2歳の子供は上手に歌える?何曲ぐらい?好きな歌などの体験談
2歳の子供は急速に様々なことができるようになり、ママやパパを驚かせます。「うちの子天才かも!?」と親が思うことが多い年齢で、歌に関しても早い子は数十曲歌えたり音程が正確だったりして親はビックリ。逆に同じ2歳児のお友達の姿を見て「うちの子ちっと歌えない」と嘆くママも。
そこで今回は、2歳の子供がどれくらい上手に歌えるか、2歳児への歌や手遊び歌の効果、音楽の早期教育へのアドバイス、先輩ママの体験談をご紹介します。
2歳児の歌は上手?音程や歌詞は?
歌は2歳児の発達に大きな役割を果たします。保育園では赤ちゃんから歌を聞かせたり、集団生活でお兄さんお姉さんの歌を聞いたりと、乳幼児が歌に親しみやすい環境であることが多いため、早い子は1歳で数曲歌えるようになります。
言葉が分からないうちから様々な曲を聴き、憧れのお兄さんお姉さん、そして先生やお友達が楽しそうに歌う姿を見て育ってきた保育園の2歳児の中は、3歳になるまでに数十曲歌えるようになる子もいます。
音程が正しく取れるようになるのは絶対音感が最もつき易い3~4歳から。そのため、2歳ではまだ音程や歌詞などを上手に歌えない子供も多く、先生が歌い出しを子供の好きなパートや歌いやすいパートからに変えて教えることもあります。また、2歳では言葉もまだそれほど発達していない年齢で、滑舌も悪くハッキリ歌えない曲が多いのです。(注1)
歌が上手く歌えているかどうかの一番重要なポイントは音程。次に音価(音符や休符の長さ)や声量などがあります。つまり音程が正しく、音や休みの長さが正確であり、強弱をうまくつけられるかなどが子供の歌唱力のポイントとなります。(注2)
まだ絶対音感がついていない2歳児の場合は、音程だけでなく声の大きさやリズム感、音域の広さ、音色などで上手くできているポイントを褒めることで音楽への自信を育み、好奇心、楽しさ、喜びを体験させることが大切です!
2歳児の歌とリトミック
2歳児はじっとしたり集中したりするのが苦手です。そのためママが歌を歌わせようと教えても、歌よりも別の遊びを好むこともあるでしょう。そんな時は手遊び歌やリトミックなどで体を存分に動かしながら歌や音楽に親しませることをおすすめします。
脳は体を動かすことで「ドーパミン」「ノルアドレナリン」という学習効果を高める2種類のホルモンを分泌します。中でもドーパミンは楽しいと感じるのに欠かせないホルモンですので、リトミックなどで歌を聴いたり歌ったりしながら体を動かすことで、子供は音楽を楽しく効率よく学べるのです。(注3)
ですから音楽の専門家が2歳児の音楽的な能力を育むためによく用いているのがリトミック。ベネッセの「こどもちゃれんじ」でもリトミックがとり入れられていますし、ヤマハ音楽教室でも歌や手遊び、音楽やリズムに合わせて全身を動かすことなどで2歳児の音楽への意欲や興味を育てています。
音楽の早期教育へのアドバイス
プロの音楽家は生後8ヶ月からその才能に親が気づいて才能を開花させた辻井伸行さんをはじめ、3歳からバイオリンやピアノを習い始めた人など、その多くが早期に音楽教育を受けてプロとして活躍しています。そのため2歳の我が子が正確な音程で歌を歌うなどの音楽的な才能を感じたママの中には、音楽の早期教育をすべきか悩む人もいるでしょう。
果して音楽の早期教育は子供がプロになれる親が支援すべきことなのでしょうか?
