結婚式の余興で一生の宝物になる感動を!成功の秘訣とアイデア集
結婚式の余興は、新郎新婦の門出を祝うために参加者みんなが盛り上がれる、披露宴の中で最も楽しいプログラムの一つです。余興が得意で率先してアイデアを出す人もいれば、「人前に出るのは苦手だからどうしよう…」と悩んでしまう人もいるでしょう。
しかし、余興の本当の目的は「プロのような完璧なパフォーマンスを見せること」ではありません。不器用でも、少し失敗してしまっても、「二人のためにこれだけの時間と労力をかけて準備してくれた」というその『想い』そのものが、新郎新婦にとって一生の思い出に残る感動的な贈り物になるのです。
今回は、すでに結婚式を終えた15人の先輩ママたちが、「自分の結婚式でやってもらって本当に嬉しかった!一生の宝物になった!」と語る感動の余興エピソードをたっぷりとご紹介します。現在妊娠中で「結婚式を挙げずにパパママになったけれど、やっぱり披露宴をやりたいな」と思っているプレママの背中を押してくれるような、心温まるエピソードが満載です。これから余興を頼まれている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「サプライズ」が人の心を強く打つ心理学的な理由
結婚式の余興で最も多く語られるのが「サプライズ(内緒の演出)」による感動です。「ただの手紙だと思っていたら、実は映像があった」「友人だけだと思っていたら、新郎も参加していた」という予想外の展開は、なぜこれほどまでに私たちの心を打つのでしょうか。
【発達心理・家族心理の深掘りからの解説】
心理学において、人間は「期待値」を上回る出来事が起きた時、脳内でドーパミンやオキシトシンといった幸福ホルモンが爆発的に分泌されます。特に結婚式という極度の緊張状態の中で、気心の知れた友人や家族から予期せぬ愛情を向けられると、感情の防波堤が一気に決壊し、生涯忘れられない強烈なポジティブな記憶として脳に深く刻み込まれるのです。
【次へのアクション】
もしあなたが友人の余興を任されたら、大掛かりなことでなくても構いません。「手紙を読む前に、新婦の母親からの短い音声メッセージを流す」など、ほんの少しだけ期待を裏切る『1つの隠し球(サプライズ)』を用意してみましょう。
友人・同僚が仕掛ける!会場が一体になるサプライズ余興
まずは、学生時代の友人や職場の同僚が企画してくれた、熱量たっぷりの余興体験談から見ていきましょう。
A友人のアコースティックギター
披露宴を行ったのは2001年です。披露宴は都内のホテルの結婚式場を貸し切って行いました。感動的な余興をしてくれたのは、私の大学時代の友人二人です。
私と主人の初デートの時に車で聞いた思い出の曲を、一人の友人がアコースティックギターで演奏し、それに合わせてもう一人の友人が歌詞をアレンジして、私たちの結婚への祝福のメッセージをのせて歌ってくれました。
その演奏に合わせて大きなモニターには、私と現在の主人がお付き合いしていた頃に撮った思い出の写真がスライドショーで投影され、その雰囲気に知らず知らずのうちに涙があふれてきました。
おとなしく控えめだと思っていた彼女たちが、私の結婚を祝福するために一生懸命生演奏してくれた気持ちが伝わってきて感動的な余興でした。結婚式自体も終始和やかでアットホームな雰囲気で取り行われ、思い出に残る素敵な式でした。
【先輩ママの視点からの解説】
「初デートの時に車で聞いた曲」という、当人同士しか知らないようなパーソナルなエピソードを余興に組み込むリサーチ力に脱帽です。おとなしい友人が大勢のゲストの前でギターを弾いてくれるというギャップが、より一層の感動を呼び起こします。生演奏は会場の空気を一瞬で温かく変える魔法の力を持っています。
【次へのアクション】
余興の選曲に迷ったら、流行りの曲ではなく、「新郎新婦が学生時代によくカラオケで歌っていた曲」や「初めて一緒にライブに行ったアーティストの曲」など、二人の歴史に寄り添った楽曲をリサーチしてみてください。
