プレゼントで旦那を”イクメン”に:グッズが育児参加の後押しになる理由
「旦那にもっと育児(イクメン)に参加してほしいけれど、言葉でストレートに伝えても性格上あまり響かない」——そんなふうに感じている奥様は、あなただけではありません。同じような経験をした先輩ママたちが試してきた作戦のひとつが、イクメングッズのプレゼントです。
男性の中には、新しいことを始めたり自分を変えようとしたりするとき、まず道具をそろえて「形から入る」ことでのめり込んでいくタイプが少なくありません。運動が苦手だった人が、きっかけをきっかけにシューズやウェアを買いそろえるうちにランニングにハマってしまう、というのはよくある話です。育児も同じで、パパ専用のアイテムを持つことが、参加への最初の一歩になることがあります。
これから紹介する先輩ママの体験談にも、グッズを渡したことがきっかけで、人が変わったように育児に積極的なパパになったというエピソードが多数あります。旦那さんをイクメンにするには、ママが「変わるきっかけ」を用意してあげることも大切なんですね。まずは人気のグッズと選び方を整理してから、リアルな体験談を見ていきましょう。
人気のイクメングッズランキング
「イクメングッズで旦那が変わる」と聞いても、どんなものをプレゼントすればいいの?と迷ってしまうママも多いはず。アンケートで「どんなイクメングッズをプレゼントしましたか?」と尋ねたところ、上位に集まったのは次のようなアイテムでした。
| 順位 | 人気のイクメングッズ |
|---|---|
| 1位 | リュック・バッグ(約40%) |
| 2位 | 抱っこ紐 |
| そのほか | ベビーカー・パパバッグ・お揃いの服など |
第1位の「リュック・バッグ」は約40%を占めました。好きなブランドのリュックやバッグを贈ったことがきっかけで、中に赤ちゃんグッズを入れて休日に子どもと出かけるようになった、という声もあります。2位の抱っこ紐は、敬愛する俳優と同じモデルを選んで気分を上げてもらった、といった工夫も見られました。
プレゼントを渡すおすすめのタイミング
渡すグッズが決まったら、次に気になるのが「いつ渡すか」です。アンケートでは、誕生日・結婚記念日・クリスマスなどのイベントに合わせて渡したという人が多くいました。特別な日は、パパも素直に受け取りやすく、「自分のために選んでくれた」と感じてもらいやすいタイミングです。
イベントに合わせなくても、「結婚してからプレゼントを渡す機会がなかったので、サプライズで渡したら大変喜ばれた」というケースもあります。月齢的にお出かけしやすくなる時期や、季節が良くなって散歩がしやすくなる頃など、そのグッズを使うシーンが自然に増えるタイミングを選ぶのもおすすめです。
失敗しないイクメングッズの選び方4つ
せっかく贈っても使ってもらえなければもったいないもの。先輩ママの体験談を読み解くと、喜んで使ってもらえるグッズには共通点があります。次の4つを意識すると失敗しにくくなります。
1. パパが「自分のもの」と思える専用アイテムを選ぶ
ママのお下がりや女性向けデザインのバッグを持ってもらうと、気恥ずかしさから足が遠のきがちです。色やデザインが男性向けの「パパ専用」を用意すると、それだけで持ちたい気持ちが高まります。名前入りやお気に入りブランドなど、特別感のあるものだとさらに効果的です。
2. 普段使いもできるデザインにする
「育児グッズ」感が強すぎると身構えてしまう人もいます。仕事帰りやちょっとした外出にも使える落ち着いたデザインなら、抵抗なく日常に溶け込みます。マザーズバッグでもブラックなどシックな色を選べば、男性が持っても違和感がありません。
3. ママの負担も軽くなる実用性を重視する
パパが喜ぶだけでなく、結果的にママがラクになるグッズだと一石二鳥です。荷物がたくさん入るバッグ、パパが一人で子どもと出かけられるベビーカーや抱っこ紐などは、「自分の時間ができた」という声が多く聞かれます。
4. パパの体格・好みに合うサイズやブランドを選ぶ
抱っこ紐やリュックは、体格に合っていないと使いにくく、出番が減ってしまいます。体の大きいパパには海外製の大きめサイズ、汗っかきのパパには通気性の良い素材、といった具合に、パパの体格や好みに合わせて選ぶと長く愛用してもらえます。渡すときは「これはパパに似合うと思って選んだよ」とひと言そえると、気分よく受け取ってもらえます。
タイプ別おすすめグッズ早見表
旦那さんのタイプや、お願いしたい役割から選ぶのもおすすめです。迷ったときの参考にしてください。
| 旦那さんのタイプ・お願いしたいこと | 向いているイクメングッズ |
|---|---|
| ブランド好き・形から入るタイプ | 好きなブランドのリュックやバッグ |
| 抱っこ担当になってほしい | 男性向け・大きめサイズの抱っこ紐 |
| お出かけや散歩を任せたい | ベビーカー・コンパクトな抱っこひも(トンガなど) |
