フライパン1つで時短調理!夕飯のメインからお弁当・離乳食にも便利なワンパンレシピ
毎日の食事作り、本当にお疲れ様です。仕事や育児でクタクタになった夕方、「ご飯は作らなきゃいけないけれど、洗い物は極力減らしたい……」とため息をつくことはありませんか?そんな時に大活躍するのが、フライパンひとつでいくつかの料理を同時に作ったり、そのまま食卓に出せる立派なメインおかずを作ったりする「ワンパン(フライパンひとつ)調理」です。
最近はSNS等でも「フライパンだけでできる料理」「ワンパンレシピ」がランキングの上位を占めるほど大人気です。これは一人暮らしの学生から、料理初心者、そして忙しい子育て中のママまで、幅広い層にとってかなりの時短になるからです。
そこで今回は、フライパン1つで行うワンパン調理のメリット、夕飯のメインになる初心者向けレシピ、お弁当のおかずにもおすすめの同時調理レシピ、離乳食の取り分けアイデア、そして時短を成功させるコツなどをご紹介します。
どれも離乳食期の子供から大人まで食べやすい簡単なメニューばかりですので、ぜひ今夜の献立に取り入れてみてください。
フライパン同時調理(ワンパン調理)の圧倒的なメリット
フライパン1つで複数の料理を作ったり、一つの鍋の代わりにフライパンを使ってメインディッシュを完成させたりするワンパン調理には、忙しい毎日に嬉しいメリットがたくさんあります。調理中だけでなく、調理後の片付けにも大きな利点があります。
- 調理時間が大幅に短縮できる(時短になる)
- フライパン1つで複数の料理を作れるため、コンロが塞がらない
- ボウルやザル、複数の鍋を使わないため、洗い物が少なくなり後片付けが簡単
- 加熱時間が短く効率的なため、電気代・ガス代・水道代の節約につながる
- お肉や野菜の旨味がフライパンの中で凝縮され、料理が美味しく仕上がる
フライパンを使った同時調理は、一度に複数の料理を完成させられるため、まさに時短の味方です。特にお弁当作りや朝食の準備、離乳食作りが重なる朝は、コンロが複数の調理器具で塞がりがちになるため、「コンロが1つ空いている」というだけで精神的なゆとりが生まれます。
また、1つのフライパンで複数の料理を作れるため、IHの場合は電気代を、ガスコンロの場合はガス代を節約できます。「今日はフライパンだけで夕飯を作れた!」という達成感は、毎日の家事のモチベーションアップにも繋がります。
さらに、洗い物が減るため後片付けがとても楽になるだけでなく、水道代を節約することもできます。一人暮らしや料理初心者の方にとっても、「調理器具をたくさん揃えなくて済む」というのは非常に大きなメリットと言えるでしょう。
【夕飯のメイン】フライパンだけでできる料理!人気の絶品ワンパンレシピ
「フライパンひとつ 夕飯」というキーワードで検索する人が多いように、フライパンだけでパパッと作れる夕飯のメインおかずは大人気です。ここでは、料理初心者や一人暮らしの方でも絶対に失敗しない、ランキング上位常連の「フライパンひとつで作れる絶品メイン料理」をご紹介します。
1. 旨味が麺に染み込む!ワンパントマトパスタ
パスタを作る時、通常は「麺を茹でる大きめの鍋」と「ソースを作るフライパン」の2つが必要ですが、ワンパンパスタならフライパン1つで完結します。
【作り方とコツ】
フライパンにオリーブオイルを引き、みじん切りにしたニンニクとベーコン(またはツナ)を炒めます。香りが立ったら、カットトマト缶(1缶)と水(約300ml)、コンソメ、塩を入れ、沸騰させます。そこに半分に折ったパスタ(乾麺)をそのまま投入し、フタをしてパッケージの表記時間通りに煮込みます。
途中で麺がくっつかないように、トングで2〜3回かき混ぜるのが失敗しないポイントです。水分が飛び、パスタがソースを吸ってアルデンテになったら完成です。麺がトマトの旨味を直接吸い込むため、別茹でするよりも濃厚でリッチな味わいに仕上がります。「お鍋を洗う手間が省けるなんて最高!」と、仕事で疲れた一人暮らしの夜にもぴったりの一品です。
2. フライパンのまま食卓へ!熱々チーズタッカルビ
家族みんなでワイワイ囲む夕飯のメインおかずとして大人気なのが、フライパンをそのままホットプレート代わりにして食卓に出すチーズタッカルビです。
【作り方とコツ】
一口大に切った鶏もも肉、キャベツ、玉ねぎ、さつまいもなどを、コチュジャン、醤油、砂糖、すりおろしニンニクで作ったタレに揉み込みます。(小さな子供がいる場合は、コチュジャンを抜いてケチャップと味噌で甘口にアレンジしましょう)。
フライパンにごま油を引き、タレに漬け込んだ具材を広げて中火で炒めます。全体に火が通ったら、中央をドーナツ状に空け、そこにピザ用チーズをたっぷりと投入します。フタをして弱火で2分待ち、チーズがとろけたらフライパンごと食卓へ運びます。
熱々のフライパンを囲んで、「チーズが伸びる〜!」と盛り上がること間違いなしです。洗い物はフライパンひとつと取り皿だけ。ボリューム満点で、パパも子供も大満足のメイン料理です。
【お弁当に便利】フライパン同時調理レシピ(3品)
次はフライパン1つで作れて忙しい朝のお弁当のおかずにもぴったりの、同時調理レシピをご紹介します。冷凍食品やレトルト食品を使わない豚肉の生姜焼き風、トマト入りスフレオムレツ、きんぴらごぼうの3品の同時調理法です。
作り方はとても簡単で、各具材を準備したら、あとはアルミホイルに包んでフライパンで蒸し焼きするだけです!
フライパンでの同時調理に慣れてきたら、具材や味付けの組み合わせを変えて色々と作ってみましょう。アルミホイルを仕切りに使うこのテクニックは、洗い物を極限まで減らしたい一人暮らしのお弁当作りにも重宝します。
豚肉の生姜焼き風の材料
- 豚こま切れ:玉ねぎと同等量
- 玉ねぎ:1/4個
- 生姜すりおろし(チューブ可):少々
- 醤油:大さじ1
- 酒:大さじ1
下準備として、玉ねぎを薄切りにし、豚こま切れ、生姜、醤油、酒を合わせておきましょう。
トマト入りスフレオムレツの材料
- 卵:1個
- トマト:1/4個
- 塩コショウ:少々
- 粉チーズ:少々
下準備として卵を溶き、ダイスカットにしたトマトと塩コショウ、粉チーズを混ぜ合わせておきましょう。
きんぴらごぼうの材料
- ごぼう:5cm程度
- にんじん:5cm程度
- 醤油:小さじ2
- みりん:小さじ2
- ごま油:少々
下準備としてごぼうをささがきにして酢水につけ、にんじんは細切りにしておきましょう。
3品同時調理の方法

