真ん中っ子の性格は?先輩ママ人12が語る三人の子供の性格の違い
子供の性格は、生まれ順の影響が大きいという説があるのをご存知ですか?一般的に、第一子はしっかり者で、末っ子は甘えん坊といわれていますが、その中でも個性が際立つのが3人兄弟姉妹の真ん中っ子です。
真ん中っ子は、「上や下ほど親から注目されていない」「上と下の両方を見て育つ」などの理由から、社交性が高く世渡り上手だといわれていますが、実際のところはどうなのでしょう?
そこで今回は、3人兄弟姉妹の8つの性別の組み合わせのうち、次の7パターンについての先輩ママの体験談をご紹介。
- 男・男・男
- 男・男・女
- 男・女・女
- 女・女・女
- 女・女・男
- 女・男・男
- 男・女・男
先輩ママには、上と下の兄弟との際立った性格の特徴のほか、末っ子の面倒見の良さなどについて聞きました。
真ん中っ子の性格で特徴的だったのが、周囲の空気を読むことができる、要領がいい「しっかり者タイプ」と、ママの気を引くためにいたずらをして、怒られてもニコニコしている「天真爛漫タイプ」の2つに分かれるということ。
また、「負けず嫌い」「兄や姉を反面教師にしている」「ママと2人っきりになる甘えん坊になる」という意見もありました。上と下に挟まれて育つことで、そのような習性が身に付くのでしょうね。
それでは、ここからは7つのタイプごとに、真ん中っ子の特徴についての体験談をご紹介。3人目が生まれたばかりのママや、3人目の出産を予定しているというママは必見ですよ。
1男・男・男の真ん中っ子
次男はとても甘えん坊
長男は8才、次男は4才、三男は0才です。
長男はしっかり者で全く人見知りせず、誰とでもすぐに仲良くなることができます。
それに対して、次男は甘えん坊で人見知りをすることがあり、初めてのところでは緊張で話せなくなってしまうのですが、馴れると仲良くなれて友達もできます。
三男はまだ0才なので性格はまだわかりませんが、夜泣きもしないし、日中もあまり泣かないので手のかからない子です。
そして、次男の他の子と違う点は、とにかく甘えん坊で、寝るときは私のおっぱいを触らないと寝られないということです。
長男はそんなことなかったし、三男もそんなに甘えん坊という感じではありません。ただ、三男の面倒は次男がよく見てくれるので助かっています。
三男に母乳をあげていると、次男がやきもちを焼いているときが可愛いなと思います。
しっかり者の真ん中っ子!
長男が8歳、次男6歳、3男5歳というわんぱく盛りの3兄弟です。3人ともとても元気で、毎日のように兄弟ゲンカをしてます。
長男は、弟より何でもできないとダメで、いつも一番じゃないとダメなんです。だから下の子たちができると、いまだに悔しそうに泣きます。しっかりしている面もありますが、プライドが高いのがちょっと…といった感じです。
次男は要領がよくて、兄の性格を熟知し、兄を怒らせるようなことは絶対にしないです。弟の面倒もみてくれて、空気を読んでくれる頼もしい存在です。
三男は、一言でいうと甘えん坊です。いつも上の二人の兄に甘えて、わがままをいつも言ってます。だいたいこれが喧嘩の原因だったりします。
真ん中の子は、相手のことをよく考えているので、お菓子を分けるのはだいたい真ん中っ子の役目です。そして、今日は何があったとかきちんと報告もしてくれるしっかり者です。
末っ子の面倒見がいいのは真ん中っ子です。一番上は見ているようで、見てません。いつも下の子の支度など、下の子ができないことを最後まで面倒みてくれています。
我が家の真ん中っ子は何が憎めないって、いつも笑顔を絶やさないこと。どんな時もニコニコして、私に「ママ、大丈夫?」って声をかけてくれるんのです。
無邪気な笑顔のトラブルメイカー!
14歳、8歳、5歳の男の子ばかり、程よく4~5歳の間隔があいた3人兄弟です。
長男は6歳近くまで一人っ子状態でしたので、全てにおいてのんびり、ゆったりとしているような気がします。
次男は良くも悪くもトラブルメイカーです(笑)。彼がいないと、我が家はまるで火が消えたような状態に…。注目してほしい気持ちが強いのか、人目を気にする傾向があります。
三男は、末っ子独特の可愛らしさはありますが、3人の中で一番気が強いように思います。
そんな真ん中っ子に昨年、学校で排泄でのトラブルがありました。人の目を気にする子ですので、クラスの中で今まで通りやっていけるのか心配していました。
しばらくの間、同級生にからかわれていたようだったので、気になって大丈夫なのか尋ねたところ、「大丈夫!みんな一緒でしょ?って言ってるから」との返事が。
親が心配しているほどのことはなく、子供なりにしっかりとした意見を持っているのだと、教えられたような気がしました。
次男は末っ子の面倒見もいいです。ケンカばかりでうるさいのですが、よく遊んでくれていると思います。
どんなに怒られても、すぐにケロッと忘れてしまう次男。無邪気な笑顔を見ると、今まで怒っていたことがバカらしくなってしまうほど。なんとも憎めない、そんな次男です。
お調子者の世渡り上手!
