懇談会の自己紹介で好印象な話題~悪いイメージを与えない話し方
ママになると保育園や幼稚園、小学校の懇談会の自己紹介を毎年繰り返しますが、慣れないうちは緊張して「何を話せばいいかなぁ」と悩みがち。慣れてきたママも悪いイメージを与える話し方をしてしまうことがあります。あなたは周囲に好印象を残す話題や話し方を知っていますか?
今回は保育園・幼稚園・小学校の懇談会の自己紹介で話す内容、好印象を残す会話術、悪いイメージを残すママの特徴についてご紹介します。
懇談会の自己紹介で話す内容
多くの保育園・幼稚園・小学校では、年度初めの授業参観後に懇談会を開きます。その際、先生から初めに保護者の自己紹介をお願いされます。先生があらかじめ「お家での様子を教えて下さい」などと話す内容を指定することもありますが、大抵は自己紹介するように言われるだけ。内容としては初めのママが話した内容と似たようなことを話すママが多いです。
先生の側に座ったママや先生と目が合ったからママからスタート。そのためママ達は先生の側を避けて座り、先生が話し始めて自己紹介の流れになったら目を伏せがちになる傾向があります。
基本的な懇談会の自己紹介の話の内容
- 子供の名前
「〇〇の母です」
- 自宅のエリア
「家は○○町です」「〇〇の近くに住んでいます」等
- 兄弟の有無
「上に小5の兄がいます」「幼稚園の妹と弟がいます」等
- 子供の性格や家での様子など
この基本スタイルにプラスして、子供が先生のことを家で何と言っているのかなどの話題をプラスするママもいます。
好印象を残す会話術
好印象なママは周囲の気持ちを考えてその場に相応しい振舞いをしたり、人の心を明るくする話題や話し方をしたり、自分も仲良くお付き合いできそうだという親近感を与えたりする自己紹介をします。そして最後に自分の情報を少しだけプラスし、周囲が話しかけやすくなるネタを提供することが多いです。
話題
- 子供のドジ話などの笑えるあるあるネタ
- 親子の家での様子が伝わるエピソード
- 自分の趣味の話など
子供の性格や特徴に関しては、家族が子供の性格をポジティブに捉えていることが伝わると印象が良いです。
例えば「家に帰ると園での様子を全て報告しないと気が済まないみたいで、忙しい時は困ることもあるんですが、けっこう楽しんでいます」とか、「家では甘えん坊でまだ私にべったりなんですが、思春期になったら触れなさそうなので今だけの親の特権と思ってたっぷりハグしています」という感じ。
集団生活が心配な子のママは一言プラス
集団生活やコニュニケーションなど我が子に何らかの問題を感じているママは、年度初めの懇談会で「うちの子はこういう性格なので、ご迷惑をお掛けするかもしれませんが仲良くしてあげて下さい。よろしくお願いします」と一言プラスすると、親子共に印象がよくなって周囲の対応も温かくなることが多いです。
話し方
- 笑顔で明るくはっきり話す
- 内容がまとまっていて短時間
- ゆっくりとみんなの顔を見て話す
- セリフっぽくならず自然な話し方
悪いイメージを残すママの特徴
懇談会は子どもの保護者として参加する会ですので、子供の紹介をせずに自分の名前や年齢、夫や自分の職業といった内容を話すママはほとんどいません。初めてのママはいきなり自己紹介を振られても、自分の名前を言わないように注意しましょう。
話題
- 子供の自慢話
- 夫の職業
- いい所はない等の子供を下げる話
- 自分の話や自己主張ばかり
- 役員はできないアピールをする
保護者が懇談会に行く目的は園や学校、クラスや同年代の子供達の様子、そして我が子の集団生活での様子を知るためです。ですから家族と話す感覚で子供や夫の自慢話をしても、その場にいるママ達は面白くないし興味もない!
多少であればまだしも、中には長々と話すママも。皆さん忙しい中それぞれ都合をつけて来ているのに、他のママが話す時間がなくなったり、その後の懇談に支障がでたりすることもあります。自慢話はママ友地獄を招きかねないタブーだと心得ておきましょう。
また、あるあるの笑い話として軽く話す程度ならいいのですが、我が子への悩みなどを自己紹介の場を使って真顔で語るのも、話しが長くなり嫌がられます。
子供への悩みの相談は最後に!
