子育てしながら仕事がしたいに関する記事

子育てしながら仕事を両立できる職種とは?リアルな体験談

子育てしながら仕事を両立できる職種とは?リアルな体験談

子育てしながら仕事を両立しやすい職種や働き方、育児中のママの就職を有利にするおすすめの資格などを、実際に働いている先輩ママが教えてくれました!育児をしながら働き始めた永岡さくら(saku)さんの子育て4コマ漫画もお楽しみに。

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子育てしながら仕事ができる求人ってある?資格があると有利!

子育てしながら仕事も両立したいママは多いのですが、二の足を踏む理由は子供の急な発熱などで休みがちになること。

職場の人達に迷惑をかけたくないけれど、子育てしながらの仕事では日常茶飯事。子育ては何年も続くだけに、幼稚園や小学校を卒業するまではパートで諦めるママも多いのが実情です。

都心では子連れ電車通勤が必要になりますが、職場内に託児所を作って女性を雇用する企業が増えている一方、地方都市では子育てをしていなくても求人が少なく、平均時給も低い。だからこそ子育てしながら仕事をするには、職種選びが重要です。

地方で再就職や転職をして子育てしながら仕事をする場合は、資格があると有利。そのため産後の再就職前に資格を取得する女性は少なくありません

子育てしながら仕事を両立しやすい職種は?女性が多い職種はおすすめ

子育てしながら仕事をするなら、女性が多い職種の求人がおすすめです。女性が多いと人間関係のトラブルが心配になりますが、多くの女性の要望を企業側も受け入れつつ求人募集を出しているため、子育てへの柔軟な対応に長けている職場が多いです。

子育てしながらの仕事におすすめの女性が多い職種

  • コールセンター
  • 医療事務
  • 調剤薬局事務
  • 介護事務
  • 登録販売者
  • ホームヘルパー
  • ホームセンターなどの販売員
  • 事務職 など

いずれも子育て中の女性が多く、上司が先輩ママとしてアドバイスしてくれることも。休みには企業側も柔軟に対応してくれやすい職種です。

ただし子育て中でも仕事へのやる気や責任感は重要。子供の有無に関係なく仕事は仕事なので、心のありようが入社後の居心地の良さに影響することを心得ておきましょう。

子育て4コマ漫画:子育てしながら仕事と育児の両立を実現するためには?

新生児が泣かないことについての永岡さくら(saku)子育て4コマ漫画

子育てしながら仕事を始めた永岡さくらさんの子育て4コマ漫画のように、理解のある職種が分かっても自分に向いていなかったり、通勤に不便な場所だったりと条件が合わないことはあります。

子育てしながらの仕事の場合、保育園へのお迎えの時間に間に合うだけでなく、急な子供の発熱で仕事を休み苦労するママの体験談を見ても理解ある職場選びは必須ですが、ハローワークに相談したり面接を受けたりすると、求人票には書かれていない良い条件の職場が見つかることもあります。

就職はご縁ですが、いくら子育てしながらの仕事でも一日の1/3を過ごす環境。自分自身にとって何が大切かをリストアップして順番を決めておくと、自分に合った環境の職場を選びやすいです。

子育てしながら仕事をしても両立!15人のママ達の体験談

仕事と育児を両立するお母さん

実際に子育てしながら仕事をしている先輩ママ15人に職種や働き方を聞いてみました。体験談を参考にしつつ職種を選び、子育てしながら仕事をしやすい職場を探してみましょう。

AIO
30代前半

A急な発熱などにも対応してもらえるところがいいです

子供を出産するために会社を退職される方も多いと思いますが、大体の方が子供を幼稚園に預け始めるとみなさん働き始めることが多いと思います。やはり子供がいて働く時間帯というのは朝10時から15時か16時までがちょうどいいと思います。朝は幼稚園に送ったりお弁当作りなど時間がかかるので10時だとゆっくり準備できますし、15時か16時までの勤務だと幼稚園のお迎えもゆっくり迎えますし、夕飯のお買い物もすることができます。

また、幼稚園に通うようになると急な発熱で仕事を休まなければいけない場面が多くあると思いますのでその時にきちんと仕事を休める環境が一番大切だと思います。中には子育て支援でそのことを了解してくれている企業もたくさんありますので仕事を探す際に相談してみるといいと思います。

まゆ
34歳

A世間の反応

以前までスーパーの魚屋でパートをしていました。子供が小さい(小学生1年生と2歳)ので色々と迷惑をかけていましたが、夏休みがあるということで一度退職しました。その後夏休みも終わり新しく職探しをしましたが事務系はすべて不採用。面接の際にどうしても子供の事を話をすると皆さん顔色が曇ります。どうしても子供がいると急遽欠勤になったり、途中で抜けたり、時間も短縮されてしまいます。

