赤ちゃんのあやし方を教えて!先輩ママおすすめの体験談15
赤ちゃんのあやし方って意外と難しいですよね。特に、何をやっても泣き止んでくれない時、お手上げ状態になったというママは多いはず。どうすればいいのか分からない時は、先輩ママの経験を参考にしましょう。いろいろ試した結果の「これがベスト!」というあやし方を教えてくれるはずです。
体験談で最も多かったあやし方は、やっぱり抱っこ。赤ちゃんはママを近くに感じることで安心するんですよね。抱っこのほかにも、試してみたくなるようなあやし方もいろいろあるようです。さらに、どうしても泣き止まないときにはどうすればいいのか、経験した人でしか分からないアドバイスもをいただきました。
抱っこ派赤ちゃんのあやし方
A必殺!縦揺れ抱っこ!
やっぱり一番高い確率で泣き止んでくれるのは抱っこです。手が空いているときにはもちろん抱っこしてあげますが、料理中だったり手が離せないときはなるべく優しいトーンで「はいはい」と返事だけすることもあります。ママが「ちょっとだけ待って!」と切羽つまった状態になると、それが顔や声にも出てしまいます。赤ちゃんは敏感に感じ取ってしまうので、なるべく余裕をある感じで、笑顔で接することを心がけました。
そして、ちょっとの抱っこじゃ泣き止んでくれない時は、ひたすらスクワットのような縦揺れを繰り返すと泣き止むことが多かったです。ここで大事なのは、一定のリズムで縦揺れを繰り返すこと。大きいなスクワットだと疲れてしまうので、小さい動きでもいいのですが、歌を歌いながらやるといいと思います。歌は上手い下手はもちろん関係ありません。鼻歌レベルで全然良いのですが、童謡でもJ-POPでも同じ歌を繰り返し歌ってスクワットすることで一定のリズムが生まれ、赤ちゃんも安心するはずです。
赤ちゃんが泣くとどうしてもすぐに「大変!泣き止ませなきゃ!」と思いがちですが、赤ちゃんは泣くのが仕事とも言われます。少々の泣き方だったり自分の手が離せないときには、少しそのまま様子を見るのも一つの手です。あせらないでドーンと大きい気持ちで接してみるといいのかもしれません。
Aすでに重くて大変だけれどもやっぱり抱っこなのね
最初な頃は、泣く時はオムツかミルクかでだいたい寝てしまってた子も、成長するにつれ泣き止まない時も結構ありました。私は横抱きがあまり上手くなかったようで、首と頭を左手に、お尻を右手に抱えて自分と直角になるようにして揺らしてあげると、眠ってくれました。その時、ママも一緒に揺れてあげないと不安定だったようです。
その後少し成長してからは、頭と首を支えつつ縦抱きをして、携帯のアプリで泣き止むBGMを検索して流し、曲に合わせて揺れていたりするとよく眠ってくれました。首が座ってからは、高い高いまでやらないで、自分が屈伸して背伸びする位の感じで「ピョンピョン」と言ってあげるとかなり喜んでます。
最近は体重も増え、月齢のわりに大きめな子なので、抱っこも大変なのですが、喜んでる顔をみるとそんな重みも忘れちゃいますよ。泣き止まなくて困る事はないんです。泣くのが仕事なんだから、と思いながら赤ちゃんに接すると気持ちが楽になると思います。
A常に笑顔で抱きしめてあげます
私が赤ちゃんをあやすときは、ギュッと体を抱きしめてあげてから抱っこをして、ゆらゆら揺らしてあげたり、赤ちゃんが好きそうな「バァー」とか「でちゅねー」と擬音語を笑顔で語りあげたりしています。まるで楽しいことを語りかけるようにしているので、声は普段自分が楽しんでいるときくらいの少し高め、笑い声くらいのトーンを意識しています。
赤ちゃんは、お母さんの微妙な変化も意外と見抜いてしまうので、あやす際は必ず笑顔。こちらが嫌な顔をしながらやると、逆効果に繋がることもあるし、笑顔がどれだけ素晴らしいかを小さいうちから知ってもらいたい思いも込めて、必ず笑顔で接することを心がけています。
何をやっても泣き止んでくれない時は、ゆったりした安心感のあるクラッシック系の音楽を流しています。赤ちゃんにはそれぞれ個性があり、好むものも違います。泣き止まないからといってめげずに、色んなことを試してみて、自分の赤ちゃんに合う方法を気長に探すのがいいと思います。ママのイライラは赤ちゃんにも伝わるので、長く温かい目で赤ちゃんと向き合うことが大切です。
Aママの心音は効果抜群!
