マタニティマークはいつから?に関する記事

『マタニティマークはいつからつけるの?先輩ママ達の体験談』

母子手帳の交付を受ける際に、マタニティマークを一緒にもらった妊婦さんも多いでしょう。マークの目的やいつからつけるものなのか、嫌い又はつけるのをためらう人がいる理由、アレンジの際の注意点、先輩ママの体験談をご紹介します。

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マタニティマークはいつからつける?アレンジした?ママの体験談

母子手帳を交付された時にマタニティマークも一緒にもらったけど、いつからつけようか迷っているアナタ。マタニティマークは「いつから身につけなければいけない」という厳密な決まりはありませんが、つけ始めたほうが望ましい時期というのはあるんです。

ところが抵抗なく身につける妊婦さんがいる一方で、このマークは嫌いだからとつけるのをためらってしまう妊婦さんもいます。

こちらでは、マタニティマークはどのようなものか身に着けた方がよい理由望ましい時期、つけることをためらう妊婦さんの気持ち、マタニティマークをアレンジする際の注意点などを、先輩ママの体験談も交えながらご紹介します。

マタニティマークはどんな物?役立つ場所

マタニティマークをいつからつけるのかを知る前に、そもそもマタニティマークがどんなものかを理解しておくことが大切です。

お腹の膨らみがまだ目立たない妊娠初期は、妊娠していることを周囲に気づかれにくい時期でもあります。ところが妊娠初期は赤ちゃんの成長だけでなく、ママの健康維持のためにもとても大事な時期。無理は禁物。

けれど妊娠に気づいてもらいにくい時期ゆえに公共の場での辛い思いに我慢している妊婦さんもいます。知らない人が相手では、自分からなかなか言い出しにくいのも当然でしょう。

階段

妊婦さんにとって階段は、転倒してしまう危険性がある場所の一つと言えます。エレベーターやエスカレーターがなく階段のみの場合、妊娠前は平気だった人も、つわりなどで昇り降りをすることが大きな負担になってしまうこともあります。

買い物帰りで沢山の荷物を持っていたり、上の子のベビーカーがあったりするとその負担は倍増。そんな時に、マタニティマークを見た人に荷物やベビーカーを運んでもらうことができれば助かります。

電車・バス

妊娠初期は吐き気などのつわりなどに悩まされることも多く、混雑している電車やバスの中では立っているのも大変です。

そんな時にマタニティマークをつけていれば、周囲の人も妊婦への気遣いを行動に移しやすく、電車やバス内で席を譲ることができます。

たばこの煙

たばこの煙を吸い込む受動喫煙は、お腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼします。妊娠中は本人の喫煙だけでなく受動喫煙にも注意が必要ですが、多くの公共施設などで禁煙や分煙が進められているとはいえ、街中での喫煙や歩きたばこがなくなったわけではありません。

喫煙者の中には受動喫煙に配慮したい人もいますが、誰が妊娠中かはなかなかわからず、妊婦さんの隣で知らずにプカプカしてしまう人も。そんな時にマタニティマークをつけていれば、妊婦さんが何も言わなくても喫煙者が配慮しやすくなります。

さとみ
20代後半

妊娠3ヶ月にもならない時からつけた

妊娠して母子手帳をもらってすぐ、一緒にもらったマタニティマークをつけました。私はいつも使うバッグにつけていました。

そうしてまだ妊娠3ヶ月にもならない頃マタニティマークをつけたバッグを持ち電車で立っていると、座っている40歳前後の男性が1駅以上の間じっと見てくることがありました。

妊婦に近くに立たれると譲れという圧を感じて嫌なのかなと思って離れようとした時に、声をかけてくれて席を譲ってくれました。きっと譲るために声をかける勇気を出すのに時間がかかったんだと思います。

マタニティマークを付けていると嫌な思いをすることもあるという話も聞きますが、ほとんどの人は優しくしてくれます。初期につわりで辛い時やまだお腹が出ていなくて妊婦だとは気付かれにくい時にこそ付けていると良いと思います。

マタニティマークはいつからつけるもの?

