赤ちゃんを寝かしつけるコツに関する記事

赤ちゃんの寝かしつけがラクになる事前準備8つ すんなり寝る環境の作り方

赤ちゃんの寝かしつけがラクになる事前準備8つ すんなり寝る環境の作り方

赤ちゃんのお世話で一番苦労しがちな寝かしつけ。実は「寝かせる前のひと工夫」で驚くほどラクになります。授乳・おむつ・室温湿度・明るさ・昼寝・お風呂のコツ8つと、月齢別の睡眠の目安、安全な寝床づくりを、先輩ママ目線でやさしく解説します。

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事前準備が命!赤ちゃんをすんなり寝かしつけるコツ8つ

赤ちゃんのお世話で、一番時間がかかって苦労しやすいのが寝かしつけです。

「寝つきが悪い」「ベッドに置くとすぐ起きる」など、寝かしつけに悩んだり、まわりに相談したりするママ・パパはとても多いですよね。

じつは寝かしつけは、寝かせてからではなく「寝かせる前」のひと工夫でぐっとラクになります。ここでは、意外と知られていない時短のための事前準備を8つご紹介します。今夜からさっそく試してみましょう♪

 寝かしつけ前の授乳とゲップはしっかりと

赤ちゃんにミルクを飲ませる母親

お腹がすいていると、赤ちゃんはなかなか寝つけません。寝かせたい時間の30分ほど前までに、たっぷり授乳しておきましょう。そのあとは、ゲップを十分に出させてあげることが大切です。

寝ないでぐずる赤ちゃんを抱き上げたら「ゲフッ」と大きなゲップが出て、機嫌が直ってそのまま寝た…なんてこともよくあります。お腹の空気が抜けるだけで落ち着く赤ちゃんは多いので、ゲップは省かず出しきってあげましょう。

 寝かしつけ前のおむつチェック

オムツをチェックする

授乳とゲップのあとは、おむつの汚れを必ずチェックし、清潔なおむつで寝かせてあげましょう。

おむつが濡れたままだと、赤ちゃんは気持ち悪くて眠れず、夜中に目を覚ます原因にもなります。寝る前に替えておくと、夜間のおしっこ漏れも防ぎやすくなり、朝までぐっすり眠りやすくなります。

なお、おしりの肌の様子が気になるときは、自己判断せず、早めにかかりつけの小児科や皮膚科に相談すると安心です。

 室温・湿度を快適に保つ

温度湿度計と赤ちゃんが寝る部屋

寝室は、赤ちゃんが快適に過ごせる温度・湿度に整えましょう。部屋に温度計と湿度計を置いておくと、寒すぎないか、暑すぎないか、乾燥していないかがひと目でわかって便利です。

室温はエアコンで調節し、乾燥しているときは加湿器を使ったり、濡れタオルを室内に干したりして湿度も整えます。夏場のエアコンの赤ちゃんが過ごしやすい温度を参考にしつつ、冬は暖めすぎていないかも確認しましょう。

部屋が暑すぎたり寒すぎたり、乾燥したり急に温度が変わったりすると、赤ちゃんは不快を感じて泣き、寝つきにくくなります。快適な環境を整えておくことが、スムーズな寝かしつけの土台になります。

赤ちゃんが快適に過ごしやすい温度と湿度の目安

夏の室温 … 26〜28℃

冬の室温 … 20〜23℃

湿度   … 40〜60%

これは厚生労働省の保育室に関するガイドラインで示されている目安(湿度はおおむね60%を目安)に沿ったものです。乳幼児は自分で体温をうまく調節できないため、大人が快適と感じる状態よりも少していねいに整えてあげましょう。

 布団をあたためておく

布団

秋冬などの寒い季節は、赤ちゃんを寝かせる前に布団をあたためておくのがおすすめです。掛け布団をめくって室温でなじませたり、パパやママが少しの間ふれて体温であたためたりすると、ちょうどよい温もりになります。