我が子といえども、理由も分からず泣き続けられると、ママの方が泣きたくなってしまいますよね。バスや電車、外食中など、人前であれば尚のこと、コロッとご機嫌直して泣き止んでほしいと思うもの。そんな時、我が家で効果的だったのは次のような方法です。
1.自分の心臓の位置に子どもの耳を近づけ、包むように5秒ほどやさしく抱きしめる
2.目を閉じるような表情で「○○ちゃんママの宝物~」と、ゆっくり柔らかいトーンで声をかける
スキンシップではギュッと抱きしめることも大切だけど、ママの心音を聞かせるこの抱きしめ方をすると、子どもは安心するのかすぐに落ち着いてくれます。
それでもどうにも泣き止まないときは、一瞬のちょっとした驚きが効果的です。我が家ではよくスーパーの袋をクシャクシャにして、子どもの耳元でガサガサ音を出します。胎児のころに聞いていた音に類似するそうで、赤ちゃんの泣きは一瞬ピタッと止まりますのでお試しください。
赤ちゃんが泣きわめくとママも気持ちが焦りがちですが、そんなときこそドーンと構えて「どうした~?だいじょう~ぶ、だいじょう~ぶ」という心持ちで抱きしめると良いですよ。やっぱり母の力は偉大なりです☆
A抱っこして動いてあげると泣きやみます
おっぱいをあげてもおむつを変えても赤ちゃんが泣きやまない時、私は赤ちゃんを抱っこした状態で「グーン」などと言いながら、体全体を使ってくねったりして赤ちゃんを動かします。高い高いなども効果がありますが、気をつけなければならないのは、頭が揺れないように体を動かしてあげること。ほとんどはこれで笑ってくれます。声は明るくワントーン高い声を心がけ、表情は明るく穏やかに見えるように心を無にするようにしています。
赤ちゃんはママの表情に敏感で、早く寝てほしいと心で思うとそれを感じとり、かえって眠ってくれないので「早く泣きやめ」「早く寝ろ」などと思わないように、心が無になるように気をつけています。それでもどうしても泣きやまない時は、ナイロン袋を揉んでくしゃくしゃと音を出すと泣きやみます。これはテレビで見て試してみたら、本当に泣きやんだので実践しています。
赤ちゃんを激しく動かすと子供が喜びますが、激しすぎは良くないと思います。上の子が落ち着きないのは、激しく動かしすぎたせいかも?と気になっています。何事もほどほどが一番です。
抱っこ以外のスキンシップ派
Aおへそにブブブーが大好き
ただ今3歳の我が子は赤ちゃんの時に眠りが浅く、抱っこしていなければすぐに泣き出してしまう子でした。普段は抱っこをしていれば泣きやんでいましたが、家事をするときなどはおんぶをしながら、顔が見えない分ゆっくり優しい声で話しかけたり、歌を唄ってあげていました。それでも泣き止まない時は、家事を一旦やめて、笑顔で語りかけながらおへそにブブブーと息を吐きながら刺激してあげると笑います。
それでも泣き止まず困ったときの必殺技は、抱っこをしながらゆっくりとその場でクルクル回ると泣き止むことが多かったです。回ることで顔に風が当たり、軽い遠心力が赤ちゃんにとって新しい刺激となって泣き止むのだと思います。しかし、一つ気をつけなければならないのは、あまり早く回転し過ぎないこと。遠心力が強すぎると赤ちゃんに良くないので、あくまでもゆっくりしてあげるといいですね。
Aいつも笑顔でこちょこちょしたり
普段よくやりあやし方は、こちょこちょしたり、つっついたりです。名前を呼んで「こちょこちょこちょ~」とすると、「きゃははっ」と声を出して笑ってくれます。機嫌がよくなってくると、くすぐるそぶりをするだけで笑うようになります。お腹では脇腹が特にくすぐったいみたいなので、よくそこを狙っています。そのときは声のトーンを少し高めで、もちろん笑顔も大切です。赤ちゃんはママの笑顔を覚えるようで、高い声で笑顔で名前を呼ぶだけでも笑う時があります。
ただ、このくすぐりは、ある程度赤ちゃんが機嫌が良いときの話。夜泣きのときなどは、また別です。夜泣きはとにかく、訳が分からないほど泣きます。縦抱っこしてものけぞるように泣くし、とにかくうちの子は大泣きします。そこで、たいていは一度目を覚まさせてしまうようにしています。部屋の電気をつけて、子どもの名前をとにかく呼びます。