マタニティマークをいつからつけるかについては、特に決まりがあるわけではありません。ただし、マタニティマークは、妊娠初期の妊婦さんが身につけることを想定して作られました

さとみ
20代後半

妊娠3ヶ月にもならない時からつけた

妊娠して母子手帳をもらってすぐ、一緒にもらったマタニティマークをつけました。私はいつも使うバッグにつけていました。

そうしてまだ妊娠3ヶ月にもならない頃マタニティマークをつけたバッグを持ち電車で立っていると、座っている40歳前後の男性が1駅以上の間じっと見てくることがありました。

妊婦に近くに立たれると譲れという圧を感じて嫌なのかなと思って離れようとした時に、声をかけてくれて席を譲ってくれました。きっと譲るために声をかける勇気を出すのに時間がかかったんだと思います。

マタニティマークを付けていると嫌な思いをすることもあるという話も聞きますが、ほとんどの人は優しくしてくれます。初期につわりで辛い時やまだお腹が出ていなくて妊婦だとは気付かれにくい時にこそ付けていると良いと思います。

今回お寄せ頂いた体験談の中では、妊娠3~4ヶ月頃にマタニティマークをつけ始めた方がほとんどでした。周囲から親切にされた心温まるエピソードと共に見てみましょう。

妊娠3ヶ月にも満たない時期から

さとみ
20代後半

妊娠3ヶ月にもならない時からつけた

妊娠して母子手帳をもらってすぐ、一緒にもらったマタニティマークをつけました。私はいつも使うバッグにつけていました。

そうしてまだ妊娠3ヶ月にもならない頃マタニティマークをつけたバッグを持ち電車で立っていると、座っている40歳前後の男性が1駅以上の間じっと見てくることがありました。

妊婦に近くに立たれると譲れという圧を感じて嫌なのかなと思って離れようとした時に、声をかけてくれて席を譲ってくれました。きっと譲るために声をかける勇気を出すのに時間がかかったんだと思います。

マタニティマークを付けていると嫌な思いをすることもあるという話も聞きますが、ほとんどの人は優しくしてくれます。初期につわりで辛い時やまだお腹が出ていなくて妊婦だとは気付かれにくい時にこそ付けていると良いと思います。

さくらママ
30代後半

妊娠初期からマタニティマークをつけたものの…

私は、第1子妊娠中にマタニティマークをつけていました。3ヶ月にも満たない妊娠初期からつけていました。まだその頃は仕事もしていましたので、電車に乗って通勤していました。いつも、リュックを背負って通勤していましたので、マタニティマークは、リュックにつけていました。なので、正面からは見えません。

初め、どこにつけようかとすごく悩みました。見えるように前につけるにはどうしたらいいかなと。でも、あんまり見えるようにアピールするのもなんだか気が引けてしまい、結局妊娠後期までずっとリュックにつけていたので、座っている人には見えません。

特に初期・中期は、お腹も目立たないのでわかりません。しかし、後ろの席に座っていた方が、声をかけてくださり、席を譲ってくれたことがありました。

今思うと、前かもしくはもう少し見えるところにつけていた方が良かったかなと感じることもあります。

妊娠3~4ヶ月頃

まゆこ
30代前半

市役所でもらってからずっとつけていました

マタニティマークは、市役所で母子手帳をもらった時に頂いたので、それ以降妊娠3ヶ月頃からはずっとつけていました。私自身、妊娠初期から中期にかけて激しい悪阻に悩まされており、もし何かあった時のためと思い普段使っていたカバンにつけていました。市役所で頂いたものなので、一番シンプルなデザインのものです。

つけていたこともあってか、電車に乗っていると席を譲ってくれる方がいたり、道を歩いているとマタニティマークを見て「今何か月?」と聞いてくださる方がいたりしました。

妊娠して感じたことは、マタニティマークに関して物騒な話も聞くけれども、優しい人が多いなと思いました。

マタニティマークは、もし何かあった時に妊娠していることを一目で分かるようにするためのものです。お腹が小さく、まだ妊娠しているか分からない初期の方ほど積極的につけてほしいと思います。

ケイママ
40歳

なるべくなら付けたいマタニティマーク

私は妊娠3か月には鞄にマタニティマークを付けて出かけていました。やはり自分の体調に変化があり電車などで長いこと立っているのが辛かったので体調が急変しても誰かにわかって貰えるようにと思い付けました。

