小学校の休み時間ってどんな事をして遊ぶの?
小学校の休み時間って何をして過ごしていましたか。外でドッチボールや鬼ごっこ、屋内で読書やおしゃべりして過ごしていたなど、振り返るといろんな思い出がよみがえります。そんな休み時間の遊びですが、最近の子は一体どんなことをしているのでしょうか。
休み時間の過ごし方まで、親が口を出すのはどうなのと思いつつ、我が子の事になるとやっぱり気になります。子どもにどんな風に過ごしているのかを聞いて、安心する人もいれば、ちょっと心配になる過ごし方をしている子もいます。最近の子供たちは何をして休み時間を過ごしているのか、ママたちが教えてくれました。
外で遊ぶ
特に低学年から中学年の子は大勢で外遊びをする事が多いです。元気に校庭を走り回る姿は、見ている大人も元気にするパワーがありますよね。体を遊びは体力もつきますので、その点も親からすると好印象になるポイントです。ママたちが教えてくれた遊びの中から、人気の遊びをまとめました。
- ドッチボール
- 鬼ごっこ
- 縄跳び
- サッカー
屋内で遊ぶ
屋内で遊ぶと聞くと、子供なんだから外で体を使って遊んでほしいと思うパパママも少なくないでしょう。しかし、大切なのは本人が楽しんでいるという事です。休み時間にリフレッシュする方法を制限してしまうのは、あまりよくありませんので、温かく見守りましょう。主な屋内での過ごし方をご紹介します。
- 読書
- お友達とおしゃべり
- カルタ
- ごっこ遊び
親として気になる事
自分の子が休み時間にどんなことをしているのか聞くと、もっとこうしてほしい、こうしたほうがいいとつい口を出したくなってしまいます。体験談を寄せて下さった先輩ママたちも、我が子の休み時間の過ごし方については、いろいろな事を感じています。ママがいいなと感じている部分と、ちょっと気になる部分についてご紹介します。
いい部分
体を使って、大勢の友達と遊んでいる子に対しては、親からすると安心するポイントになります。我が子の休み時間の過ごし方について、いいなと思うのは以下の通りです。
- 体を使って遊んでいる所
- 男女問わず一緒に遊んでいる所
- 他のクラスや違う学年の子とも遊んでいる
- 走り回って、体力がついた所
気になる部分
逆に、休み時間の過ごし方を聞いて、心配になった点もご紹介します。
- もっと外で体を使って遊んでほしい
- いつも同じメンバーではなく、いろんな人と遊んでほしい
いつも一人でいたり、室内遊びばかりしていると、「もしかしてうちの子友達がいないのかな」「室内遊びばかりじゃなくて、子供らしく元気に外で遊んでほしい」と感じることがあります。
しかし、無理に友達と遊ばせたり、外で遊ばせる必要はありません。本人が休み時間を楽しんでいるのであれば、少し見守ってあげた方がいいでしょう。先輩ママたちはどのように考えているのでしょうか。体験談をご紹介します。
縄跳びやだるまさんがころんだ
家族構成は夫・私・子供2人(小学生)です。小学校2年生の娘は、休み時間に主に縄跳びやだるまさんがころんだなど、体を動かした遊びをしているようです。
ちなみに、先日授業参観に行ったときは、同じクラスの男の子と戦いごっこをして遊んでいました。同じクラスの女の子達は、絵本を読んだり絵を描いたりして過ごしている子もいるようですが、わが子は体を動かすほうが楽しいようです。
どちらにしても女の子はある程度高学年になってきたら、校庭で走り回って遊ぶということはなかなか無いでしょうから、低学年のうちは、どんどん体を動かして遊んでほしいなと思います。そうすることで、体がしっかりとつくられるでしょうし、体も丈夫になると思います。
一人で読書したり、運動場で鬼ごっこしたり
学校の休み時間は、図書室に読みたい本があると一人で読書したりしますが、本を読まない時は、同じクラスの男女でよく鬼ごっこをします。
みんな仲が良く、天気が良いと運動場で遊ぼうとなり、一番人気なのが鬼ごっこのようです。広々とした運動場でしっかり走り回れ楽しいようです。
時に、担任の先生が加わったりするようで、先生も含めクラスみんな仲が良いみたいで休み時間になるのが待ち遠しいとよく言ってます。
