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育児が楽しい!ハッピーママに変われた10人の体験談

育児が楽しい!ハッピーママに変われた10人の体験談

育児とはそもそも楽しいことなのでしょうか?子育ての現実、育児を楽しめないママが陥りがちな5つの落とし穴、辛い育児を楽しいと思えるようになったのはいつからか、ママ達が変われた8つのきっかけなどを体験談と共に紹介します。

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育児ってそもそも楽しいこと?初めから楽しめる人ばかりではない子育ての現実

育児を心から楽しいと思えず、お子様やご主人に辛く当たってしまったり、幸せそうに笑っているママたちを見て落ち込んだりしていませんか。育児は、楽しいばかりの「遊び」とは違い、辛いことや大変なこともあって当然なのです。

子どもの人格を丸ごと受け入れるのは愛があっても簡単ではありません

赤ちゃんのオムツの臭いを確認した母親

「子どもの人格を丸ごと受け入れてあげて」という言葉を、育児中に聞く機会は多いでしょう。しかし、自分の人生を楽しいものにし続けることすら難しいのに、親としての愛情だけで別人格である子どもの行動を全て受け入れ、それを楽しいと思うのは非常に難しいことです。

子どもが自分の思い通りの行動をしてくれなければ嫌な気持ちになりますし、自分が心身ともに辛い時は子どもの気持ちを受け入れる余裕がなくなります。また、子どもの成長とともに、社会への責任の重さ(しつけや教育など)を感じ始めると、さらに子どもの行動が気になり、葛藤が生まれます。

子どもへの愛があるからこそ、「完璧な親でいられない自分」を自分で責めてしまい、それが原因でよけいに育児が楽しいと思えなくなってしまうのです。

今育児を楽しいと思えるママにも辛い時期は必ずありました

今育児を楽しいと思えない方は、「育児が楽しいママは、自分とは違う人種、育児に向いている人だ」と考えがちですが、決してそうとは限りません。

初めは「子どもを可愛くないと感じて悩んだり」「何をしても楽しいと思えない日々を過ごしたりした」けれど、あるきっかけで少しずつ気持ちがほぐれ、育児を楽しめるようになったというママはたくさんいます。筆者も、実はそのひとりです。

新生児~生後3ヶ月頃までの育児が楽しいと思えなくても当たり前です

出産後の体が回復途上にある新生児期はもちろん、生後3~4ヶ月ごろまでの昼夜の区別がない赤ちゃんを育てている時期は、特に育児を楽しいと思えないものです。この時期は、妊娠・出産で変化した体がまだ元の状態に戻っておらず、それに加えて極度の寝不足や家族以外の人との会話がない孤立感が重なるのですから、心身共に辛くて当然です。

赤ちゃんが低月齢でも育児を楽しめる人は、かなりの精神力と体力の持ち主であるか、あるいは「産後ハイ」になっていて体が辛いことに気づいていない人だと考えられます。「育児が楽しくない」と感じることは、心と体が「休むべき時だ」と教えてくれているサインなのです。

産後しばらくは育児を楽しむ余裕がない方が体の回復は早まります

「出産を終えて、ようやく赤ちゃんとの時間を心から楽しめると思ったのに、育児が楽しいと思えないなんて」と悲しくなる必要はありません。もしこの新生児~生後3ヶ月の時期に育児を楽しいと思える余裕があったとしたら、どうなるでしょうか。

「元気だから大丈夫!」と自己判断し、家の掃除を頑張りだしたり、赤ちゃんと連日遠くまで外出したり、資格取得の勉強をしたりと、心身に負担をかける行動をしてしまう人もいるでしょう。しかし、この時期に無理をしてしまうと、産後の回復が遅れ、後々体調を崩す原因になりかねません。

新生児~生後3ヶ月の赤ちゃんを子育て中のママは、育児を楽しいと思えないことに焦る必要はありません。心と体が「今は休むべき時だ」と教えてくれているのだと前向きに捉え、育児以外の仕事は二の次にして、自分自身の身体の休息に努めましょう。まずは体を休めることが、後で育児を楽しむための準備になります。

育児が楽しいと思えないママに多い特徴!陥りやすい5つの落とし穴

携帯を持って考えるママ

育児を楽しいと思えないママは、知らず知らずのうちに、次のような子育ての「落とし穴」にハマっていることが多いです。「子育ては親育て」という言葉があるように、今の自分自身を見つめ直し、この落とし穴にハマっていないか確認してみましょう。

