押し花は電子レンジやアイロンで手軽に作れる
押し花をわずか5〜10分で作れるとても簡単な作り方を覚えれば、今インスタで話題になっているお花のスマホケースやアクセサリーを自宅で手軽にハンドメイドできます。
最近の押し花の作り方は進化していて、子どもの頃の押し花作りで使った重い本も専門の道具も使いません。制作時間は5〜10分ほどです。
押し花は100均グッズや家にある材料で作れるので、ご祝儀袋やポチ袋など、人に渡すプレゼントの飾りとしてもおすすめです。
押し花に向いている花・向いていない花の見分け方
押し花作りに欠かせない花ですが、花の中でも押し花に向いている花と、初心者にはあまり向いていない花があります。
実際に私も押し花を作ってみて、キレイにできた花と、水分が飛びにくく押し花になりにくい花、変色してしまった花がありました。
それでは、どんな花が押し花に向いているのか・向いていないのかを紹介しますので、押し花を作る際の参考にしてみてください。
押し花に向く花は花びらが薄い:ビオラやカスミソウが初心者向き
押し花を作りやすい花の特徴は、水分が少なく花弁が薄い花です。押し花ができる原理は水分を飛ばして花を乾燥させることなので、花びらが薄く水分の少ないビオラ、スミレ、アジサイ、桜、カスミソウ、ミモザなどが押し花作りに向いています。
どちらかというと、お花屋さんに並んでいる花より、野に咲く花や鉢植えの花のほうが作りやすい感じがします。私はビオラが一番きれいにできました。
ビオラは自宅のプランターで手軽に育てられるので、押し花作りにもおすすめです。
| 押し花向きの花の特徴 | 水分が少なく花弁が薄い花 |
|---|---|
| 押し花作りに向いている花 | ビオラ、スミレ、アジサイ、桜、カスミソウ、ミモザ |
| 花の入手先の特徴 | 野に咲く花や鉢植えの花のほうが作りやすい |
| おすすめの花 | ビオラ(一番きれいにできる) |
| ビオラの利点 | 自宅プランターで育てやすく、押し花作りも簡単 |
押し花に不向きな花は花びらが厚く重なっている:ガーベラや菊は上級者向き
押し花作りが難しい花は、花びらが厚くて重なっているガーベラ、菊、チューリップ、ひまわりなどです。これらの花はとてもきれいなのですが、水分も多く立体的なので、押し花にする際には上級者のテクニックが必要です。
同じく立体的なバラなどは、花びらを剥がしてから押し花にするときれいな仕上がりになります。慣れてきたらチャレンジしてみたいですね。
| 押し花に不向きな花の特徴 | 花びらが厚く重なっている |
|---|---|
| 押し花作りが難しい花 | ガーベラ、菊、チューリップ、ひまわり |
| 難しい理由 | 水分が多く立体的なため、上級者のテクニックが必要 |
| バラの扱い方 | 花びらを剥がしてから押し花にするときれいに仕上がる |
| 挑戦タイミング | 慣れてきたらチャレンジ |
電子レンジを使う押し花の作り方:時短でたくさん作れる
電子レンジで作る押し花の作り方を知っておけば、入園祝いや卒園記念などでいただいた花束や、育てている花を可愛く活用できます。
電子レンジを使った作り方には、短時間でたくさんの押し花を作れるというメリットがあるため、プレゼント用のアロマワックスバーを100均の材料で作りたいなど、押し花がたくさん必要な人におすすめです。
ただし、段ボールを切る手間がかかり、花が焦げやすいというデメリットがあります。少量だけ作る人には、次に紹介するアイロンを使った作り方のほうがおすすめです。
電子レンジを使う押し花の材料:家にあるもので費用はほぼ0円
電子レンジを使う場合、材料のほとんどは家庭にあるので費用はほぼかかりません。生花は、プランターなどから切りたての新鮮なものを使うと、きれいな押し花ができます。
- 生花
- キッチンペーパー
- 段ボール
- 輪ゴム
- 電子レンジ
段ボールは電子レンジに入る大きさに切ったものを2枚、キッチンペーパーも段ボールと同じくらいの大きさに切ったものを2枚用意します。
輪ゴムは、キッチンペーパーや押し花を挟んだ段ボールが外れないように留めるために使うので、3〜4個あると便利です。
材料をそろえたら、さっそく電子レンジを使う押し花の作り方を見ていきましょう。
1段ボールの上にキッチンペーパーを乗せて生花を並べる
