ケチなママ友?価値観の違い?ママ友との金銭感覚の違いへの対応
子育て中は何かと助け合うことが多いママ友。お付き合いする中で助け合いのバランスが崩れたり、相手のマナー違反があったりと不快に感じることでママ友トラブルに発展することは決して珍しいことではありません。多くのママは大ごとにならないように冷静に対処しますが、トラブルの元がお金に関することだけに、納得できず内心イライラしてしまうものです。
やっかいなのは、お金のモヤモヤは「これくらいで怒る自分がケチなのかな」と、自分自身を責める気持ちとも絡み合う点です。だからこそ言い出せずに我慢し、ある日限界がきてしまう人も少なくありません。
今回はそんなケチなママ友がママ達から嫌われる本当の理由、ケチなママ友への対応、不快感を与えるケチなママ友対策の体験談をご紹介します。イライラしているママも、ケチママと言われているママも、問題をいつもと少し違う視点から見ることで、穏やかな日常を取り戻しましょう。
ケチなママ友が嫌われる本当の理由とは?
厚生労働省の国民生活基礎調査(注1)によると、児童のいる世帯は全世帯や高齢者世帯と比べて「生活が大変苦しい」「やや苦しい」と答えた割合が高い状態が続いており、近年の調査でも半数を超える子育て世帯が暮らし向きの苦しさを感じています。つまり多くのママが家計にゆとりを持ちにくいのですから、本来ならママ友の節約や倹約にも理解があるはずです。
それなのになぜ、ケチなママ友は周囲から理解されずに嫌われることが多いのでしょう?お金の問題を超えた本当の理由とは?
1利用されていると感じるから
子育て中のママ達は余裕どころか内心助けを求めている人が多い反面、特に子供が小さくて働きに出られない乳幼児のママは交友関係が狭くなりがちです。世帯によっては配偶者の収入に頼る割合が高く、金銭的にも体力的にも精神的にも追い詰められやすい環境で生活しています。
そのため同じような環境で生活しているママ友とは共感し合いやすく、助け合いの関係を築ける仲間となりたいところですが、ケチなママ友に一方的に利用されていると感じたら?不快感を持つのは当然でしょう。仲間だと思っていた人の餌食にされていただけだと感じてしまうのですから。
もちろん実際には、ケチなママ友の多くが本気で「利用している」とは思っていないはずです。でも、人は相手の何らかの行動に危機感を覚えると、身を守ろうとする本能が働き、無意識に危険を回避しようと相手を遠ざけることがあるのです。「一度ガソリン代を出してくれなかった」こと自体よりも、「この関係はこの先も一方通行かもしれない」という予感が、心をざわつかせます。
2窮屈になるから
ママ友は子供を通したお友達です。自己主張ばかりが強いと相手に負担をかけますので、お互いに感情をコントロールして相手に不快感を与えないように配慮しながら、トラブルを回避してお付き合いしようと努めています。
そして意図的に、あるいは無意識に窮屈ではない心地よい関係に発展させようと、グループの人間関係を波立たせないようにし、気心の知れた人にだけ親密に心を開いて友好的に接し、その関係を維持しようとします。(注2)
ですから窮屈な思いをさせるケチなママ友には、グループの人間関係を波立たせられるように感じられ、抵抗を覚えてしまうのです。
例えば、ママ友ランチでケチなママ友一人だけデザートを頼まなかったとします。すると他のママ達は、グループ内に気まずい思いをする人が出ないように、次からその人に配慮してデザートを頼まなくなるでしょう。それが続くと「なぜあの人は私達に配慮しないのに、私達ばかりが気を遣って食べたいものを我慢しなければならないの?」と心が波立つのです。つまり嫌われる原因は「安いものを頼むこと」ではなく、「周囲が払っている配慮に気づかないこと」にあります。
3信頼できなくなるから
人の物を横取りしたり当然のように使ってしまったりする行いは、本来、人の物と自分の物の区別がつき始める幼児期に、親が根気よく教えていくことがらです。ところがケチなママ友に、自分がお金を払って買っているものを何度も平気で使われたり、もらいっぱなしで平気な顔をされたりすると、悪気がないと分かっていても信頼できなくなってしまうのです。