長男7歳、次男4歳、三男2歳の三人兄弟です。
長男は几帳面でしっかり者、次男はぶっ飛び破天荒、三男はマイペースです。
そんな我が家の真ん中っ子は、お調子者で何をやらかすから分からない行動派。とにかく考えるよりまず行動という子です。運動神経も中々良いので、ひょいひょいと動き、本当にお猿さんのように動き回ります。
真ん中っ子は2歳の頃からそんな感じでしたので、「大きくなってこのままだったらどうしよう…」と心配でしたが、4歳になった今、大人しく座って人の話を聞けるようになったので安心しています。
長男は割と聞き分けがいい方で、末っ子の面倒見も断然第一子がいいのですが、次男はおかしなことをしては、周りを笑わせる(笑われている?)ことが多いです(笑)。
悪い事をした時はすぐに謝り、長男が怒られている時は、自分は怒られないように真面目にやるんです。
そして、満面の笑みで「ママ!僕はちゃんとやってますよ!」とアピールしてくるところは、本当に憎めないなぁ、可愛いなぁと思います。
2男・男・女の真ん中っ子
真ん中っ子は柔軟性が抜群!
1番上13歳の男の子、2番目11歳の男の子、3番目5歳の女の子のママです。
一番上の子は責任感が強く、少し頑固な面がある真面目なタイプ。
真ん中は誰とでも仲良くできる社交性のあるタイプです。
そして、3番目は年齢の割に赤ちゃん気質が抜けない甘えん坊タイプ。お兄ちゃんがいるせいか、やんちゃな面もあって先行きが不安です。
真ん中の子は他の子たちと比べて柔軟性があり、老若男女誰とでも仲良くできる高い社交性があります。
決して目立ちたがり屋ではないのですが、学校でもさり気なく周囲の状況を把握し、臨機応変に立ち回れるせいか、周囲をまとめるサブリーダー的な役割を担うことも多いようです。
末っ子の面倒見がいいのはどちらかというと一番上。真ん中は言えば何でもやってくれるのですが、率先して面倒見てくれることはありません。
真ん中の子の憎めないところは、「放っておいて大丈夫かな?」と心配になるほどズボラなのに、意外と周囲に気遣いができるところです。
しっかり者の真ん中ちゃん☆
長男9歳、長女6歳、次女2歳の3人兄弟です。
長男はおっとりマイペースなお兄ちゃんで、長女はとても気が利く気配り上手で、次女は世渡り上手な甘えん坊です。
真ん中の長女は、お兄ちゃんや妹が困っていたら、すぐに「どうやったら解決できるか」を考える事ができます。
周りの空気を読むこともでき、言葉使いも大人顔負け。末っ子の面倒見がよく、まだまだ甘えたいと思っているとは思いますが、いつも自分よりも末っ子を優先的に考えています。
いつもは、しっかり者の真ん中っ子ですが、たまにママ(私)と二人っきりになると甘えん坊になります。
嬉しさのあまり調子に乗り過ぎる所はありますが、兄妹の前では強がってお姉ちゃんらしい姿を見せている長女を見ると、可愛くて可愛くてしたかありません。
3男・女・女の真ん中っ子
憎めない小悪魔な真ん中の子!
うちには3歳半の長男、1歳8ヶ月の長女、0歳4ヶ月の次女3人の子供がいます。
一番上の男の子はとても優しいですが弱虫で泣き虫の甘えん坊。真ん中は何でも自分でやりたがり、そして何より甘え上手。末っ子はあまり泣かずよく笑う癒し系です。
3人ともすごく可愛くて宝物ですが、真ん中の子は人に驚かれることが多いです。
2歳前ですが普通に喋りますし、物凄く気が強くて、怒らせると泣き入りけいれんを起こすほどですが、お手伝いもしてくれるし、譲ってあげる優しさもあるいい子です。
長男は、お兄ちゃんだという自覚が強いので、一番末っ子の面倒見はいいですが、真ん中の子も小さいながら可愛がってくれています。
情緒豊かでおませな真ん中の子は、イタズラをしたあとの甘え方がすごく上手なので結局許してしまいます。
叱られているのに、「ママ大好きよー!」なんて抱きついてキスしてくるので、本当に憎めない我が家の小悪魔です。
4女・女・女の真ん中っ子
自分の世界真っしぐらの真ん中っ子
我が子は3姉妹です。長女が5歳、次女が3歳、三女が1歳です。
長女は甘えっ子だけど、とても優しく面倒見のいい性格で、赤ちゃんの時から苦労せず育てられました。
次女は天真爛漫で喜怒哀楽が激しく、赤ちゃんの時から自我がとても強い子でした。
三女は、大人しく穏やかで甘えっ子です。赤ちゃん時代は1番手がかかりませんでした。
長女は、幼稚園に通っているせいか三女の面倒をよくみてくれます。お着替えやお食事の手伝いのほか、絵本を読んでくれたりします。一方、次女は自分の世界に真っしぐら…。
