子供を産んで後悔した体験談に関する記事

子供を産んで後悔した…?ワンオペ育児の辛さと立ち直るためのヒント

子供を産んで後悔した…?ワンオペ育児の辛さと立ち直るためのヒント

育児に追われる中で、「自由な時間がない」「キャリアとの両立が難しい」と出産を後悔し、そんな自分に激しい罪悪感を抱いていませんか?この記事では、労働者アンケート等に基づく日本の「子育て支援の少なさ」や「男性の家事参加の低さ」という社会的な背景を紐解きながら、決してママだけの責任ではないことをお伝えします。同じ境遇のママ友との出会いや、子供の真っ直ぐな言葉に救われた体験談を交えつつ、夫婦での協力体制の再構築や自分自身をいたわるセルフケアのアイデアをまとめました。

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子供を産んで後悔するのは自分のため?ワンオペ育児の辛さと立ち直るためのヒント

キッチンに置かれたワイン

子供を産んだ後、ママ達はそれぞれさまざまな人生を歩んでいきます。家族みんなが健康で、夫婦が思いやりを持ち、金銭的にも時間の余裕にも恵まれて暮らしていける「絵に描いたような幸せ」は、誰にでも当たり前に用意されているものではありません。

そのため、日々の生活の中で何らかの苦しみや限界を抱え、ふとした瞬間に「実は子供を産んだことを後悔したことがある」というママは決して少なくないのです。自由がなくなった自分の人生を嘆いて後悔するママもいれば、余裕がなく子供に優しくできない自分を責め、「こんなママでごめんね」と子供を思って後悔するママもいます。

今回は、育児の過酷さから子供を産んで後悔したけれど、そこから少しずつ立ち直ることができたきっかけや考え方をご紹介します。今は「産んでよかった」と幸せを感じられるようになったママ達が、どのようにして光を見出したのか、そのヒントを探っていきましょう。

ママ達が子供を産んだことを後悔する理由

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが行った過去の労働者アンケート調査などを見ても、子供を産むために仕事を辞めた(キャリアを中断した)ママのうち、かなりの割合がその選択を後悔した経験があるというデータがあります。
これは、子育てによる金銭的な負担の増加や、一度キャリアを降りた後の再就職の難しさが大きな理由となっていることが多いです。

「子供の存在自体はかけがえのないものだけれど、自分の置かれた環境が辛すぎる」と、次のような理由で出産という選択を後悔してしまう人は少なくありません。

後悔のきっかけになりやすい悩み

  • 一人の時間(趣味や休息、遊ぶ時間)が完全になくなった
  • キャリアの断絶と再就職の困難さ
  • 家計のやりくりや金銭的な不安
  • 夫婦間のコミュニケーション不足や価値観の不一致
  • ワンオペ育児による慢性的な疲労と睡眠不足
  • 「母親だから我慢して当然」という周囲からのプレッシャー

ゆみっち
40代後半

夫婦仲が悪く、余裕のない家庭環境に後悔

家の前で肩を抱き合ってる笑顔の夫婦

私が37歳で子供が小学校三年生くらいの時のことです。私と夫は以前から不仲で喧嘩が絶えず、オマケに同居する夫の親とも意見が合わずストレスを抱えていました。そんな常にピリピリして喧嘩ばかりの家庭環境では子供が可哀想で、こんな環境で産んでしまったことを後悔しました。

不仲でイライラが募り、つい息子たちにキツく当たってしまい、「あんたたちを生まなければ良かった」と取り返しのつかない言葉をぶつけてしまったこともあります。

その後、親しい友達にたくさん話を聞いてもらいました。「子供には何の罪もないよ。親の都合でそんな言葉を言ってはいけない」と諭され、ハッと我に返りました。改めて冷静に考えたら、本当にその通りだと思いました。
それからは、夫婦仲が劇的に良くなったわけではありませんが、「子供たちが居てくれるから毎日頑張れるんだ」と少しずつ良い方向に考え直しています。人生は1度きりなので、自分の子供に出会えたことに感謝して、前を向いていきたいと思っています。