電子レンジに入る大きさの段ボールの上に、同じくらいの大きさに切ったキッチンペーパーを敷き、その上に生花を重ならないように並べます。
電子レンジを使っても乾燥させにくい花びらが重なっている花は、あらかじめ花びらを剥がしておくときれいにできます。
| 手順番号 | 1 |
|---|---|
| 準備するもの | 電子レンジに入る大きさの段ボール、キッチンペーパー、生花 |
| 方法 | 段ボールの上に同じ大きさに切ったキッチンペーパーを敷く |
| 花の配置 | 生花を重ならないように並べる |
| 注意点 | 花びらが重なっている花はあらかじめ花びらを剥がすときれいに乾燥できる |
2キッチンペーパーと段ボールで挟み輪ゴムで留める
1で並べた生花の上にもう一枚のキッチンペーパーを乗せ、さらに上から段ボールで挟みます。手で潰すように押したら、輪ゴムでしっかりと留めます。
| 手順番号 | 2 |
|---|---|
| 準備するもの | キッチンペーパー、段ボール、輪ゴム |
| 方法 | 1で並べた生花の上にもう一枚のキッチンペーパーを乗せる |
| さらに行うこと | 上から段ボールで挟み、手で潰すように押す |
| 固定 | 輪ゴムを使ってしっかりと留める |
3600Wの電子レンジで40秒〜1分、花びらがパリッとするまで加熱
2を電子レンジに入れ、600Wで40秒〜1分加熱します。花や電子レンジによって加熱時間が変わり、加熱しすぎると花が焦げてしまうので、慣れないうちは早めに取り出し、指で触って確認してください。加熱中はそばを離れないようにしましょう。
指で触ったときに生花がまだしっとりしているようなら、再度10秒ずつ加熱します。これをパリッとするまで繰り返すと、色鮮やかな押し花が完成します。
電子レンジを使う際の注意!
加熱後の段ボールは熱くなっているので火傷に注意しましょう。また、段ボールは加熱しすぎると焦げて発火する恐れがあります。加熱中はその場を離れず、必ず毎回新しい段ボールに取り換えてください。少しでも焦げやにおいを感じたら加熱を止めましょう。
| 手順番号 | 3 |
|---|---|
| 加熱方法 | 電子レンジに入れ600Wで40秒〜1分加熱する |
| 注意点 | 加熱しすぎると花が焦げるため、慣れないうちは早めに取り出し指で触って確認する |
| 確認方法 | 触ってまだしっとりしていたら、10秒ずつ再加熱を繰り返す |
| 仕上がり | 花びらがパリッとして色鮮やかな押し花が完成する |
| 電子レンジ使用時の注意 | ・加熱中はそばを離れない ・加熱後の段ボールは熱くなるため火傷に注意 ・段ボールは加熱しすぎると焦げて発火の恐れがあるので毎回新しい物に交換する |
アイロンを使う押し花の作り方:5分以内でさらに時短
アイロンを使った作り方は、電子レンジのように一度にたくさんの押し花を作ることができないというデメリットがあります。
ただし、こまめに様子を見ながら花の水分を飛ばせるので失敗が少なく、段ボールを切ったり留めたりする手間もかかりません。少量の押し花を作るのにとても便利です。
アイロンを使う押し花の材料:こちらも家庭にあるものでできる
アイロンを使った作り方に使う材料も、家庭にあるものだけです。思い立ったときにすぐ作れるのが最大の魅力です。
- 生花
- アイロン
- キッチンペーパー
- クッキングシート2〜3枚
- アイロン台
アイロン台が自宅にない場合は、テーブルに新聞紙を何枚か重ねて、上に布などを敷いても作業できます。それでは作り方を見ていきましょう。
1アイロン台の上にキッチンペーパーと生花を置く
アイロン台の上にキッチンペーパーを2〜3枚重ねて置き、その上に押し花にする生花を置きます。生花は、なるべく新鮮で短く切ったものか、花びらをバラバラにしたものを使いましょう。
| 手順番号 | 1 |
|---|---|
| 作業内容 | アイロン台の上にキッチンペーパーを2〜3枚重ねて置く |
| 生花の置き方 | キッチンペーパーの上に押し花にする生花を置く |
| 生花の状態 | なるべく新鮮で短く切ったものか、花びらをバラバラにしたものを使用する |
2クッキングシートを乗せて低温設定のアイロンを30秒押し当てる
1の生花の上に、オーブン調理などに使うクッキングシートを乗せ、上から低温に設定したアイロンを30秒押し当てて水分を飛ばします。
| 手順番号 | 2 |
|---|---|
