男の子の甘えん坊はいつまで続く?先輩ママ15人の体験談
「ママ抱っこして」「一緒に寝ようよ」と言ってくる息子さんに、「もう小学生なのに」と感じたことはありませんか。男の子は、いったい何歳まで母親に甘えてくるものなのでしょうか。
今回は、先輩ママ15人に、甘えん坊の男の子がいつまで甘えてきたのかを教えていただきました。息子さんの甘えてくる姿を素直に「かわいい」と思うのは素敵なことですが、時には自立を促すために適切な境界線(ライン)を引くことも大切になるかもしれません。男の子の甘えん坊体験談をご覧ください。
男の子の甘えん坊はいつまで体験談
小学6年生まで一緒にお風呂に入っていました
現在中学1年生になった息子ですが、小学6年生まで私と一緒にお風呂に入っていましたし、自分の部屋があるのに、しょっちゅう夜中に私のベッドにもぐりこんできていました。
お風呂の時間に一緒に入りたがるのは、日頃忙しくあまりかまってあげられない私と、ゆったりした気分で話をしたいからだったようですし、夜ベッドにもぐりこんでくるのは怖い夢を見て、一人で寝るのが不安になったからのようです。
元々甘えん坊の性格もあるでしょうが、幼い頃からそれを当たり前のこととして受け入れていた私もいけないと思いました。また、息子は中学受験を控えていたので、その不安もあってのことだと思い、小6を卒業するまでは何も言わずにただ甘えさせてあげました。
中学に入学と同時に、そろそろ母から巣立たないといけない理由をしっかり説明し、「今までのお風呂や就寝の習慣は卒業しようね」と話し合って以降、これらの甘えん坊な点はなくなりました。
膝に座ってくる小学1年生
小学1年生の息子です。私が座ってテレビを観ているときやパソコンで作業しているときなどに、さりげなく膝に座ってきます。体が大きい方ではないのですが、さすがに体重が20キロを超えると長時間は難しいですね。
膝にずっしりと座り、私に自分の両足を持たせて、小さなときからやっていた両足の裏を打ち付ける「足の拍手」をするといまだに喜びます。体がまだ柔らかいのでたまに足で頭を掻いたりもします。
小学生ではありますが、下の子ということもあり、甘えてくるとこちらもまだまだ赤ちゃん扱いしてしまいます。いつまでこうやってくるかわかりませんが、いつか自然に膝にも座らなくなるでしょう。その日がくるまで、また本人の気の済むまで甘えさせようと思っています。
体をピタッとくっつけてくる小学4年生
小学4年生の男の子がいます。下の子が一人で遊んでいる時などに甘えてきます。甘え方としては、自分の足や体を私にピタッとくっつけてくるというものです。
さりげなく甘えてくるのですが、なんとなく甘えたい雰囲気が伝わってくるのが可愛いです。それから、父親には我が儘を言わないのに、私には我が儘を言ったり口答えしたりするので、甘えたい気持ちがとても伝わってきます。
甘えてきた時は、頭を撫でてあげたりギュッとしてあげたりしています。息子は少し照れた様子でしたが、嬉しそうにニコニコ笑っています。
下の子がまだ小さいので、どうしても下の子に手をかけてしまいがちですが、まだまだ上の子も甘えたいようなので、その気持ちをしっかりと受け止めながら子育てしていきたいと思っています。
「疲れたから抱っこして」という小学3年生
小学校3年生の男の子がいます。外出先では恥ずかしがって手を繋ぐのも嫌がりますが、家の中ではまだまだべったり甘えてきます。
甘え方もどちらかというとストレートで、「疲れたから抱っこして」と寄ってきたり、気づいたら膝枕をさせられていたり、まだまだ母親である私と直接触れ合いたいんだなと感じられる甘え方が多いです。
それ以外でも、夫と私が二人だけで話しているときにも焼きもちを焼いているのか、やたら私にまとわりついてきます。子供が甘えてくるときは、本人が疲れているときや、そんな気分なんだろうなと思うし、夫婦共に子供が求めているときにしっかりと甘えさせてあげることはとても大切なことだと思っているので、思う存分甘えさせています。
おなかに乗って抱き着く小学5年生
今小学5年生の男の子です。小さいころから甘えん坊でした。しかし、今もまだ現役です。どんな時に甘えるかというと、私がリラックスしているとき、リビングのソファでくつろいでいるときなどです。
どのように甘えるかというと、私のおなかに乗って抱き着きます。甘えは小4の時よりは徐々に減りましたが、今でも抱き着き「充電中~落ち着く~」なんて言ってきます。外出したときも、すぐに私と手をつなぎたがります。もう、いい加減やめてもらいたいなと思うこともあります。
