赤ちゃん/新生児の寝かしつけに関する記事

赤ちゃん/新生児の寝かしつけ時間が早くなる方法とコツ

赤ちゃん/新生児の寝かしつけ時間が早くなる方法とコツ

赤ちゃんの寝かしつけに関する「いつまで抱っこする?」「すぐ寝るコツは?」「時間がかかりすぎ?」などの疑問にお答えします!

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【赤ちゃん寝かしつけ】いつまで?コツや便利アイテムとは

赤ちゃんは眠っているときが一番かわいい、と思っているママも多いと思います。赤ちゃんの寝顔には癒されますし、寝ていてくれる時間はママが子育てから解放される時間でもあります。
でも、それを知ってか知らずか、赤ちゃんはママの思うようには寝てくれないのが実状でしょう。どこのママも赤ちゃんの寝かしつけに苦戦しています。

毎日赤ちゃんの寝かしつけに悪戦苦闘するママの負担を少しでも和らげることができるように、赤ちゃんの寝かしつけについて、詳しく紹介していきます!

赤ちゃんがなかなか寝ないのはどうして?

大人でも、なかなか寝つけないことってありますよね!?同じように、赤ちゃんにもなかなか寝ない理由があるのです。それは、身体的な不快感だったり、精神的に満たされていなかったり、あるいは寝室の環境が悪かったり…何らかの原因が関係しています。

赤ちゃんが寝ない理由はさまざまですが、主に以下のような原因が考えられるでしょう。「どうしても赤ちゃんが寝てくれない!」という時には、いずれかを取り除いてあげることで、ぐっすり寝てくれることでしょう。

  1. お腹が満たされていない。
  2. おむつが濡れている。
  3. かゆみ(あせも)がある。
  4. 体調が悪い。
  5. スキンシップが足りない。
  6. 日中の刺激が足りない。
  7. 不規則な生活リズム。(朝起きるのが遅い)
  8. 寝室の温度や湿度が適切でない。(夏は26~28度、冬は18~23度、湿度は40~60%)
  9. 寝室が明るい。

また、ただ単純に「眠たくないから寝ない!」という場合も…。お昼寝が夕方までさしかかっていなかったか、寝る前に刺激を受け過ぎて興奮していないか、など思い返してみてください。赤ちゃんも大人と同じで、たくさん寝た後にはなかなか眠れませんし、寝る前の興奮(神経の興奮状態)は、寝つきにくくなってしまいます。

どうしたらすぐに寝てくれる?赤ちゃんの寝かしつけのコツ

赤ちゃんは、身体的・精神的な不快感を取り除いたり室内の環境を整えたりしたとしても、ママの思うようには寝てくれないこともあるでしょう。そこで、寝かしつけのコツを知り、取り入れることも大切です
まずは、基本的なコツとして赤ちゃんの生活パターンを整えるということから始めてみましょう。

規則正しい生活を心がける

赤ちゃんがいると、夜中の授乳や夜泣きによって、どうしても朝起きるのが遅くなる家庭も多いのではないでしょうか。しかし、早起きしないのであれば、夜も早く寝てくれなくて当たり前でしょう。
赤ちゃんにとっても規則正しい生活は多くのメリットがありますが、ママにとっても同じでしょう。寝不足のママも、朝にだらだらと寝るよりは、夜赤ちゃんを早く寝かせていっしょに寝てしまう方が、熟睡できて疲労も回復できるでしょう。

規則正しい生活に切り替える方法
朝日の射す部屋で背伸びする女性

朝起きたら、カーテンを開け、室内を明るくしましょう。朝日を浴びることは体内時計を整えるためにとても重要です。
また、食事の時間や入浴の時間をなるべく一定にすることで、規則正しい生活への切り替えが可能になるでしょう。

入眠パターンをつくる

大人でも、ストレッチで身体をほぐしてから寝るとか、読書してから寝るとか、「寝る前の習慣」があるという人も多いでしょう。赤ちゃんにも同様で、寝る前に足裏のマッサージをする・絵本を読んであげるといった習慣を作ることで、入眠しやすくなります。

寝る前の習慣を毎日続けて、「これをしたらもう寝る時間だ」と赤ちゃんが思うようになったらしめしめ!入眠パターンができあがり、寝かしつけがとても楽になります。
赤ちゃんが眠そうにしている時に、「チャンス!」と思って儀式をおこなうのがおすすめです。

赤ちゃんが眠い時を見計らう!眠くなったサインとは?
眠たげな赤ちゃん

赤ちゃんが眠い時に寝かしつけることで、寝かしつけがスムーズになることは納得できると思います。赤ちゃんが眠くなっていることを察知して、ベストなタイミングで寝かせることがママの負担軽減につながるでしょう。

こうなったら寝かしつけよう!赤ちゃんが眠いときのサインとは?

  • 目をつむったままぐずぐず泣く。
  • ママの服や布団に顔をこすりつける。
  • 目が赤くなる。
  • 手や足があたたかくなる。

赤ちゃんの寝かしつけ時間を短縮できる3つの記事

寝かしつけに役立つアイテムも取り入れよう!