喧嘩をしてもすぐ仲直りするようで、男女がみんな仲良く一緒に出来るって良いことだなと、娘の話を聞くのが毎日楽しみです。
毎日、学校の事を話してくれ、休み時間の事をとても楽しそうに話してくれ、毎日楽しいんだなと伝わってきます。
鬼ごっこ、ドッチボール
家族は、配偶者と、子供二人の4人です。子供は小学1年生の7歳の男の子と2歳の娘がいます。息子は、学校の中休み(2時間目の終わり)は、同じクラスの男の子、女の子の性別関係なく、鬼ごっこをしたり縄跳びをしたりしています。
昼休みは天気のいい日は校庭にでて鬼ごっこ、ドッチボール、けいどろなど一年生だけでなくいろんな学年の子供たちが混じって遊んでいます。今年は、早く雪が降ったので、元気よく外で雪合戦をしたり雪だるまを作ったりしています。
私は、息子が元気よく走りまわったり遊んだり、とてもいいことだと思います。体力も自然とついていくからです。一番いい事だと思っているのは、息子が学年性別関係なく遊んでくれる事で、そこから学ぶことがたくさんあると思っています。
男女関係なく外遊び
会社員の主人と小学3年生の長男、幼稚園年長の次男と専業主婦の私の4人家族です。小学校での休み時間の過ごし方についてですが、長男の通っている小学校では2時間目と3時間めの間に20分の大休憩があります。
その時間は毎回クラスのみんなで校庭に出て、鬼ごっこやドッジボールをして過ごしているそうです。まだ中学年なので、変に男女を意識せずに全員で仲良く遊べているようで、とても微笑ましく思います。
また、息子の小学校は毎年クラス替えが行われるので、3年生ともなるとほぼ全員顔見知りになれます。時には、クラスの枠を超えてみんなで仲良く遊んでいるとの事です。
毎年のクラス替えは子供も馴染むのに大変ですが、そうやって誰とでも仲良くなれるのは、良いことだなと思います。
ちなみに雨で校庭に出られない時は、教室でおりがみやお絵かき、読書をしているとの事です。雨の日の休み時間は、トイレ以外は教室から出てはいけないとの事で、息子は雨の日だけは退屈だと言っています。
校庭で思いっきり友達と遊ぶのが楽しいらしく、毎日楽しんで学校に登校してくれるのは親としても嬉しい限りです。
教室でお絵かき
夫婦と小学校1年生の娘、年中の息子の4人家族です。今年小、学生になったばかりの娘はどちらかと言うと消極的で、学校でもおとなしい方だと思います。
そんな娘ですが、休み時間はたいてい自由帳に絵を描いているようです。友達と馴染めていないのかと、最初は心配していましたが、娘の自由帳を見せてもらうと、他の友達が描いた絵や、自由帳で手紙のやり取りのようなこともしていて、娘なりに友達と遊んでいるんだということがわかりました。
もともと走り回って遊ぶタイプではないので、娘なりの、ちょうどいい遊び方なんだと思いました。ただ、そのお陰ですぐに自由帳がなくなり何度も買い足していますが。お絵かきを通じて、同じようなタイプの気の合う友達を見つけられたようなので、良かったと思います。
昼休みには掃除
家族構成は私、夫、子供2人です。上の子は小4の男の子です。息子は休み時間に体育館でサッカーや鬼ごっこをして遊んでいるようです。隣の組の子とも一緒に遊んでいるようなので、普段あまり遊ばない子とも一緒に遊んでいることがすごく良いと思います。
子供達同士でぶつかることもあるようですが、自分達で問題を解決しているようです。4年生になって、人に頼らずに解決できることも多くなってきました。
昼休みには他の学年の子と混じって掃除をしているようです。異学年交流はすごく大事だと思いますし、皆で協力して掃除をしている点がすごく良いと思いました。
下校時もスムーズに帰ってこれるので、昼休みに掃除をしてしまうのがすごく効率的で良いと思います。
読書や漫画を描いている
夫婦と子供2人の家族です。小学生の子は下の子で、小学校4年生の女児です。子供のクラスの女子はおとなしい子が多く、読書をしたり、漫画を描いたりする子が多いです。