でも、私もそんな時たぶん笑顔になってるのですよね。だから息子もやめられないのだと思います。せめて外出中、特に近所に買い物の際はやめてもらいたいです。息子の友達や私の知人に会う可能性もありますからね。
だからそんなときは、息子の好きな子の名前を言います。「今〇〇ちゃんがいた気がしたよ!」などと言うと、サッと手を放してくれるので助かります。今から、息子が将来母親への依存心が強くなる(マザコンになる)のではないかと心配になることもあります。
寝付くまで私のお腹を触っている小学2年生
私の子どもは小学2年生ですが、いまだに夜寝る時は、私のお腹を触りながらでないと寝られません。これは、卒乳した2歳ごろからずっと続いています。これをしないと泣き出してしまうので、今でも寝付くまで、私のお腹をずっとスリスリなでたり触れながら寝ています。
また、下の子が抱っこされに来ると、自分も抱っこされに甘えにきます。2人一緒に来た時は、「順番だよ」と言って、お兄ちゃんから抱きしめて、次に下の男の子を抱っこするようにしています。お兄ちゃんから、と最初に抱きしめると、嬉しそうに抱きついて、ちゃんと「次は弟の番」といって譲ってくれます。
夜寝る時にどうしても私が弟に構っている時は、パパのお腹で我慢してもらい、次の日の夜はママ、と約束して寝てくれます。順番の時はお兄ちゃんから、と決めていたから、約束を信じて待てるようになったのかもしれません。
宿題しているところを見ていてと言う小学1年生
小学1年生の息子です。3番目ということもあり、甘やかして育ててきました。学校では頑張っているようですが、家に帰ってくるとすごく甘えてきます。
宿題をランドセルから出してほしいとか、宿題をしているところを横で見ていてほしいと言います。夜は、体をひっつけてきます。私の体におしりをぴったりとひっつけてきます。
ある程度は甘やかしますが、そのままにしておくとどんどんエスカレートしていくので、度を超えると注意をします。やめますが、またおしりをひっつけてきます。下の子もいるので仕方ないのかなと思っています。
夜甘えたがらないときは、朝ご飯を食べさせてほしいと言います。学校は機嫌よく行くので、朝の甘えたタイムも大切にしています。
一緒の布団で寝たがる小学4年生
小学校4年生の男の子ですが、夜寝るときは、絶対に私と一緒の布団に入りたがります。もう小学生なんだから自分の部屋で寝なさいと言っても、まだ一人で寝るのは無理のようです。
隣に自分の部屋があるにもかかわらず、絶対に一緒がいいと言うのです。無理やり一人で寝かせる必要もないかなと思って一緒の布団で寝てはいますが、下の子がインフルエンザなどの病気のときだけは移ったらいけないので、自分の部屋で寝かせるようにしています。
それと、自分自身がインフルエンザのときも一人で寝てくれました。さすがに小学生になると事情も理解できるようになっていますので、病気のときだけは自分の部屋で寝てくれます。でもすごくさみしいみたいで、治ったらすぐにまた一緒の布団に入りたがります。
何処に行くのもついてくる小学3年生
小学三年生の我が子。9歳で背も高く横幅もある男の子で、外ではやんちゃで遊び歩いて友達大好き、外遊び大好きで活発な子供なんですが、家に居るときは私の後ろを付いて回る甘えん坊です。
私が料理をしている時も、隣で「今日はどこに行って何をしてどうしたか」をずっと話してきますし、トイレに行くときもついてきて扉の前で待っています。洗濯物を畳んでいる時は横に来てお手伝いをしているつもりの邪魔をしてきますし、何かと私にくっついてきては今日あったことを話してくれています。
そんな我が子が可愛いので、「うんうん」と話を聞きながら「ママはあなたのことが大好きだよ」と言うと、照れたように「僕も!」と言ってくれるので本当に可愛くて仕方がないんです。
しかも、「僕はママが大好き」と、何でもないときにも言ってくれるのでとても嬉しいです。そんな我が子ですが、学校ではしっかり者で通っています。
「ギューっとして」と言ってくる小学6年生
息子は小学6年生。身体も大きくなり、私と同じぐらいになってきました。男の子ということもあり、母としては結構甘やかしてきてしまったかなと思っています。
家で仕事をしていることもあり、学校から帰ってもいつも私がいるのですが、一時期外勤したことがありました。その時は寂しかったからか、家に帰ると今まで以上にベタベタくっついてきました。
特に夜になると「ギューってして!」と抱き合うことが多くなりました。「寂しい思いをさせてたんだろうな」と思い、思い切りギューッと抱きしめてあげました。たまに「痛い!」と言われるぐらいに。