最終的にはホームセンターに採用されました。そこは比較的融通を聞いてもらえるところで、シフト制ということもあり助かりました。就職活動をしていく中で感じた事は、事務系等の比較的固定されている業務のところはお子さんが小さければ難しいかと思います。しかし、シフト制である程度一つの業務を複数でやるような仕事(レジや品出し等)は比較的採用されやすいのではと思いました。

まきこ
30代前半

A勤務時間短め、服装自由、急な欠勤や長期休みもOKなテレアポ

幼稚園児一人と未就園児を育児しており、絶対条件としては「夏休みや冬休みなどの長期の休み中は仕事をお休みしてもOK」「子供の急な発熱などの欠勤OK」の職種でした。その条件を頭に入れてハローワークと人材派遣に登録をして自力で探し当てたのがテレアポです。他には学校給食なども狙っていましたが、検便があったり条件も少々厳しく、希望勤務地の範囲内に募集があまりないのもあり、できませんでした。実家は遠く、助けてくれる人も近くに居ないため、柔軟に対応してくれる職場を探して見つけたテレアポは、年齢も様々ではありましたが、主婦がほとんどで気さくな方が多かったです。

朝は子供を送り出してから9時に出社して15時まで勤務、週4日です。大体電話を一時間半ほどして10分休憩を挟むという感じでした。お昼休み一時間。ご飯は作りおきできるカレー、ハンバーグ、餃子などを作ったり、サッとできる野菜炒めやチャーハン、冷凍食品も時折織り交ぜながら気合を入れすぎず過ごしました。

周りに手助けがいない分、主人とは家事を分担したり、休みはお互い一人の時間を少しでも作りあったりしてリフレッシュする時間を設けました。仕事と家庭の両立は時間に追われます。誰かのママである時間と、自分個人として過ごす時間のストレスの種類は違えど、ストレスは溜まりますので、発散方法を考え、実行しながら過ごすのも育児と仕事の両立に大切なことだと思います。

みゆみ
30代後半

Aパートタイムで医療事務をしています。

以前働いていた職場はサービス業のため、残業も多く休日も交代で取らなければなりませんでした。結婚して出産を機に退職し、医療事務の資格を取るため猛勉強しました。無事に医療事務の資格を取り、就職活動は苦労しましたがなんとか自宅近くの病院で働けることになりました。残業もほとんどなく、土日祝日がお休みなので保育園の行事にも参加しやすくとても働きやすい職場です。職場の人達もとても良い人達で人間関係も良いです。

今はパートタイムで働いているのですが、子供が大きくなったらフルタイムで働きたいと思っています。子供が小さいうちは病気もしやすいですし、家事も疎かにしたくないので、当分の間は無理のない範囲で仕事をしていけたらと思っています。

あや
20代後半

A子育てと仕事

私は4歳と2歳と0歳の3児の母親です。私は高校を卒業してすぐにOLとして働いていましたが、特に資格などとらないまま結婚、出産しました。上の子どもが1歳になったので、実家も目の前だったので家族にも協力してもらいながら、働きに出ようと思ったのですが何社も落ちてしまい、今までそんな経験がなかったのでかなりショックでした。このままではだめだ。

資格を取ろうと決意し、子育てと仕事を両立できる仕事、資格をインターネットで検索したところ医療事務の資格が出てきました。元々事務員だったこともあり家事の合間に勉強し資格をとり働くぞと言うときに2人目を妊娠。出産してから6ヶ月ほどで滑りまくっていた面接も資格のおかげですぐに採用され今は薬局で働いております。まだまだ子どもは小さく社員は考えていませんが子どもが高学年になると社員でも働きたいと考えています。やはり、資格が大事だなと思いました。

ポテト
30代後半

Aお給料よりも職場環境重視です

年中さんと、小学校2年生の子供を持つ2児の母です。去年の10月から誰でも1度は飲んだことのある乳製品をバイクで配達する仕事を始めました。下の子が幼稚園生活に慣れてきた頃だったので8年のブランクはありましたが、職場の皆さんが温かく迎え入れてくれ、何とかスタートすることができました。勤務体系は土曜日の午後と日曜日と月曜日が休みで、時間は9時~16時です。途中幼稚園バスのお迎え時間になると抜け出し、子供をピックアップしたらまたすぐに職場に戻ります。終わるまでは低料金で保育室で預かってくれるので安心です。土曜日の午前中だけは、主人に協力してもらい子供達のお世話をお願いしています。

学校や幼稚園の行事の日はその時間だけ抜けることも可能な職場なので、本当に助かっています。お給料はそれほどよくはありませんが、子育てと両立させるためには仕方がないと思っています。子供が小さいうちは子育てに理解があり且つ、周りの同僚も子育てとの両立を頑張っているといった環境であることが大切だと思います。