母親が後悔する一因は「社会的な支援の少なさ」にもある

日本のママたちが育児を「しんどい」「後悔している」と感じてしまう背景には、ママ個人の努力不足ではなく、子育て家庭への社会的な支援がまだまだ不十分であることが深く関係しています。

たとえばヨーロッパのいくつかの国では、国からの手厚い経済的支援や、シッター制度・保育サービスの充実など、社会全体で子育てをサポートする仕組みが整っています。

一方、日本では国の支援の枠組みだけでなく、男性の育児・家事への参加時間の短さといった、働き方や企業体質に直結する大きな問題があります。長時間労働が慢性化している環境では、パパが物理的に子供と向き合う時間を確保するのが難しくなります。
そのため、先進国の中でも日本人男性の家事・育児関連時間は極めて低い水準にとどまっており、その分の負担のシワ寄せはすべてママ一人(ワンオペ育児)に集中しているのが現実です。

「世界の6歳未満児のいる男女の育児、家事時間」の図

最近でこそ「男性の育休取得」や「ワークライフバランス」が叫ばれるようになりましたが、社会の隅々までその意識が浸透しているとは言い難い状況です。
その結果、「子育ては母親がメインですべき」「何かトラブルがあれば母親の責任」という古い価値観が依然として残り、孤独な環境で追い詰められたママが「どうして私だけがこんなに苦しいの。産まなきゃよかった」と後悔の念に駆られてしまうのです。

ゆゆ
20代前半

自由がない不満と、周囲の心無い言葉に傷ついて

伸びをしてリフレッシュをする主婦

私が子供を産んで後悔したのは20歳のとき、子供が生後半年の頃です。若い時期に産んだこともあり、周りの同世代の友達が自由に遊んでいる中で、自分だけがどこにも行けず自由がないことに対してすごく不満が溜まっていました。

夫は週末に友達と飲みに行ったりと自由に過ごしているのに、私がたまの息抜きで遊びに行こうとすると「小さな子供がいるのに母親失格」と言われたり、逆に夫が遊びに行けないと夫の友人から「嫁の束縛がひどい」と悪口を言われたりして、本当に理不尽だと感じていました。

この時は「どうしてこんなに早く産んでしまったのかな」と強く後悔していました。夜泣きがひどかったこともあり、寝不足のあまり「なんで泣くの!」と声を出してしまったこともあります。夫は相談に乗ってくれないので、同じ境遇の友達にだけ電話で相談をしていました。お互いの鬱憤を吐き出すことで、なんとか精神を保っていました。

今振り返ると、子供には一切罪がないのに、どうしてあんなにネガティブに考えてしまったのかなと今となっては申し訳なく思います。少しずつ育児のペースが掴めてきて、子供のかわいい笑顔を見たら「やっぱり産んでよかったな」と心から思えるようになりました。

ママも絶対にしっかりと休んだり、リフレッシュできる時間と場所が必要です。少しでも嫌な気持ちを発散できる環境があれば、もっと早くポジティブになれていたのではないかと思います。

心と体の疲れがネガティブな感情を呼ぶことも

出産後の数年間は、ママの心も体も常に疲労状態で、ホルモンバランスも大きく乱れがちです。人間は疲労が限界を超えると、「どうしてこんなに苦しいの!」と、自分自身の選択(出産)すらも恨みたくなってしまうほど精神的に追い詰められることがあります。

「子供を産んで後悔している」という思いの根底には、実は「ただ単に睡眠不足で体が疲れ切っている」「誰かにSOSを出したいけれど出せない」というSOSのサインが隠れていることも多いのです。

りんりん
35歳

心身の疲れから自己嫌悪に陥ったけれど…

お散歩をする親子

出産直後は嬉しかったのですが、退院して自宅に戻ってから急激に落ち込み、涙が止まらなくなってしまいました。慣れないお世話と極度の寝不足で、自分で産んだはずの子供のお世話をするのすら辛く、そんな自分に激しい自己嫌悪を抱いていました。「こんな余裕のない私を母親にしてしまった子供が可哀想だ」と思って出産を後悔し、ひたすら自分を責めていました。