私たちは子供の休み時間にする過ごし方については、特に何も思いません。強いて言えば、体を動かさないので、本人が発散するところがないのではと時々思います。
本当は、今が体を動かす丁度良い時期なのかもしれません。友達のことや、学校での活動は学年が上がっていくことに、難しく複雑になっていくので、時には体を動かし、そういったことを忘れ発散してほしいと願っていますが、本人がおとなしいので心配もしています。
なるべくなら時には、みんなと運動をしてほしいと願っています。でも、今の過ごし方が自分に合っているなら、無理にやらせたいとは思いません。
ころころ山でおにごっこ
我が家は、小学校2年生の息子と、幼稚園年少の娘と、主人と私の4人家族です。息子の小学校では、年に3回ほど、3日間にわたって公開授業があります。
朝8時半頃からお昼前まで、父兄が学校に出入りして、授業や休み時間を参観することができます。休み時間の様子を見ると、友達との関係が良く分かります。
2時間目が終わり、休み時間の始まりのチャイムが鳴ると、息子は外遊び用の紅白帽子を握りしめて、一番に教室を飛び出してきて、私を見つけると軽く手を振り、一目散に下駄箱に走って行きました。
後ろから追いかけるように、元気そうな男の子たちが数名、一緒に下駄箱に向かって行きました。私も外に出て様子を見ると、校庭にあるコロコロ山で、息子たちは10名ほどで鬼ごっこをしていました。
息子の学年は3クラスありますが、クラスが違う子も交じって、真剣勝負で鬼ごっこしていました。思いっきり走って、友達と笑って、息子も友達もとても楽しそうでした。
休み時間に元気に体を動かして、友達と笑いあっている様子を見ると、いつも、ほっとして公開授業に来て良かったなと思います。
校庭で鬼ごっこ
息子と娘と夫婦2人の4人家族で暮らしています。息子は小学校1年生です。今年、小学校に入学したばかりで、息子は学校の休み時間は何をしているのかな、と思っていましたが、最近は仲良しの友達数人と、鬼ごっこをしていることが多いようです。
入学したばかりの頃は、まだお友達と馴染めず、休み時間は教室の中にある本を1人で読んだり、自由帳に好きなアニメの絵を描いたりして、過ごしていると聞いていました。
でも、だんだん慣れてきてお友達との関わりが増え、時々喧嘩をしながらも、思いっきり体を動かして、外で遊んでいると聞いて安心しました。
1人遊びが悪いとは思わないし、そういう時間も必要だとは思いますが、やっぱりお友達との関わりの中で、学ぶ事はとても大きいと思うので、子供らしく外でのびのび友達とめいっぱい遊んでほしいなと思います。
カルタ遊びに夢中
夫と結婚して10年目になります。8歳の娘との三人暮らしです。その8歳の娘は、最近カルタにはまっていて、学校の休み時間にはお友達とカルタ遊びをしています。カルタは学校から貸し出しされるものがあって、それで遊んでいます。
わたしは、もっと体を動かす遊びもしてほしいと思っていますが、カルタは反射神経も養われるし、勉強にもなるから良いと思います。また、ひとりでは出来ない遊びではありますが人数制限がないので、クラスのほとんどの女子たちと一緒に遊んでいます。
みんなで遊びながら勉強にもなるし、カルタで遊び始めてからは集中力も高まりました。家では、夫を相手にカルタの勉強をしています。学校の先生からも積極性が出てきた、と誉められました。
図書室でお手伝い
主人と2人の子供の4人家族です。上の小学6年生のお姉ちゃんは、休み時間になると図書室に入り浸っています。昔から、本が大好きということもあって、委員会も図書委員を自ら、立候補したようです。
友達が少ないといったこともないのですが、特に昼休みなどは外でドッチボールをしようと誘われても、断って図書室に行くそうです。委員会のお仕事の日も、振り分けられているので、毎日行かなくても良いのに行くそうです。
先日学校に行った時に、図書委員の顧問の先生から、毎日手伝ってくれて助かります、と言われましたが、私としては小学生なら小学生らしく、外で元気よく遊んで欲しいなと思います。
しかし、それを伝えると、汗をかくのは嫌だし、本に囲まれていた方が幸せと返ってくるので、今どきの子なのかとあきらめています。