2歳児の脳と早期教育の効果
日々学習を繰り返している2歳児の脳は、心の動きや睡眠と共に情報を書き換えて成長してきます。心が動くことで睡眠中に何を記憶すべきかを決めているのです。脳は人から熱心に勧められたリ、褒められすぎたりすると興味を失います。そのため必ずしも早期教育が子供の才能を効率よく伸ばす方法とは言いきれず、賛否両論となっているのです。
2歳児は何かを偶然見つけることで心を動かしやすく、記憶もされやすくなります。そのため脳を効果的に使って教育するためには、2歳児が自分で発見し、好奇心を感じて参加することができる環境を作ることが大切です。
他人に教えてもらうことで自ら喜びを発見できる2歳児であれば楽しめるのでしょうが、自由を好む2歳児であれば自宅でリトミックなどを親子で楽しむことでも音楽への好奇心を育むことはできます。
また、ピアノを2歳児に習わせても落ち着けずに走り回ってレッスンにならないことが多く、耳で音をコピーする力が強くなるため音符を読めるようになりにくいなどのデメリットもあり、将来的に辞めてしまう子も少なくありません。ですから子供が楽しめることを主に考えるとよいでしょう。
2歳児はどれくらい歌える?喜ぶ歌は?
2歳児の喜ぶ歌や手遊び歌、2歳児の音程の正確さや歌える曲数などの様子、おすすめCDやDVDなどが知りたいママ、ぜひ先輩ママに教えてもらいましょう。
保育園で習ったアンパンマンの手遊び歌
息子は現在5歳になる男の子。2歳の時に好きだったのは保育園で習ってきたアンパンマンの手遊び歌でした。「トントントントンアンパンマン、トントントントンショクパンマン…」という簡単な歌詞だったので上手に歌えていました。音程もまあまあ取れていたと思います。
他にもアンパンマンの手遊び歌のDVDをよく見ていました。「アンパンマンとはじめよう!お歌と手あそび編 いっしょにてあそび [DVD]」というDVDです。お友達も持っていたり歌えたりしていました。
5歳の今、歌はとても好きでよくうたっていますが、耳で聴いて覚えてくるので歌詞の間違えや音程は結構外れてしまっています。小さい頃の方が上手に歌えていた気がします。幼稚園では大きい声で歌うことを重視しているようで、余計音程が取りにくいようでます。今は一緒にうたってあげたり、外れた所を直してあげたりすると上手に歌えています。
2歳の頃に上手に歌えなくても成長につれて歌えるようになると思うので楽しんで歌わせることや、親自身も小さくてたどたどしく歌う可愛い姿が見られるのは今だけなので楽しめたら良いかと思います。
2歳の時好きだった歌は「グーチョキパーでなにつくろう」
私には4歳の娘がいますが、娘が2歳の時好きだった歌と手遊びは「グーチョキパーでなにつくろう」、「トントントントンひげじいさん」です。当時4曲くらい歌えていて、音階はそれなりに合っていましたが、歌詞は2番も1番と同じ歌詞で歌っていました。
2歳児に人気の歌のDVDは「アンパンマンとはじめよう! 元気100倍!おゆうぎしようね お歌と手あそびステップ1」です。保育園や児童館でよく教えていた手遊びは「手をたたきましょう」「おおきなくりのきのしたで」等でした。
4歳になった今では、私達が何か特別なことをした訳ではないのにとても上手に歌えるようになりました。2歳児でまだ歌が上手に歌えなくても、子供が成長するにつれて上手に歌えるようになるので、心配せずに見守ってあげると良いと思います。
「むすんでひらいて」が大好きだった娘
子供は今7歳です。2歳の頃、歌は「チューリップ」、手遊び歌は「むすんでひらいて」が大好きでした。歌うことが好きでしたので6曲歌えました。最初は音程や歌詞も正確ではなく、わからないところは私が歌うのを聞いて歌うといった様子でしたが、何度も歌ううちにだんだん上手になってきました。
歌のDVDは「DVD&CDたのしいね!手遊び歌40」が2歳の子供に人気です。2歳の時に児童館は「げんこつやまのたぬきさん」、「おおきなくりのきのしたで」、「おべんとうばこ」の手遊び歌を教えてもらいました。
今子供は小学生なので歌は上手に歌えるようになりました。小さなころはできなかった「アルプス一万尺」もとても上手です。私は特別なことはしていません。