A職場仲間がフラッシュモブ
授かり婚だった私たち。どうしてもウエディングドレスが着たくて、家族の反対を押し切って挙式を強行しました。主人が地方出身だったため、なるべくアクセスの良いところを…と思い、空港からの高速バスで来やすく、かつ私の祖母や親戚が電車で行けるよう探したところ、ホテルウェディングをすることになりました。
まだ20代前半で、友達の結婚式も1つしか行ったことがなかった私。色々なマナーやしきたり、そういう情報や知識があまりない状態だったので、「自分らしくこだわる」ということまで頭が回りませんでした(これはちょっと後悔です)。
余興も友人にスピーチのみお願いしていたのですが、当日出席してくれていた職場の同僚からサプライズで余興が!職場の方たちからの「おめでとうムービー」が流れた後、暗転し、その後同僚がAKB48の「フォーチューンクッキー」を踊り始めたのです。
しかも最初は席に座っていたほかの同僚も、だんだん踊りに参加し始めて、「えっ、踊れるの!?」とほかの列席者からの突っ込みも…。まるでフラッシュモブでした!
仕事の合間に内緒で練習を重ねてくれた同僚たち。彼女たちのおかげで一生の思い出に残る結婚式になりました。
【独自視点からの解説】
フラッシュモブ(予期せぬタイミングで周囲の人が踊り出すサプライズ)は、ゲスト全員を巻き込むエンターテインメントの最高峰です。特に授かり婚などで「周囲への申し訳なさや遠慮」を感じていた花嫁にとって、職場の同僚たちが全力で祝福してくれる姿は、「こんなに祝ってもらっていいんだ」という深い自己肯定感と安心感を与えてくれます。
【次へのアクション】
フラッシュモブを企画する際は、会場(ホテル側)の音響担当者との綿密な打ち合わせが必須です。まずは式場のプランナーさんに「サプライズでダンスをしたいのですが可能ですか?」とこっそり相談してみましょう。
Aさくらんぼでオリジナルダンス
私が披露宴を挙げたのは2007年の春です。披露宴は市街地にあるホテルで行いました(いくつか会場の下見をしたのですが、そこのホテルの模擬披露宴を見に行ったところ、飾り付けや演出、料理などがとても良かったので決めました)。
紹介したい余興をしたのは私の学生時代の友人です。当時流行していた大塚愛の「さくらんぼ」という曲に乗せて、オリジナルのダンスを披露してくれました。衣装もオリジナルでとても可愛く、ダンスも全てオリジナルでした。
皆それぞれ仕事も忙しいのに、しかも既に子供がいる友人もいたのに、忙しい合間をぬって一生懸命練習してくれたのだなと思うと、とても嬉しかったし感動しました。
披露宴全体もアットホームな雰囲気で行ったので、とても楽しかったです。それぞれの席をまわって記念撮影をしたのですが、その時に出席者の方々と話ができたのも良かったです。
【家族全体の視点からの解説】
社会人になり、さらに子供を育てている友人たちが、自分のために集まってダンスの練習をしてくれる。その「見えない時間のプレゼント」こそが、大人の結婚式における最大の感動ポイントです。親友たちが笑顔で踊る姿は、新郎やご両親に対しても「新婦にはこんなに素敵な仲間がいるんだ」という強烈なポジティブメッセージを伝えてくれます。
【次へのアクション】
ダンスの余興を行う場合は、新郎新婦も座ったまま手元で一緒に踊れるような「簡単なサビの振り付け」を取り入れ、本番中に「一緒にやって!」と巻き込んでみましょう。
A園の子供たちから「おめでとう」ビデオレター
2008年の春に結婚式を挙げました。場所は、憧れだったハウスウェディングです。私は当時保育士をしており、結婚と妊娠を機に退職しました。
余興をお願いしたのはその保育園の先生方です。保育士の結婚式といえば、子ども達からのビデオレターが定番となっています。私もそれを期待して余興をお願いしたのですが、内容までは指定していないため、実は当日までドキドキしていました。
