい」と0歳や1歳の男の子を美容室へ連れていっても、慣れない場所と見知らぬ美容師さんに怯えて大泣きしてしまい、ほとんどカットできずに終わってしまうことは珍しくありません。
美容室デビューの目安は、「親の簡単な指示(ここ座っててね、前向いててね等)が理解でき、少しの間ひとりで椅子に座っていられるようになる2〜3歳頃」が多いようです。
0〜1歳頃はまだ毛量も少なく、ママのカットでも十分可愛く仕上がります。まずは自宅の安心できる環境で「髪を切る=痛くない、怖くない」という経験を重ねてから、少しずつ美容室に挑戦していくと良いでしょう。
まとめ:赤ちゃんからかっこいい男の子の髪形へ!これからママカットよろしくね
初めてのママカットは、準備不足や赤ちゃんの予想外の動きで慌ててしまうことも多いものです。しかし、赤ちゃんが怪我をしないよう「安全な道具を揃える」「機嫌が悪い時はやめる」という基本ルールさえ守れば、少しずつコツが掴めてきます。
可愛い我が子に「どんな髪型が似合うかな?」と考えながらカットするのは、パパとママにとって楽しいコミュニケーションの時間にもなります。赤ちゃんの時期だからこそ似合う男の子らしい髪型を見つけて、ぜひおうちでのママカットにチャレンジしてみてくださいね。