長女や三女とは違って、「自分のオモチャは自分の物!」「人のオモチャも自分の物!」とジャイアンのように強欲ですから、お友達とのトラブルも多いです。
1番次女の子育てで悩みましたが、楽しい時の笑っている顔や美味しいものを食べた時の喜ぶ笑顔が憎めない、とっても可愛い真ん中の天使ちゃんです。
5女・女・男の真ん中っ子
負けず嫌いすぎる真ん中っ子
うちには6歳の長女と3歳の次女、0歳の末っ子長男の3人の子どもがいます。
長女はとってものんびり屋さんでおっとりした性格で妹と弟にとっても優しい子です。
次女はテキパキしていて、物事に白黒つけるのが早くて、何事にも負けたくない気持ちが強い子です。
末っ子長男は長女と似ていて、おっとりしています。姉達のやりとりを静かに見つめて、密かに自分も仲間に入れてもらおうと頑張る子です。
この3人の中で真ん中の次女だけ少し違うなと感じるのが、ママの事をよく見ていて助けてくれたり、ママの事を心配して言葉をかけてくれたりする事です。
末っ子の面倒をみるときは、長女はのんびりマイペースに面倒を見てくれるのに対して、何かと気にかけて遊んだりしてくれるのは次女の方が多いです。
2人とも末っ子の面倒を見てくれますが、危ない時はつい怒ってしまいます。
そんな時、次女は「ママ大好きだから怒らないで」「笑って!!ニコニコママが大好き!!」と抱きついてくるので、どんなに怒っていても許してしまいます。
6女・男・男の真ん中っ子
真ん中は難しい
現在、中3の女の子、中1の男の子、小2の男の子のママです。
一番上の娘の性格は一言で言うと真面目。2番目はマイペース。3番目はお調子者って感じです。
真ん中の子が5才の時に下の子が生まれたのですが、悪さをしたり下の子にちょっかいを出しては、私の気を引こうとしていたように思います。
今は中学生なので反抗期真っ只中。息子が話す言葉の8割は、「お腹すいた」「分かった」「知らない」の3つです(笑)。
また、全然使っていないミニカーなど、自分の物を下の子に触られるのを凄く嫌がるので、「もう使わないから貸してあげたら?」と言っても、絶対に貸しません。
上の子や下の子は気持ちよく貸すことができるのに、真ん中の子だけは自分の物という気持ちが強く、貸すことができないところが真ん中の子はすごく難しいです。
一番上が女の子なので、下の子の面倒をよく見てくれますが、真ん中と下の子2人は毎日ケンカをばかりで、いつも私に怒られています。
真ん中の子も私と2人っきりになると、すごく優しくて弟の事も気にかけてくれるのに、みんながいる時は、なぜか弟にケンカを吹っ掛けては大喧嘩をしています。
怒られる時はいつも笑顔
私は現在、5歳の女の子、3歳の男の子、1歳の男の子の子育て中です。
しっかり者で何でもやってあげたい、とにかく負けず嫌いな1番上。おっとりしていて負けることも気にならない、常にマイペースな真ん中。小さいながらに世渡り上手で、にこにこしながら悪さをする末っ子。
そんな3人姉弟ですが、真ん中の子はとにかく歌が好きすぎて、周りの目を全く気にせず、レストランでもどこででも急に歌い出すのです。
また、狭い場所が好きなのか、洗面台や食器棚などの中に入って遊ぶのが好きで、予想外の場所から声が聞こえてくるので、いつも驚かされています。
真ん中がそんな調子なので、末っ子の面倒は1番上の子がよく見てくれています。
ただ、真ん中はこちらが怒っていても、ニコーっと笑って「お母さんのこと大好きやねん」と甘えてくるので憎めないのです。
7女・男・女の真ん中っ子
ずる賢い真ん中っ子!
女、男、女の三人兄妹の子を持つ母親です。現在は、長女25歳、長男24歳、次女22歳です。
長女は初めての子育てで、女の子なので危ないことはあまりさせず、何でも「お姉ちゃんなんだから」と我慢をさせてきたからか、引っ込み思案で人の意見を尊重する優しい子です。
それに対して、真ん中っ子の長男はとにかく自由奔放で明るいひょうきんな子に育ちました。
末っ子の次女は、兄ができることは自分もできると思っているのか、兄に負けじとなんでも挑戦する気の強い女の子に育ちました。
真ん中の子は、女に挟まれて育ってきたこともあり気が利く子で、他の2人よりも世渡り上手です。でも、末っ子の面倒見がいいのは長女ですね。
真ん中の子は昔からいたずらっ子で悪さばかりする子でしたが、女の子にはないおバカなところがなんとも可愛いいので、憎めないなぁ?といつも思います。