アルミホイルにサラダ油を薄く塗ります。下準備した材料をそれぞれアルミホイルでしっかり包み、フライパンに並べます。きんぴらのアルミホイルには、ごぼうとにんじんに醤油とみりんを入れましょう。
ホイルの高さ1/4程度まで水を入れ、蓋をして中火にかけます。沸騰したら弱火にして10分程度蒸し焼きにします。途中で、きんぴらごぼうを軽くかき混ぜましょう。

ごぼうと豚肉に火が通っていれば火からおろし、きんぴらごぼうにごま油を加えて軽く混ぜます。

出来上がったおかずをお弁当箱に詰めて完成です。
調理中のポイントと注意点
トマトスフレオムレツはホイルにくっつきやすいので、アルミホイルには少し多めにサラダ油を塗っておくと良いでしょう。お弁当箱にはスプーンですくい入れ、ケチャップを添えると美味しくいただけます。
蒸し焼き中に水が全部なくなってしまうとフライパンが焦げ付くため、水が減ったら足すように注意してください。また、ホイルをしっかり包まないと、穴から水が浸入して味が薄まってしまうので気をつけましょう。
【離乳食に便利】フライパン同時調理レシピ(蒸し魚)
次はアルミホイルに包んでフライパンの同時調理に加えるだけで、パパやママのおかずと一緒に作れる離乳食にもおすすめのレシピ「蒸し魚」です。
魚はフライパンを使えば野菜と一緒に簡単に蒸すことができ、栄養も逃しませんのでおすすめです。蒸すことで魚もふっくらヘルシーな仕上がりになります。野菜はお好みのものでOKです。
このメニューは離乳食の取り分けにも活用できます。大人だけお肉も食べたい時や、朝ご飯やお弁当のおかずと一緒に離乳食を作りたいと言う時にも、同時調理ならフライパン一つで作れて時短になりますので便利です。
蒸し魚の材料
- 白身魚の切り身:1切れ
- キャベツ・玉ねぎ・にんじん:各適量
- きのこ類(しめじ、えのき、えりんぎ等):適量
- サラダ油:少々
- 塩コショウ:少々(大人用)
- お酒:小さじ1(大人用)
骨処理済の切り身や刺身用を使うと調理が楽になります。骨のある切り身魚を使う場合は、骨抜きで骨をしっかり取り除いてから調理しましょう。また、月齢に合わせて野菜を細かく切ったりして、赤ちゃんや小さな子供も食べやすいように工夫してください。離乳食用にはコショウをせず、塩を使う時もごく少量に留め、お酒の代わりに水を使用してください。
蒸し魚の作り方