ユーさん
30代前半

A会社で浮いても構わないと言い聞かせる

私も子どもを2か月から保育園に預けて仕事をしていました。毎月のように熱が出たと呼び出しがあったり、夜に会議が入ると延長保育をお願いしたりしていました。熱が出ればお迎えに行かなくてはいけません。そのことを上司に伝えても必ず嫌な顔をされます。しかし仕事は持って帰って必ず明日には間に合うようにしますと言って帰られてもらっていました。私以外で産休で復帰した方がなかったため他の社員の方にも「早く帰れていいね」とコソコソ言われたりもしましたが、子どものためと思って早退をさせてもらっていました。

それを続けていると次に産休復帰された方も早退させてもらうときにあまり冷たい目で見られなかったと私に言ってきました。独身の方は共働きの大変さがわからないけどあなたのおかげで私はここで仕事ができますと感謝してくれました。とても勇気のいることでしたが、誰かのためになったと思うと頑張ってよかったなと思いました。

TYT
43歳

A派遣でも妥協しない働き方を探すことです

子供が生まれる前までは正社員でバリバリ営業職をしていました。しかし、子供が生まれてからは、そのような男性社会の職場で勤務を続けるのは難しかったため、出産後は1年弱の育児休暇を得て思い切って事務職としてスタートを切りました。ただ、事務職と言っても正社員は難しいのが現状だったので、派遣で働くことにしました。そのときは夫と相談し、やはり子供を第一に考えるのであれば残業や出張など、できれば避けられる職場や働き方を選択するのが一番だと思ったからです。ただ、単なる事務では他者と差別化されず、自分の要求を派遣先にのんでもらうのは難しいのが現実です。
ですから、私は英語を武器とした事務職につき、外資系など両立がしやすい会社を選びました。

これは大正解でしたね。上司は外国人だったので、家庭を大切にすることの意味をよく理解してくれていましたから、子育てとの両立はしやすかったです。しかし、もちろん、これはあくまでも私が派遣という立場で色々と融通が効いたからです。正社員より派遣がお勧めなのは、最初の契約段階でこちらの条件を十分理解してもらった上で働くことが可能となるからです。つまり子育てとの両立がどちらかと言うと正社員よりはまだしやすいのです。ですから、私からのアドバイスとしては、まずは自分のスキルを伸ばし、それを武器として派遣会社に利用されるのではなく利用するくらいの気持ちで交渉に臨むことです。

しゅうまい
30代前半

A正社員での働きやすさ

2歳の子供がいる主婦です。出産前から正社員で勤めている会社で育児休暇を取り、0歳から保育園に入れて復帰し働いています。職種はBtoCで窓口に来たお客様の対応をする営業事務をしています。自分がこの状況で働いてみてよかったなと思うのは、出産前から働いているので仕事や周りの人に慣れた状態で復帰できたことと、子供の体調不良で突発早退や休みになってしまうのにもある程度理解頂けることです(もちろん大変申し訳ない気持ちになりますが……)。

正社員だと時短勤務のメリットもあるので、可能であれば正社員のポジションは手放さずに勤務するのがお勧めです。仕事内容に関しては私の場合、お客様の来店ありきの仕事なので、退勤時間ギリギリにお客様がきてしまうと、サポートしてくれる他の社員がいるものの、いつ終わるかとてもヒヤヒヤしてしまいます。なので、正直お迎えを控えているお母さんには、時間ピッタリに終わるか自分の裁量で進められる事務作業がいいのではないかと思います。

もえこ
40代前半

A子育てと仕事を両立させるためには、職場のサポートが大切です

結婚前は、医療機関で働いていましたが、先に妊娠してしまい、そのまま退職したのでずっと家庭に入り、子育てしていましたが、子供が小学校に入学したのを機に働くことにしましたが、年齢的にも的にも中々見つかりませんでした。周りのママに相談したら、介護職員は仕事が多いと聞き、ホームヘルパーの資格を取得したら仕事の幅が増えると教えてもらい、すぐに講座を受けに行って三か月後にホームヘルパーの資格を取得し、就職先も資格を取った先で紹介してもらったのですぐに仕事に就けました。

障がい者の方が利用するデイサービスセンターで、昼食後から五時間程なので、午前中に子供が学校に行ってから、家事をこなしてから仕事に行けますし、子供は学校の学童保育を利用していたので、仕事の帰りに迎えに行けましたし、最初に子供がいる事を理解してもらった上での就職でしたので、職場でもとても働きやすくて有難いです。病気になって、看病に仕事を休ませてもらうことも、理解してくれています。