持ちつ持たれつの関係で相手を信頼できるのであれば別ですが、これから信頼関係を深めていこうと思っている好意的なママ友に平気で甘え、相手の気持ちや迷惑になっていないかを考えずにそうした行為を繰り返すとなると話は別です。「大人がすべき行いではない」と人としての信頼を欠き、敬遠されてしまうこともあるのです。
せこい!図々しい!ケチなママ友への対応
人を憎んだり嫌ったり蔑んだりすることは、決して気持ちのいいものではありません。それでも人は心が波立つと、身を守ろうと様々な方法で心の安定を取り戻そうとします。ケチなママ友だと思う人に出会った時、あなたはどのような対応をしましたか?主な対応は次の5つに整理できます。
- 会わないようにする(物理的な距離をとる)
- 表面的な対応への切り替え(心理的な距離をとる)
- 相手の価値観を尊重する
- 溜まったストレスを別の場所で発散する
- ひたすら我慢する
人間関係のトラブルがある場合、見えなくなっていた状況を客観的に捉え直せるようになり、心の波を落ち着けやすくなる効果があるため、「距離を置く」という対応が勧められたり、実際に選ばれたりすることが多いです。
価値観の違う者同士が必要以上に距離を縮めて心を開示し合うと、自分の価値観が否定されないように主張することで、かえって相手の価値観を否定してしまい、トラブルに発展しやすくなるためです。
金銭感覚の違うケチなママ友と一度距離を置くことで、自分の価値観を相手からも自分自身からも否定されない安全な場所に身を置けます。冷静になって、近すぎて見えなくなっていた各々の価値観を尊重する大切さに改めて気づきやすくなり、相手を傷つけたり、自分自身や周囲の人が嫌な気持ちになる言動をとったりせずに、心の平安を取り戻せる効果が期待できます。
こじれる前に。お金の場面での言い換え例
我慢のしすぎは、ある日の爆発や陰口につながりがちです。関係を壊さずに自分を守るには、「相手を責める」のではなく「仕組みで防ぐ」のがコツです。角が立ちにくい伝え方を、そのまま使えるセリフでご紹介します。
【立て替えを頼まれそうなとき】
「お財布別々にしておこうよ、そのほうが後で計算しなくてラクだし」
最初から個別会計を提案すれば、貸し借り自体が発生しません。
【車を頻繁に出す関係になっているとき】
「最近ガソリン高くてね。今度から現地集合にしない?」
相手のケチさを責めるのではなく、自分の事情として伝えると受け入れられやすくなります。
【家に呼ぶのが負担になっているとき】
「うち、ちょっと片づかなくて。あの新しくできたカフェで話さない?」
場所を外に移すだけで、手土産の有無や飲み物の気遣いといったモヤモヤの多くは解消します。
| 場面 | 関係がこじれやすいNG対応 | 望ましい対応 |
|---|---|---|
| 会計のとき | 毎回まとめて立て替え、後からモヤモヤする | 最初から個別会計・現金で自分の分だけ渡す |
| 送迎のとき | 断れずに足として使われ、陰で愚痴をこぼす | 「現地集合にしよう」と早めに仕組みを変える |
| 不満が溜まったとき | 子どもの前で悪口を言う | 子どものいない場所で信頼できる人に話す |
| 価値観が違うと感じたとき | 相手を変えようと正論をぶつける | そういう考え方もあると受け止め、距離を調整する |
子供への影響を考えましょう!
様々なママ友と自分のママがお付き合いする姿は、子供達に見られています。ですから自分も相手も周囲も不快にする行いは、母親を信頼している我が子には見せたくないものです。子どもは「困った人とどう折り合いをつけるか」という姿から、人間関係の作り方を自然と学んでいきます。ケチなママ友の価値観を受け入れられずに苦しんでいるママは、距離感を見つめ直すことで自分のストレスを解消するという選択肢を検討してみましょう。
Q ケチなママ友のエピソードや対応を教えて!