魚に塩コショウ(大人用)し、野菜類を細切りにします。少量のサラダ油をひいたアルミホイルにキャベツを広げ、その上に魚をのせます。

魚の上からかぶせるようにして、他の野菜類をのせます。

お酒(大人用。離乳食には水)をかけたら、アルミホイルをしっかりと包みます。

包んだアルミホイルをフライパンに入れ、ホイルの高さ1/4程度のところまで水(または湯)を入れます。

ふたをして中火にかけ、沸騰したら弱火にして10分程度蒸し焼きにします。にんじんに火が通ったら出来上がりです。大人はお好みで醤油やゴマダレ、ポン酢などをかけて召し上がってください。
白身魚を離乳食に取り入れる際の注意点
離乳食に取り入れやすい魚は鯛やヒラメ、カレイなどの白身魚ですが、食物アレルギーの有無には個人差があります。比較的安心とされる白身魚でもアレルギーを起こすケースがあるため、お子さんに白身魚を食べさせるときは、種類や時期、量などに十分に気を付けましょう。万が一、異変がある場合は早めに小児科を受診してください。
料理初心者必見!フライパンで同時調理を成功させるコツ
フライパンひとつで作るワンパン料理や、アルミホイルを使った同時調理をうまく成功させるには、いくつかのコツがあります。「料理初心者だから、フライパンだけで夕飯を作るのは焦げそうで心配」という方は、是非参考にしてください。
下準備はしっかりと行う
時間に余裕がないときに料理をするのは、どうしてもバタバタしがちです。フライパンに火を使い始めたら、あっという間に出来上がりのタイミングがやってきます。途中で「あ、お醤油を計っていなかった!」と焦ると失敗のもとになりますので、レシピに沿って、具材のカットや味付けの計量などの下準備を事前にしっかりと済ませておきましょう。
調理の見守りが不要なメニューを選ぶ
フライパンで調理をする場合、ずっと付きっきりでひっくり返さなければいけないようなメニューは焦げ付きなどが気になり、負担が大きくなります。サッと軽く焼くだけで済む料理、またはただ焼くのではなく、少量の水を入れて「ふたをして蒸し焼き状態にする料理」などは、比較的見守りが少なくて済みます。水蒸気の力で中までふっくらと火が通り、失敗を防ぐことができます。
数品のうち1品だけでも見守り不要のメニューを取り入れれば、その間に何か簡単なサラダやスープをもう1品作ることも可能です。
様々な調理法を試す
フライパンは基本的に焼いたり炒めたりすることが中心だと思われがちですが、実は「蒸し物」や「煮物」、さらには「パスタを茹でる」ことにも大活躍します。フライパンは鍋よりも底が広く熱伝導率が高いため、少ない水分でもムラなく火を通すことができるのです。
今回ご紹介したお弁当のおかずレシピの場合、焼く以外に「蒸す」といった調理法が入っていましたが、フライパン1つで3種類もの料理が出来上がりました。調理法の組み合わせによって、バリエーション豊かな夕飯のメインメニューを作ることができるので、色々と試してみましょう。
何種類もの調理器具をそろえて使いこなすのは一人暮らしの方にとっても大変です。作りたいメニュー全部をフライパンで同時調理することはできませんが、家事の時短にフライパンが圧倒的に役立つのは確かです。
フライパンを長持ちさせる!正しいお手入れ方法
最後に、フライパンひとつ料理を快適に続けるための「フライパンのお手入れ」について解説します。毎日ヘビーユースするフライパンだからこそ、正しいケアが欠かせません。
使用後のフライパンを熱いうちに「ジュッ」と水につけて洗う人がいるかもしれませんが、フッ素樹脂加工(テフロン加工など)が施されたものは、熱い状態ですぐ冷やすと急激な温度変化で金属が変形し、表面のコーティング加工が剥がれるおそれがあります。これを繰り返すと焦げ付きやすくなり傷みを早め、フライパンの寿命を縮めることになります。
フライパンは熱いうちに、キッチンペーパーなどで油汚れをしっかり拭き取りましょう。そして、粗熱が取れてから水ではなく「お湯」と「柔らかいスポンジ」で洗うことをおすすめします。洗った後はよく乾かすことも忘れずに。
鉄やステンレスなど、フライパンの素材によってお手入れ方法も異なりますので、お使いのフライパンに記載のお手入れ方法を確認したうえで、少しでも長持ちさせるようにしましょう。
また、フライパンの油汚れ落としに役立つキッチンペーパーは、ワンパン調理の際に出たアクをサッと拭き取ったり、煮物の際の落としぶた代わりに使ったりと色々な使い方ができる時短の相棒です。是非キッチンのすぐ手に取れる場所に常備しておきましょう。