余興の時間になると辺りが暗くなり、スクリーンが登場しました。そして流れたのは、保育園の子どもたちが遊ぶ様子が映し出されたビデオ。さらに、先生方と子どもたちで歌や踊りを披露してくれました。期待していたとはいえ、嬉しくて感動してしまいました。
さらに小さい子どもたちが「先生おめでとう!」とメッセージをくれたところでは思わず涙してしまいました。この仕事を頑張ってきてよかったなと思える瞬間でした。
また、披露宴もとても和やかな雰囲気で、来てくださった方たちにとても楽しくていい式だったと言ってもらえました。あの幸せな一日のことは、ずっと忘れられない素敵な思い出です。
【保育・職業的視点からの解説】
保育士や教師、あるいは接客業など、人と深く関わる職業の新婦にとって、自分が愛情を注いできた対象(子供たちや教え子)からの無垢な祝福は、自分のこれまでの人生とキャリアを全肯定してくれる最高のご褒美です。無邪気な子供たちの「おめでとう!」という声は、会場全体の涙腺を崩壊させる圧倒的なパワーを持っています。
【次へのアクション】
職場の同僚の余興を作る際は、職場での「普段の真剣な表情」や「周囲から愛されている様子」が分かるような日常のオフショット動画を数秒でも挿入すると、感動が何倍にも膨らみます。
A高校仲良しメンバーがサプライズビデオ
結婚式は2010年5月に挙げました。私の姉が働いている結婚式場で、披露宴を行いました。主人の地元は少し離れていたのですが、私の希望を聞いてくれました。
余興をやってくれたのは、私の高校時代、とても仲良しだったメンバー4人です。私がずっと働いていた職場を、結婚を機に辞めてしまったのですが、職場のみんなと仲良しだったことも知っていて、式に呼べなかった人たちから、ビデオメッセージをいただき、それを作成して流してくれました。
その他にも、大好きだった高校の先生たちからもビデオメッセージをいただき、それも作成してくれていて、私は全く知らなかったので、本当に嬉しくて感動しました。結婚式を挙げるまでは不安で仕方なかったのですが、みんなに祝福され、披露宴も無事に行えて、本当に良かったなと思いました。
【逆説的な視点からの解説】
「結婚式に招待できなかった人からのメッセージ」は、実は会場にいるゲストからの言葉よりも強い驚きを与えます。「私のためにわざわざあの方に連絡を取ってくれたの!?」という、友人たちの裏側の途方もない苦労(アポ取りや撮影手配)を想像した瞬間、新婦の胸には言葉にならないほどの感謝の念が押し寄せるのです。
【次へのアクション】
ビデオメッセージを作成する際は、新婦の実家で飼っているペットや、行きつけのカフェのマスターなど、「まさかこの人が!」と驚くような人からのコメントを1つ仕込んでおきましょう。
A歌とサプライズムービーで「バンザイ」
9年前に、私と夫の出身県にあるホテルで結婚披露宴をしました。その時に、私の高校時代の友人3人が余興でウルフルズの「バンザイ」を歌ってくれたのですが、なんと内緒で歌の前に流すムービーも作ってくれていて、これにとても感動してしまいました。
高校時代の同級生ということもあり、集められる範囲で当時の担任やお世話になった先生方、クラスメイトに声を掛けて、お祝いのメッセージや当時の思い出深いエピソードなどを、ビデオメッセージという形で集めてくれていました。
歌を歌ってくれることは知らされていたのですが、映像があることは当日この時まで一切知らされてなかったので、まさにサプライズでした。映像が終わるタイミングでウルフルズの曲が流れ始めて、会場も大盛り上がりでした。
出席してくれた他のゲストも、この余興に感動してくれた人が多かったみたいで、準備してくれた友達には本当に感謝しています。
【独自視点からの解説】