| 作業内容 | 生花の上にクッキングシートを乗せる |
| アイロン設定 | 低温設定にする |
| 加熱時間 | 30秒間、アイロンを押し当てる |
| 目的 | 水分を飛ばすため |
3花がパリッと乾燥するまで確認しながら10秒ずつアイロンを押し当てる
花を指で触ってみて、水分が飛んでパリッとするまで、確認しながら10秒ずつアイロンを押し当てます。花によって水分が飛ぶ時間が異なるので、様子を見ながらあててください。アイロンや押し当てた面は熱くなるので、火傷に注意しましょう。
アイロンを使う押し花の作り方のコツ
アイロンで失敗せずに押し花を作るコツは、設定温度を低温にすることです。変色したり焦げたりする失敗を防げ、きれいな押し花が作れます。一度に長時間当てるのではなく、30秒当てて10秒、足りなければもう10秒と、確認しながら作業しましょう。
| 手順番号 | 3 |
|---|---|
| 作業内容 | 花がパリッと乾燥するまで10秒ずつアイロンを押し当てる |
| 確認方法 | 指で花を触り水分が飛んでいるか確認する |
| 注意点 | 花によって乾燥時間が異なるため様子を見ながら行う |
| コツ | 低温設定で30秒押し当てて10秒休むを繰り返すことで変色・焦げを防ぐ |
押し花を使ったiPhoneケースの作り方:レジンとUVライトで簡単
押し花の作り方をマスターしたら、押し花でスマホケースを作ってみませんか。UVライトさえあれば、手作りした押し花と100均グッズだけで、インスタで人気の押し花iPhoneケースが安く作れます。
毎日使うものに植物があるととても癒されます。子どもも「本物のお花が枯れないでケースになってる!」と興味しんしんでした。それでは材料を紹介します。
押し花iPhoneケースの材料:ライト以外は100均でそろう
今回は押し花をきれいな色のまま加工できるレジンを使いますが、固めるにはUVライトが必要です。UVライトはネイルにも使えるので、1台持っているととても便利です。
- 押し花
- レジン液2本
- UVライト
- 透明スマホケース
- 筆
- ピンセット
- 爪楊枝
UVレジン液はセリアのものを2本使いました。作業に使う筆・ピンセット・爪楊枝は100均でも販売していますが、今回は家にあったものを使いました。透明のiPhoneケースはダイソーで購入しています。
スマホケースはシリコン製ではなく硬いプラスチック製のものを選んでください。レジンを固めるライトはペンタイプなどもあり、ネットショップや手芸店で800円〜2000円程度でも手に入ります。
レジン・UVライトを使うときの注意
レジン液は肌につくとかぶれることがあるため、手袋を使い、換気をしながら作業しましょう。UVライトの光は直接見ないようにし、子どもと一緒に作るときは必ず大人が付き添ってください。レジンが完全に固まる前は触らないようにしましょう。
1透明のiPhoneケースに押し花をレイアウトして位置を決める
透明なiPhoneケースの上にピンセットで押し花を並べ、レイアウトを決めます。大きい花から位置を決めていくと、バランス良く並べられます。
| 手順番号 | 1 |
|---|---|
| 作業内容 | 透明のiPhoneケースに押し花を並べてレイアウトを決める |
| 作業方法 | ピンセットを使い、押し花をバランス良く配置する |
| ポイント | 大きい花から順に位置を決めると全体のバランスが良くなる |
2透明なiPhoneケースの表全体に筆でレジンを塗る
1でレイアウトを決めたら、一度押し花をテーブルに置き、透明のスマホケースの表全体にレジン液を筆で塗ります。これは押し花を接着させるための下地なので、雑に塗って大丈夫です。
| 手順番号 | 2 |
|---|---|
| 作業内容 | 透明なiPhoneケースの表全体にレジンを塗る |
| 作業方法 | 筆でレジン液をケースの表全体に塗る |
| ポイント | 押し花を接着させるための下地として塗るため、雑に塗っても大丈夫 |
3レジン液の上にレイアウト通りに押し花を乗せる
2のレジン液の上に、1で考えたレイアウト通りにピンセットで押し花をのせていきます。最初に考えたレイアウトの写真を撮っておくと、のせやすいです。
| 手順番号 | 3 |
|---|---|
| 作業内容 | レジン液の上に押し花を乗せる |