2歳児はまだ上手に歌えないかもしれませんが、大丈夫です。幼稚園や保育園に行けばすぐに上手になります。今はたどたどしくてかわいい2歳児ならではの歌い方を楽しんでください。
2歳の娘の一番のお気に入りは、グーチョキパーで手遊び歌
3歳になったばかりの娘がいます。ついこの間まで2歳でしたが、初めて覚えた歌は「きらきら星」です。大好きでよく口ずさんでいましたが、それよりも大好きになったのが、「グーチョキパー」でした。
両手のグーチョキパーで、色々なものを歌いながら作り出す手遊び歌ですが、娘が作るのはいつ同じ。大好きなドラえもんと、アンパンマンの二つをエンドレス!歌詞をはっきり言えたわけでも、音程を正確に歌えていたわけでもありませんが、聞けば何の歌かはちゃんとわかるくらいでした。”ドラえもん”と”アンパンマン”のところだけは、ハッキリと歌えていましたが。
レンタルショップで借りられる「アンパンマンの手遊び歌」の中にも収録されており、アンパンマンが大好きな2歳児には大人気なのがうなずけます。「グーチョキパー」は、保育園や幼稚園でもやっているみたいで、両手で楽しく作り出すものは、色々学べるという点も良いと思います。実際にこの手遊び歌で”カタツムリ”を覚えたり、”カニさん”を覚えたりしました。
今では想像力を膨らませ、自分なりに色々なものを歌いながら作り出しています。ただの”アンパンマン”が、”アンパンチ”になるなど進化もしていました。親が家でも一緒にやってあげると、やっぱり喜んでくれます。上手じゃなくても、歌や手遊びを楽しんでくれているだけでやる意味はあると思います。
2歳の娘が一番好きだった歌「ごめんください、めんください。」
10歳になる娘が2歳の時に大好きでハマっていた歌は「ごめんください、めんください。」です。3つ年上のお姉ちゃんがいるのですが、お姉ちゃんが通う幼稚園の発表会の中で使われている曲でした。
娘は直接CDやDVDを聞いて覚えたのではなく、毎日幼稚園から帰ってくると繰り広げられるお姉ちゃんの歌と踊りを見ているうちに、歌ももちろんですが振り付けまでしっかりインプットされていました。
その頃の娘はとにかくお姉ちゃんが大好きだったので、テレビよりも何よりもお姉ちゃんの真似をするのがとても楽しかったようです。当時私も上手に歌えるかどうかというよりは、楽しく歌って踊っている姿がとても可愛く、一緒に歌っていたことを思い出します。
2歳の娘が一番好きな歌は「キャベツの中から」
現在5歳の娘は2歳の頃に一番好きだった手遊び歌は「キャベツの中から」です。「キャベツの中からあおむしでたよピッピ」と手をつけながら歌っていました。2歳の頃からテレビや子育て支援センター、児童館で歌った歌は歌詞をきちんと覚えて音程もきちんと取れていました。音痴な主人よりもはるかに上手に歌っていました。
子どもはやはりNHKの「おかあさんといっしょ」が大好きです。だから車の中で聴きたがる歌はやはり「おかあさんといっしょ」のCDです。その中でも「NHK おかあさんといっしょ 最新ベスト いえ イェイ!!」はおすすめです。
収録曲の「いえ イェイ!!」をノリが良く2歳ながらに子どもは自分でダンスを考えて独自の踊りをしたり歌ったりとても楽しいからです。今2歳の下の子もこのCDが大好きです。おかあさんといっしょは子どもにとっても母親にとっても覚えやすく楽しい歌が満載です。
児童館や子育て支援センターでは、季節に応じた歌や手遊び歌を歌いました。「おすもうくまちゃん」「どんぐりころころ」「たまごのうた」「おててをあらいましょう」などの手遊び歌を楽しみました。
3歳を越えると文字が読めるようになって、2歳のとき以上にどんどん歌を覚えて上手くなります。歌に興味がない子どもでも、ママと一緒に手遊び歌を歌ううちに好きになります。子育て支援センターなどへ通って先生とママ、お友達と一緒に歌うといいですよ。
2歳の息子が好きな歌は『かえるのうた』