「聞いていた余興(歌)+聞いていなかった余興(ムービー)」という『二段構えのサプライズ』は、新郎新婦の感情を大きく揺さぶるプロ顔負けの演出テクニックです。映像で感動の涙を誘った直後に、明るく力強い名曲「バンザイ」で会場全体を笑顔で包み込む構成は、披露宴の空気を最高潮に高めてくれます。
【次へのアクション】
友人の余興で歌を歌う際は、イントロの数秒間に「〇〇ちゃん、結婚おめでとう!私たちからのプレゼントです!」と、マイクを通して全員で声を揃えるコールを取り入れてみてください。
家族・親族だからこそ泣ける!温かい絆を感じる余興
友人だけでなく、親族や兄弟姉妹からの心のこもった余興は、親族中心の少人数ウェディングにおいて絶大な感動を生み出します。
A親族全員の自己紹介と一言をいただきました
2015年の春に、夫の実家の近くにあるホテルで結婚式をあげました。私たち二人の希望で、親族だけのアットホームな挙式でした。披露宴の流れの打ち合わせの時に、余興をどうするかあまり考えていなかった私たちに、担当の司会者の方が親族の紹介をして何か一言もらうのはどう?と提案してくれました。
せっかく両家の親族が集まる場だし、これからお付き合いが始まっていくのだから、お互いのことをこの機会に知れるのはとてもいいことだと思いました。
親族一人ひとりが自己紹介をして、私たちにお祝いの言葉をくれたり、子どものころの私たちがどんな子だったかなど、一言ずつ話してくれました。
そのおかけで全員の名前や関係が分かり、より絆が深まった気がしますし、終始和やかな雰囲気で披露宴も進んでいき、最高の結婚式になりました。
【パパ・家族の関わり方の視点からの解説】
親族だけのアットホームな結婚式では、大掛かりなダンスや映像よりも「マイクリレー形式の自己紹介」が最も効果的な余興になります。「この子は小さい頃、泥んこになって遊ぶお転婆でね…」という親族だからこそ語れるリアルなエピソードは、新しい家族同士の心の距離を一気に縮める最高のスパイスになります。
【次へのアクション】
親族の一言メッセージを取り入れる際は、司会者から突然指名するのではなく、事前に「当日一言お願いしてもいいですか?」と根回しをしておき、おじいちゃんおばあちゃんが焦らないよう配慮しましょう。
A妹が贈ってくれたピアノ演奏
結婚式を挙げたのは、2007年の2月のことでした。披露宴は、その当時私が住んでいた場所にあるホテルのレストランでした。夫の地元でも私の地元でもありませんが、ちょうど中間くらいの場所にあること、交通アクセスが良いこと、披露宴を開く施設が充実していることからその場所を選びました。こぢんまりした、60人定員くらいのところです。
親族のみの披露宴でしたが、妹がフルート奏者のいとこと一緒にピアノを演奏してくれました。演奏してくれるのは知っていましたが、演奏してくれたのが私の大好きなMISIAのeverything。しっとりした雰囲気になり、品もあって、親戚たちも身内の演奏を見られて喜んでくれました。夫も少し泣いていたようです。
披露宴は、親族だけだったのでとてもアットホームなものでした。緊張などもせず、楽しい式になったと思います。
【独自視点からの解説】
「妹といとこのセッション」という身内ならではの生演奏は、ゲストにとってもプロの演奏を聴く以上の感動があります。幼い頃から一緒に育ってきた妹が、お姉ちゃんのために指を震わせながら一生懸命ピアノを弾く姿は、両親にとっても「姉妹の成長」を感じられる最高の親孝行の時間になるのです。
【次へのアクション】
もし自分が兄弟姉妹の結婚式で演奏を頼まれたら、演奏の前に「お姉ちゃん、いつも喧嘩ばかりだったけど本当は大好きだよ」と、たった一言で良いので肉声でメッセージを添えてみてください。
A兄弟姉妹でピアノギターの演奏
私は2011年の春に結婚式をあげました。結婚式は、旦那さんの実家の近くで、旦那さんの両親が式のほとんどを取り仕切ることになり、私の地元の友人や親戚の参加が難しく、旦那さんの親戚や地元の友人など、旦那さん側の招待客が多くなりました。