落とし穴その1:理性と感情のギャップが大きすぎる

「育児が楽しいと思えない=子どもへの愛情が足りない」ではありません。人間の感情は複雑であり、「子どもは大切だけれど、今は体が辛い」「一緒に遊ぶのは嬉しいけれど、本当は別のことがしたい」など、矛盾した感情を同時に持つことは自然なことです。

「良い母親でいなければ」「しっかりしつけなければ」「自立できるように知育をしなければ」といった理性や子育ての理想と、自分の本音(感情)との間に矛盾が生じると、その葛藤によって心が疲弊してしまいます。心が疲れていては、育児を楽しいと感じられないのは当然でしょう。

自分の気持ちを疎かにして理想に突き進むと、いつか無理が続けられなくなってしまいます。育児を楽しいと思えない今は、まさにその限界にきている時かもしれません。子どもと同じように自分やご主人の気持ちも大切にし、誰かを犠牲にすることのないよう、育児と生活のバランスをとりましょう。

落とし穴その2:自分以外の人を信じられず相談できない

育児が楽しいと思えない自分自身にコンプレックスを持ってしまうママや、他人を信じられず傷つくことに怯えて消極的になっているママは、保健師や実家の親、ママ友などに相談できず、一人でストレスを抱えがちです。

辛いのに誰からも共感やアドバイスをもらえなければ、気持ちが追い詰められるばかりで出口が見つからず、やがて育児を楽しいと思えなくなっても不思議ではありません。孤立は、育児のつらさを増幅させる最大の原因の一つです。

区や市の保健師さんは、母親のメンタルサポートも仕事の一環の専門家です。勇気を出して電話をしてみましょう。他にも、子育て支援センター、児童館、子育てサロンなどで、多くの人に相談して意見を聞いてみることも、気持ちを楽にする有効な手段です。

落とし穴その3:他人を気にし過ぎてしまう

他人を気にし過ぎる人は、育児に限らず、何事も楽しいと感じにくい傾向があります。自分の興味があることややりたいことが見つかっても、他人の評価ばかりが気になり、自信をもってのびのびと行動できないからです。

育児中は、ご主人や義父母、実母、親戚、近所の人、ママ友などの人目が特に気になるものです。他人の言葉や視線を気にし過ぎるあまり、自分らしさや子育ての楽しさを失ってしまうのは非常にもったいないことです。

他人は、自分が気にするほど自分を気にかけていません。ネガティブな言葉の多くは、単なる会話のネタや軽い感想であることがほとんどです。子どもの虐待に繋がるようなことでなければ、適度に聞き流すことも大切です。子どもたちは、親が幸せで楽しく笑っている方が、きっと幸せを感じるはずです。

落とし穴その4:育児書や育児情報を鵜呑みにしてしまう

子どもの成長が「順調に進んでいる」と感じられれば育児は楽しいものですが、その「順調の目安」を育児書やネットの育児情報に記されている画一的な数値や他人の育児方針に合わせてしまうと、残念ながら育児を楽しみにくくなってしまいます。

子どもの成長には個人差が大きいため、目安となる月齢や年齢より遅いことはよくあります。良心的な育児書や子育て情報には必ず「個人差があるので焦らないように」と記されていますが、不安な時にはその一言が目に入らなくなりがちです。

情報はなんでも鵜呑みにせず、「選択肢を増やす」という感覚で利用することをおすすめします。あなたのお子様とご自身の状況に合う情報だけを選び取り、「わが家のペース」を大切にしましょう。

落とし穴その5:先のことを考えすぎてしまう

先のことを考えすぎると、「今」目の前にいる子どもの「不出来」な部分や、逆に「出来すぎる」部分を見て不安になり、育児を楽しいと感じていられなくなってしまうことがあります。

例えば、2歳前後のイヤイヤ期には「入園に備えて身の回りのことを自分でできるようにさせなきゃ」と考えたり、入園後は「小学校受験に備えて習い事をさせよう」と考えたりと、目の前の楽しい瞬間を見逃しがちになります。

育児中のママが頭に置いておきたいのが「旬」というキーワードです。先のことを考えるより、今子どもが興味を持っていることや夢中になっていること、あるいは園で行っている旬の活動に、ママの気持ちを注いだ方が、子どもは興味を持てるため能力を高めやすいです。今旬なことを親子で楽しみましょう。

「育児が辛い人」から「楽しい人」へ!ハッピーママに変われた具体的なきっかけ

ここでは、育児を楽しいと思えなかったけれど、あるきっかけで楽しめるようになったというママたちに、いつから自分の気持ちが変わったのか、何がきっかけだったのかなどの具体的な体験談を教えてもらいました。

