合唱コンクールの曲は一生の宝物!子供と歌いたい合唱曲15
誰にでもある合唱コンクールの思い出の曲。世代を超えてママと子どもが一緒に口ずさめたら楽しいですね。今回は、ママ15人に「子どもが歌った合唱曲」を教えてもらいました。
体験談では、合唱曲の練習と共に成長していく子供の様子をうかがい知ることができます。たとえコンクールに入賞できなくても、みんなで頑張った経験は、大人になっても忘れることができない一生の宝物になりますよね。ママの感動体験も合わせてぜひご覧ください。
合唱コンクール曲は何だった?子供が歌った合唱曲15
どうしてきみが泣くの~「ひまわりの約束」
子供が小学校6年生、12歳の市内合唱コンクールで歌ったのが秦基博さんのひまわりの約束です。歌詞の最初は、「どうしてきみが泣くの~まだぼくも泣いていないのに~」というしんみりした雰囲気の歌い出しから始まります。
最初は、皆声も小さ目で寂しげな感じの歌いだしですが、歌が進んで行けば行くほどどんどん盛り上がって、クライマックスには一つの大きな力がみなぎるような形で感動的に終わります。
合唱曲ではないポップスを、音楽の先生が敢えて合唱風にアレンジしたというだけあって、今までの合唱の雰囲気を払拭する斬新さあふれる歌でした。コンクールの結果は銅賞。まさか入賞するとは思っていなかった子供たちは涙を流して感動する子、大喜びする子と歓喜に包まれていました。
合唱コンクールに参加するまで学級崩壊などの問題があって学年全体が殺伐としていましたが、このコンクールへの参加やその練習をきっかけに学年全体がまとまって、良い方向に向かえるきっかけになったイベントでした。
あの地平線~輝くのは~から始まる「君をのせて」
小学校5年生で10歳になる子供が「君をのせて」という曲で児童合唱コンクールに参加しました。「あの地平線~輝くのは~」から始まる曲で、「天空の城ラピュタ」の主題歌だったので有名な曲です。時代を超えて歌われ続けている素晴らしい曲だと思うし、合唱で聞くとまた響きに重なりが出て感動も大きかったです。
コンクールの結果は残念ながら金賞は逃しましたが、2位の銀賞に選ばれて先生方や子供たちはもちろん、見に行った親も一緒に大喜びでした。
子供の小学校の合唱団は希望者で構成されているのですが、コンクールを目指して放課後や朝練習で毎日早くから集まって練習します。子供自身が希望して入ったのですが、コンクールで他校の合唱を聴くのも、子供たちにとって良い体験になったと思うし、何よりこの日に向けて皆で一生懸命練習すること自体が、とても良い経験になると思いました。
ほほ笑み交わして~から始まる「夢の世界を」
先日、中学一年生(13歳)の息子の合唱コンクールを見に行きました。自由曲がほほ笑み交わして~から始まる「夢の世界を」でした。
自分の学生時代にもよく耳にした曲なので、昔を思い出しながら懐かしく聞いていました。この曲は友人と楽しかった日々を思い出し、夢に向かっていこうとする爽やかな青春の曲です。これから将来に向けて頑張ろうとする中学生にはピッタリの曲だと思いました。
コンクールの結果は残念なことに入賞にはなりませんでしたが、クラスのまとまりがみられてとても素晴らしい合唱だったと思います。初めて大勢の前で歌う合唱コンクール、息子は緊張気味でしたが、歌い終わる頃には自信に満ちた表情になっていたことが印象的でした。
大人のために生きてるわけじゃない「結ーゆいー」
今年中学二年になる娘は合唱部に所属しています。毎年NHKコンクールに参加している部で、今年も中学生の部の県大会に出場しました。
今年のNHKコンクール(通称Nコン)中学生の部の課題曲は、シンガーソングライターmiwaさん作詞作曲の「結ーゆいー」です。「大人のために生きてるわけじゃない」から始まる曲で、十代の心情をくみ取ったさわやかな雰囲気の曲です。合唱部には女子生徒しかいませんので女声三部合唱です。
娘はピアノを習っている関係で当初は伴奏を希望していましたが、オーデションで落ちていしまいソプラノでした。大会の結果は残念ながら銀賞で、上の大会には進めませんでした。来年は悔いが残らないように頑張ってほしいです。
「翼をください」でした
子供が中学2年の時の合唱コンクールで、「今~私の~、ねがーいごとが~」で始まる「翼をください」を歌ってました。この歌は、とても有名な歌ですが、ゆったりとした明るい感じの歌で、後半になると盛り上がってくる歌です。