懇談会で配布されたプリントの説明やクラス・学年の状況等の先生からの話が終わった後に、「何かありませんか?」と質問タイムがありますので、そのタイミングで「実は最近ゲームに夢中で。皆さんのご家庭ではどう対応していますか?」などと相談するとよいでしょう。
話し方
次のようなママ達と打ち解ける気がないと思わせる話し方や行動は、ママ達に悪いイメージを残したり、覚えてもらえなかったりすることが多いので気をつけましょう。
- 話がとにかく長い
- マスクをしたままで話す
- 低い声でボソボソ話す
- 「特にありません」などと言葉数が少なすぎる
- ギャルっぽい話し方
- 声が小さく目線が下向きで誰の顔も見ない
- 早口で素っ気ない
風邪のシーズンはマスクをするママも多いのですが、話している最中に咳が出るくらいひどくなければ、自分の順番ではマスクを外したほうが印象はよくなります。もちろんインフルエンザが流行って皆がマスクをしている時などは別ですが、マスクの人が少ない時は注意しましょう。
また、場の空気を読まない話し方が周囲に警戒心を抱かせてしまうこともありますので、懇談会などの場では「やっべぇ、あいつ宿題出してないの」といった話し方ではなく、敬語を使いましょう。
懇談会の自己紹介の体験談
他のママ達の様子を知ることで、落ち着いて自己紹介をしやすくなります。緊張するのはあなただけではありませんので、保育園・幼稚園・小学校の懇談会の体験談を参考に、事前準備をしておきましょう。
あるあるネタで盛り上げる
自己紹介は短くまとめ、「あるある」ネタで笑いをとる
保育園、小学校の懇談会は数多く出席してきましたが、年度初めの懇談会は必ずと言っていいほど自己紹介になります。たいていの人は我が子がどんな性格か、学校での様子、特に多いのは「新しい担任の先生のことをうちの子はこう言ってますよ」という話が多いです。
自己紹介で好印象な話をするママはあるあるネタを織り交ぜて笑いがとれる話をするママさんですね。「宿題をやったとかウソついて、すぐゲームをやってしまうんですよね」と言ったそうそう、うちの子もそうなんだよ。という共感する話は印象が良いです。
逆に印象が悪い自己紹介はとにかく他人の事はおかまいなしで延々と我が子の自慢話をし出すこと。「うちの子はピアノを小さい時からやっていまして、学校の音楽会の時はいつも伴奏に選ばれて」と自慢話を延々とするママの自己紹介は皆、うんざりしています。
クラス一人一人、自己紹介をすると少なくても20人前後は話を聞くことになります。短くまとめた方が飽きられませんし、ましてや他の子の自慢話はつまらないでしょう。
自己紹介は短くまとめる、どこの子もよくやっているあるあるネタを盛り込んで、最後に「仲良くしてください。何かあったらご遠慮なく私までおっしゃってください」とまとめると成功します。
前を向いて笑顔で話す
懇談会では子供の名前、自分の名前、兄弟の有無、子供の家での様子などの自己紹介が多いです。最初に話す人の内容を基準として、そこから流れが出てくるパターンが多いです。なので、基本的にはみんな話す項目が同じです。
自己紹介が好印象だったママは話術のある方で、話を面白おかしく話せるタイプの人です。子供の自慢話などは一切せず、子供のドジな一面を面白おかしく話している内容が好感を持ちました。話し方は常に笑顔で、時間も短くスマートで表情豊かな話し方でした。
逆に悪い印象を持ってしまうのは、下向き加減で誰の顔も見ずに言いたいことだけ早口にバーッと話してしまう人です。コミュニケーション能力がすごく低い人なのかなと思いました。内容はともかくあまり人と深く接したくないのかな、という印象を受けました。
懇談会は何度出席しても緊張してしまいます。話の内容はともかく緊張しても前を向いて、出来るだけ笑顔で話すようにしたほうが良いと思います。
子供自慢にならないように注意
幼稚園や学校ではあくまでも子供が主役なので、一言添える場合でも子供がからんだことを言うのがマナーです。「最近反抗期か手を焼いていて…」などちょっとした苦労話が盛り込まれている自己紹介は、共感できて好印象でした。セリフっぽくならず、自然な話し方も重要です。
