光熱費の節約術と主婦の知恵に関する記事

『光熱費を効果的に節約!賢い主婦の光熱費節約術をご紹介』

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効果的に水道光熱費を節約!賢い主婦の光熱費節約術

家計を圧迫する固定費の中でも、大きな割合を占めるのが「光熱費」です。この光熱費を上手に削減できれば、家計にゆとりが生まれます。

世帯人数 水道光熱費平均額(ひと月あたり) 水道光熱費(年間)

世帯人数

2人世帯

水道光熱費平均額(ひと月あたり)

20,917円

水道光熱費(年間)

251,004円

世帯人数

3人世帯

水道光熱費平均額(ひと月あたり)

24,425円

水道光熱費(年間)

293,100円

世帯人数

4人世帯

水道光熱費平均額(ひと月あたり)

25,728円

水道光熱費(年間)

308,736円

世帯人数

5人世帯

水道光熱費平均額(ひと月あたり)

28,242円

水道光熱費(年間)

338,904円

世帯人数別光熱費平均額(総務省統計2014年計)

上記の表は2014年の世帯人数別ひと月あたり光熱費の平均額です。水道光熱費は家計に大きな負担を与える費用です。ここでは、この光熱費を賢く節約する方法をご紹介します。

電気代を節約するためにやっておきたいこと~具体的方法~

電気を時間帯割引にする

電力会社には、使用した電気量に応じて料金がかかる「従量電灯」と、使用時間に応じて割引がある「時間帯割引」という契約があります。

「従量電灯」はどの時間帯でも電気代が一律ですが、「時間帯割引」には電力会社ごとに様々なプランがあります。東京電力の場合は「朝得プラン」「夜得プラン」「半日お得プラン」「土日お得プラン」などがあります。

ライフスタイルに合わせて時間帯割引プランを選び直すことで、電気代の大幅な節約が期待できます。

冷蔵庫の温度設定を弱にする

多くの冷蔵庫は強・中・弱で温度設定が可能です。この設定を弱に変更すると、月平均で約800円の節電効果があります。年間に換算するとおよそ10,000円の節約になります。

電気のアンペア数を見直す

現在契約している電気のアンペア数を下げると、基本料金が安くなります。東京電力の場合、例えば50Aから30Aに変更すると年間で約7,000円の節約が可能です。

アンペア数 基本料金

アンペア数

10A

基本料金

280.80円

アンペア数

15A

基本料金

421.20円

アンペア数

20A

基本料金

561.60円

アンペア数

30A

基本料金

842.40円

アンペア数

40A

基本料金

1123.20円

アンペア数

50A

基本料金

1404.00円

アンペア数

60A

基本料金

1684.80円

電気の契約アンペア数を下げると、使いすぎた際にブレーカーが落ちます。しかし、このブレーカーが落ちないように電気消費を調整する生活を心がけるため、結果的に自然と節約につながります。

待機電力を節約する

家庭で消費される電力のうち約10%は「待機電力」です。つまり、この待機電力を減らすだけで電気代の10%を節約できるということです。待機電力を減らす方法は2つあります。

  1. ブレーカーを落とす
  2.  あまり使わない部屋や長時間不在の際に、該当ブレーカーを落として家電をシャットダウンする方法です。

  3. 市販の「省エネタップ」を使う
  4.  使用していない家電のコンセントをいちいち抜かなくても、スイッチひとつでOFFにできます。「省エネタップ」を設置すると手軽に待機電力をカットできます。

窓ガラスに断熱シートを貼る

「断熱シート」を窓やサッシに貼るだけで、エアコンの節電効果が高まります。部屋全体の放熱を最大30%削減でき、冬の暖房効率だけでなく、夏の冷房効率も大幅に向上します。一度貼るだけで効果が持続するため、非常におすすめです。

さらに、エアコンの設定温度を1℃変えるだけで電気代は約10%変わります。夏冬のエアコン消費が家計の30~50%を占めるため、設定温度を1℃変えるだけでも、月2万円の電気代家庭なら5か月間で最大5,000円の節約が可能です。2℃変えれば10,000円の節約になります。

エアコンのフィルターを清掃する

フィルターにほこりやゴミが溜まると、風量や暖房・冷房効率が低下します。フィルター清掃を行うことで、空気の通りがスムーズになり、暖房・冷房効率が上がって平均10%の電気代節約が可能です。

エアコンの電気代は1時間あたり約15円、平均使用時間を4時間として、夏冬5か月間で16,400円かかります。ここから10%節約できれば、約1,600円の節約となります。