サッカー
我が家は4人家族で、長男小学校3年生と長女小学校1年生の子供がいます。3年生の長男は、幼稚園の年長さんから習っているサッカーを頑張って続けています。
なので、やはり休み時間は、同じサッカー教室を習っているメンバーと、サッカー好きのお友達とで、こぞって校庭でサッカーをしているようです。
雨の日は、校内で鬼ごっこをしたりして、過ごしているみたいです。習い事のサッカーを楽しんで続けているので、休み時間もサッカーをしたくなるのもよくわかりますし、良いと思うのですが。
ただ、サッカーをする仲間が、いつも同じメンバーなので、もう少し他の遊びもすれば、また違ったお友達とも仲良くなれるきっかけになり、友達の幅も広がるのでは?と少し思っています。
ごっこ遊び
我が家は夫と小学一年生の一人娘の3人家族です。娘は今年の春に新一年生になり、暫くは小学校の生活やルールに慣れるのが、本人も大変の様でした。
しかし、半年以上たった今では、すっかり小学生生活も板につき、毎日お友達とのおしゃべりや遊びを楽しんでいる様です。
学校での休み時間等は、仲の良い友達と校庭で、大好きなアニメキャラクターになりきる「ごっこ遊び」が流行っているそうです。娘はテレビアニメの妖怪ウォッチが大好きなので、猫のジバニャンと言うキャラクターになりきって、お友達と必殺技で戦ったり、自分達でストーリーを作って演じたりしているみたいです。
男女ともに楽しめるアニメのごっこ遊びなので、男の子と女の子が一緒に楽しく遊べるようで、娘の友達関係も男女半々と言った感じです。
数人の同性のみのグループで遊ぶより、視野も広がると思いますし、遊びを通して色んなお友達と接する事で、様々な考え方があると言う事を、学んでくれれば良いなと思います。
縄跳び
夫、息子が2人の4人家族です。長男は現在小学校2年生です。入学したばかりの頃は、休み時間に教室で一人でいるんじゃないか、という不安もあったのですが、そんな心配は無用でした。
鬼ごっこや、ろくぼくを使って楽しく遊んでいる様です。天気の良い時は、校庭でサッカーもしています。最近では、授業で縄跳びが行われているので、友達と縄跳びの練習をしたり、クラスの子男女問わず大縄を楽しんでいる事もよく耳にします。
息子の今の目標は二重跳び。休み時間に出来るお友達に、コツを教えてもらっているみたいで、帰宅後も毎日頑張っています。体を動かすのが好きな息子なので、毎日思いっきり体を動かし、楽しく休み時間を過ごせている事に安心しています。
氷鬼
小学一年生の息子と3歳の息子、夫婦の4人家族です。一年生の息子は、いつも学校では休み時間に氷鬼をしているそうです。
まずはじゃんけんで鬼を決めて、鬼ごっこをします。鬼にタッチされたら、凍るそうです。その場に止まります。鬼以外の人にタッチされたらまた走れます。二学期の業間休みと昼休みは、毎日氷鬼をしていたそうです。
外が雨や雪の日は、体育館で氷鬼をしていました。体育館も、校庭も使えない日は教室で絵を描いたり、おしゃべりしたりしているみたいです。息子はあまりスポーツに興味がないと思っていたので、走る事に慣れてくれて嬉しいです。
息子の学校はマラソン大会があります。毎日遊びで走っていたおかげで、マラソン大会に、入賞できました。本人もとても自身がついて良かったです。
一人で過ごすことは悪い事ではありません
お子さんが休み時間に1人で過ごすことは悪い事ではありません。一人でいることが好きな子なら、自ら望んで一人になっているので静かに見守ってあげるといいでしょう。
しかし、お友達と一緒に過ごしたいと思っているのにお友達の輪の中に入っていけないのなら、お友達を作る方法を教えてあげて下さい。逆にお友達が輪の中に入れてくれない場合は、ママが学校に現状を伝え協力を求めましょう。
考えたいのは、お子さんが休み時間を楽しく過ごしているかどうかです。いつもお子さんの気持ちを感じ取れるよう、毎日の会話を大事にする、絆が深まる日記を親子で交換する、ときには授業参観に出かけて子供の様子を観察するなど、お子さんとのコミュニケーションを積極的にはかりましょう。