仕方ないと諦めていたのですが、私にサプライズで、姉と弟2人と妹の4人で余興を準備してくれていました。末っ子の妹がピアノを弾き、下の弟がギターを弾いて、姉と上の弟が歌を歌ってくれました。
私はまったく何も聞かされていなくて、旦那さんと上の弟が打ち合わせをしながら、兄弟姉妹で練習していたとのことでした。ものすごく嬉しくて、メイクが落ちるから泣くのをこらえるのが大変でした。結婚式もみんなで盛り上がれて祝ってくれ、いい思い出の結婚式でした。
【先輩ママのあるある失敗談からの学び】
「夫側の親戚やゲストばかりで、アウェー感(肩身の狭さ)を感じて落ち込んでいた」という花嫁の悩みは少なくありません。そんな不安な空気の中で、新郎が裏でこっそり新婦の兄弟たちと連絡を取り合い、一大プロジェクトを仕掛けてくれていたという事実は、「この人と結婚して本当に良かった」という絶対的な信頼感へと変わる最高のサプライズです。
【次へのアクション】
新郎の立場でこの記事を読んでいるなら、ぜひ新婦の兄弟姉妹や地元の親友にこっそりLINEを送り、「〇〇を喜ばせたいので力を貸してくれませんか?」と巻き込んでみましょう。
新郎や親友からの愛が溢れる!感動のプレゼント余興
続いて、心のこもった贈り物や、体を張ったパフォーマンスで会場を沸かせた余興体験談です。
A友人の手作りブーケと歌
2003年6月に結婚式を行いました。主人の実家がある県のホテルで結婚式と披露宴を行いました。感動した余興をやってくれたのは私の友人です。短大のころからの仲良しでした。
余興の内容は、私のために手作りのブーケを作ってきてくれて、歌を歌う前にプレゼントしてくれたのです。サプライズだったのでびっくりしました。歌は、世界に一つだけの花です。
歌にちなんだ世界に一つしかない素敵なブーケで、私が着ていたドレスにぴったりの黄色のブーケでした。バラの花を買ってきて、プリザーブドフラワーを手作りしてからブーケにしてくれました。
友人の家から結婚式場までは新幹線を乗って、わざわざ持ってきてくれたのです。友達の優しさに感謝しました。
【心理の深掘りからの解説】
生花ではなく「プリザーブドフラワー(枯れない花)」を手作りしてくれたという点に、友人の深い愛情が込められています。「この今日の感動を、形としてずっと手元に残してほしい」という想いのこもったプレゼントは、歌の感動を何倍にも引き立たせる最高の演出小道具となります。
【次へのアクション】
友人の余興でプレゼントを渡す際は、大きな花束よりも、新居の玄関にちょこんと飾れるような「小さなリース」や「プリザーブドフラワーのボックス」など、持ち帰りやすいサイズのものを手作りするのが喜ばれるコツです。
A可愛いフォトフロップスと仮装ダンス
2014年の秋に結婚式を挙げました。浜松町にある一軒貸し切りの式場で執り行うことができました。高校時代の仲良し5人組が私の両親や兄弟、幼なじみやバイト仲間などに、お祝いコメントを集めたビデオを作ってくれてとてもびっくりしたと共に感動して泣いてしまいました。
ビデオの後に5人がモーニング娘。のハッピーサマーウエディングを完全コピーして歌ってくれました。高校時代、ダンスが好きだった私達は、スピードやモーニング娘。をコピーして踊っていたのを、当時のように再現してくれたのです。可愛い衣装にクオリティの高いダンスで、とても盛り上がりました。
式自体はアットホームな雰囲気で、みんなと話しながら進行することができて、リラックスしたムードに包まれました。サプライズで可愛いフォトフロップスや仮装アイテムを準備してくれていたり、式中に色紙を回してくれていて最後にプレゼントしてくれる時間があったりと、みんなに支えてもらった心温まる式になりました。
【年齢別視点からの解説】