実際にケチなママ友に困った経験のあるママ達は、どのようなことでケチだと感じ、ケチなママ友にどのような対応をしたのでしょう?ここからは、対応のタイプ別にリアルな体験談をご紹介します。ご自身の状況に近いものを探しながら読んでみてください。
物理的・心理的な距離をとる
足代わりに使ってくるケチなママ友
家の近くの公園で知り合ったケチなママ友とは、引っ越してきたばかりなので知り合いがおらず、子供も同じ年齢ということもあり仲良くなりました。
ある日、ケチなママ友がランチをしようと提案してきたので近場を探していたら、車でしか行けない場所(車で40分ぐらい)を指定されました。そのママ友はペーパードライバーのため、私の車で一緒に行くことになりました。
そのママ友に経済的に困っている様子はありませんが、移動中「運転できないと買い物とか不便じゃない?」と聞くと、「車って保険や駐車場やガソリンがかかって維持代がもったいないから持ちたくないの」と言われました。
ランチが終わり家路に向かおうとすると、近くのショッピングセンターに寄らされました。その後も何度か私が車を出したのですが、ガソリン代やお礼は何もなく、完全に足として使われました。
他のママ友に話したところ、過去にも私のように被害に遭った人がいるそうです。同じ幼稚園に入園させることを考えていたので、ケチなママ友に「入園して用事があったら乗せてもらえて助かるわ~」と言われて落ち込みました。
結局、子供の性格や幼稚園の教育方針を考え、ケチなママ友とは別の幼稚園に入園させました。所詮はママ友。自分に害があると思ったら、理由をつけて離れるのが一番です。
ケチすぎる!ものの考え方があまりに違うママ友
ケチなママ友とは子供の幼稚園が一緒で、去年同じクラスになったとき知り合いました。そのママ友がケチだなと思ったのは、子供に持たせているお菓子を見たときです。私の家に遊びに来てくれるといつも5円や10円で買えるお菓子を2つだけ持って来ました。
最初はその駄菓子がよっぽど好きなんだなと思いましたが、それを伝えると彼女に大笑いされ「安いからに決まっているじゃない」と言われました。そして私が200円くらいのお菓子を出すと、自分の子供に「高いお菓子だからたくさん食べておきなよ!夕飯入らなくても良いからね」と言っていました。
これにはかなり引きしました。彼女が経済的に困っているという話を聞いたことがありませんが、「節約は大事だから」とたまに言っているようです。勿論節約は大切ですが、人に迷惑をかけるのはどうかなと私は思いました。
ママ友皆で集まってたこ焼きパーティーをした際、彼女とその子供だけ周囲に配慮なくバクバク食べていました。一人何個ずつ等は全く気にしていない様子で、ほんの数個しか食べられなかったというお友達もいたのに「競争だからね」と言っていました。
周囲のママ友達も私と同じようにやや軽蔑した目で見ていました。その後皆彼女を避け、ママ友パーティーには誘わなくなりました。ものの考え方なので面と向かって意見するのは難しいため、それとなく距離を置くのが一番だなと思いました。
一緒にいても楽しめないケチなママ友
出産した病院で知り合ったママ友がいます。子供が生まれた後、そのママ友の子と一緒にお誕生日会をすることになり私は子供服をプレゼントしたのですが、私の子供の誕生日プレゼントには100均で売っている絵本が2冊だけ。あまりの違いにショックを受けてしまいました。プレゼントは金額ではなく気持ちが大事なことは分かっていますが、ママ友は経済的に困っている様子もなかったです。
それ以来ママ友の家にお邪魔しても飲み物すらでて来なかったり、ランチに行った時に「お金が足りない」と言われて貸したお金が戻ってこなかったりで困りました。周りのママ達もあまりのケチさにどんどん離れていっているようです。
ランチに行っても楽しめないからとケチなママ友を誘わないようになりました。ケチなママ友は節約を頑張っているかもしれませんが、お金のトラブル等にならないように距離を置いて付き合うのが良いです。
相談場所に図書館を指定するケチなママ友
上の子を出産した時に産院で知り合ったケチなママ友がいます。入院中は分かりませんでしたが、退院後子供同士の誕生日が近いことや私が引っ越したばかりで近くに友達がいないことなどから、子供を含めてたまに会っていました。
