押し花とiPhoneケースの作り方に関する記事

押し花の作り方まとめ!たった5分だからiPhoneケースも簡単

押し花の作り方まとめ!たった5分だからiPhoneケースも簡単

押し花の作り方は超簡単5分でできちゃう!電子レンジやアイロンと家庭にある物を使えば忙しい主婦でも簡単です。100均レジンを使ったインスタ映えする押し花iPhoneケースの作り方、完成した押し花の保存方法も紹介。4コマ漫画もお楽しみに。

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押し花の簡単な作り方まとめ!人気のお花iPhoneケースも時短ハンドメイドできる

押し花をわずか5~10分で作れるとっても簡単な作り方を覚えれば、今インスタで話題になっているお花のスマホケースやアクセサリーを自宅で簡単にハンドメイドできます。

最近の押し花の作り方は進化していて、子供の頃の押し花作りで使った重い本も専門の道具も使わず1日、いや制作時間は5~10分以内。

押し花は100均グッズや家にある材料で作れるので、ご祝儀袋やポチ袋などの人に渡すプレゼントの作り方にも気持ちが伝わる飾りとしておすすめです

押し花には向いている花と向いていない花がある!見分け方は花びらをチェック

押し花作りに欠かせない花ですが、花の中でも押し花に向いている花と初心者にはあまり向いていない花があります。

実際私も押し花を作ってみて、キレイに出来た花と水分が飛びにくく押し花になりにくい花、変色した花がありました。

それではどんな花が押し花に向いているのか、または向いていないのかをご紹介しますので押し花を作る際の参考にしてみて下さい♪

押し花向きの花は花びらが薄い!初心者にはビオラやカスミソウがおすすめ

押し花を作りやすい花の特徴は、水分が少なく花弁が薄い花です。押し花ができる原理は水分を飛ばして花を乾燥させることなので、花びらの薄く水分が少ないビオラやスミレ、アジサイや桜、カスミソウやミモザなどが押し花作りに向いています

どちらかというとお花屋さんに並んでいる花より、野に咲く花や鉢植えの花の方が作り易い感じします。私はビオラが一番キレイにできました。

ビオラは自宅のプランターで手軽にできるガーデニングなので育てやすく、押し花も作り易いのでおすすめです。

押し花に不向きな花は花びらが厚く重なっている!ガーベラや菊は上級者向き

押し花作りが難しい花は花びらが厚くて重なっているガーベラや菊、チューリップやひまわりなどです。これらの花はとてもキレイなのですが、水分も多く立体的なので押し花にする際は作り方に上級者のテクニックが必要です。

同じく立体的なバラなどは花びらを剥がしてから押し花にするときれいな仕上がりになります。上級者になったらチャレンジしてみたいですね!

電子レンジを使う押し花の作り方!忙しいママも時短で作れて簡単

押し花がスケッチブックに乗っている様子

電子レンジで作る押し花の作り方を知っておけば、入園祝いや卒園記念などプレゼントで頂いた花束や育てている花を可愛く有効利用できます♪

電子レンジを使った押し花の作り方には、短い時間で簡単にたくさんの押し花を作れるというメリットがあるため、プレゼント用のアロマワックスバーを100均の材料で作りたいから押し花がたくさん必要!という人などにおすすめ

ただし段ボールを切る手間がかかり、花が焦げる可能性が高いというデメリットがあるので、少量しか作らない人には電子レンジの次に紹介するアイロンを使った押し花の作り方の方がおすすめです。

電子レンジを使う押し花の作り方の材料!家にある物ばかりで費用は0円

押し花の作り方で電子レンジを使う場合、材料のほとんどは家庭にあるので費用費はほぼかかりません。生花はなるべくプランターなどからの切りたての新鮮な物を使うと、キレイな押し花が出来ます。