| 荷物番をお願いしたい | パパバッグ・男女兼用マザーズバッグ |
| 寝かしつけや家での世話を手伝ってほしい | ベビーラックなどのお世話グッズ |
| まず一緒に出かけてほしい | 親子お揃いの服や靴 |
先輩ママ12人の体験談
ここからは「イクメングッズをプレゼントして、旦那をイクメンに変えたよ!」という先輩ママ12人の体験談です。何をどんなタイミングで渡したか、どんな言葉をそえたかまで具体的に語られているので、あなたの旦那さんに合う方法を見つける参考にしてください。
お揃いコーデ
週末旦那が休みの時くらいは子どもと離れたいと思って、ゴールデンウィーク頃に旦那と子どもお揃いの服と靴をプレゼントしました。合計で3万円ほどしましたが、気に入ってくれたので良かったと思っています。そのお揃いの服と靴を着て出歩くのが楽しみなようで、週末など休みがあれば公園に行ったり、ピクニックやキャンプなど、いろんなところに連れて行ってくれるようになりました。
動物園の年間パスポートを購入してからは、時間があれば旦那と子どもで動物園に行ってくれるので、私は朝にお弁当を作って渡した後は、「マッサージに行ったり」「カフェに行ったり」と一人の時間を満喫しています。旦那さんが子どもと出かけたくなるようなファッションアイテムをプレゼントするのがオススメです!
パパが欲しがっていたリュックサック!
旦那の誕生日プレゼントに、リュックサックをプレゼントしました。それまで外出する時に使っていたカバンは、抱っこ紐をすると肩にかけにくそうでしたし、サイズが小ぶりのため、荷物があまり入らないものでした。前からリュックサックが欲しいと言っていたので、プレゼントするととても喜んでくれました。
荷物がたくさん入るリュックサックだったので、その日を境にして家族で出かける時には主人のリュックサックに子どものオムツやお菓子、着替えなどを入れてくれるようになりとても楽になりました。また、リュックサックになってから抱っこ紐をしてもカバンが邪魔にならなくなったので、積極的に抱っこ紐をしてくれるようになり、今までもイクメンでしたがさらにイクメン度が増しました。
直接的に育児に関係ないものでも、結果的にイクメングッズになることもあります。主人が欲しがっているものの中から、育児に役立つものを選んでプレゼントすると主人も喜んでくれるし、自分も楽になり一石二鳥です。
パパに赤ちゃんを預けても安心できるベビーラックをあげました
私が一人で外出中する際、主人に赤ちゃんを安心して預けられるベビーラックをクリスマスプレゼントにプレゼントしました。電動で揺れるタイプで、育児に不慣れな主人でも簡単に赤ちゃんを寝かしつけられる便利なグッズです。渡したときは、何に使うものなのか分からなかったみたいで「ベビーベッド既にあるじゃん」と言われてしまいました。
赤ちゃんを寝かしつけるときだけでなく、お風呂上がりの着替えやおむつ替えにも利用できるので、ベビーラックのおかげで以前よりも主人は育児に積極的になってくれました。イクメングッズをプレゼントする際には、パパに愛用してもらえるだけでなく、ママの育児負担を軽くしてくれるようなグッズを選ぶと良いと思います。
ハリウッドセレブと同じ抱っこ紐をプレゼント
抱っこ紐をバレンタインにプレゼントしたのですが、旦那の敬愛しているオーランドブルームが息子を抱っこする時に使っていた、エルゴのものだったので、渡した時の旦那のテンションは上がっていました。それから子どもと三人で外出する時に抱っことなると旦那がプレゼントした抱っこ紐を自ら取り出し「俺が抱っこするよ」とイクメン度がアップしました。その時「オーランドみたいにかっこいいね!」と褒めるとかなり喜んでいます。こうして我が家は旦那が抱っこ係りになりました。
今ではこんな旦那ですが子どもが生まれる前は全然イクメンではなかったので、イクメンは妻が育てるものだと感じました。イクメングッズをこれから買う人は、そのグッズによって旦那のテンションが上がるものを選び、日頃からイクメングッズ使用中に褒めてあげることがポイントだと思います。
主人専用のスタイリッシュで通気性の良い抱っこ紐をプレゼント
私が主人にプレゼントしたイクメングッズは、主人専用の抱っこ紐です。子どもの首が座っておんぶができるようになったときに、これからよろしくね、という意味を込めて渡しました。主人に渡した時には「抱っこ紐なんか恥ずかしいなぁ~」と言っていましたが、今ではよく子どもと二人で出かけてくれます。
私のそれまで使っていた抱っこ紐は、小柄な私に合わせて買った日本製のもので、新生児の頃はよく使っていましたが、時期を過ぎるとおんぶができなかったので、子どもが重くなるにつれて長時間の使用が難しくなっていたのです。プレゼントした抱っこ紐は、体の大きな主人でも使いやすく海外製で、おんぶも抱っこも可能でした。また主人はとても汗っかきなので通気性が良いことも決め手でした。デザインや機能性をアピールすると、男性は案外、乗り気になって育児に取り組んでくれると思います。