ところがそのケチなママ友は「自分の家は旦那が夜の仕事で昼真寝ているから招けない」とうちにばかり遊びに来て、毎回手土産一つ持ってこずに食い逃げ状態。向こうから「会いたいね」と電話してくるのに「うち車ないんだけど、どうやって行けばいい?」と言ったきり黙り込んでしまい、遠回しに私に車で送迎させていました。
その後、少し遠くに引っ越したので年賀状だけの付き合いになっていたのですが、10数年ぶりに電話があり「相談があるから会って話したい」と言うのです。「どこで会う?」と聞くと、「うちの近くの図書館の喫茶コーナーで会おう」と驚きの発言。「図書館は相談に相応しい場所じゃないから、近くのお店でお茶しない?」と言うと、「私、そういうお店ってあまり好きじゃなくて」と店に入ろうとしないのです。専業主婦でお金がないなら働けばいいのに。
「他にママ友がいないから誰にも相談できない」と言うので仕方なく電話で少し話を聞くと、過干渉過保護なため子供とぶつかり合うことが多くて悩んでいて、なんだか子供が可哀想だと思いました。アドバイスしたら「子供の自立をサポートすることなど考えたこともない」とのことでした。結局、不快感を抱いているのに不必要にお付き合いするのは相手にも失礼だと思い、「働いていて忙しいから」と会わないことにしました。
お礼をラインだけで済ませるケチなママ友
同じ地区に住む次男の友達のママはとってもケチなママ友なんです。ある日「旅行に行くからガイドブックを貸してほしい」と言われ、貸してあげました。旅行から帰った息子の友達がうちに遊びにくる時にその本を持ってきたのですが、お礼はラインのみでした。ケチなママ友の家庭はかなり経済的には苦しいようで、いつも「お金がない」と言っています。
ある日地区の行事で花壇作りをした時も、「土は買うけど肥料は入れない」と言われたので「肥料は要るから」と私が話したら、彼女だけ土は買ってきてくれましたが肥料は買ってきてくれませんでした。その時はさすがに本当にケチだなと感じました。
周囲のママとはあまり関わりはないみたいですので、嫌がらせをしたママ友さんがいるかどうかは知りませんが、反対にケチなママ友に何かを言われたママ友はいます。まわりのケチなママ友に困っている人は、あまり気にせずに必要以上にお付き合いしないで良いと私は思います。
財布を持たないケチなママ友
ケチなママ友とは子供の保育園つながりで家も近く、親同士の年齢も同じなため仲良くなりました。不妊治療をしていた為に経済的には少し苦しそうな感じで、節約第一!という感じです。とにかくお財布を持ち歩かないので、急にママ友同士でお茶を飲みに行く時にはいつも貸すかジュース1杯おごりです。
奢ってもらって悪いと思っている気持ちはあるようですが、お返しにくれるのは駄菓子や貰い物のりんごなどです。正直言って物はいらないから、きちんと自分のものくらいお金を払ってほしいです。
他のママ友は完全に足に使われていて、どこかに行くときには必ず乗せもらいガソリン代も払わないのです。数回なら全然かまわないのですが、週に1回習い事が同じそのママ友はいつも私に愚痴ってきます。
ケチなママ友は愛想が良いので特に嫌われてはいませんが、友達は少ないです。同じように金銭的な事で悩んだら、少し距離を置くことをおすすめします。
バザーで集めた物を自分の物にするママさん
私が困らされたケチなママ友は子供の同級生のママなんですが、みんなで友達のお祝いをすることになっても、親切に指導していただいた習い事の先生にお礼をすることになっても、とにかくお金を出さない。高い金額ではなく1人何百円なのに。「子供がたくさんいて大変だ」が口癖なのに、ペットを飼い始めて意味がわからない。バザーで集めた物を自分が気に入ったら黙って持って帰った事も。
みんな表向きは笑顔で挨拶したり話したりしているけど、目配せしてすぐに離れるようにしています。もちろんランチには絶対に誘わないし、プライベートで子供も一緒に出かける時はその親子だけ声をかけません。お金を使いたくない気持ちは分からないわけではないけど、ある程度お祝いやお礼とかは付き合いもあるし、お金は出した方が良いと思います。
PTAの集まりで車を出さないケチなママ友