| 作業方法 | ピンセットで1で決めたレイアウト通りに押し花をのせる |
| ポイント | 最初にレイアウトの写真を撮っておくと押し花をのせやすい |
4押し花をのせたiPhoneケースをUVライトで固める
押し花をのせたiPhoneケースをUVライトの中に入れ、光を当てて固めます。レジン液やUVライトの強さによって時間が異なるので、説明書を読んで使いましょう。
| 手順番号 | 4 |
|---|---|
| 作業内容 | 押し花をのせたiPhoneケースをUVライトで固める |
| 作業方法 | UVライトの中に入れてレジンを硬化させる |
| ポイント | レジン液やUVライトの強さにより硬化時間は異なるので説明書を確認する |
5仕上げにレジン液を塗り再びUVライトで固める
4がしっかり固まったら、再度レジン液をたっぷり塗ります。なるべく気泡が入らないように慎重に塗っていくのが、きれいに仕上げるコツです。気泡が入ったら爪楊枝で突くと消えます。
細かい隙間などには爪楊枝を使ってレジンをつけていきます。押し花がレジンでコーティングされたら、もう一度UVライトの中に入れ、レジン液が完全に固まれば完成です。
| 手順番号 | 5 |
|---|---|
| 作業内容 | 仕上げにレジン液を塗り再びUVライトで固める |
| 作業方法 | レジン液をたっぷり塗り、気泡を爪楊枝で取り除きながら丁寧に伸ばす |
| ポイント | 気泡が入ったら爪楊枝で突くと消える。細かい隙間にも爪楊枝を使ってレジンをつける。完全硬化までUVライトで固める。 |
押し花の簡単な保存方法:100均のシリカゲルが便利
せっかくきれいにできた押し花も、きちんと保存しないと空気中の湿気を吸ってクタッとしたり変色したりします。押し花が余った場合やすぐに使わない場合は、保存しておきましょう。
押し花の保存に使う材料は、100均にある食品用シリカゲルとジップつきストックバッグのみです。シリカゲルは「食品用」と表記されている商品を選びましょう。
押し花の保存で余った食品用シリカゲルは、湿気に弱い食品の保管にも使えます。海苔や食べかけのおせんべいなどの保管に活用すると、余すことなく使いきれて便利です。
押し花作りでよくある質問
押し花の色をきれいに保つコツは?
作ったあとはできるだけ早く保存に移し、直射日光や湿気を避けることが大切です。シリカゲルと一緒に密閉袋に入れておくと、変色や湿気による傷みを防ぎやすくなります。より長く飾って楽しみたい場合は、レジンでコーティングするのもおすすめです。
電子レンジで段ボールを加熱しても大丈夫?
段ボールは加熱しすぎると焦げて発火する恐れがあります。加熱中はその場を離れず、短い時間から様子を見て、少しでも焦げやにおいを感じたらすぐに止めてください。段ボールは毎回新しいものに交換します。安全面が気になる場合は、こまめに確認しながら進められるアイロンを使った作り方のほうが安心です。
レジンやUVライトを使うときに気をつけることは?
レジン液は肌につくとかぶれることがあるため、手袋をして換気をしながら作業しましょう。UVライトの光は直接見ないようにし、子どもと作るときは必ず大人が付き添ってください。完全に固まる前のレジンには触れないようにします。
花がうまく乾かず変色してしまうのはなぜ?
水分の多い花や花びらが厚い花は乾きにくく、変色しやすい傾向があります。花びらが薄く水分の少ないビオラやカスミソウなどを選び、加熱は一度に長くかけず、様子を見ながら少しずつ乾かすと、色鮮やかに仕上がりやすくなります。
子育て4コマ漫画:作り方は簡単だし押し花にすれば枯れないけれど…
押し花の作り方はいかがでしたか。時間がかかる押し花のイメージと違って、電子レンジやアイロンなど家にあるものを使って短時間で作れるところが、忙しい方にとってとても魅力的です。
我が家の子どもたちも、この4コマ漫画のように、お花を大切にする優しい子に育ってほしいと思っています。
私は子育てをしながら、プランターで育てるちょっとしたガーデニングのお花に癒されています。ひと時だけきれいに咲くというのがお花の魅力でもありますが、枯れると少し寂しい気持ちになります。
そんなお花がきれいなまま押し花のスマホケースやアクセサリーになり、ボタニカルキャンドルなど今流行りのハンドメイドにも使えたら嬉しいですし、花を育てる楽しみに加えて、押し花を作る楽しみも増えます。