周囲の家族は最初戸惑っていましたが、私が心身ともに限界を迎えていることを理解し、私の代わりに子供の面倒を見るなど手厚いサポートをして休ませてくれました。その後、少しずつ心と体の回復とともに余裕を取り戻していきました。

子供を産んで本当に良かったと思えるようになった決定的なきっかけは、言葉を話し始めた子供が「ママ大好き」と笑って抱きついてくれたからです。それまで自分は最低の母親だと思っていましたが、子供が大好きと言ってくれることで前を向くことができました。子供は母親のことを無条件で愛してくれます。今はその真っ直ぐな愛をしっかりと受け止めて、それ以上の愛情で返してあげたいと思っています。

子供を産んだ後悔から立ち直るための「心の処方箋」

「子供を産んだことを後悔するなんて、私はなんてひどい母親なんだろう」と、ネガティブな感情を抱いたこと自体に対して二重に自分を責めてしまうママはとても多いです。

しかし、体験談を読むとわかる通り、その根底には「もっと笑って育ててあげたかった」「もっと余裕のある環境で幸せにしてあげたかった」という、強い愛情と責任感があることがほとんどです。子育ての辛い時期を乗り越え、再び光を見出すためには、どのような考え方や行動が必要なのでしょうか。

自分を責めない!「今はしんどい」と口に出してOK

まずは、「子育てが辛い、自分の時間が欲しかった」というネガティブな感情を持つ自分を許してあげてください。24時間体制の育児に疲弊して弱音を吐きたくなるのは、人間として当然のことです。「産まなきゃよかったと思う瞬間もあるよね、それくらい毎日頑張って疲れているんだよ」と、自分自身の辛さを客観的に認めてあげることが、回復への第一歩です。

同じ境遇のママ友や、話を聞いてくれる人と繋がる

孤独なワンオペ育児は、不安や後悔を増幅させます。体験談にもあったように、同じ境遇で悩みを分かち合えるママ友に愚痴をこぼしたり、SNSで同じように悩む人たちの発信を見たりするだけでも、「私だけじゃないんだ」と心が救われます。夫が話を聞いてくれない場合は、子育て支援センターのスタッフなど、第三者の大人と他愛のない会話をするだけでも気分転換になります。

おしゃべりをする親子たち

強制的に「一人の時間(ミータイム)」を作る

後悔の念が押し寄せてくるときは、物理的に子供から少し距離を置く時間が必要です。パパの休日に数時間子供を預けてカフェに行ったり、自治体の一時預かり保育や民間のベビーシッターなどの公的・民間サービスを利用したりして、強制的に「母親をお休みする時間」を作りましょう。リフレッシュして自分を取り戻すことで、また子供に笑顔で向き合う余力が生まれます。

エコバッグを持って買い物に言ってきた母親

子供の無条件の愛と、ささやかな成長に目を向ける

体験談の多くでママたちを救ったのは、子供からの「ママ大好き!」「かわいい」といった真っ直ぐな言葉や、無邪気な笑顔でした。どんなにママがイライラして自己嫌悪に陥っていても、子供はママのことが大好きです。
子育ての大変な部分は永遠には続きません。成長とともに手がかからなくなり、意思疎通ができるようになると、次第に「この子に会えてよかった」「家族でいてよかった」と思える瞬間が必ず増えていきます。

まとめ:後悔の裏には深い愛情がある。一人で抱え込まずに頼ろう

考える女性

子供を産んで後悔した経験を持つママは、決して愛情が薄いわけではありません。むしろ、「もっと理想的な家庭で育ててあげたかった」「もっと余裕を持って優しく接してあげたかった」という、深い愛情と理想があるからこそ、現状のギャップに苦しんでしまうのです。

辛いときには、どうか一人で抱え込まず、パートナーや家族、友人、そして社会の便利なサポートサービスを最大限に頼ってください。「産まなきゃよかった」と泣いた日があっても大丈夫。いつか必ず、「あの時は本当に辛かったけれど、やっぱりあなたがいてくれて良かった」と心から笑って振り返れる日がやってきます。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