逆に子供の自慢話ばかりする人は、付き合いづらそうで煙たがられていました。子供の成長が嬉しいのは皆同じですが、「勉強が好きで」「運動が得意で」とあからさまに自慢すると、そうではない親御さんの心象を悪くするので要注意です。
緊張してしまってうまく喋れない人は、笑いを取ろうとか気の利いたことを言おうとか考えず、当たり障りのないコメントで十分です。例えば「今日はお友達と仲良くしている様子が見られて嬉しいです」「手探りですが、子供と一緒に成長しています」等、誠実な印象が伝われば、その後の会話もスムーズに進みますよ。
ポジティブ目線で我が子を見ている
子供をいかに見ているかが分かると好印象
娘の小学校の懇談会では自己紹介する際、自分の子どものいいところ、最近成長したところ、などを合わせて言うように先生からリクエストされることが多いです。
印象に残るママはお子さんのことをよく見ているなぁ、ということがわかるお母さん。しかもポジティブ目線。ちょっとした些細なことでも「こんなことができたんです!」「こんなことがありました!」と嬉しそうに話すお母さんのお話は、聞いていても気持ちがよいものです。
一方、「いいところ」と先生が言っているのに、「ありません」や、困ったところばかりを言うママもいるのが現状。子どものことに関心がないのかなぁ、と思ってしまうし、懇談会の自己紹介というクラスの保護者みんなの前で子どもを下げる発言はNGだと思います。
困ったことや他のママに相談したいことを言うことは決してマイナスではなく、いい助言がもらえるのも事実なので、悩みは懇談会の終盤(みなさんが打ち解けてきたころ)にするといいと思いますし、同じことで悩んでいることがわかったりすると親近感がめばえて逆に好印象です。
懇談会の自己紹介は冒頭にあるので、みなさん多少なりとも緊張しているものです。あまり構えず、深く考えず、いきいきと発言するだけで印象よく映ると思います。
爽やかに簡潔にハッキリ話す
緊張しても気にしないで
参観の後、保護者が集まって懇談会が始まり、先生からのお話の後に順番に自己紹介していく場面を10回以上は経験しています。ほとんどのママが自分の番が回ってくるまで緊張して落ち着きがなくなっています。
そんな中好印象なのは、簡潔に話す人です。子供の名前と特徴、住んでいるエリアなどを言ってくれるだけで十分です。好印象なママは、はっきりとした話し方をしています。けれどこれは人前で話すことが好きだとか、元幼稚園教諭だとかいうママが多いと思うので、人前で話すのが苦手な方は無理することはありません。
マスクをしたまま話すママは正直悪い印象を持ちました。花粉症や風邪だとしても、自分の番には外すべきかと思います。私も初めのころはとても緊張するし声も手も震えていて懇談会が苦痛で仕方なかったです。けれど、私の話したことを数日後まで記憶している人は皆無だと思うとすごく楽になりました。
懇談会で長く話す必要はありません。以前の私のように悩んでいるママには、緊張したとしても、「〇〇の母です、よろしくお願いします!」のひと言を爽やかに言えるようになることを目標にしてはどうでしょうか。
自己紹介が苦手な方は、簡潔にはっきりと話せるように心掛けよう
私は現在小学2年生、幼稚園の年少の子どもがいます。その中で数々の懇談会を経験してきました。幼稚園・小学校の懇談会では、まず子供の名前、兄弟構成を話し、次に子供の特技、はまっている事、家庭での様子を話しました。最後に親自身の趣味などを話終わりました。その間他のママ達は、熱心に話を聞いてくださる方が多かったです。
自己紹介が好印象だったママは、自分の趣味を簡潔に話していました。前をしっかり向いてはっきりとわかりやすく話していたので、とても好印象でした。
逆に悪い印象を残してしまうママは、あまり自分のことを話したくないのか、趣味や特技も特にありませんとだけ言って終わる方でした。とても素っ気なくあまりクラスで仲良くしたくないように感じてしまったので、あまりいい印が残りませんでした。
緊張してしまうママや何を話せばいいのか悩んでいるママは、とにかく自己紹介は面白いことやウケを狙う必要はないと思います。とにかく話すべき事項を、簡潔にはっきりと話せるように心掛けることをお勧めします。