私の子供が通っている幼稚園では、毎年バザーを開きます。PTAの役員に任命されると2か月前から準備をして売れる商品を持ち寄っていますが、一人のママ友だけが何も持ってきません。他のママ友はたくさんの商品を持ってきて売り上げに貢献しようとしますが、そのママ友だけはどうでも良いと言った感じです。
買い出しなどに行く時も、このママ友だけ車を出すことを嫌がります。ワゴン車に乗っていることは他のママ友も知っていますのでたくさん乗れる車の方が便利なのですが、ガソリン代がかかるためか絶対に出しません。
そのママ友は子供が4人いますので経済的に困っている可能性があります。周囲のママ友も「あそこの家は旦那も働いていないみたいでお金に困っている」と話しています。一緒に行動したくないと言うママ友もいるくらいです。
ケチなママ友にはなんだかの理由があるのだなと思います。私はこんなママ友とは深い付き合いは出来ないので、表面的だけの付き合いをしています。その方が周りのママ友からの反感もかわないし、自分だけがお金を出す状況にもならないからです。
手土産を絶対に持ってこないのに他のママの手土産は食べるママ友
私の知り合いのケチなママ友は、子供(小学生)のママ友です。そのママはあっさりした感じの人ですがとにかくケチです。ママ友同士で一人のママさんの家に集まったときも、ほとんど手土産を持ってきません。なのに、他のママ友が持ってきたケーキやお菓子、飲み物などの手土産はしっかりいただいています(呆)。
特に経済的に困っているという様子はないのですが…。一時他のママ友が、「強制的に割り勘しようか」などと話し合ったこともありますが、問題のママ友は「別に手土産なんて必要ないよ」と言うので、そういう人から無理に取るわけにはいかないだろうと断念しました。
周りのママ友達がいつも気をつかっている感じです。でも、お金のかからないこと(役員の仕事など)はしっかりやってくれるので、そんなに嫌われているというわけでもないようです。話も上手で面白いですし。なので、他のママ友が嫌がらせをすることもありません。
ケチなママに困っているママへのアドバイスとしては、ケチは変えられないということです(笑)。なので、気になるようであればケチなママ友に関して自分も使うお金をケチれば少しは気が楽になるかも。
距離をとった人たちの体験に共通するのは、「相手を変えようとしなかった」という点です。正面から注意すればトラブルになり、我慢を続ければ自分がすり減ります。だからこそ、幼稚園を分ける・誘う頻度を減らす・表面的な付き合いに切り替えるといった形で、そっとフェードアウトを選んでいます。とくに送迎や立て替えのように実害が積み重なる関係は、早めに仕組みごと変えるのが有効です。無理に縁を切る必要はなく、「ランチには誘わないけれど挨拶はする」くらいの緩やかな距離感でも、心の負担はぐっと軽くなります。
相手の価値観を尊重して付き合う
ママランチでひとりデザートを注文しない人
幼稚園のママ友の話です。子どもを園に預け子育てから開放され、思い切りおしゃべりができる至福の時であるママランチですが、いつも注文するのは一番安い日替わりランチでライス少な目(30円引)、食後のデザートも注文しないケチなママ友がいます。小食な人なのかと思っていましたが1度ブッフェに行った時は誰よりも食事からデザートまでバクバクいっていました。
旦那さんは一流企業で働いていて、専業主婦なので経済的に困っているとは考えられません。ブッフェでの彼女の食べっぷりを見てから「ファミレスなどでのママ友ランチはケチで頼まないのだ」とみんな悟り、なんとなく彼女がいるときのランチではみんなデザートを注文しないような流れになってしまいました。
そのことで周囲のママ友からはぶかれたりはしていませんが、「ケチだよね~」などという陰口はまたにあります。ケチ以外は特に嫌われるようなところはない人なので、私は悪口には加わらず、そういう人なんだと思うだけにしています。
一人だけプレゼントが野菜のケチなママ友
3歳の娘と同い年・同じ月生まれで町の4ヶ月の健診で仲良くなったママ友がいます。年に2回、お出かけと誕生日パーティーだけの付き合いですが毎年楽しみにしています。とても気さくで話しやすい方なのですが、一つ引っかかることが…。