テレビをタイマー設定にする

ついテレビを付けっぱなしにしてしまったり、夜寝るときに消し忘れる人は、テレビのタイマー機能を活用して自動的に電源をOFFにしましょう。

最近のテレビはタイマーで自動ON/OFFが可能です。1日2時間だけテレビの使用時間を減らすだけで、年間約1,000円の節約になります。

家電を買い替える

  1. 照明をLEDに替えるだけで、4LDKの住宅で年間約713kWh節電でき、電気代は年間約18,480円の節約になります。
  2. 15年前のエアコンを買い替えると、年間約70kWhの省エネで、電気代は年間約18,370円節約できます。
  3. 10年前の冷蔵庫を買い替えると、年間約500kWh節電でき、電気代は年間約13,000円の節約になります。
  4. 8年以上前の洗濯機を買い替えると、年間約281kWhの省エネで、電気代は年間約7,282円節約できます。

ガス代を節約するためにやっておきたいこと

お風呂の保温シートで追い焚きを減らす

「お風呂の保温シート」をお湯に浮かべておくだけで、お湯が冷めにくくなり、何度も追い焚きする必要がなくなります。ガス消費を大幅に節約できます。

沸かしたお湯を2時間放置すると温度は4~5℃下がるといわれます。この温度を戻すための追い焚きを1日1回する場合としない場合では、年間で約6,000円の節約になります。

お風呂の入り方を見直す

  1. 入浴は続けてまとめて入る。
  2. 浴槽のふたは必ず閉める。
  3. 水張りの工夫:夏は日中に水温が上がるため少ないガスで沸く。冬は入浴直前に水張りすると効率的。
  4. シャワーの時間を短くする。
  5. 沸かし過ぎを防ぐ。

キッチンの使い方を見直す

  1. 大きめの鍋底を使うと熱効率が良い。
  2. 蓋を使って調理スピードを上げる。
  3. 保温調理を活用してガス代を節約。
  4. 中火で調理するのが経済的。
  5. 食器洗いは低温のお湯で。

ガスの契約を見直す

プロパンガスを使用している家庭は、可能であれば都市ガスに切り替えることをおすすめします。料金差が大きく、節約効果が高いです。

水道代を節約するためにやっておきたいこと

節水シャワーヘッドで効果抜群

「節水シャワーヘッド」はシャワーの穴を少なくして水量を抑え、約50%の節水効果があります。一度交換するだけで水道代・ガス代の大幅節約につながる定番アイテムです。

シャワー1分あたりの水道光熱費は約5円、平均使用時間は8分とすると、夫婦2人で1年間シャワーを使用すると約29,000円かかります。30%節約できれば年間約10,000円の削減です。

洗濯機の使い方を見直す

水道代だけでなく電気代も節約できる方法として、タイマーを使って電気料金の安い時間帯に洗濯・乾燥することをおすすめします。年間の電気代はこれで半分にまで節約可能です。

食器はまとめて洗う

食器洗いは「まとめ洗い」が節水効果大です。水を流しっぱなしで洗うと大量の水を消費してしまいます。

洗い桶を2つ用意し、片方には水と洗剤、もう片方には水だけを入れます。スポンジで洗った食器を水だけの桶に通すことで仕上げ、最後に軽く水ですすぐだけで済みます。

食器洗いで5分水を流しっぱなしにすると約60リットル、1日3回洗うと約180リットル消費します。まとめ洗いで水量を3分の1に抑えられれば、年間で約15,000円の節約になります。

光熱費節約術 賢い主婦の知恵

いまやオール電化の住宅が増えて便利になった反面、電気代も高くなり光熱費そのものの削減に四苦八苦している主婦も多いことでしょう。さきに挙げた項目のほかに、主婦が日々おこなっている節約術の一部を紹介します。

・冷蔵庫はスカスカに!→詰め込み過ぎ注意。
・冷凍庫はキチキチに!→消費電力が小さくなる。
・食洗器は洗浄後、スイッチオフ!扉をあけて自然乾燥または布巾で拭く
・電気炊飯器→土鍋へチェンジ!
・アイロンスイッチは早めに切る→大きい衣類が終わったら、小物ハンカチは余熱で。
・洗濯機のコースは「おいそぎ」「さっと洗い」コース。
・掃除機の前に部屋の片づけを!
・冬場は薪ストーブに!→電気代が全くかからない。
・暖房代節約には厚着!

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。