育児が辛いママさん、ママが育児を楽しいと思えるように変わると、子どもの様子も少しずつ良い方向に変わってきます。まずは一歩前に踏み出してみましょう。

1幸せな生き方やおおらかな育児に関する書籍との出会い

本を読む主婦

育児が楽しいと途中から思えるようになったママの中には、おおらかな目線の育児について書かれた本に巡り合ったことがきっかけだという人もいます。「頑張りすぎなくていい」というメッセージを受け取ることが、心の余裕に繋がります。

三兄弟ママ
32歳

とても大変だけど、きっと今が一番輝いているとき

5歳男児、3歳男児、0歳男児の母親です。育児が楽しく思えなくなったのは、3人目を妊娠し体調が悪くなってからでした。

育児が楽しいと思えるようになったきっかけは、「私の人生の中で子どもが小さい今が一番輝いているのではないかと思うのに、輝いている真っ只中の今をイライラして過ごすなんてもったいない」と感じたことです。

他にも、ある本で「親は花が咲くのを見守るような子育てがいい」という考え方に触れて、頑張りすぎなくていいやと思えるようになれました。

イライラしている母親より、適当でも笑っている母親の方が子どもにとってもいいと考えられるようになり、次第に子どもがする失敗や、寝る時に皆が私にくっついてくることなど、しんどいと感じることさえもとても幸せなことだと感じられるようになりました。

今育児を楽しめないママには、「子どもが小さい時はとても手がかかるけれど、それもいつか必ず終わりが来る。その時にイライラしている記憶ばかり残るのはもったいないですよ」ということに気づいてもらいたいです。

さくらこ
40歳

賢い子どもに育てようと躍起になっていたけれど大事なのは笑顔

8歳と6歳の男の子の母親です。もともと家事が好きではなく、自分のペースで生きてきたので、育児はとても辛かったです。思い通りにいかないし、「待つ」ことが苦手な私にとって子どものペースで生活をするのがストレスでした。

そんな時に「笑顔で子どもが変わる」という育児書に出会い、救いを求めるように読みました。そして、子どもたちに笑顔を見せることを意識しだしたら、今までどれだけ自分が笑顔を見せていなかったのか、ということに気付きました。

自分の育児方法を軌道修正し、賢い子とかそんなことよりも、子どもたちに笑顔を見せて安心させてあげることを意識し始めたら、自分も笑うと明るい気持ちになるのか、育児が楽しくなり始めました。一緒にいること自体が幸せと感じ、子どもがやらかす失敗でさえも笑えるようになりました。

現在育児を楽しめず、子どもとの時間に行き詰っているお母さんたちに伝えたいです。子どもはお母さんの笑顔さえあれば大丈夫です!

2保健師さんや他のママに相談するように心掛けたこと

公園で遊ぶママ友と子供達

育児を楽しいと思えるようになったきっかけを「ママ友」と答えるママは非常に多いです。筆者もママ友との会話で、自分が育児や子どもの性格に関して悩んでいたことが、実はそれほど大したことではないと気づかせてもらったことがありました。

タンゴ
30代前半

人との繋がりは大事

一歳の一人っ子の男の子のママです。子どもが7ヶ月、8ヶ月の頃、白湯を飲んだりするのを嫌がり、便秘になってしまったり飲ませようとすると泣かれたりして、私自身も疲れてしまい辛くなりました。

9ヶ月くらいの頃にどうして良いのかわからず、しんどくなって区の保健師さんに電話で相談しました。相談してアドバイスを貰うだけで心が軽くなったし、話を聞いてもらえたことが良かったのか、頑張ろうという気になれました。

それからは困った時は児童館に行って、知り合ったママに相談してみるようにしました。「こういうときあったよ」とか聞けると、「皆そうなんだ」と安心できて育児が楽しくなりました。

3実家の母親から相談してもらえた前向きなアドバイス

育児が楽しいと思えず、実家の母親に相談するママもいるでしょう。実母への相談がきっかけで育児を楽しめるようになったというママは少なくありません。ただし、中には実母への相談で、逆に育児が辛くなっていったというケースもあります。相談相手は、あなたの状況や気持ちに共感し、前向きな気持ちを与えてくれる人を選ぶことが大切です。

みやび
25歳

母親の気持ちで子どもも変わった

もうすぐ3ヶ月の男の子を育てている一児の母です。里帰りが終わり家に帰ってきてしばらくしてから、泣かれること、ゆっくり寝てくれないことなどが原因で疲れを覚え始めました。