荷物はよろしくね♪パパバッグ
私がプレゼントしたイクメングッズは、パパバッグです。主人はもともとあまりカバンを持つ習慣のない人で、仕事鞄と旅行用鞄くらいしか持っていませんでした。それでは、荷物の多い赤ちゃんとのお出掛けには役に立たないので、クリスマスプレゼントとして、バッグを買いました。ちょうど外出しても問題のない月齢に差し掛かっていたので良い機会だと思って買いました。私は自分用のオムツバッグを持っていましたが、色もピンクで主人が使うには変だったので、パパ専用のオムツバッグが必要かなぁ~と思って選びました。
男性用なのでオムツバッグとして売っているわけではなく、普段でも使えるようなバッグの中から軽くて丈夫そうで、荷物がたくさん入りそうなものにしました。なので、最初プレゼントを袋から開けたときは、普段用のバッグだと思ったようですが、きちんと説明したら、3人で出掛ける時には、積極的にプレゼントしたバッグを持ってくれるようになりました。週末、私が集中して家事をやりたいときなど、赤ちゃんと二人で出掛けてくれるようにもなりました。気に入って使ってくれているので本当によかったです。
いきなり抱っこ紐をプレゼントして、「これで面倒見てね」とするより、「素敵なカバンでしょ~じっくり選んで、これはパパに似合うと思って買ったんだよ‼」と言えた方が、パパも気分が良いです。赤ちゃんが生まれても、「パパのためにも時間を使って、パパのことを考えてプレゼント選んだよ」と伝えられる方法・言い回しを使うのも大事です。
男女兼用のマザーズバッグをプレゼントしました!
結婚記念日に男女兼用で使えるマザーズバッグを夫にプレゼントしました。夫は最初は驚いていましたが、カラーがブラックで見た目もマザーズバッグのような感じではなく、普段にも使えそうな所が気に入ってくれました。
マザーズバッグをプレゼントしてから、夫は自分から子どもの荷物を入れたマザーズバッグを進んで持ってくれたり、以前より育児を一緒に楽しんでくれるようになったと思います。マザーズバッグはママが持つイメージでしたが、シックな色のマザーズバッグだと男性が持っていても違和感がないのでプレゼントして良かったと思っています。さりげなく旦那さんが使えるアイテムを選んであげると、旦那さんも育児を楽しめるようになると思います。
ママバッグならぬパパバッグ
子育て中、特に新生児のころは、オムツやら予備の着替えやらミルクグッズやら…何かと荷物が多くなりますよね。子どもがだんだん活発になってから、パパが一緒にお出かけすることも多くなったので、そんな時に使ってもらおうと思い男性用の少し大きめのトートバッグをプレゼントしました。それまでは私の女性用のママバッグを持ってもらっていて、なんだか気恥ずかしかったようで、パパ専用のものをプレゼントした時は喜んでいました。
旦那は何かと形から入るのが好きで、自分専用のモノだったり、お気に入りのブランドだったりするとテンションが上がるらしく、喜んで育児に参加してくれています。イクメングッズは、子どもだけでなくパパ自身も喜ぶようなものが効果があると思います。
パパの好きなブランドのマザーバッグをプレゼント
パパが好きなバーニーズニューヨークで、男性が使ってもおしゃれなマザーバッグをプレゼントしました。妊娠後期に入った時に、出産前に育児グッズを一緒に探して色々と購入していた時に私が思いつきました。
イクメンとしてたくさん育児に参加してもらいたかったのと、一緒にお出かけする際に赤ちゃんの荷物がたくさん入るマザーバッグは重たいのでパパに持って欲しいと思ったからです。
好きなブランドのおしゃれなデザインのものでしたら、こだわりの強いパパでも喜んで使ってもらえると思いました。旦那にプレゼントしたところ、デザインがとても好みだったようで予想以上に喜んでくれて安心しました。思惑通り、赤ちゃんと一緒にお出かけするときには自分からマザーバッグに荷物を詰めて準備してくれ、いつも持ち歩いてくれました。
ベビーカー
息子が産まれてお父さんは「新生児は抱き方がわからないからー」「おふろの入れ方がわからないからー」「抱っこしてもおっぱいでないからたいへんー」などと、息子のお世話を敬遠している感じがいつもありました。
お父さんは体つきが大きくて暑がりなので抱っこするとお父さん、赤ちゃん共に汗だくです。5ヶ月が過ぎて体も少ししっかりしてきたので、私一人でずっとお世話するのがきついなぁーと感じることが増えてきました。そこで、お父さんの誕生日にコンパクトなベビーカーをプレゼントしました。お父さんは、「え!?これ、何?」という不思議な表情でした。「お父さん、おふろも抱っこもたいへんそうだからお散歩の方が仲良く楽しく過ごせるでしょ!ベビーカーでお散歩してね!」とプレゼントしました。それから、息子の世話を頼んだ時にはあんなに文句を言っていたのに、今は無言で息子とお散歩を楽しんでいます!