電子レンジを使った押し花の作り方に使う材料
  • 生花
  • キッチンペーパー
  • 段ボール
  • 輪ゴム
  • 電子レンジ

段ボールは電子レンジに入る大きさに切った物を2枚、キッチンペーパーも段ボールと同じぐらいの大きさに切ったものを2枚。

輪ゴムはキッチンペーパーや押し花を挟んだ段ボールが外れないように留める目的で使うため、3~4個あると便利です。

材料を揃えたら、次はさっそく電子レンジを使う押し花の作り方を見ていきましょう。

1段ボールの上にキッチンペーパーを乗せて生花を並べる

ダンボールとキッチンペーパーの上に並べた花びら

電子レンジに入る大きさの段ボールの上に同じぐらいの大きさに切ったキッチンペーパーを敷き、その上に生花を重ならないように並べます。

電子レンジを使っても乾燥させにくい花びらが重なっている花は、あらかじめ花びらを剥がしておくとキレイにできます。

2キッチンペーパーと段ボールをのせて挟み輪ゴムを留める

花びらを挟んだ段ボールを輪ゴムでとめた様子

1で並べた生花の上にもう一枚のキッチンペーパーを乗せ、更に上から段ボールで挟み、手で潰すように押したら輪ゴムを使ってしっかりと留めます。

3600wの電子レンジで40秒~1分花びらがパリッとするまで加熱

花びらを挟んだダンボールを電子レンジで加熱する様子

2を電子レンジに入れ600wで40秒から1分加熱します。花や電子レンジによって加熱時間が変わり、加熱しすぎると花が焦げてしまうので、慣れないうちは早めに取り出し指で触って確認してください。

指で触った時に生花がまだしっとりしているようなら再度電子レンジで10秒加熱し、これをパリッとするまで繰り返すとこのように色鮮やかな押し花が完成します。

電子レンジを使う作り方で完成した押し花

電子レンジを使う際の注意!

電子レンジで加熱後は段ボールが熱くなっているので火傷に注意しましょう。また段ボールは電子レンジで加熱しすぎると焦げて発火する恐れがあるので、必ず毎回新しい物に取り換えてください。

アイロンを使う押し花の作り方!5分以内で作れるからさらに時短できちゃう

手のひらの上のアイロンで作った押し花


アイロンを使った押し花の作り方は、電子レンジのように一度にたくさんの押し花を作ることができないというデメリットがあります。

ただしこまめに様子を見ながら花の水分を飛ばせるというメリットがあり、失敗が少なく段ボールを切ったり留めたりする手間もかからないので、少量の押し花を作るのにはとても便利です。

アイロンを使った押し花の作り方で使う材料!こちらも家庭にあるもので出来る

アイロンを使った押し花の作り方に使う材料も、家庭にある材料だけ。思い立った時に直ぐ作れるのが最大の魅力です。

アイロンとクッキングペーパーなどの材料
  • 生花
  • アイロン
  • キッチンペーパー
  • クッキングシート3~3枚
  • アイロン台

アイロン台が自宅にない場合は、代わりにテーブルに新聞紙を何枚か重ねて上に布などを敷いても作業できます。それでは作り方を見ていきましょう。

1アイロン台の上にキッチンペーパーと生花を置く

キッチンペーパーの上に生花を乗せた様子

アイロン台の上にキッチンペーパー2.3枚重ねて置き、その上に押し花にする生花を置きます。生花はなるべく新鮮で短く切った物か花びらをバラバラにしたものを使いましょう。

2クッキングシートを乗せて低温設定のアイロンを30秒押し当てる

生花の上にクッキングシートをのせてアイロンを押し付ける様子

1の生花の上にオーブン調理などに使用するクッキングシートを乗せ、上から低温に設定したアイロンを30秒おしつけて水分をとばします。

3花がパリッと乾燥するまで確認しながら10秒ずつアイロンを押し当てる

アイロンを使った作り方で完成したビオラの押し花

花を指で触ってみて水分がとんで花がパリッとするまで確認しながら、10秒ずつアイロンを押し当てます。花によって水分がとぶ時間が異なるので、様子を見ながらアイロンをあててください。

アイロンを使う押し花の作り方のコツ

アイロンを使って失敗せずに押し花を作るコツは、設定温度を低温にすること。変色したり焦げたりする失敗を防げ、キレイな押し花が作れます。一度に長時間アイロンを当てるのではなく、30秒当てて10秒、足りなければもう10秒と確認しながら作業しましょう。

押し花を使ったiPhoneケースの作り方!レジンとライトがあれば超簡単

完成した押し花で作ったスマホiPhoneケースの完成品

押し花の作り方をマスターしたら押し花でスマホケースを作ってみませんか?UVライトさえあれば手作りした押し花と100均グッズだけで、インスタで人気の押し花のiPhoneケースが安く作れます!

毎日使う物に植物があるととっても癒されますよ♪子供も「本物のお花が枯れないでケースになってる!」と興味しんしん!それでは材料を紹介します!