マークにアレンジなどはしていませんでしたが、やはりバスなど混雑している時など席を譲って頂いた事があります。自分が困っていてもマークで助けられた場面が少なからずありました。

今マタニティマークを付けるのをためらっている方がいらっしゃるというお話を聞きますが、私はマークを付けて嫌な思いをした経験はなく、むしろマークのおかげで体を心配してくれたり、自らお願いできない事も先方からご配慮して頂いたりと人の温かさに触れることができました

これからマークを付けようか悩んでいる方がいらっしゃるのであれば、私はマタニティマークを付けることをお勧めします。

ゆりこママ
30代前半

妊娠初期こそ必要なマタニティマーク

妊娠3カ月の時に母子手帳を貰ったときにマタニティマークも自治体からいただき、カバンにつけ始めました。リボンでアレンジして可愛らしくしてつけていました。

なかなかお腹が大きくならず、妊娠7カ月ぐらいまでは周りからはマークがないと妊婦だとわかってもらえませんでした。

上の子の習い事の送迎の際によく電車やバスを利用するので、つわりがひどいこともあり、出来れば座りたいというときに、上の子と一緒に席を譲っていただいていました。上の子だけでなく、お腹の赤ちゃんにも優しく声をかけてもらうこともよくありました。

マタニティマークを通して、人の優しさにふれ、暖かさを感じる時もあります。お腹が大きくなく、つわりがひどい初期の方には、ぜひつけて欲しいです。

りくママ
30代後半

妊婦3ヶ月でマタニティマークをつけました

妊娠中はマタニティマークをつけていました。マタニティマークをつけたのは妊娠3ヶ月の時からです。マタニティマークはいつも持ち歩いているバッグにつけていました。マタニティマークは小さめのお気に入りのキーホルダーと一緒につけていました。

産婦人科の待合室で小さい子供を連れた妊婦さんがいて、子供が私のバッグについているマタニティマークを見て「これなぁに?」と聞いてきたことがきっかけでその子のお母さんとも話すようになりすっかり仲良くなってしまいました。

マタニティマークは妊婦さんだけがつけられる特権なので、恥ずかしがらずに胸を張ってつけることをお勧めします。マタニティマークがきっかけで新しく人との繋りができるなど良いこともあります。

二児ママ
27歳

マタニティマークのありがたみ

私は妊娠4ヶ月頃に鞄にマタニティマークをつけました。自分なりのアレンジなどは何もしませんでした。

マタニティマークを付けてエレベーターに乗っていた時に、周りの方達がお腹にぶつからないように気にかけて下さり、これが初めてマタニティマークを付けていてよかったなと感じた出来事です。

その他にも電車に乗り座席に座っていた時に「若い者が座るんじゃない」と言われましたが、マタニティマークを見せ「すみません、赤ちゃんがお腹に居ます」と伝えると、「気づかず悪かった」との返事が。付けないよりも付ける方がメリットは沢山あると思います。

迷い中の皆様、私は付けて頂く事をおすすめ致します。ですが、マタニティマークは目立つものでは無いので、今思うと自分でカスタムして周りの方々に分かりやすいように付けるべきだったかなと思います。マタニティマークを上手く活用して素敵なマタニティライフを過ごしてください。

嫌いでためらった人はいつから?

多くの方が妊娠初期からマタニティマークをつける一方で、中にはマタニティマークが嫌いでバッグなどにつけることをためらう人もいるでしょう。マタニティマークが嫌いという人の場合、「妊婦であることを周囲に知られたくない」「恥ずかしい」などという意見が聞かれます。

マタニティマークに対してマイナスのイメージを抱く理由の一つに、マタニティマークをつけていることでの嫌がらせが挙げられます。マタニティマークをかばんにつけていたところ、お腹を蹴られたり嫌がらせを受けたりといった事態も起きています。(注2)

マタニティマークをつけたか、つけなかったかで言うと、体験談を寄せてくれた妊婦さんは嫌だけど全員が「つけた」ということでした。けれど、中にはつけることを最初はためらった方もいました。