子供に渡す誕生日プレゼントが家で採れた野菜と手作りクッキーなんです。昨年は5人のママ友と集まり、事前に「800円位でプレゼント交換をしましょう」と話しており、私を含め4人は購入してラッピングされたプレゼントを用意していました。
しかしケチなママ友は家で採れた白菜や大根と手作りのクッキー。もちろん子供達もキョトン。買えば800円位という考えなのかもしれませんが、プレゼント代をケチったとしか思えません。
ケチなママ友の家は旦那さんが家計を握っており、必要な時に必要な額を貰うというスタイルのようで、いつも不満を口にしています。プレゼント代が欲しいと言いづらかったのかもしれませんが、それなら事前に伝えてくれればプレゼント交換はなし等、違うやり方を考えたのに。楽しいパーティー中の出来事だったので、微妙な空気が流れとても困りました。他のママ友も空気を変えるのに必死な感じでした。
そんなことがあってもとても明るく親切で話しやすい方なので、今も皆と仲良く付き合っています。各家庭、金銭感覚や事情が様々なので、お互いに無理をしない付き合いが出来るような関係を築ければ良い関係を続けられると思います。
このタイプの体験談が教えてくれるのは、「お金の使い方が違う=合わない人」ではない、ということです。金銭感覚は各家庭の収入・価値観・家計の管理方法(配偶者が家計を握っているなど)によって大きく変わります。相手のケチな一面だけを取り出して嫌うのではなく、「話していて楽しい」「子ども同士が仲良し」といった良い面に目を向けられれば、無理のない距離で長く付き合えます。とくにプレゼント交換のように金額のズレが表面化しやすい場面は、あらかじめ全員でルールを共有しておくとお互いに気まずくなりません。
その他
手作りのお菓子に材料費を徴収するせこいママ友
近所に子どもの保育園のママ友がいます。年齢が近いこともあって4~5人のグループなのですが、その中の1人がちょっと困ったケチなママ友です。それぞれ家が近いのでカフェやチェーン店でランチしたりお茶を飲んだりするのですが、家に呼んでお茶会をすることもあります。
そのケチなママ友はとてもせこいので、よく家に呼ばれるのですがその時には手作りのお菓子を振舞われ、材料費を毎回徴収されるのです。別に経済的に余裕がないわけでもないのに、その家に行く時は必ずそうなのでみんな戸惑い、ちょっと嫌がって反応を見てみたのですが、他の家に招かれた時は材料費とか言わず、自分の家では変わらず材料費を要求するので、今では皆で家への招待は止めて、出来るだけ外でのお茶会ランチを実行しています。
たまに家に呼ばれる時は誰かの予定が合いません(笑)。なので、家での集まりはないです。このまま外ランチで周りに合わせられるようなら、そのまま付き合っていけると思います。
いつも奢ってもらおうとする!図々しいママ友
私は娘の通う幼稚園にママ友がいます。4人グループでいつも集まってママ友食事会をしているのですが、一人だけものすごくケチなママ友がいるのです。そのママ友は確かに家がボロボロアパートですが、それほど困窮しているようには見えません。服はいつもオシャレだし、3か月に1度は美容室に行くと言っていました。
そのママ友はものすごく調子がいい人で、食事会を開いたら必ず場を盛り上げてくれるのです。それはすごく嬉しいですね。皆楽しくなりますからね。しかしその代わりにママ友食事会の費用がいつも一番安いです。3割3割3割1割と言う感じで、いつも最小限の分しか支払ってくれない図々しい人なのです。
最初はそれに笑っていたのですが、段々と笑えなくなってきました。どこまでケチなんだろうと少しイラだっています。ケチなせいで私たちが多く食事代を支払わないといけないのに困っています。他のママ友は裕福だったり、天然だったりするので私ほどは気にしていないみたいで、彼女を無視したり嫌がらせすることは全くありません。
でもそれだけになんだか余計に納得いきません。納得いかないけど私だけ怒っても仕方ないかなと思うので、私はママ友日記を書いてそこに悪口をしたためています。これでちょっとスッキリできますよ。
一人だけ安いメニューばかりのケチなママ友
そのケチなママ友とは子供の幼稚園からのお付き合いで、子供同士小学校も一緒ということでかれこれ6年間のお付き合いが続いています。お互い専業主婦で日中暇しているのでよくランチやお茶に出掛けるのですが、その際に彼女がオーダーするものはいつもそのお店で一番安いものと決まっています。