子供のパートは、初めはアルトパートでしたが、ソプラノパートの子供たちの声が小さめだったので、途中からソプラノパートへ移動になりました。この曲は、ソプラノパートがとても目立ち、盛り上がりを構成するために必要だったのでしょう。
うちの子供は歌が好きなのと、吹奏楽をしているので音感が良いので、移動してもすぐに歌うことができたようてす。コンクールの結果は銀賞でしたが、ハモりなども、時間がないなかで頑張った満足感があるようでした。
岩をかみ~しぶきを上げ~魚を押し~「走る川」
娘は現在27歳、最後の合唱コンクールで歌った歌は「走る川」です。「岩をかみ~しぶきを上げ~魚を押し」から始まる一度聞いたら忘れられない歌詞です。曲調が早くなったり遅くなったりする曲で、娘もよく今回の曲は難しいと言っていました。
コンクールの結果はまさかの2位で、なんと1位は隣のクラスでした。5組ある中で、娘が1番ライバル視していたクラスでした。もちろん、親である私は娘のクラスが1番だと思いましたが、1位のクラスもやはり練習した成果を存分に出せていたと思います。
娘はアルトパートで、1番大きい声で歌っていました。そんな姿もこれで見れないかと思うと、涙がポロポロ出てきて、一緒に見ていた姉と泣いてしまいました。最後の合唱コンクールが2位で、結果は残念でしたが私の中では1番でした。
時にはなぜか~から始まる「気球に乗ってどこまでも」
娘が小学3,4年生位のときに合唱コンクールの曲のひとつに「気球に乗ってどこまでも」を歌ったことがあります。時にはなぜか大空に旅してみたくなるものさ~という出だしから始まる曲です。
この合唱曲はとても明るい曲調で、自由に世界を冒険してみたくなるような爽やかで元気になれる歌で、始まりのピアノ伴奏部分も短いけれど、なんだかワクワクしてくるようなノリの良い始まりで楽しくなります。
高音部と低音部とふたつのパートにわかれての合唱曲で、歌詞の内容と曲がこれからいろんな体験をして大きく成長していく子供たちにぴったりの歌です。
じつは母の私も小学生の頃この(気球に乗ってどこまでも)を歌ったことがあり、娘たちが歌う姿をみて改めて懐かしく感動しました。結果は残念ながら入賞できませんでしたが、家でも一生懸命練習していた娘の努力には目を見張るものがあったので、ほめてあげたことを覚えています。
いま~私の~から始まる「翼をください」
子供は小学校4年生です。今~私の~で始まる「翼をください」という曲を歌いました。その曲は有名で、未来にはばたく自分の姿を描きながら歌う曲です。少し切ない旋律で、高音もあり、合唱するととてもきれいな曲です。
コンクールの結果は入賞しませんでしたが、とても上手でした。子供は毎回残って練習に参加し、家でもなんども練習していました。またコンクールの前の週は、朝にも早くでかけていき、練習をしているようでした。
仲間と一つのことに対して協力して頑張るのが初めてで楽しいらしく、団結感がありました。コンクールを通して、親友も出来たようで、良かったです。また、合唱にも魅力を感じたらしく、中学校では音楽関係のクラブに入りたいと言っています。
広がる~空に~から始まる「虹」
我が子は12歳で、中学の合唱コンクールで「虹」を歌いました。歌い出しは「広がる空に~」から始まり、3部合唱の透き通るような爽やかな歌です。
合唱コンクールでは一年生の中で金賞をいただきました。男女の声量のバランスもよく、テンポも軽やかでとてもきれいな合唱でした。我が子達は授業が始まる前、放課後と自主的に集まり練習を重ねてきました。
音楽の先生からのアドバイスももらいながら、みんなで金賞目指して心を一つにして頑張っていました。我が子も家で自主練習もしてましたし、ネットでこの曲を何度も何度も聞いていました。
その頑張りの証しがが金賞につながったのだと思います。我が子の頑張りを見ていたので、私も聞いていてとても感動しました。
人は街に戻り~山は秋の色よ~「夏の日の贈り物」
息子は13歳、中学一年生です。息子の中学一年生の課題曲は「夏の日の贈り物」でした。歌詞は「人は街に戻り、山は秋の色よ~」で、教科書にも載っている定番曲です。
夏休み明け、秋の季節に歌うのにピッタリの曲です。情景が美しく浮かび上がるようです。はじめは、斉唱で生き生きとして、後半は3声になります。綺麗なハーモニーで馴染みやすいメロディーが2番まで繰り返されます。中学一年生にはピッタリの生き生きとした曲だと思います。
息子はピアノを習っており、この曲の伴奏を弾きました。中学3年にもなると、伴奏が大変な曲ばかりのようですが、この曲は息子でも簡単に弾けていました。中学に入って初めての伴奏。親として誇らしかったです。