赤ちゃんは温度の変化に敏感です。抱っこで寝ていても、急に冷たい布団に置かれるとびっくりして目を覚まし、泣いてしまうことがあります。あらかじめ布団を人肌くらいにしておくと、置いても起きにくくなります。

ただし、下記のもので直接あたためるのは、低温やけどや火災につながるおそれがあるためやめましょう。

危険!これで温めてはダメ

  • こたつ
  • ストーブ
  • 電気毛布
  • 湯たんぽ
  • カイロ
  • 電気カーペット

これらであたためる場合は、赤ちゃんを寝かせる前に必ず取り除き、電源を切ってから寝かせましょう。赤ちゃんの体に直接ふれた状態のまま眠らせないことが大切です。

 寝る部屋は暗くしておく

部屋の中に光る蛍光灯、テレビ、スマホ

寝かしつけるときは、明かりを消して部屋を暗くしましょう。携帯電話やテレビ、常夜灯、電気スタンドなどは消してから寝かせるのがポイントです。こうした光があると、赤ちゃんは気になって眠りに入りにくくなります。

生まれたばかりの赤ちゃんには昼夜の区別がありませんが、夜は暗く、朝はカーテンを開けて光を入れる生活を続けると、少しずつ昼と夜を学習し、睡眠リズムが整っていきます。朝の光を浴びると眠りを促すホルモン(メラトニン)が夜に分泌されやすくなり、夜に明るい光を浴びるとその働きが抑えられて寝つきにくくなることが知られています。体内時計はおおむね生後3〜4ヶ月ごろにかけて整っていくとされているので、あせらず毎日の習慣で整えていきましょう。

 昼寝は月齢に合わせて規則正しく

寝る赤ちゃんと時計

昼寝は、なるべく夕方までズレ込まないように調整しましょう。「熟睡していてかわいそう」「気づいたら夕飯時に寝ていた」とならないよう、毎日だいたい同じ時間帯に昼寝を設けて生活リズムを整えることが大切です。

昼間に寝すぎたり、昼寝の時間が遅すぎたりすると、夜なかなか眠りにつけません。とはいえ、夕方に熟睡している赤ちゃんを無理に起こすとぐずって大変なので、起こすなら「体がピクピク動いている」「まばたきをしている」といった、眠りが浅そうなタイミングを選ぶとスムーズです。

昼寝は夕方5時までに済ませましょう!

 お風呂は早めに入れる

赤ちゃんを入浴させる母親

お風呂は早めに済ませておきましょう。「パパと一緒に入れてあげたい」と、残業で帰りの遅いパパを待つのは避けたほうが無難です。

遅い時間や寝る直前の入浴は、赤ちゃんの体が温まって興奮し、かえって寝つきにくくなります。就寝の1〜2時間前までに入浴を終えると、体温が自然に下がるタイミングで眠気がやってきて、寝かしつけがスムーズになります。

入浴は夜7時までに済ませましょう!

 布団に寝かせる前に熟睡確認を!

赤ちゃんが寝たか確かめる母親

抱っこで寝かせたあとは、しっかり熟睡しているかを確認してから布団に置くようにしましょう。熟睡していて、置く布団もあたたかければ、そのままスヤスヤ眠ってくれます。

逆に、寝たと思っても眠りが浅いと、布団に置いた瞬間に泣き出したりぐずったりしてしまいます。あと少しだけ抱っこを続け、次のチェックポイントを満たしてから、そっと置いてあげてください。

熟睡してるかのチェックポイント

  • 体がピクピク動かないか?
  • 腕が完全に脱力しているか?
  • 深い呼吸をしているか?