そのころからより激しく泣くことが多くなりました。それからはイライラしてしまうことが多くなり、当たってしまうこともありました。

子どもが2ヶ月になったころ、イライラが止まらなくて自分の母親に相談しました。母からは「親がイライラしていると子供に伝わるよ」と言われ、それからは心を落ち着かせて優しい言葉掛けて過ごすように心がけました。

そうしたら子どもも激しく泣くことがなくなり、穏やかに時間を過ごせるようになったので、子どもとの過ごしている時間が楽しくなりました。

自分がつらくなった時は、親でもご主人でも友達でも誰でもいいので、相談することが解決のひとつの道だと思いました。

4家事を手抜きして生まれた心の余裕

洗濯物のかごを持ち運ぶママ

育児を楽しいと思えないママの多くがオーバーワークに陥っています。余裕がなければ何をしても楽しめなくなってしまいますので、まずは家事を手抜きしてゆとりを作ってみましょう。「やらなくてはいけないこと」のハードルを下げるだけで、精神的な負担は大きく軽減されます。

govan
31歳

家事を手抜きするだけで育児に時間が取れるようになった

私は1歳8ヶ月の女の子のママで、現在妊娠中です。娘が生まれてからほぼ365日ワンオペ育児の我が家では、寝不足と家事育児すべてを一人でやらなくてはならない重圧で、肩の荷がとても重くて辛かったです。

育児を楽しいと思えるようになったのは、それまで完璧にしなきゃと思っていた家事の手を抜き出してからでした。掃除や洗い物を先延ばしにすることで、子どもと向き合う時間が増え、気持ちが落ち着いていきました。

また、子どもが言葉を少しずつ話し、コミュニケーションが取れているのだと感じられるようになってからは、さらに育児が楽しいと思えるようになりました。例えば食事のとき、子ども自身がまだお腹が空いていてお代わりをしたいというときに「まんま、まんま」などとアピールしてくれる姿がたまらなくかわいいです。

今大切なのは子どもの成長であり、お皿洗いやお掃除ではないです。これらは誰かに任せても生きていけます。完璧を求めず、子どもの成長を楽しむことが重要だと気づきました。

さとまま
31歳

親が笑えば子も笑う

今6歳女の子と、3歳男の子の母親です。娘が1歳のころ、初めて近所のこどもセンターを利用したのですが、私に抱っこをせがみ全く離れて遊べませんでした。それ以降どこに行っても抱っこ抱っこだったので、私自身も娘を連れての外出が億劫になっていました。

それを私の母親に相談した時言われたのが、「気持ちに余裕がなくなると、子どもにもそれが伝わるからよくないよ」ということでした。

それから娘を見る目を変えて、抱っこ抱っことせがまれたら「いいよ、でも公園からは歩いてね」と、すべてを否定するのではなく、少しでも娘の気持ちを受けいれるようにしました。受けいれてもらえた娘も嬉しそうに抱っこされていたのをはっきりと覚えています。

不安になってしまうこともありますが、親が笑顔でいたら子どもも笑顔になってくれると信じています。

5子どもを保育園に預けて距離をとったから

保育園に子供を預けるママ

子どもを保育園に預けるなどして適度な距離をとると、育児を楽しいと思いやすくなることがあります。育児を含め、人間関係に悩んだときは、相手との距離感を見直すのも、良い解決策となるケースが多いです。

ひままま
26歳

一緒に過ごす時間が減ったら育児を楽しいと思えるようになった

5歳の女の子と3歳の男の子の母親です。2人目が産まれたころから、「上の子を飽きさせないように、毎日毎日どこかへ何かをしに行かないと」と考えているうちに、育児が辛くなってきました。

そんな私が育児を楽しいと思えるようになったのは、上の子が3歳で下の子が1歳のとき、保育園に入園させたのがきっかけでした。

朝から晩まで1人で2人を見ていた時と違って、夕方子どもたちを迎えに行くときは、それまで離れていたせいか可愛さ100倍!毎日イライラしていた日々と違って「寂しい思いをさせてごめんね。会いたかったよ」と思えるようになりました。

とても可愛く感じられるようになり、夕飯やお風呂なども子どもたちとの時間が楽しくなりました。「ひとりで抱え込まないで大丈夫だよ」と、育児が楽しいと思えなかった当時の自分に伝えてあげたいですね。

6子どもの成長で夜泣きがなくなったことによる休息

子どもが夜泣きを続けると、ママは寝不足になり、肉体的にも精神的にも育児を楽しいと思えなくなってきます。赤ちゃんの夜泣きがいつまで続くかは個人差があるため、この期間は疲労をためすぎないように注意することが大切です。