「学生時代に一緒に踊ったアイドルの完コピダンス」は、一瞬で新婦を青春時代へとタイムスリップさせる最高の魔法です。さらに、フォトプロップス(写真撮影用のヒゲやメガネの小道具)を手作りして各テーブルに配るなどの細やかな気配りは、ゲスト全員の待ち時間を「楽しい撮影タイム」に変える素晴らしいホスピタリティです。
【次へのアクション】
余興を担当する際は、100円ショップのストローや色画用紙を使って「ハート」や「吹き出し」のフォトプロップスを10個ほど手作りし、披露宴の歓談タイムに新郎新婦のテーブルに差し入れてみましょう。
A主人がこっそり通って作ったサプライズ手作りグラス
2015年5月に表参道で結婚式をあげました。私は私で友人に余興を頼み、主人も友人に余興を頼む、という形で式を開きました。もちろん、友人の余興もとても嬉しかったのですが、1番嬉しかったのは、主人によるサプライズ余興です。
当日まで主人側の余興内容は「友人とバンド演奏をする」というダミーのものだと聞かされていました。「式の打ち合わせの後もすぐに練習がある」と言って、あまり2人で時間を過ごせず、準備で忙しい私は少しイライラしてしまっていました。
ところが当日、主人の余興の時間になると、私へプレゼントをしたいという一言から始まり、スクリーンにムービーが流れ始めました。そこには、仕事の合間を縫って陶芸教室に通い、慣れない手つきで2人の手作りペアグラスを一生懸命に作る主人の姿がありました。
いつも食後のコーヒーの時間を2人で楽しんでいたので、「これからもこの時間を大切にしていきたい」という主人のメッセージがこもったサプライズで、これまでのイライラが一気に吹き飛び、涙が出るほど感動しました。
【家族全体の視点からの解説】
「結婚式の準備をしてくれない!」と新婦がイライラしている裏で、新郎が必死にサプライズの準備をしていたというエピソードは、究極のツンデレ効果(ネガティブからのポジティブへの反転)を生み出します。不器用な男性が、自分のためにこっそり教室に通ってくれたという「費やしてくれた時間」にこそ、最大の愛を感じるのです。
【次へのアクション】
新郎からのサプライズを仕掛ける時は、「これからも一緒に美味しいお茶を飲もう」といった、結婚後の日常(未来の生活)に繋がるような意味を持たせたプレゼントを選ぶと、感動がより一層深まります。
余興を成功に導く!NG行動と望ましい対応の対比表
せっかくの余興で会場を白けさせてしまわないために、やりがちなNG行動と、みんなが笑顔になる望ましい対応をまとめました。
| よくやりがちなNGな余興 | 会場が感動する望ましい余興 |
|---|---|
| 身内(一部の友人)しか分からない内輪ネタの連続 | 誰もが知っている定番曲や、全員が共感できるエピソード |
| 新郎新婦の過去の「元カレ・元カノ」の暴露話 | 二人がいかに素晴らしい人柄か、未来への温かいエール |
| ダラダラと長引く10分以上のスピーチや映像 | 5分以内にギュッと濃縮されたテンポの良い構成 |
| お酒の席とはいえ、過激な下ネタや脱衣などの悪ふざけ | 親戚や上司が見ても微笑ましい、清潔感のあるパフォーマンス |
| 自己満足で、新郎新婦を置き去りにしたパフォーマンス | 新郎新婦も巻き込んで、会場全体で手拍子ができる演出 |
【先輩ママの失敗談からの学び】
「夫の会社の同僚が、悪ノリで過激な下ネタの余興をしてしまい、私の両親や親戚の顔が凍りついていた…」という取り返しのつかない悲劇は絶対に避けなければなりません。余興の鉄則は「おじいちゃんおばあちゃんが見てもニコニコ笑える内容か」という客観的なフィルターを必ず通すことです。
【次へのアクション】
余興の企画がまとまったら、一度スマホで練習風景を撮影し、「これを自分の親に見せられるか?」と冷静にセルフチェックする会議を仲間内で開いてみましょう。
結婚式の余興に関するよくある質問(FAQ)