コンクールの結果は、残念ながら振るいませんでしたが、合唱コンクールに向けて、息子を含めてかなりクラスで盛り上がっていたようでした。
森の静けさを~から始まる「森」
私の娘は小学六年生です。小学校最終学年で思い切って入部した特設合唱部(地域最弱と言われている)で活動しています。先月行われた合唱コンクールでは「森」という合唱曲を歌っていました。
森の静けさを?通り過ぎる時~という歌詞で始まるのですが、なかなかマイナーな曲なので、ご存知の方は少ないかと思います。しかし、とても神秘的な曲です。シンプルな歌詞ですが、各パートの掛け合いで壮大なイメージを作っています。
娘が所属する合唱部では、過去のコンクールでは子どもらしい明るい曲を選択していたようなのですが、今回は心機一転、短調のずっしりと重たい曲をチョイスするという賭けに出たようです(顧問の先生の戦略です)。
コンクールの結果は、地区大会を突破し、見事、過去最高記録となる県大会出場を果たしました。娘にとっても、小学校最高学年でのいい思い出になったことでしょう。
カントリーロード~この道~で始まる「カントリーロード」
子供の年齢は小学校6年生、歌った曲名は「カントリーロード」で、歌詞は「カントリーロード~この道~ずっとゆけば~あの街につづいてる~」と始まります。
この曲はアメリカの代表的なポピュラーソングで「故郷に帰りたい」という題名なので、全体的な感じとしてはもの悲しい感じの曲調です。
コンクールの結果は残念ながら30校出場中18位の成績で、予選敗退でした。子供は誰に似たのか、声を出す時お腹から声が出ず、のどから出る感じでした。そのためか学校で大分ボイストレーニングをさせられたようで、家で歌っているのを聞いていたら、段々にお腹から声が出るようになってきたのが分かりました。
多分本番のコンクールでもあの声で歌ってくれたのでしょうが、結果は残念でした。でもこの経験は、きっと将来に役立ってくれることでしょう。
夏がく~れば思い出す~「夏の思い出」
高校生の長女の学校で行われた、合唱コンクールの課題曲は「夏の思い出」でした。「夏がく~れば思い出す~、はるかな尾瀬~」のあの曲です。
課題曲と自由曲、1クラス2曲ずつ歌うので、あまり長い曲は審査する方も大変です。ちょうど夏休み前に行われたコンクールなので、選曲はとても良いと思いました。女子校なので、女声だけの繊細なコーラスがこの曲にぴったりでした。
中学校でも指揮者をやっていた娘は、高校生最初の合唱コンクールでも、合唱コンクール委員になってクラスをまとめる役を務めました。朝練、放課後練習を重ね、1年生ながらに3位と大健闘しました。
実際に聞いていても、人数が少ないクラスというハンデを乗り越える、丁寧なハーモニーで、みんなが一つになった素敵なコーラスでした。
誰~に~も~見せない涙があった~「栄光の架け橋」
私の娘は現在小学四年生です。娘の小学校は三年生から合唱コンクールがあります。今年娘たちのクラスは、誰~に~も~見せない涙があった~で始まる歌詞の栄光の架け橋を歌いました。
栄光の架け橋はしっとりとしていて、でも力強い歌なので、小学校四年生の子供たちに歌えるのかなという不安はありましたが、その不安は覆されました。
子供たちは、毎日昼休み、放課後と練習を重ねていました。本番当日、私も見に行きました。聞いてビックリしました。小学生とは、思えないほど曲が仕上がっていました。
ですが、結果はおしくも銅賞でした。私は、子供たちの曲で涙がとまりませんでした。また、子供たちも終わった後結果は銅賞でしたが、みんなで抱き合って泣いていました。私は、このがんばった事が子供たちの糧になったと思っています。
世界じゅうのこどもたちが~「世界じゅうのこどもたちが」
小4の男の子のママです。3年生の時に市の合唱コンクールで「世界じゅうのこどもたちが」を歌いました。最初の歌詞は「世界じゅうのこどもたちが~一度に笑ったら~空も歌うだろう~ラララ海も歌うだろう」というものです。
ピアノ伴奏で歌ったのですが、テンポも良く明るくて元気が出る曲でした。合唱コンクールの結果は努力賞だったのですが、とても頑張って歌っている姿を見て満足でした。
うちの子は大きな声で歌わなければと必死で声を出していたのですが、練習の時から声を出し過ぎて、当日はあまり声が出ない状態になってしまいました。コンクールが終わった後は、緊張から解放されたせいかぐったりしていて、帰ってきてからはしばらく動くことができないようでした。