妊娠3ヶ月から

ななみ
22歳

初めてマタニティマークをつけた時

21歳で妊娠発覚。母子手帳を市役所へ取りに行った際に一緒にマタニティマークを配布してもらいました。妊娠3ヶ月に入った頃、当時彼氏だった旦那さんと旅行へ行こう!という話になりました。長期連休真っ只中、まだつわりもあった私はその時初めてマタニティマークをショルダーバッグに付けました。

そんな中、マタニティマークのトラブルの記事をちょうど発見し、多くのトラブルがあることを知りました。しかし、何かあった時にまだ妊娠3ヶ月の身体では妊婦だということを判断してもらえないと思い、ショルダーバッグの内側に付けました。本当に必要となったら見えるところへ出せるようなところへ付けるつもりで。

旅行へ出発したものの高速道路で渋滞。タイミング悪くつわりで気持ち悪くなり、近くのSAのトイレに駆け込みました。ところがタイミングが悪く、長期連休の為トイレが激混み。

吐きそうだったので勇気を出してマタニティマークを出したところ、後ろに並んでいた方が気づいてくださり、専用トイレへ連れていってくれました。さらに「この子、妊婦さんでつわり酷そうだから先に入らせてあげて」と並んでいた方に話をしてくれ、並んでいた方も快く譲ってくれました。

ネットやSNSを見るとトラブルの記事がよく書かれていますが付けていてよかったなあと思えました。しかし、場所を選ばないと危険なことが起きてしまうこともありますので必要な時に付けることオススメします。

妊娠4ヶ月から

たまちゃん
29歳

マタニティマークをつけて

妊娠が分かって、母子手帳をもらいに行った際にマタニティマークを一緒にいただきました。私のイメージとしてマタニティマークは子どもを授かることができない人にとっては見るのも苦痛というイメージもあり、付けるのをためらう部分もありました。

仕事をしており、朝の通勤ラッシュ時は特に満員電車に乗ることもあり、自分の身体を守るためにも、カバンにつけました。付けたタイミングは妊娠初期(4ヶ月頃)からです。マタニティマークはキーホルダーチェーンタイプなので特にアレンジはせずそのままつけました。

電車移動が多かった分、女性の方は特に、マークをみると席を譲ってくださる方は多かったです。安定期には貧血になるなど立っているだけでしんどい思いをしていた時期もあったため、席を譲っていただけると感謝の気持ちと今後逆の立場のときにも譲りたいと思う気持ちが湧きました。

マタニティマークは自分の身体やお腹の中の赤ちゃんを守る意味でも絶対に付けたほうがいいと思います。元気に安全に赤ちゃんを産むためにも、安心したマタニティライフを送るためにも必要なマークだと思うので、私はマタニティマークを付けることをおすすめします。

妊娠中期から

シャンパル
40代後半

マタニティマークをつけて受けた人の善意

妊娠中にマタニティマークをつけました。妊娠初期からつけようと思ったのですが、少し恥ずかしいような気がして妊娠中期からつけはじめました。マタニティマークは携帯するバッグにつけていました。

マタニティマークをつけていてよかったと思ったのは、電車で親切な人に出会えたことです。満員電車に乗っている時に体調が悪くなってしまったのですが、ちょうど私の目の前の座席に座っていた人がマタニティマークに気がついて席を譲ってくださったのです。その人は私よりも年配の女性でしたが、子育ての経験があるような雰囲気でした。

マタニティマークをつけると、人の善意を受けられることもありますので、つけるかどうか迷っている方は是非つけてみてほしいと思います。

マタニティマークをアレンジする際の注意

各市区町村では、多くの妊婦にマタニティマーク知ってもらい活用してもらうために、マタニティマーク入りのグッズを母子手帳の交付時や母親学級の開催時などに配布するようにしています。

ところがせっかくマタニティマークを身につけたとしても、目立たず周囲の人にマークが見えていなければ意味がないため、目立たせようとリボンなどを使って可愛くアレンジしている妊婦さんも。

アレンジを施す場合は、誰が見てもマタニティマークだと分かるように次のことに注意しましょう。

  • カラーで使う場合、色は変えない
  • 拡大や縮小のサイズ変更は可能ですが、マークの形を変えない
  • マークに呼びかけ文以外のデザインは加えない(注3)