懇談会は親子共々知ってもらえる場
まず、誰の母親かを分かってもらうために「〇〇の母です。」という紹介から始まります。我が子の普段の様子や性格などを話し、我が子がどんな子なのかを話します。
普段ヤンチャな子の親は、その場を借りて「うちの子がご迷惑をかけていると思いますが、これからもよろしくお願いします。」などと挨拶をしていました。我が家の場合も変わっている子なのでその場を借りて「うちの子は、こういう子なのでご迷惑をかける事があるかもしれませんが、仲良くしてもらえると嬉しいです。」と話しました。
やはりハキハキと話しているママは好印象でした。
逆に小さい声で話したり、あまり話さなかったりするママは、あれ?と感じました。何を話しているのか聞き取れず終わることがあったので。どちらかと言うと私自身も緊張して上手に話せる方ではないのですが、せっかく子供の事を分かってもらえる場だから。と思い毎回頑張って話します。
上手く言いたいことをまとめられなかったこともあったので、事前にどんな事を話すかある程度決めてから参加したりしていました。
子育て以外のことを話す
子育て以外のことを話すと盛り上がる!
子供を幼稚園に通わせていました。子供にとっても初めての集団生活ですが、ママにとっても大勢のママが集まるということは初めての経験。それもあり、あらかじめ先生が紹介事項を決めてくれることもあったりします。
まずは自己紹介をしますが、直接自分の名前を言うというよりは「○○(子供の名前)の母です」という場合がほとんどです。自己紹介のあとはそのクラスにもよりましたが、ママの趣味のことについて話すことが多いです。
上に兄弟がいるなど慣れているママは皆を引き寄せる話が上手ですね。ゆっくり周りを見ながら話しその趣味に関するエピソードを、簡単に笑いを交えながら。そこから話を膨らませてくれるママもいるので、更にその趣味について話が盛り上がったりすることもあります。
逆に話が苦手なのかどうかは分からないですがぶっきらぼうなママ、低い声でぼそっと話すママはあまり印象に残らないです。「あ、早く帰りたいのかな。」というくらいで。
人前で話すことってどうしても緊張すると思いますが、多くを話さなくてもゆっくり分かりやすい声で話す、それだけでも印象って違ってくるんです。あと、趣味のこともそれがきっかけで話しかけてくれるママってけっこういるんですよ。ちょっと引かれるかなと思っても勇気を持って話してみてもいいのかと思います。
ありのままの自分で参加する
懇談会では自己紹介が多いです。ほかのママ達もそうです。「趣味で子供とガーデニングをしています」と言っていた人がいました。趣味を子供達と共有できるのは良いことだなと思いました。歳を重ねると子供との距離が離れてくるので、こうした距離感の詰め方はうまいなと感じました。うまくコミュニケーションを取れる方法だなと感じました。
印象が悪かったのは自分の話ばかりの人で自己主張ばかりしていた人です。また話し方もギャルが話をするような話し方、目線も合わせない人もいました。悪い印象でした。
成功させるコツとしては自分のありのままを述べて行くことだと思います。自分を作ったり嘘をついたりするのは絶対に良くない。素を出して行くことが必要だと思います。
きっとみんな緊張しています。笑顔で話してみてください。
懇談会の自己紹介はある意味不特定多数の方に自分を査定されている気分になって、緊張しないほうがおかしい場面ですよね。名前や住んでいる地域など基本的なことははっきりと伝えることがまずは鉄則です。
私がいいなと思ったお母さんは、自分の子どものいいところを1つお話しした方と、お母さん自身のちょっとした趣味をお話しした方です。
逆に、謙遜かもしれませんが、子どもさんがどれだけ大変で困っていますアピールが強いとか、働いていて役員とかはできませんなどの最初から交流を拒否するような発言があるとガッカリします。
きっと皆さん、自分と何かしら接点を探してお近づきになりたいと思っているでしょうから、当たり障りのないことを1つ付け加えるといいと思います。間違っても、旦那さんの職業などはお話しないほうが無難です。時間も短めに、あらかじめ練習するといいですよね。