2歳のイヤイヤ期をイライラしないために必要な3つの心がけ
子供が2歳くらいになってから、「イライラしないことの方が少ないのではないか」と思うくらい、頻繁にあなたの怒りのスイッチがONになっていませんか?
子供が0~1歳の時期はそれほど手がかからなかったのに、「大きくなってからの方が手がかかるってどういうこと?」というママも少なくないでしょう。
- 子どもが言うことを聞いてくれない
- なんでも「イヤイヤ」なので困ってしまう
- 自分でやりたがるので、いろんなことに時間がかかる
これらは子供が2歳のイヤイヤの間、多くのママ達が頻繁に思うことです。家事がはかどらないし予定も狂うなど、ママやパパにとって2歳のイヤイヤ期の育児が大きな負担になり得るのは事実です。
けれど2歳のイヤイヤ期にイライラしてしまうママやパパがいる反面、イライラせずに子供と向き合っているパパやママがいるのも事実。手のかかる時期の育児でも、イライラせずに向き合うことは可能なのです。
そもそも、2歳のイヤイヤはどうして起こるの?
これも「成長」と捉えて、気長に見守ってあげることも大切でしょう。この時期の対処の仕方が、子供の成長に影響するとも言われています。
「イヤイヤ期だから仕方ない」「魔の2歳児だからあきらめよう」といったスタンスで過ごすことも大切でしょう。「うちの子だけどうして?」と思うのは良くありません。
これを心がければ2歳児にイライラしない!ママやパパの心が落ち着く3つの方法
「無理が通れば道理引っ込む」ということわざがありますが、2歳のイヤイヤ期は幼児が生まれて初めてその壁にぶつかって無理を通そうとする時期でもあります。
そのため親としては「無理なことを教えないと」と頑張ってしまい、それがイライラに繋がることも多々あります。何ごとも加減が大切ですので、2歳児にイライラするときは自分も無理を通そうとしていないか振り返ることが大切です。
1ストレスは少しずつ解消しておく!
「子育て中だから自分がやりたいことが出来ない」「自分の時間がない」と感じることが多いかもしれません。
しかし、それがストレスとなって些細なことでもイライラしやすく、子供やパパに八つ当たりしてしまうのは良くありません。
確かに子育て中は自分の時間を作るのが難しいですが、たまにはパパに子どもを預けて外出したり、美容院へ行ったりするようにするのも良いでしょう。
「自分の時間がない」ということへのストレスは、少しでも自分の時間を持つことで解消できるでしょう。
パパの貴重な休みかもしれませんが、八つ当たりされるくらいなら、数時間子供と過ごす方がずっと楽かもしれません。
子供を預ける人がいない場合には、子育てサポートセンターなどを利用する方法もあります。
2子育てを完璧にしようとしない
育児雑誌や周りの人の話を鵜呑みにして同じようにしようとすると、出来なかったときにストレスとなってイライラしてしまいます。
- ○時に寝かせないといけない
- このくらいの量、食べさせなくてはいけない
- 毎日○時間は外で遊ぶ
そんな風に規則正しく出来る方がまれなのだと思って、完璧を目指さないようにしてみてください。理想通りではなくても、自分と子どものペースでやっていければ十分なのです。
それだけで、イライラする機会はぐんと減ります。
近年はインターネットなど、情報収集は簡単にできますが、「そうしなければいけない」と思ってしまうのであれば、子育てに悪影響を及ぼしかねません。「自分のできる方法だけを取り入れる」というスタンスでいることも大切です。
子育てに正解はない
子供も一人一人違っていますが、育てているママだって違います。そのため、子育てはみんなが同じ方法で行うのは困難なのです。
そのため、その子にとって、ママにとって、最善の方法が正解なのだと言えるでしょう。
3大変なのは自分だけじゃないことを思い出す
子育てで大変な思いをしているのは自分だけではありません。言うことを聞かない子どもを前に、イライラしながら「何で私だけ…」と思ってはいませんか!?
全国、全世界にいるママが、あなたと同じことで悩んでいるのです。着替えを嫌がって泣かれた時、外出先や公共の交通機関内でぐずられた時、ママはイライラして怒鳴ってしまいがちですが、怒る前に一瞬思い出してください。
同じ思いをしている仲間が世界中にたくさんいて、みんなそれぞれ頑張っていることを。1人じゃないんだという気持ちは、子育て中のイライラからあなたを救ってくれるはずです。
イライラして怒鳴ってしまった、叩いてしまった…
子供にイライラして、怒鳴ってしまったり、叩いてしまったりしたことのあるママは少なくないかもしれません。
ママにも感情がありますから、つい怒鳴ってしまった・手を上げてしまったという経験は、どのママにもあるでしょう。しかし、起こったり叩いたりすることで、2歳のイヤイヤを何とかすることはできないのが事実です。
反対に、子供に悪影響が及ぶことが懸念されます。
また、感情のままに怒鳴ってしまったり、叩いてしまったりすると、ママは自分を責めてしまうでしょう。自己嫌悪に陥る前に、そもそもの原因である「子育てのストレス」を解消する方法を見つけることが大切です。
子供を無視することって…!?
イライラして怒鳴ったり、手を上げたりしてしまいそうで、「子供のことを無視してしまう」というママも少なくないようです。
しかし、怒鳴ったり手を上げたりすることと同じくらい、子供は悲しい思いをしています。子供を無視することで、叩いたりしなくても、子供を傷つけてしまう可能性があるのです。