ママが寝かしつけのコツを極めても、まだまだ手ごわい赤ちゃんもいます。ここで、いわゆる「文明の利器」を使うのも一つの手段でしょう。ママが少しでもラクできるのなら、上手に便利アイテムを取り入れると良いでしょう。

オルゴール音や胎内音CD

何をやっても寝ないときは、寝室を静かに暗くして、オルゴール音や胎内音のCDを流しましょう。安心できるその音に聴き入って、いつの間にかスヤスヤ…という赤ちゃんも!
オルゴール音はママのリラックス効果もあるため、寝ぐずりする赤ちゃんにイライラしそうになったときに流すのもおすすめです。

おしゃぶり

生後3ヶ月頃までは、吸啜反射でおしゃぶりを吸っているうちにスヤスヤ寝る子もいます。また、3ヶ月以降は、不安解消のアイテムとしておしゃぶりを活用し、おしゃぶりをくわえることで落ち着いて寝る子もいます。
母乳で育てているママには、おっぱいを飲ませながら寝かせるママも多いですが、おしゃぶりの方がママの負担を軽減できますし、虫歯の心配もありません。

もちろん、おしゃぶりに頼りすぎることは良くありません。おしゃぶりのデメリットも把握した上で、上手に活用することが大切です。

お人形やぬいぐるみ

赤ちゃんの大好きなものを持たせて寝かせるのも良いでしょう。普段から手放さないお人形やぬいぐるみには、自分の匂いが染みついているし、いつも触っているものの手触りが、赤ちゃんを安心させてくれるでしょう。

寝かしつけに時間がかかり過ぎ?みんなの寝かしつけにかかる時間

赤ちゃんを寝かしつけるのに30分もかかる」というあなた!
実は、1時間以上かかるママも珍しくないようです。「自分だけ時間がかかっている」と思っている人も少なくありませんが、どこのママも寝かしつけに時間がかかってしまっています。

マリー
26歳

A長期戦を覚悟して挑む毎日

眠そうにぐずぐずし始めてから、抱っこしてもなかなか寝ない毎日。一時間ずっと抱っこしっぱなしなんてことも当たり前。最初は「なんで寝てくれないの?」とイライラしていましたが、今ではそんな状態にも慣れてきて、今夜も抱っこの長期戦を覚悟で挑む次第です。なかなか寝ないのも、この子の個性かなって思います。

ママのイライラは逆効果!焦りは赤ちゃんにも伝わります
寝かしつけに1時間以上もかかってしまうと、「いい加減にして!」と思いますよね。でも、イライラしたり焦ったりする気持ちは赤ちゃんにも伝わるので、ますます寝てくれないという悪循環になりかねません。
「すぐに寝てくれないのは仕方がないこと」と捉えて、大らかな気持ちで構えることが大切です。

また、自分の子に合った寝かしつけのコツを見つけることも大切です。いろいろなコツを日替わりで実験的に試しながら、「今日はこれを試すぞ!」という感じで寝かしつけを行うことで、子供に合った寝かしつけの方法が見つかるだけでなく、前向きに寝ぐずりと向き合えるようにもなるでしょう。

抱っこで寝かしても置くと起きてしまう・・・という悩みが大多数!

一時間くらい抱っこしてやっと寝てくれたのに、布団に置いた途端に「えーん!」。これではママも脱力してしまいますよね!?
抱っこで寝かしつけを行うママのために、起こさないようにして赤ちゃんを布団に置くコツなどを紹介します。

抱っこで寝かしつけはいつまで?

ママに抱っこされて眠る赤ちゃん

もちろん個人差はありますが、抱っこで寝かしつけするのは、生後10カ月くらいまでというママが多いようです。生後10ヵ月を超えると体重も重くなってきますから、長く抱っこしていることが辛くなるため、抱っこでの寝かしつけをやめるママが多くなってくるようです。

「抱っこでの寝かしつけはいつまで?」と思っているママは、抱っこが辛くなってきたら、抱っこでの寝かしつけの卒業を検討すると良いのではないでしょうか。
赤ちゃんの方も寝返りができるようになるなど、よく動くようになる時期が来ると、寝る時に自分の好きな体勢で寝たいと思うようになってくるでしょう。

置くと起きてしまうのはなぜ?

ママの抱っこは赤ちゃんにとって何よりの安定剤。赤ちゃんはママのぬくもりや匂いを感じながら、安心して心地よく寝ることができます。
そのため、急にママのぬくもりから離れ、布団に置かれてしまうと、体勢が変わるだけでなく違和感を持ってしまうため、起きてしまうのです。布団の状態と抱っこの状態に違いがあるほど、起きてしまいやすいと言えるでしょう。

起こさずに置くコツとは?

赤ちゃんを起こさずに布団に置くには、抱っこの状態と布団の状態を、極力近付けることが必要でしょう。次のようなことを取り入れることで、布団の上でも抱っこに近い状態を作れるので、置いた途端に起きてしまうのを防げます。

  • 布団の中をあらかじめあたためておく。
  • そのまま添い寝する。
  • おくるみなどでくるんだ状態で抱っこし、そのまま置く。
「寝た!」と思っても、すぐに布団に置かない!!

赤ちゃんが寝た途端に布団に置いてしまうと、起きてしまう可能性が高いでしょう。焦ってしまうところではありますが、「急がば回れ」という気持ちで、熟睡するのを待ってから布団に置いてあげましょう。
熟睡したかどうかを判断するのは難しいですが、次に紹介するような熟睡しているかどうかを見極めるポイントもあるので、焦らずしっかり確認してから布団に寝かせてあげることが必要でしょう。

赤ちゃんが熟睡している状態

  • 口の中を見てみると、舌が上あごについている。
  • 身体がピクピク動いていない。
  • 呼吸が深い。
  • 手足が脱力している。

など