あとは、CMのものなどの赤ちゃんが泣き止むという音楽をYouTubeから拾ってきて流したり…。その時に、子どもがハッとした顔をして目を開けたら、落ち着かせるようにトントン縦抱きに移ります。そして、トロトロしてくるまでずっと縦抱っこでゆらゆら……といった感じですね。
赤ちゃんは夜泣きをする子もいれば、しない子もいます。ただ、どんな子でも、笑顔を見れば育児の疲れなんか吹っ飛ぶんですよね。この赤ちゃんが小さな時は今しかないんだと思うと、いろんなことが少し楽になります。
Aくすぐると泣いていたことを忘れます
あやすときは高い高いをよくやります。声は高くはっきりと楽しそうに「たか~い、たか~い」と、赤ちゃんの目を見て言います。赤ちゃんをあやすためというよりも、むしろ自分が楽しむためと言わんばかりに、心底楽しそうな満面の笑みで高い高いをすると、ママの本気の気持ちが伝わるのか赤ちゃんもニコニコしてくれます。
何をやっても泣き止まない時はくすぐります。赤ちゃんの足の先から脇腹を通って胸の辺りまで、だんだん迫ってくるように「こしょこしょ」と言いながらくすぐってあげると、泣いていても笑ってしまって、いつの間にか機嫌は元に戻っています。
我が子はくすぐりがツボですが、友人の子は掃除機の音で泣き止むそうです。自分の子供にぴったりのあやし方があるはずなので、沢山スキンシップをしてみて自分の子のツボを見つけることをオススメします。
A鎖骨ツンツンが効果的でした
うちの子は、鎖骨のあたりを「つんつん」と言いながら指でつつくと、泣きが笑いに変わって泣き止みました。くすぐったいけれどもっとやってほしそうな、可愛い表情をしていました。できるだけ高い声で、笑顔でしてあげると効果的でした。
この方法でも泣き止まなかったり、またすぐに泣く様なときは、お腹がすいていたり眠かったり他に理由があるので、この方法を指標に判断していました。道具も準備もいらないので外出先でも、よくこの方法で乗り切っていました。とはいえ、この技も通用せず、理由もわからないときも多々ありましたが、そういうときは成す術がないので、「いい声だね~」と泣いていることも肯定的に話しかけていました。
あまり泣きやまそうという気持ちが強いと、赤ちゃんはかえって泣きやんでくれないもの。対策は用意しつつも、最終的には「泣き止まなかったら仕方ない」という気持ちも大切だと思います。
A優しくなでてあげます
普段は、頭からつま先までナデナデしてあやしています。スキンシップで自分も心から楽しむように、子供の気を惹くために声のトーンを優しくしたり強くしたりして、波を意識して声をかけています。その時は、無理やり作った笑顔では効果がないので、ゆったりとした気持ちで自然な笑顔が作ることがポイントですね。
赤ちゃんが何をやっても泣き止んでくれない時は、無理に泣き止まそうとせずに、しばらく一人でトイレに行って自分の気を静めるようにしています。赤ちゃんが泣き止んでくれなくても、ママが焦らずに落ちついて接することで、必ず子供の笑顔につながりますよ。
ママの必殺技であやすオリジナル派
A赤ちゃんだって気分転換が必要
赤ちゃんが泣いたときに普段よくするあやし方は、違う場所に行くことですね。大人と同じで、風景や場所が変わると気分が変わるみたいです。あやす時は落ち着いたトーンで、優しい女性らしい声を心がけています。落ち着いた感じの表情で、軽く口角を上げています。
何をやっても泣き止んでくれない時は、車に乗ってドライブすることが効果的。外の景色が変わるせいか、車に乗せていると泣き止み、いつの間にか寝てしまっていることが多いです。
泣いている赤ちゃんをあやすって結構大変ですよね。あまり泣きやまそうと思い過ぎずに、特にママもイライラしてしまう時もあると思うので、泣きたいんだねーとわかってあげる方が気が楽だと思います。泣くことが赤ちゃんの自己表現の1つなので、気にし過ぎないことが大事だと思います。