思わずパパが散歩に行きたくなるベビーカー
私は息子が生まれて、スタイリッシュなカッコいいベビーカーを夫にプレゼントしました。息子が生まれて2ヶ月過ぎた頃だし、散歩をするのにちょうどいい季節にもなったのがきっかけです。ちょっと大きい買い物でしたが、ネットで注文して、休みの日が来るまで外の物置に隠しておきました。
プレゼントする事が、結婚してから無かったので喜んでくれました。すごく気に入ってくれて、カバーやらおもちゃやら付属品を自分で買い揃えて、いろいろと自分好みにカスタマイズしていました。イクメン度はアップして、休みの日は必ずベビーカーでお散歩してくれました。買い物にもそのまま行ってくれます。私は自分の一人の時間ができて嬉しいです。ベビーカーのまま、息子は寝てしまうので楽チンです。旦那さんが積極的に育児に参加したくなるような、好みの物をプレゼントするといいと思います。
トンガをプレゼントしました。
もともと赤ちゃんをよく抱っこしてくれていたので、そのお礼を込めて簡単に赤ちゃんを抱っこできてコンパクトな抱っこひも、トンガをプレゼントしました。この抱っこひもはとてもおしゃれで、男性が使っていても何の違和感もありません。プレゼントを渡した時には「かっこいいね!」と、言ってくれて気に入ってくれました。その後はトンガをよく使って抱っこも積極的にしてくれるようになったので、一緒に外出した時にとっても楽になりましたよ。
トンガには、様々な色があってオシャレなのでどんな男性にも合うと思います。普段外出する時はなるべく荷物を多くしたくないという方に、一つあるととても便利で、さっと取り出せて使えるのでお勧めします。イクメン度はきっとアップすると感じます。
イクメングッズのプレゼントでよくある疑問
最後に、イクメングッズ選びで多い疑問をまとめます。
予算はどのくらいが目安?
体験談では、お揃いの服で3万円ほど、ベビーカーやブランドバッグは少し大きめの買い物、トンガや抱っこ紐は手頃な価格、と幅があります。イベントのプレゼントとして無理のない範囲で選び、「特別感」が伝わるものにすると喜ばれやすいでしょう。
渡したのに使ってくれないときは?
最初は用途が分からず戸惑うパパもいます。何のためのグッズか、どんなシーンで使えるかを具体的に説明し、使っているときに「似合うね」「助かる」と声をかけると出番が増えていきます。責めるより、褒めて後押しするのがコツです。
サプライズと相談、どちらがいい?
好みやサイズがはっきりしている抱っこ紐やリュックは、一緒に選ぶと失敗が減ります。一方で「プレゼントする機会がなかった」という場合は、サプライズにすると特別感が伝わりやすいです。パパの性格に合わせて選びましょう。
まだ育児に消極的な旦那にも効果はある?
体験談には「お世話を敬遠していたパパがベビーカーで散歩を楽しむようになった」という例もあります。いきなり難しい役割を任せるより、散歩やお出かけなど楽しさから入れるグッズを選ぶと、無理なく参加のきっかけになります。
まとめ
イクメングッズは、旦那さんに「育児は楽しい」と感じてもらうためのきっかけづくりです。選ぶときは、パパ専用であること・普段使いできること・ママの負担も軽くなること・体格や好みに合うことの4点を意識すると失敗しにくくなります。誕生日や記念日などのタイミングに、「あなたに似合うと思って選んだよ」のひと言をそえて渡し、使っているときにはたっぷり褒める——それだけで、旦那さんが自分から育児に参加してくれる家庭がたくさんあります。先輩ママ12人の体験談を参考に、あなたの旦那さんにぴったりの一品を見つけてください。