押し花のiPhoneケースの作り方に使う材料!ライト以外は100均で揃っちゃいます

今回は押し花をキレイな色のまま加工できるレジンを使いますが、固めるのにはUVライトが必要です。UVライトはネイルにも使えるので、おしゃれにハンドメイドにと1台持っているととっても便利。

ライトとレジンなどの材料
  • 押し花
  • レジン液2本
  • UVライト
  • 透明スマホケース
  • ピンセット
  • 爪楊枝

UVレジン液はセリアの物を2本使いました。作業に使う筆とピンセットと爪楊枝は100均でも販売していますが、今回は家にあった物を使いました。透明のiPhoneケースはダイソーで購入。

スマホケースはシリコン製ではなく硬いプラスチック製の物を選んでください。レジンを固めるライトはペンタイプなどもあり、ネットショップや手芸店で800円~2000円程度でも手に入ります。

1透明のiPhoneケースに押し花をレイアウトして位置を決める

透明なiphoneケースの上に押し花を並べている様子

透明なiPhoneケースの上にピンセットで押し花を並べ、レイアウトを決めます。大きい花から位置を決めていくとバランス良く並べられます。

2透明なiPhoneケースの表全体に筆でレジンを塗る

iPhoneケースに筆でレジンを塗る様子

1でレイアウトを決めたら一度押し花をテーブルに置き、透明のスマホケースの表全体にレジン液を筆で塗ります。これは押し花を接着させるための下地のようなものなので雑に塗って大丈夫です。

3レジン液の上に先ほど決めたレイアウト通りに押し花を乗せる

レジンを塗ったスマホケースの上に押し花を並べる様子

2のレジン液の上に1で考えたレイアウト通りにピンセットで押し花をのせていきます。最初に考えたレイアウトの写メを撮っておくとのせやすいです。

4押し花をのせたiphoneケースをUVライトで固める

押し花のiphoneケースをUVライトで固める様子

押し花をのせたiPhoneケースをUVライトの中にいれ、ライトを浴びさせて固めます。レジン液やUVライトの強さによって時間は異なるので、説明書を読んで使いましょう。

5仕上げにレジン液を塗り再びUVライトで固める

仕上げのレジンを押し花iphoneケースの上に塗る様子

4がしっかり固まったら再度レジン液をたっぷり塗ります。なるべく気泡が入らないように伸長に塗っていくのがキレイに仕上がるコツです。気泡が入ったら爪楊枝で突くと消えます

細かい隙間などには爪楊枝を使ってレジンを着けていきます。押し花がレジンでコーティングされたらもう一度UVライトの中に入れ、レジン液が完全に固まれば完成です!

押し花の簡単な保存方法!100均グッズのシリカゲルが便利すぎる

100均のストックパックとシリカゲル

せっかくきれいにできた押し花もきちんと保存しないと、空気中の湿気を吸ってクタッとしてしたり変色したりしますので、押し花が余った場合やすぐに使わない場合は保存しておきましょう。

押し花の保存に使う材料は100均にある食品用シリカゲルとジップつきストックバッグのみ。シリカゲルは食品用と表記されている商品を選びましょう。

手作りした押し花をシリカゲルで保存する様子

押し花の保存で余った食品用のシリカゲルは湿気に弱い食品の保管にも使えるので、海苔や食べかけのおせんべいなどの保管に活用すると余すことなく使いきれ、しかも便利です。

子育て4コマ漫画:作り方は簡単だし押し花にすれば枯れないけれど…

押し花の作り方についての平山あおいさんの4コマ漫画

押し花の作り方はいかがでしたか?時間がかかる押し花のイメージと違って電子レンジやアイロンなどお家にあるものを使って短時間で作れるところが忙しいママにとってはとても魅力的!

我が家の息子達もこの4コマ漫画のように、お花を大切にする優しい子に育ってほしいです。

私は子育てをしながらプランターで育てるようなちょっとしたガーデニングのお花に癒されています。ひと時だけキレイに咲くというのがお花の魅力でもあるのですが、枯れると少し寂しい気持になります。

そんなお花がきれいなまま押し花のスマホケースやアクセサリーになり、ボタニカルキャンドルなど今流行りのハンドメイドの作り方にも使えたら嬉しいし、花を育てる楽しみ以上に押し花を作る楽しみが増えます。

この記事を書いたライター
平山あおい

平山あおい

イラスト、料理、手芸が大好きな2児のママ!美術学科卒後、アート&クラフトショップにて勤務。育児中でも楽しめる生活情報をご提案します。