私が定番のランチコースなどにすると、私の食べているもののを”味見”と言いつつ、つまみ食いする始末。経済的に困っているのかと言えばそういうわけでもなく、単に自分のお金を極力使いたくないケチな人なのです。私が分けるのが当たり前の風潮にここ数年なってしまい、それを変えることができないことに悩んでいます。
周囲のママ友も最初はそんな私たちのグループに何人も入っていましたが、彼女のそんな姿に嫌気がさしていつのまにかグループは私と彼女だけになってしまいました。逆に今では周囲のグループに溶け込もうとしても、入れてくれる感じがなく周囲からシャットアウトされている雰囲気を感じます。
一人のママ友に癒着し過ぎると他のグループに混じれなくなりますし、その彼女の悪い面を含めて付き合わざるを得なくなり自分が窮地に陥ります。ママ友付き合いは広く浅くお付き合いすることをお勧めします。
人としてのマナーを守らないケチママ
ケチなママ友とは、子どもが幼稚園に入園したときに友達になりました。たまたま入園式で席が隣になったからです。生活に困っている雰囲気ではありませんでしたが、お金の話ばかりするママでした。
ある日、子どもの幼稚園の行事で親子まつりというのがありました。ママ達が子供達に催しものをしてあげるというものです。私たちは野菜スタンプをすることになり、クジ引きで幼稚園に持ってくる野菜を決めることになりました。ケチなママ友の野菜はレンコンでした。
ほかにジャガイモやサツマイモ、ニンジンのクジがありましたが、ケチなママ友は「レンコンだけ高い野菜だ」と文句を言いだしたのです。正直、同じ根菜類ではレンコンが一番高いかもしれませんが、そんなに大差はないと思いました。周りのママの反応は冷ややかで、それぐらいいいじゃないかという感じでした。
それからケチなママ友は陰で「ケチママ」と呼ばれています。みんな平等なクジで「自分だけ結果が悪かった!」と文句を言うのはご法度だと思います。人にも自分と同じ立場になるリスクはあるのですから。注意しましょう。
「その他」の対応で目を引くのが、もも子さんの「ママ友日記」です。直接ぶつかっても解決しないと分かっているとき、気持ちを紙に書き出して吐き出すのは、ストレスをその場で発散し、翌日にはフラットな顔で会うための知恵とも言えます。ただし、書いたものが子どもや相手の目に触れないよう管理は慎重に。マルガリタさんの体験のように、一人のママ友に依存しすぎると視野が狭まり、他の関係まで築きにくくなることもあります。広く浅くを心がけ、逃げ場となる別のコミュニティを持っておくことが、結果的に自分を守ることにつながります。
ケチなママ友に関するよくある質問(FAQ)
ランチや立て替えでお金を返してくれないとき、催促してもいいですか?
数百円〜千円程度でも、モヤモヤが残るなら伝えて構いません。角を立てないコツは「あなたが払っていない」ではなく「私が忘れないうちに」という言い方にすること。「この前の立て替え、ちょうど今おつりあるから精算しちゃお」と明るく切り出すと自然です。そもそも貸し借りが起きないよう、次回からは個別会計や自分の分だけ現金で渡す方法に切り替えるのが最も確実です。
相手が本当に家計が苦しいのか、単にケチなのか分からず対応に迷います。
事情は外からは見えないため、無理に見極める必要はありません。大切なのは「相手がどうか」より「自分が損や我慢を重ねていないか」です。家計が苦しい相手なら、お金のかからない公園遊びや持ち寄りなど、双方が気楽な過ごし方を選べば関係を続けられます。判断の軸を相手ではなく自分の負担感に置くと、対応がぶれません。
子どもの前でママ友の悪口を言ってしまいそうになります。
子どもは大人が思う以上に会話を聞いていて、人間関係の作り方を学び取ります。不満は、子どものいない場所で信頼できる相手に話すか、日記に書き出すなど「子どもに届かない形」で発散しましょう。子どもの前では「いろんな考えの人がいるね」と多様性を伝える言葉にとどめておくと、我が子の対人関係の土台にもなります。
参考文献
- 注1:厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査」
- 注2:コミュニケーション・スキルの重要性