A話し声が落ち着くみたい
うちの子はぐずりだすとなかなか寝てくれません。そんな時は、ママの話し声が落ち着くようです。一番効果があるのは、ママが抱っこしていてパパと話している時。これは、パパと電話で話している時でさえ効くんです。声のトーンは普段の会話なので、高くもなく低くもなく。決して赤ちゃんのための高い優しいトーンではありません。もちろんパパと話しているので怒った低いトーンでもありませんが…。たまに、赤ちゃんの顔を見て、高いトーンにして「ちゃんと気にかけてますよー」みたいな感じでニッコリ笑ってあげます。お腹の中にいるときと同じ声だからでしょうか。どんなにぐずっていても泣き止んで落ち着きます。
どうしても泣き止まないときは、両方の手のひらでお椀を作るようににして、赤ちゃんの口元近くに被せます。すると、自分の泣き声が反響するからか一瞬ピタッと泣き止みます。ただ数秒しか効果がないので、泣き止んだ隙にママの話し声を聞かせるようにしています。泣き止まないとこっちまで泣きたくなるけど、子育てできるのは今の時期だけの幸せな時間と割り切ることで乗り切れるはずです。
Aママの笑顔が何よりの武器
うちの2歳の娘が赤ちゃん期の時は、視界いっぱいに何かを見せることでよくご機嫌になっていました。特にぬいぐるみや私の顔など、表情のあるものをグーっと近づけるとケタケタ笑っていました。その際、ママはテンション高めで、思いっきり笑顔で接するようにしていました。
ただ、どんなにがんばっても泣き止まないことはあります。そんなときは諦めも大事だと思います(笑)赤ちゃんにだって泣きたいときはあります。そんなときは、泣き止まそうとするのではなく、赤ちゃんに寄り添ってギュッと抱き締めながら話しかけたり、歌を歌ったりして落ち着かせてあげるのが、結果的に一番早く泣き止む方法だと思いました。
なんで泣き止まないの!?と思うより、泣きたいなら泣いてていいよと接してあげた方が、ママにとっても心にゆとりができて、穏やかに赤ちゃんに向き合えるのではないでしょうか。あやし方に悩んだときは、思い付く範囲で色々試してみて、ダメなら優しくただ抱き締めてあげましょう。ママの温もりと安心感、これは立派な武器だと思います。
おもちゃや歌であやす派
Aパペットでご機嫌に
いつも子供をあやす時は、しまじろうやワンワンのパペットを使って「いないいないばあ!」としたり、パペットを動かして「こんにちは!」と言ったりします。声は普段より高めの声で、強弱をつけたりしながら子供の様子を見ます。子供をあやす時は、常に笑顔を心掛けています。
何をやっても泣き止まない時は、外の景色を見せて「ブーブーいるかな?」等と声がけしながら、他のことに気が向くようにしてあげます。それから歌を歌ってあげたり、好きな音楽を聞かせたりすると落ち着きますよ。
赤ちゃんが泣いているとママも焦ってしまいますが、ママが落ち着いた気持ちで接してあげると赤ちゃんも落ち着いてくれるようになります。なかなか泣き止まない時は、抱っこして部屋を移動するだけでも、赤ちゃんの気分が変わって泣き止んだりします。
A「パン屋さんにおかいもの」の手遊び歌
うちの子は「パン屋さんにおかいもの」の手遊び歌を始めると、すぐに泣き止んで笑ってくれます。「パンパンパン屋さんにおかいもの♪」という歌詞ではじまるこの歌には、サンドイッチ・メロンパン・ねじりドーナツ・パンの耳・チョコパンなど、いろいろなパンが登場。歌を歌いながら、サンドイッチの時は頬を両手で挟み、メロンパンは目をあかんべー、ねじりドーナツでは鼻をねじって、パンの耳は耳を引っ張るという手遊びをして、最後に、チョコパンでコチョコチョとくすぐります。
これを明るい声のトーンで、テンション高めに大袈裟に歌い始めます。最初は、自分の顔でやって見せるのですが、ポイントはねじりドーナツの時。自分で鼻をねじりながら「いたたた」と痛がると、すごく笑ってくれるんです。チョコパンで体をくすぐると、笑い転げてご機嫌になりますよ。