バムママ
30代後半

Aワークライフバランスを大切にして

現在幼稚園年長の息子がいます。息子が2歳半になるまで、保育園に預けて結婚前からと同じ職場で正社員で働いていました。育休を取得して、復帰してくる女性が増えてきている職場でしたが、金融機関という職種上、3か月単位の変則勤務で、月末は夜の19時前まで勤務したりしていました。保育園は夜20時まで預かってくれるところに入所させていましたが、そんな遅くに迎えに行くと息子が最後の一人だったり、お盆休みや正月休みもなかったり短かったりしたので、そんな日にも息子がポツンと一人で保育園のお部屋で待っていることもあり、かわいそうだな、と思ったりしました。私自身も、だんだんと家事と仕事と育児のバランスが取れなくなり、職場復帰して1年半で、退職しました。

それから、息子を幼稚園に併設されている認定こども園に入れて、今の自分で無理せず働ける仕事を探しました。そして、新聞折込の就職情報チラシで週4日平日朝10時から午後15時半まで、という条件の、家から自転車で通える個人の司法書士事務所をみつけ、面接し、採用していただきました。司法書士の先生と事務員の私だけの2人の事務所なので、例えば幼稚園の行事で1時間遅刻するがその分遅くまで働きますといった、直接細かい交渉ができ、聞いてもらえるので、とても働きやすいです。自分の「今の」ワークライフバランスに合った、仕事を探されることが大切だと思います。

かえで
30代後半

A子供が小さいうちは、給与より働く環境重視で!

保育園に通う子供がいる主婦です。出産前は正社員で経理事務をしておりました。残業が多い職種だったこともあり、出産を機に退職いたしました。産後1年もすると働きたい気持ちがムクムクと湧いて、毎日求人サイトを眺めておりました。2歳になったころ、運よく保育園に入ることができ、時短のパートとして再就職いたしました。

以前の経験を活かして、経理事務をしております。時給は高くありませんが、子供の体調不良等、突発的な休み、遅刻、早退に寛容な会社で残業も原則としてないため、小さい子供を持つ親にとっては大変働きやすい職場です。休みがとりやすい、家から近い、同僚の理解など、給与以外の環境も重視して職場を選ぶことをおすすめします。

ぴいこ
40代

A現在は、在宅。

子供が学校から帰ってきた時は、「おかえり」と言って迎えてあげたいので、子供が産まれたら、仕事はやめていました。現在は、子供も小学校の低学年になり、6時間の日もあり、時間的に余裕ができましたので、在宅でパソコンでできる仕事をやっています。私は、まだ共働きと言えるほど収入がないので、給与面であまりおすすめはできません。ですが、これから仕事を再開したいという方には、ならすという面でおすすめです。

友人の体験談になりますが、薬剤師として働いている人がいます。資格を持っているので、パートといっても時給はいいし、資格があれば、薬局、ドラッグストアなど勤務地、勤務形態も選べます。友人は処方箋受付の薬局なので、土曜日は午前だけ、日曜日は休みです。子育てと両立しやすい職種だと思います。

りぼん
40代前半

A英語に抵抗なければ外資系おすすめです

小学生の子が2人います。外資系企業で営業事務として働いて4~5年になります。上の子が学童が合わず、色々悩んだ末、上司に相談したところ、会社にいるのは2時すぎまでで、夜間や休日に補填してくれれば良いとかなり柔軟に対応してもらっています。外資系なので、もともとネット会議等は夜間や休日に入ることも多かったので、会社側としても勤務時間に柔軟に対応できる人の方が都合が良かったのかもしれません。子ども達が寝てからメールをチェックすることにしていますが、ちょうどその時間はヨーロッパの営業時間のため、すぐにやりとりができて、仕事のスピードも上がりました。

基本は毎日出社ですが、子どもが急な病気やインフルエンザで長期休まなければならない場合は在宅勤務も可能です。日本のオフィスにいても、自宅にいても、海外の担当者からみればあまり変わらず、上司も海外出張が多いのであまり問題はないようです。ただし、会社でしかできない仕事ももちろんありますので、その部分の仕事は会社にいる時間に重点的にできるよう、出社前にもメールチェックして、常に優先順位をつけながらやっています。

タンポポ
20代後半

Aフリーランスとして働いています。

私は2歳と0歳の子供がいます。私は今、フリーランスとして働いています。平日に1日3~4時間程、育児や家事の手のあいた時間に自宅のパソコンで記事などを執筆しています。パートなどで働くことも考えたのですが、旦那の仕事が激務なこと、私の両親も、旦那の両親も遠方で子供を見てもらえないこと、子供が具合が悪くなったりしたときに休まなくてはいけないことで、パートでも職場に迷惑がかかってしまうなと思っていました。

なので、迷惑があまりかからず、自分の都合のいいときに働ければいいなと思っていました。なので、自宅でできる仕事はないかと考えました。私は文章を書くのが好きでしたので、自宅でフリーランスとして、働くことにしました。