今2歳の息子は2歳から幼稚園に行っています。そのため、たくさんのお歌を幼稚園で教わってきます。息子がある日、『かえるのうた』を上手に歌っていて、とても微笑ましく思いました。夜中グズったときも、かえるのうたをゆっくり優しい声で歌ってあげると、気持ちが落ち着くのか泣き止んで気付くと寝てくれていたりします。
かえるのうたの他にも、『ひげじいさん』や、『アンパンマン』『ドラえもん』『しまじろう』の歌など、色々含めると10曲程は上手に歌えるようになりました。音程は割と上手ですが、歌詞が難しかったりまだ口が回らなかったりなど、その舌足らずさも可愛さを増しています。
私も歌が好きなので家事をしながら鼻歌を歌ったりするので、知らない間に私の歌っている鼻歌まで覚えて歌っていたりします。私がSMAPの『らいおんハート』や『世界にひとつだけの花』を歌っていたら、息子たちもよく歌うようになりましたよ。
車の中やお風呂、寝るときなどは4歳のお兄ちゃんも一緒に3人で大合唱になったりするととても幸せな気分になります。年中組のお兄ちゃんが幼稚園で覚えてきた曲もすぐに覚えて、親ながら「上手だなぁ〜」なんて感心することもあります。
まだ上手に歌えなくても、親が楽しそうに歌うのを聴いているだけでも、子供が踊って見せるなど楽しい雰囲気を親子で感じられればそれが1番だと思います。
2歳の息子が一番好きな歌は「だるまさんにらめっこしましょ」
2歳11ヵ月の息子は「大きな栗の木の下で」「さんぽ」「おばけなんてないさ」「だるまさん」「むすんでひらいて」「グーチョキパーでなにつくろう」が大好きです。保育園に通っていたのと、おかあさんといっしょなどで30曲近くは歌えます。
音程は私がわかる程度で完璧ではないですが、どんな歌かはわかります。歌詞は結構適当で、ところどころあっている程度です。おかあさんといっしょをみせたり、保育園で歌ったり、休みの日もCDを聴かせています。他にも音の出る絵本を何冊かもっているので、子供がひとりで遊んでいるときにも勝手に歌っています。
2歳ではまだまだしっかり歌うことが難しいと思いますが、何度も聴かせてあげることと、親が一緒に歌ったりすることで覚えていくと思います!私が音程はわかっているけど歌詞がわからない歌は、息子もあいまいです(笑)。なので、子供さんだけでなく親も一緒に楽しく聴くのが一番いいと思います!!
「パンダ・うさぎ・コアラ」を毎日歌っています。
2歳7か月の子供のママです。娘は歌が好きでよく一人で歌っています。NHKの子供向け番組でしている「ぱんだ・うさぎ・こあら」の歌が特に大好きです。またアンパンマンを毎日見ているので、アンパンマンマーチも必ず歌っています。思ったより正確に歌うことができるので感心しています。歌える曲は音楽さえ流れれば5曲ちょっとはあると思います。
周りのママ友の間でもアンパマンのCD「アンパンマンベストヒット」は持っている人が多いです。児童館や支援センターでも、先ほどの「ぱんだうさぎこあら」の他に「お弁当箱の歌」などを教えられました。
歌だけでなく、手遊び歌のようにして遊ぶと子供も喜びますので、毎日時間を作って子供とのスキンシップのつもりですると自然とできるようになると思います。
2歳の娘が一番好きでよく歌うのは「おべんとうの歌」
現在うちの娘は2歳7ヶ月です。2歳になってよく歌って遊ぶ手遊び歌は「おべんとうの歌」です。この手遊び歌はお風呂で鏡を見ながら歌って喜んでいます。2歳半ぐらいまではなんとなく合わせて歌っている様子でしたが、2歳6ヶ月の後半の時に急に6曲ぐらいの歌がはっきりと歌詞を歌えるようになり、音程も合うようになり上手に歌えるようになりびっくりしました。
他には2歳になってからはアンパンマンの歌のDVDが大好きです。
児童館では子供が楽しく歌える歌や手遊び歌をしますが、うちで観ていたおかあさんといっしょ!のDVDで流れる歌が多いので、子供も観ていて知っていて楽しそうに歌ったり手遊びをしたりしています。
特に何かしたわけではありませんが親が一緒に歌ったり、手遊び歌をしたりすると子供は楽しそうに笑っていました。
うちの娘は2歳半までなんとなく部分的に歌える感じでそのうち上手に歌えるのか心配しましたが、2歳6ヶ月に急に見たもの聞いたものの真似をすぐするようになって歌や手遊び歌も上手に歌えるようになりました。