でも、しっかり抱きしめてあげると落ち着くようでした。今は外勤はしていませんが、たまに不安になっていそうな時は抱きしめてあげています。
眠くなるとおっぱいを触る小学1年生
小学1年生の息子です。眠くなると甘えてきます。眠くなるとおっぱいを触ってきて、顔を近づけたり、顔を埋めたり、抱っこを要求してきます。
甘えてきたときは眠いんだなと思い、やりたいようにやらせていましたが、小学生になったのでそろそろやめさせなければなと思っています。
眠くなると甘えてくるのはいいのですが、さすがに小学1年生になったので、おっぱいを触ってきたり顔を埋めたりするのはまずいと思うので、まずはそこからやめさせようと思っています。
眠くなると甘えてきてその流れて触ってくるので、眠くなってきて甘えてきそうになったら布団に行くようにしています。
はじめは少し戸惑っていて隣に寝ていましたが、ベタベタしてきました。今は少しずつですが、おっぱいを触ってきたり顔を埋めたりすることが減ってきたので、このまま進めていきたいと思います。
必ずハグする小学6年生と小学5年生
我が家の長男は6年生、次男は5年生の年子です。だんだんと言葉も乱暴になり、学区内では「側に来ないで」「声をかけないで」「手を振らないで」と成長の真っ只中です。
でも、家を出る時には、必ずハグして「I love you!」とお互いに言うのがお約束です。また、テレビを観て寛いでいる時間は、ベッタベタしてきます。
おふざけ半分で「だーいすき」だの、「〇〇のこと、好き?」としつこく確認されます。その時は、何をしても嫌がられないだろうと私も思い、くすぐったり、ギューッと抱きしめたりして、言葉で「ママも大好きよ」と伝えています。
子供も満面の笑みで、ニコニコっとしてくれるので、そこで安心感を得ているのかもしれないですね。学校では、楽しいことも嫌なこともあると思いますが、この触れ合いで気持ちが半減するのなら、いくらでもハグしたいと思います。
赤ちゃん返りした小学3年生
小学3年生の息子がいます。もともとはそっけないぐらいの子だったのですが、去年私の妊娠が分かったぐらいから、少しずつ私にくっついてくる頻度が多くなり、「あれ?」と思い始めました。
「最近よくくっついてくるね」と指摘すると、少し嫌そうにするので、言わないようにしました。第二子を出産し、退院してしばらくは特に変わった様子もありませんでしたが、少し経つと「ママの布団で一緒に寝たい」と言い出しました。
赤ちゃんの夜泣きで寝不足ですし、正直に言ってしまうと少しうっとうしく思わなくもありませんでしたが、長く一人っ子だった息子の気持ちを考えると、小学生でも赤ちゃん返りはやむを得ないかと思い、息子の気が済むまで受け入れてあげようと思いました。最近はだいぶ落ち着いてきて、一緒の布団では寝ていません。
おっぱいを触ろうとする小学2年生
小学2年生の息子です。頭が痛い、お腹が痛い時にすぐに体温計で熱を計ります。足が痛い、転んだ…血が出ていなくて赤くなっているだけで大騒ぎです。「痛い痛い」とかん高い声を出します。
お風呂に入っている時に遊びの延長でテンションが高い時は、おっぱいやお尻を触ろうとします。しかし、もう小学生にもなった息子にベタベタ触られるのは自分的に抵抗があるので、「やめて!触らないで!やらしい!」と断固として拒否しました。
スキンシップが大事だと育児書やテレビで言っているのは知っていますが、私はできません。その分、心が折れている時は言葉で励まし、頑張った時は褒めるように心掛けています。
うちには父親がいないので、サッカーなど、男同士の付き合いを大事にたくましい子になってほしいのですが…少しはなっているのでしょうか。まだまだ低学年は、甘えたい年頃なのでしょうね。
寂しいと泣く小学1年生
小学一年生の男の子がいます。私が長時間不在になる時に、泣いて甘えてくることがあります。少し前に私の母が骨折してしまい、手術をしたことがありました。
その間、子供は主人にお願いしていたのですが、一日不在で帰りは夜になり、帰宅すると「僕、すごく寂しかったんだ」と言い、急にメソメソと泣き出し、腰に抱きついて泣いていました。
普段は三兄弟の一番上のお兄ちゃんで甘えることがない子なので、こういう時は私も抱きしめて思う存分泣かせてあげました。少し泣いたら落ち着いたようです。
お兄ちゃんとはいえまだまだ一年生、いつも我慢をしている分甘えさせてあげると、口には出しませんが喜んでいると思います。次の日には進んで下の子の面倒を見てくれたり、お手伝いをしてくれました。