みそら
23歳

マイペースが1番

3歳の男の子と7ヶ月の女の子の育児中です。上の子が新生児の頃からよく泣かれ、訳も分からず毎日一緒になって泣いていました。

一歳過ぎた頃に断乳をし、夜中も起きることなく寝てくれるようになった頃から、だいぶ楽になったので少しずつ育児が楽しいと思えるようになりました。

歩けるようになると外で遊んだり、ひとり遊びをしたりするようになり、それを見ていると微笑ましくなります。

子どもはお母さんの気持ちに敏感なので、完璧を求めるのではなく、泣いているとき以外は気楽に家事なども休んで、自分の時間なども作ってマイペースに育児をすると楽しいと感じやすくなりますよ。

7素敵なママ友と出会えたことによる視点の変化

ブランコで遊ぶママ友と子供

育児を楽しいと思えない原因が自分の考え方の偏りや捉え方にある場合、自分とは違う素敵な考え方に触れることで、育児を楽しいと思える新しい視点を持つことができることがあります。ママ友がいるメリットは、自分が勝手にかけていた色眼鏡を外してくれることで、今までより子どもやご主人、家庭が素敵に見えるようになることだと感じている人もいるのです。

まいこ
38歳

息子の短所を長所に変えてくれたママ友との出会い

13歳の男の子と10歳の女の子の母親です。息子はすごく泣く子で人見知りもひどく、幼稚園に入ってもなかなか友達ができず、親子での行事も寂しくて育児を楽しいと思えなくなっていました。

ところが息子が5歳の時、幼稚園に新しく入ったお友達がうちの息子を気に入ってくれて、やっと私もゆっくり話せるママ友ができました。そのママ友は息子の性格をいい方に捉え、「優しい子。慎重なだけだよ。観察がよくできるね」と言ってくれたのです。

短所だと思っていた息子の性格を、ママ友に長所に変えてもらえてからは、息子にあった遊びをすればいいし、仲良くしてくれる友達が一人でもいたらいいと考えられるようになり、育児が楽しいと思えるようになりました。

周りの子と比べすぎると辛くなってしまうので、比べるなら自分の子の一年前と比べるといいかもしれません。そうしたら成長しているし子どもの長所もたくさん見えてくると思います。

8ある子育てサイトの「怒るのをやめました」という言葉

親としての責任感や、人目を気にして、子どもを感情的に怒ってしまうママもいるでしょう。しかし、感情的に怒ることにはデメリットもあります。楽しいと感じられる育児をするためには、肩の力を入れ過ぎず、バランスをとることが大切です。

よりこまま
24歳

育児が楽しくなったある言葉

4歳の男の子と2歳の男の子の母親です。下の子が1歳半の頃、上の子の反抗や兄弟喧嘩がはじまり、とめるために私は朝から晩まで怒りっぱなしで、育児を楽しいと感じられなくなりました。

そんな私がまた育児を楽しいと思いはじめたのは、あるサイトの記事に書かれていた「私は怒るのをやめました」という言葉との出会いがきっかけです。その記事には「怒る」と「叱る」の違いについても書かれていて、感情的に怒るのをやめたという意味だったのです。

この言葉に出会ってから、私も怒るのをやめてみました。すると上の子が反抗してくることが減り、兄弟喧嘩も驚くほど少なくなったんです。今では3人で遊ぶことお話することなど些細なことでもすごく楽しく感じます。

叱る時に冷静になることで子どもも素直に受け止められるし、ママ自身も心が落ち着いて対応出来ると思います。子どもが笑顔だとママも嬉しいですよね。でも子どももママの笑顔が大好きですよ。

育児が楽しいと思えないママは他人と繋がって考え方の偏りを見直しましょう

育児に限らず仕事も趣味も勉強も、楽しいと思えなくなった原因が自分の考え方の偏りだったというのはよくあることです。

その偏りに気づかせてくれるのが他人の存在です。子育てサロンや子育て支援センターなどの利用者が増えているように、他者とのコミュニケーションを増やすということは、相手が自分とは異なる価値観を持つ人であればあるほど、自分の偏りに気づかせてくれるということです。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉があるように、何事もバランスが大切です。自分にとって育児が楽しいと思えるバランスとはどのようなものかをもう一度しっかりと考え、わからない時は人に相談し、オーバーワークになりがちな育児中だからと諦めないで、アグレッシブに楽しい生活を取り戻しましょう。

育児が辛い、楽しくないと感じることは決して悪いことではありません。それをきっかけに、あなた自身が「親として成長するチャンス」だと捉え、あなたらしい育児の楽しさを見つけられるよう応援しています。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