これから余興を頼む側、頼まれる側が疑問に思いやすいポイントをまとめました。
Q. 余興をお願いする友人へのお礼(お車代など)はどうすればいいですか?
余興を引き受けてくれた友人には、結婚式当日に「御礼」の封筒(3,000円〜5,000円程度が相場)を渡すか、後日新居に招いてご馳走を振る舞ったり、新婚旅行のお土産を特別に奮発したりするのがマナーです。大掛かりな映像作成や衣装代などがかかっていると予想される場合は、事前に「経費は負担するから領収書をもらってね」と伝えるのが大人の気配りです。
Q. 自分が余興を頼まれましたが、何も特技がなくて不安です。
歌やダンスができなくても全く問題ありません。「新婦との取扱説明書(トリセツ)」を手紙形式でユーモアを交えて読んだり、「あいうえお作文」で新郎新婦の名前を使ってお祝いのメッセージを作って発表したりするだけでも、十分に立派で心温まる余興になります。「二人のために」という気持ちさえあれば必ず成功します。
Q. 余興なしの「歓談のみ」の披露宴ってどうですか?
最近は、ゲストに負担をかけないために余興を一切なくし、美味しい料理と歓談(テーブルラウンド)の時間をたっぷりとるスタイルの披露宴も非常に人気です。余興がなくても、BGMにこだわったり、新郎新婦が各テーブルを回って写真を撮る時間を増やしたりすることで、ゲスト全員とゆっくり話せる大満足の式になります。
Q. 映像の余興を作る際、気をつけることは?
必ず「式場が指定するDVDのフォーマット(画面比率やファイル形式)」を事前に確認してください。「一生懸命作ったのに、当日機材の相性が合わずスクリーンに映らなかった」というトラブルが一番怖いです。式の一週間前には、必ず式場でテスト再生(試写)を行わせてもらいましょう。
まとめ:余興は「ありがとう」を伝え合う最高のステージ
結婚式の余興は、一見すると「ゲストが新郎新婦をもてなす出し物」に思えますが、実は違います。新郎新婦からの「今日まで支えてくれてありがとう」という感謝と、ゲストからの「結婚おめでとう、これからもよろしくね」というエールを交換し合う、愛情のキャッチボールのステージなのです。
今回ご紹介した先輩ママたちの体験談からも分かるように、完璧なプロの演奏でなくても、少し映像がブレていても、そこに「自分たちのために集まってくれた時間」という目に見えないプレゼントがあるだけで、人は心の底から感動し、涙を流します。
もしあなたが結婚式を控えているプレママなら、「迷惑かな」と遠慮せずに、大切な友人に余興をお願いしてみてはいかがでしょうか。あるいは、余興を頼まれた側なら、少しだけ背伸びをして、新郎新婦がアッと驚くような愛情たっぷりのサプライズを仕掛けてみてください。その数分間の魔法は、間違いなく二人の一生の宝物になりますよ。