月齢別の睡眠と昼寝の目安を知っておこう

寝かしつけをラクにするには、その月齢で必要な睡眠量を大まかに知っておくと役立ちます。寝すぎ・寝なさすぎの見当がつき、昼寝や就寝のタイミングを調整しやすくなります。あくまで目安で、必要な睡眠時間には個人差があるため、表と違っても心配はいりません。

月齢1日の睡眠時間の目安昼寝の様子
新生児〜生後1ヶ月合計16〜18時間ほど昼夜の区別はなく、短い睡眠を繰り返す
生後2〜3ヶ月合計14〜16時間ほど少しずつ夜にまとまって眠り始める
生後4〜6ヶ月合計13〜15時間ほど昼寝は1日2〜3回に落ち着いてくる
生後7〜11ヶ月合計12〜14時間ほど昼寝は午前と午後の2回が目安
1歳ごろ合計11〜14時間ほど昼寝は午後1回にまとまっていく

寝かしつけがスムーズになる入眠ルーティンの例

毎晩ほぼ同じ流れで寝る準備をすると、赤ちゃんは「そろそろ寝る時間だ」と体で覚え、寝つきやすくなります。今回の8つの準備を組み込んだ、夜の流れの一例を紹介します。ご家庭のリズムに合わせてアレンジしてください。

  • 夕方5時まで:昼寝を終える
  • 夜7時まで:お風呂を済ませる
  • 就寝の30分前まで:授乳をして、ゲップを出しきる
  • 寝る直前:おむつをチェックして替える
  • 寝室:室温・湿度を整え、布団をあたため、部屋を暗くする
  • 抱っこでうとうと→熟睡を確認してからそっと布団へ

安全な睡眠環境も整えておきましょう

寝かしつけの工夫と合わせて、安全に眠れる環境づくりも大切です。こども家庭庁は、睡眠中の事故や乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを下げるために、次のポイントを呼びかけています。

チェック項目安全な睡眠環境の目安
寝かせる姿勢1歳になるまではあおむけで寝かせる
寝具赤ちゃん専用の硬めの敷布団・マットレスを使う
寝床まわりぬいぐるみ、タオル、ひも類を置かずすっきりと
寝る場所同じ部屋で別々の寝床(同室別床)にする
まわりの環境赤ちゃんのそばでたばこを吸わない、暑くしすぎない

あたたかい布団も、掛けものが顔にかからないよう気をつけ、厚着のさせすぎにも注意しましょう。

赤ちゃんの寝かしつけに関するよくある質問(FAQ)

Q. 準備をしても、置くとすぐ起きてしまいます。

A. 眠りが浅いうちに置いている可能性があります。熟睡のチェックポイント(体の脱力・深い呼吸)を確認し、布団をあたためてから、頭ではなくおしりから下ろすとうまくいきやすいです。

Q. 抱っこでしか寝ません。抱き癖がつくのでは?

A. 新生児期の抱っこで、いわゆる抱き癖がつく心配はいりません。安心して眠れる経験を重ねながら、少しずつ布団で寝る練習をしていけば大丈夫です。

Q. 昼寝をなかなかしてくれません。

A. 午前中に軽く体を動かし、朝はしっかり光を浴びるとリズムが整いやすくなります。昼寝が短くても、夜にまとまって眠れていれば過度に心配しなくて大丈夫です。

Q. 何をしても寝つかず、様子もいつもと違います。

A. 発熱やぐったり、ミルクを飲まないなど体調が気になるときは、自己判断せずかかりつけの小児科へ。夜間や休日に迷ったときは、こども医療電話相談「#8000」に相談できます。

まとめ:寝かしつけは「寝かせる前」で決まる

赤ちゃんの寝かしつけは、寝かせてから頑張るよりも、授乳・おむつ・室温湿度・布団・明るさ・昼寝・お風呂といった「寝かせる前の準備」を整えるほうが、ぐっとスムーズになります。毎晩同じ流れをつくり、安全な睡眠環境も合わせて整えていきましょう。

うまくいかない日があっても、それは当たり前のこと。ママやパパが無理をしすぎないことも、大切な準備の一つです。今夜できそうなものから、気軽に取り入れてみてくださいね。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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